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いやはや、Pentax K-5はまだまだ現役だ!

2016年06月04日 00:00

鵜のダンス

鵜のダンス

Pentax K-5, Tamron 70-300mmF4-5.6LD Macro

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



Sonyから借りていたのも含めα6000、そしてLumix GX7ばかりを使っているから今年に入ってPentax K-5をほとんど使っていない。そこでゴールデンウィーク中にK-5を日干し?、してみた。今日は久々にじっくりとK-5を語りたい。

昨年手に入れたDA16-45mmF4AL、手放したSigma 17-70mmF2.8-4(旧型)よりも広角側の開放F値が暗く、望遠側は25mmも短い。それでも描写力に満足している。

Sigma 17-70mmはとにかく17~24mmくらいの周辺描写が絞り込んでも改善されず、身近なものを写すお散歩写真では気にならないものの、郊外へ出て自然に相対するとイラッとする事が多々あった。だからわざとボディ側で後ピン設定にして、より被写界深度を深くし周辺部の描写を補っていた。

でもDA16-45mmはそんな事しなくて良い。16mmの絞り開放でも思った以上にクッキリ写ってくれる(開放だと周辺部は流れるが)。DA17-70mmF4ALと厳密な比較はしていないが、開放での描写を除けばほぼ同程度の性能だと思っている。だったら素直にDA17-70mmを使ってれば良いのだが、うちは連れと機材を共有しているから常にDA17-70mmが使える訳じゃない。

純正レンズだからメリットとして撮って出しJPGに歪曲補正と倍率色収差補正を加えられるのも良い。残念ながらK-5でそれを使うと保存にかなりの時間が掛かり、撮影後のプレビューを見ようとすると数秒待たされるが、撮影後のプレビューはほとんど見ないのであまり気にならない。

Pentaxカメラが他社よりも優れている点は撮影前にデジタルプレビュー出来る点。これはSDカードではなく内部メモリに保存するだけで、歪曲補正、倍率色収差補正を無視して1秒で表示してくれる。

またこのデジタルプレビューはピントが合っていなくてもシャッターを切れるので露出だけ知りたい時は非常に便利。だから撮影前にこの機能を利用して任意の露出にセットすれば撮影後のプレビューは不要だ。

この機能を使うと他社のカメラなんて使いたくなくなる程。これはPentaxカメラの誇れる、どこの一眼レフメーカーもやっていないオンリーワンの機能。

非Pentaxユーザーの皆様、騙されたと思って量販店でK-1やK-3IIでこれを何かのボタンに割り当て試して頂きたい。きっと気に入る筈だ。
銚子電鉄

銚子電鉄

Pentax K-5, SMC PENTAX-DFA100mmF2.8Macro

とにかく処理能力が弱いK-5でもSDカードへの保存までに時間が掛かかるだけでその間も全てのカメラを操作出来るから歪曲補正、倍率色収差補正を掛けてもあまり気にならないでいる。それよりも各種補正をしっかりとしてくれるメリットの方が遥かに大きい。

それと本来はデメリットでしかない望遠側が足りない点、DA17-70mmの方が便利に決まっている。でも45mmまでしかないからこそ積極的にレンズを交換するようになる。70mmまであるとちょっと望遠が足りなくても「おうちで一回りトリミングしちゃえばいいぜ!」と思ってレンズ交換しないんだ(笑)。

でも45mmで終わりだから遠くの風景を写したかったら必然的に望遠レンズに交換しなくちゃ写真が成立しない。レンズ交換式のシステムとしてはこの方が正しいような気がする。だからDA16-45mmを購入してから70-300mmズームを使う機会が大幅に増えたんだ。

また純正レンズだからなのか、たまたまうちのボディと相性が良かったのか、Sigma 17-70mmよりもピント位置に神経質にならなくて良い。DA17-70mmとDA16-45mmは何の調整もせずにうちの2台のK-5で使えている。これは嬉しい限り。

1本目のDA17-70mmはピント位置がかなり暴れて、丸で使い物にならなかった。何度調整してもすぐにおかしくなる。そして何度目かの調整で入院させたところ、退院後の翌日、旅行初日にSDMが壊れてAFが効かなくなった。当然怒り狂うわな(笑)。新品交換となり、現在使っているDA17-70mmは2本目。

最初にDA17-70mmを使ったのは知り合いから借り受けて。実はこのレンズもSDMに不具合が出て、修理に出しているのだった。価格.com辺りで噂になっているPentaxのSDMは壊れやすい・・・、初期のSDMの付いたDA17-70mmに関しては真実と考えて良いだろう。

とは言え、2本目のDA17-70mmはピント位置もしっかりしているし、故障知らず。但し、そんな調子の良いDA17-70mmも遠景の紅葉では大きくピントを外しまくる。これはK-5が悪く、遠くの紅葉を撮る時は紅葉していない緑の木々にピントを合わせなくちゃならない。
漁港はお休み、食い物がねぇ!

漁港はお休み、食い物がねぇ!

Pentax K-5, Tamron 70-300mmF4-5.6LD Macro

レンズが良い働きをしてくれればボディなんて実は何を使っても変わらない。ぶっちゃけ廃墟の暗い屋内を撮らなければK20DやK-7でも良いくらいだ。だからこそ、高感度も強くなっているK-5、タイトルの通り、まだまだ現役で使えると確信したんだ。

K-5は古いカメラだ。分厚いローパスフィルターが入っているし、ブレ補正も現行のPentax機よりも効果は薄い。でも最近はローパスフィルターはあった方が良いと思っているし、ブレ補正に関してもカメラマンが踏ん張れれば2段の補正は可能。だから16mmなら1/8sec、45mmなら1/15secで何とか切れちゃう(1枚こっきりの勝負なら1.5段、16mmで1/10sec、45mmで1/20secを限界と思うべし)。

DA16-45mmもDA17-70mmも中央の描写は開放絞りで十分に使えるのと、私の撮る風景なら(Lightroom等で再現像すれば)ISO6400の像でも気にならない事からISO6400、F4、1/8secと言うEV1の風景を切り取れるんだ。望遠側でもEV2の明るさでもへっちゃら。

そりゃぁ現行のK-3IIともなれば16mmで1/4sec、45mmで1/10secくらいで切れるだろうからそれぞれISO3200で撮れる筈で最新のカメラを使うに越した越した事はないが、K-5の像でも自分の許容範囲だから大きな不満はない。

また望遠ズーム、うちにはTamron 70-300mmF4-5.6(A17)、Sigma APO70-300mmF4-5.6の2本がある。両レンズとも性能を数値で表すと大したレンズじゃない。ところが私個人はどちらもシャキッとした像になると思っており、両レンズともでかいってだけで描写に関しては何の不満もないんだ。

いや、周辺部は緩く感じる時もある。でも像が流れたりしている訳でなく、輪郭はあるのでカリカリにさせたいのならシャープネスやローカルコントラストを調整するだけで十分な絵になると思っている。

※後のGX7レビューでお伝えするが、Lumix G X45-175mmF4-5.6よりも解像感は高いと思う

それと望遠ズームともなれば歪曲補正せずとも何とかなる風景が多く、サードパーティのレンズで歪曲補正や倍率色収差補正が出来なくてもファインシャープネス、エクストラシャープネスを駆使すれば撮って出しJPGでも簡単にカリカリ像を作れるんだ。

現在、ユーザーモードの1番は通常使用としてカスタムイメージのシャープネスはファインシャープネスを+2、ユーザーモード2番を望遠ズームレンズ用としてシャープネスをエクストラシャープネス+2に設定している。これで何の文句も無かったりする。

エクストラシャープネスは無理矢理カリカリにするような効果があるので高感度が強いK-5を持ってしても+2にするとISO800辺りからテクスチャーのようなシャープノイズが出てしまうが、それが目立っていたらカメラ内でシャープネス量を落として再現像をしたり、Lightroomで現像し直せば良いだけ。

ただ、やっぱりサードパーティのレンズだからAFの微調節が必要になる。ゴールデンウィークでTamron 70-300mmを使ったところ全ての写真が後ピンだった。A2くらいまでのプリントなら許容出来るピンズレなので失敗作にはならなかったが(200mmくらいまでなら等倍でギリギリ被写界深度内に入るくらい)、後にテスト撮影したところ本体側で+4の調整となった。

この+4は私の好みで前ピンにしている。ジャスピン設定なら+2くらいだろう。

と言うのも被写界深度は前方が少し浅いので特にコサイン誤差で失敗写真を生まないようにするには望遠レンズの場合、ちょい前ピンくらいが具合が良いと思っているのだった。

但し、これは一般的な風景や顔の平たい族を撮るのなら良いが、例えば猫や犬を撮る場合、AFなんて結構いい加減だから目に合わせたつもりが実は尖った鼻に合っているなんてのがザラで、前ピン設定にしているとさらに前にピントが来るのだから絞りによっては目の部分が被写界深度から外れてしまう。

でもそんな時は絞り込んじゃえば良いだけ(笑)。だから猫を撮る時などは70-300mmの300mm側で開放のF5.6なんて使わない。F8かF8半にしている。

まぁ2400万画素あるK-3なら中央で測距して日の丸写真を撮り、後からトリミングすりゃぁどんなに浅い深度でもコサイン誤差を生まず完璧な写真になるが、そればかりってのもつまらんでしょう。構図は撮影中に整えたい気持ちが多々ある。
裸電球のある風景

裸電球のある風景

Pentax K-5, SMC PENTAX-DFA100mmF2.8Macro

一眼レフで不快なのがこのレンズ毎のピント調節。特に望遠レンズは被写界深度が浅いのでしっかりと調整しないと失敗を生む。当然サードパーティレンズを使っていたらPentaxは何もしてくれない。

今、+4で大丈夫でもそれはあくまでもその日テストした光の具合、そして被写体でオーケーなだけで完璧に調整するのならメーカーに送るしかない。しかもズームレンズの場合、どの焦点距離を優先するかを考える必要もある。

Sony α6000、Lumix GX7、Olympus OM-D E-M5markIIを所持している今、K-5とレンズをTamron、そしてSigmaに送って調整して貰うのが一番だろうなぁ~。

ミラーレスのカメラしか使った事のない方は「自宅で物差しを使ってテスト撮影するだけでしょ?」と思われるかもしれないが、ピントの微調節はとにかく面倒臭い。また近距離での物差しテストはどこのメーカーでも推奨していない筈だ。

Pentaxでは10メートルくらい離れた被写体でテストしてくれと言うが、私なら最短、3メートル、10メートル、50メートル以上でテストする。またズームレンズの場合、各焦点距離でテストするでしょう?。70-300mmだったら70、100、200、300mm。だから撮ってはパソコンでチェックし、後ピンなら+側に調節、前ピンならマイナス側に調節、それに繰り返し。

しかもしっかりと調整を行うのなら三脚に固定してライブビューで撮影した像と通常の位相差AFで撮影した像を比較し、あーだこーだやるんだ。そんな事をしていたら1時間なんてあっという間に経つ。

ちなみにK-5は暗がりのAFは苦手。何故か判らないが大概前ピンになる。しかも5メートルくらい先の風景で30センチくらいずれてしまう。だからAF補助光は常にオンにしないとならないし、暗くて10メートル以上離れた被写体だとAF補助光も頼りにならず、結果、レンズを絞り込むしか術はなく、ISO感度を上げざるを得ない。

こういう欠点があるものの、それはカメラマンが頑張って欠点を克服していく。そしてそれが克服出来ればかなり優れた写真を出力してくれるんだ。

FA28mmF2.8AL、FA50mmF1.4はAPS-Cで使うと(単焦点だから当たり前だが)優れた描写をするし、昨年末に手に入れたDFA100mmF2.8Macro(旧型)もマクロレンズらしくピント位置はカリッ、ボケはフワリなので使い勝手がある。

とにかくトリミング耐性が2400万画素のカメラよりもないってだけで画質に関しては手持ちのレンズを使う限りではセンサーの実力を含め文句はない。将来的にはK-3かK-S2を買う事になろうが、とりあえずは壊れるまで使ってやるのが正解かなと感じている。

現在、日帰りも含め郊外へ撮影に行く際はSony α6000に広角~中望遠域を担わせ(16-50mmとマウントアダプターで50mmF1.4を使用)、K-5は望遠域を担当、DFA100mmF2.8、Tamron 70-300mmを主に使っている。その話は次回にて!。


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コメント

  1. 型落ちハンター | URL | 4ARdecsc

    私もK-30はまだまだ現役だ!と言いたいところです(笑)。

    ところでサードパーティーレンズの相性問題って確かにありますね・・。昔ブログで書いたようにSigma 17-50mmは広角端で極端な前ピンになるんですが、一度調整に出してもまだ直りません。しかもパターン依存性があるようで、あるパターンでは逆に後ピンになったり一定しません。要するにバラツキが大きいんですね・・

    一方純正DAL18-55mmではそのようなことはなく、広角端の開放からバッチリピントが来ています。この差はいったい何なんでしょうか? 想像するにおそらくサードパーティー製ではボディーとの情報伝達がうまく行ってないので失敗するんでしょうね。AFだけでなくAEもそうで、Sigmaを使うと評価測光で必ず露出オーバーになるんですよ。これも情報伝達の問題でしょうね。

    これはたぶんどんなボディーでも一緒でしょうから、Sigmaを使うにはMFで逃げるかライブビューで逃げるしかないと思ってます。Pentaxは意図的にそうしているのかもしれませんが、できることなら純正を使った方がストレスは少ないと思います。別の意味でストレスはありますが・・(笑)

  2. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    k-5の写真、良いですね。やはりM4/3よりも伸びやかさ?柔らかさ?がある気がします。。気のせい?
    特にFAマクロのレンズが良いです。柔らかさはボケの綺麗さはこのレンズから発しているのかもしれません。

  3. BigDaddy | URL | -

    > 型落ちハンター さん

    Tamronの18-50mmF2.8もうちのK20Dとのセットでは笑っちゃうくらいの前ピンになtっていたのでサードパーティーレンズってだけじゃない気がするんですよねぇ。

    K-3とセットで借りた18-135mmも広角側なんて散々なピント精度でしたし(借りたものなのにわざわざ新宿のサービスで調整して、それでも駄目でしたから)、本文の通り、1本目のDA17-70mmも広角側で酷かったです。

    クロスセンサーのどの部分に引っ掛かるか、それが精度に繋がる訳ですが、それを制御するsafoxが上手く機能していないのではと勝手に勘ぐっています。広角で駄目ってのはそれしか考えられないんですねぇ。

    フィルム時代のFAレンズだと8bitで制御しているらしくレンズ側に伝えられる情報、レンズ側から来る情報が少な過ぎて精度は上がらないとか言われましたしね。でもCanonなんかはフィルム時代のEFレンズが今も現役だったりしますからねぇ(笑)。やっぱり特許とかも問題で色々と大変なのかなぁ。

  4. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    ありがとうございます。多分気のせいかと(笑)。

    ただ、m4/3の場合、どうもレンズの性能にセンサーの方が付いていっていないのでは?、そんな気がしています。コンデジ画質に近いものがありますよね。反対にAPS-Cはセンサーよりもレンズが劣っている?・・・。結局なんだかんだと両規格は帯に短し襷に流しな気がしないでもないです。

    DFAマクロはまだマクロっぽい写真を撮っていないので今後色々と調整しようと思います。マクロレンズなのでF11くらいに絞っても結構行けそうですしね。

  5. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    K-70

    デジカメinfoで、pentax K-70のスペック情報が出ています。http://digicame-info.com/2016/06/k-70.html
    エントリー機としては立派なスペックです。AFのポイントが11点というのがライバル機に比べてちょっと寂しいくらいですね。
    pentaxのフルサイズ機K-1の販売は順調なようですが、K-70のスペック見てK-3シリーズは終了だな思った私だけだろうか。

  6. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    発表されたみたいですね。相変わらずのてんこ盛りって感じです。タッチパネルがないってのがちと残念なのとNikonの普及タイプカメラよりまた値段がを高い設定にしそうなRicohの戦略(笑)、売れるか売れないかは値段次第なのでしょうね。

    K-3は連写とAFに特化したようなカメラへ進化すれば面白いですね。

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