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MarkIIじゃないPanasonic Lumix GX7レビューその12 超高感度域での撮影 JPG編

2016年06月12日 00:00

夜景

夜景

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



何度か夜景を撮影しているが、この記事を書こうとするまで超高感度域でのテストを一切していなかった。何しろ前回の記事で述べた通り、ISO感度の操作がかったる過ぎてこのカメラで超高感度を使うシチュエーションに遭遇したくないから・・・。

でもレビューをするにはこの内容は必要不可欠であり、しょ~がないのでいつものグリーンハウス、チャリンコ墓場に出向いた。5月中旬に撮影したのでまぁ薮蚊が仰山、蚊に刺されにくい体質なのにエライコッチャだった。20箇所くらいやられたぜ!。

まずはおやおや、Pentax MX-1がやってきた その6 高感度域の描写は?をご覧になって頂きたい。

このように最近の小さなセンサーは侮れない。1/1.7型でさえも(Petnaxの画像処理エンジンはちょっと糞だが)、Lightroomで再現像すれば風景によってはISO3200が使える!、MX-1でのこの結果を見て、135センサー搭載カメラなんて要らねぇなと思った瞬間。

だから1/1.7型よりも二回りくらい大きな4/3センサーだから悪い訳ない。ISO6400くらいは平気で使えるのだろう・・・、実際に使用しなくても想像出来てしまう。あとはPanasonicのセンサーがどれだけSonyに近付けているか?、それをチェックするだけ。

何しろOlymspu E-P3時代のPanasonicのセンサーは一般の人ならISO800でも不快と感じる高感度耐性しかなく、ノイズに対して人よりもわりと無頓着な私でさえも通常ではISO1600が限界(風景、再現像によってISO3200が使える時もある)。

そして画像処理エンジンがどれくらいノイズを抑えつつコントラストを保持しているか、これも大切。と言うのもMX-1の画像処理エンジンは手抜きと言うかノイズに対してかなり酷いものだし、K-5の画像処理エンジンはMX-1よりも優れているものの、出てくる絵は個人的には好かない。

またSony α7、α6000を利用して、幾らセンサー性能が良くても画像処理エンジンが悪ければ出てくる絵も酷い、それを体感した。

以前にも述べたが、Sonyからα7を借りる際、開発者とディスカッションする機会を得て、その際に「センサーが内製だからこそ画像処理エンジンも優れた性能を発揮している」、そんな話をされたが、こういうのを「井の中の蛙」って言うんだろうな。Sonyの画像処理エンジンはノイズ処理だけに言及すると褒められたもんじゃない。Sonyの技術者はもっと他社のカメラを研究するこった。

何しろα7は135センサーの癖してISO12800の撮って出しJPGは等倍で決して見たくない絵になってしまう(しかもα7は暗い場所でのAF性能が悪いので、ピントすら満足に来なかったりする)。

あくまでも主観であるが、α7のISO12800の撮って出しJPGだったらα6000のISO6400をLightroomで再現像した方が良い絵になる。だとすると被写界深度を考慮するとα6000にLightroomの組み合わせの方が(ISO6400までなら)高感度耐性は優れている事になる。

しかもα7にはボディ内ブレ補正機能がないのでブレ補正のないレンズと組み合わせるとISO感度を上げざるを得ない。例えばSonnar55mmF1.8はブレ補正がないので、同じ画角で勝負するのならα6000にブレ補正のあるE35mmF1.8の方が高感度撮影においては感度を大幅に下げられる。

α7にSonnar 55mmF1.8のセットだと一般に(1枚で決めるのならば)1/45secがブレない限度だろう。でもα6000にE35mmF1.8ならば1/15secが使える。α7と55mmF1.8のセットでISO12800が必要ならばα6000に35mmF1.8ではISO4500で事足りる。被写界深度を考慮したらISO2200だ。

「上手く機材を選び、優れた現像ソフトを利用すれば小さなセンサーでも大きなセンサーに肉迫する描写を得られる」

これを言いたいのだった。でも画像処理エンジン、撮って出しJPGが良いに越した事はない。トップ写真は45mm(135換算90mm)、F5.6、1/15sec、ISO6400のEV3の風景だ。これの撮って出しJPGの等倍部分切り出しを下に示そう(クリックで1000x100ピクセル等倍になる)。GX7のデフォルト設定のまま何の変更もしていない。


ハイライト部

2016-06-12-02


ミドル部

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シャドー部

2016-06-12-04


絞り開放でISO6400なのでノイズリダクション云々以前に全体的に眠い描写をしているが、A3プリントを考慮するとさほど大きな問題にはならないと思う。

同じシチュエーションでテストしていないので主観で述べるが、Sony α7のISO12800撮って出しJPGと同等、もしくはそれ以上の画質があると思う。

では夜景ではなく、光の少ない屋内での撮影ではどうだろう。

20mm(135換算40mm)、F4.5、1/13sec、ISO6400のEV2.2の風景だ(部分切り出しはマウスクリック)。こちらはGX7のノイズリダクションを-3にしている。


全体

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ハイライト部

2016-06-12-06


ミドル部

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シャドー部

2016-06-12-08


モニターに向かって目を細めちゃうと「汚ねぇぞ?」と思われるだろうが、たかが1000x1000ピクセルの切り出しなのでそう感じるだけで、これくらいだとA2プリント(長辺約60センチ)でもなんとか使えるレベルなんじゃなかろうか?。

※1600万画素センサーの場合、200dpiでプリントすればおおよそA2サイズになる

本当かよ?、と思われる方へ。この手の話をする際、いつもこれを見てちょ!、と言う写真がある。それはPentax K-5の公式作例。

Pentax K-5 作例

上のページの榎並悦子氏撮影のISO12800の写真。これはK-5発表時、新宿のフォーラムで実際にプリント展示されていた。等倍で見るとちょっと眠いでしょう?。でも確か全倍、A1くらいの大きさだったと思う。全く問題なかった。

しかもその時、ギャラリー担当者が「近付いてご覧になっても構いませんよ!」と自信たっぷりであったのを今も忘れない。

では感度はISO3200だけどF2、1/30sec、EV2の像をご覧頂こう。EV2と言ったら廃墟でも暗い方で、この明るさが使えれば廃墟なんて怖くない。ノイズリダクションの量は-3か-4・・・。


全体

2016-06-12-09


ミドル部

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シャドー部

2016-06-12-11


ノイズリダクション量を抑えているので若干ノイジーであるが、その分、ISO3200の割にはピントの合っている部分のコントラストは高い。EV2の明るさでISO3200が使える。十分じゃないか。

「Panasonicの画像処理エンジンはノイズ耐性には関してはSonyを上回っている」

そう結論付けて良いだろう。但し、ノイズリダクション処理の好き嫌いはあくまでも個人の感覚でしかなく、この記事を元に曲解されては困る。Sonyへのネガキャンをしているのではなく、あくまでも私がそう思っているだけ。


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