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MarkIIじゃないPanasonic Lumix GX7レビューその13 超高感度域での撮影 RAW現像編

2016年06月14日 00:00

チャリンコ墓場にて

チャリンコ墓場にて

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事では撮って出しJPGのISO3200、ISO6400の像をご覧頂いた。Panasonicの画像処理エンジンが優秀なのを証明出来たと思う。

ではセンサーの性能だけがものを言うRAWファイルから現像したらどうだろうか?。

うだうだ述べる必要はないだろう。今回現像処理に使用したLightroomはおおよそどのメーカーの画像処理エンジン内のノイズリダクション処理よりも好結果を生む。だから撮って出しJPGで文句がないのなら当然RAWからの現像に文句が出る筈もない。

トップ写真は16mm(135換算32mm)で撮影しており、1/15sec、F5、ISO6400のEV2.7の風景だ。まずは輝度ノイズを一切取り除いていない等倍切り出し像をご覧頂きたい。以下切り出し像はマウスクリックで1000x1000の等倍像となる。


ハイライト部

2016-06-14-02


ミドル部

2016-06-14-03


シャドー部

2016-06-14-04


Lightroomでデモザイクするとノイズの質が綺麗になる。等倍で見るとフィルム時代のISO1600の粒子に似ていると感じる。ISO6400でISO1600のフィルムに近いのだから、A3プリントする程度ならカラーノイズだけ消せば十分とも言える(Lightroomのデフォルトはカラーノイズだけは消される)。

では輝度ノイズを少しいじってみよう。塗り絵にはせず、A2プリントくらいを意識し、ノイズ軽減の輝度35、ディテール70にセットしたのが次の切り出し。


ハイライト部

2016-06-14-05


ミドル部

2016-06-14-06


シャドー部

2016-06-14-07


ISO6400でEV3にも満たない明るさの像でこれくらい綺麗になる。十分過ぎるでしょう。輝度ノイズ軽減量が35、ここがミソ。ノイズの酷い写真だとこの値は50を超える。それが35でここまでノイズを軽減してくれる。これはセンサーの素性が良いからだ。

しかも今の今まで、ボディもしくはレンズのブレ補正機能のお陰でISO6400を超えた事が一度もないんだ。しかもG25mmF1.7を使っていればF1.7~F2.8の絞りが使え、これは135換算で言えばF4.5~F5.6の被写界深度の相当するのでEV3くらいの風景ならばISO3200すら超えなかったりする。

GX7でISO3200ならば被写界深度を考慮するとSony α7ではISO12800になる。そしてネガキャンする訳ではないが、α7のISO12800の撮って出しJPG像はお世辞にも優れているとは言えず、それと比較するならばノイズ耐性に関してはLightroomの助けを借りた上でGX7の方が優れている事になる。

勿論、ピント位置が遠くにある、例えばそれが10メートル先ならばこの手の風景では被写界深度を考える必要はほとんどなく、ボディ内ブレ補正のあるα7IIに明るいレンズを使えばISO6400以下で撮れ、そうなるとα7IIに軍配が上がり、ケースバイケースではある。

ここで言えるのは1つ。

「ISO3200を超えるような超高感度域の場合、被写界深度を考慮するのを条件とし、比較的近い位置の被写体であればブレ補正の無いα7にブレ補正の無いレンズを使った写真よりもGX7を使った方がノイズに関しては優れた像を提供してくれる可能性が高い」

6月10日の記事の通り、GX7で暗い廃墟の屋内を撮る作業は不愉快以外のなにものでもなく、積極的にこの手の撮影に使いたいとは思わないものの、m4/3のGX7でも十分に廃墟を撮れる、これは安心に繋がる。

Oympus E-P3だけでお散歩写真をしていて廃墟を見つけた時、「嗚呼、K-5を持ってくるべきだった」と何度か後悔した事がある。でもGX7ならそんな廃墟を見つけても喜んで突進して行ける。


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コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    話はずれますがペンタックスもGX-7もボディの手振れ補正でした。僕は今はレンズの手振れ補正しか使えないわけです。ここ最近感じることはレンズの手振れ補正は解像感に問題があるのかシグマのARTレンズは全て手振れ補正なし。シグマ50-100mmぐらいに手振れ補正が欲しいとは思いませんがシグマ17-70に補正があるのにαrt50-100にないことをことを考えると手振れ補正は撮像素子の手振れ補正の方が良いのですかね?gx-7、地味な手振れ補正ですが暗所では役に立ちますね。

  2. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    そう言えばFujifilmも確か描写に力を入れているレンズにはブレ補正付けていませんよね。詳しい動作は判りませんが、ボディ補正もレンズ補正も100%上手く行くわけじゃなく、それで片ボケしちゃう時が出てくるんじゃないかと考えています。

    以前とあるカメラ店員さんがピンボケや片ボケが嫌だから絶対にブレないシャッタースピードでは手振れ補正はオフにしているって言っていたのを思い出しました。

    勝手な想像ですが、手振れ補正ってシャッター半押しから利き始めるのでAF中もセンサーもしくはレンズの一部分が動いている訳で、そういうのでピンボケ、片ボケが出るんじゃないかと思っています。

    望遠レンズの場合、ブレ幅は大きくなるのでセンサーもしくはレンズの一部も大きく移動している筈で、例えばPentaxのボディ内手振れ補正はそれが実際には上手く動いていないからスターレンズでも片ボケしたり、AFが暴れたりするんじゃないかなぁと「勝手に」思っている次第です。

    Pentaxの人にブレ補正って時々センサーが誤動作して前後、もしくは変な具合にセンサーがよれて動いちゃうんじゃねぇの?、だからAFが外れたり片ボケが大きくなるんじゃねぇの?、って尋ねたんですが「それはない」と言う回答でした。でも実際にはそういう事があるんじゃないかなぁって(笑)。

    センサーが動いているのですからそれが大きくシフトしたら実質アオリ状態になっていると思いません?。そうなるとピントも外れるだろうし片ボケもするんじゃないかなぁと。画素数が増えれば増える程、ちょっとした片ボケ、AF誤測距でも見つかっちゃうようになったんじゃないか?。

    しかもそんな状態で画像処理エンジンで各種収差の補正をしていて、その補正の計算にブレ補正量が加味されていなかったら多分画質は悪くなるんじゃないのでしょうかねぇ。

    これらはあくまでも勝手な想像ですよ(笑)。今度テストしてみようかなぁ。ブレ補正オンとオフとでどれくらい画質が変わるか・・・。

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