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暗いレンズは本当に優秀なのか?

2016年07月16日 00:00

最後の晩餐

最後の晩餐

Pentax K-5, SMC PENTAX-M 50mmF2

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



フィルム時代、Leica好きの中でもエンスータイプのカメラマンはこぞってLeica用レンズは暗いレンズの方が性能が良いと言い続けていた。

こういうのは本当なのだろうか?。

おっと、例によってアカデミックなお話ではない。単なる推測から徒然なるまま文章を書いているに過ぎず、結論もないので軽~い気持ちでご覧になって頂きたい。

Leicaの50mmレンズには開放F値がF3.5と言う相当に暗いレンズが存在する。でもLeicaエンスー達はこれをべた褒めしていたりする。

Liecaレンズに限らず一般に、、、

「暗いレンズ程、設計に無理がないから絞り開放から綺麗に写る」

とされているが本当かいな?。

1つ言えるのは商品として存在しているレンズ、余程に糞レンズと言われているのを除けば絞ればどんなレンズだって大きな違いはない。開放F1.4のレンズでもF3.5のレンズでもF8~F11まで絞ったら各種収差が減り、ほぼ同じ描写をする。

解像力は高価なレンズが高いに決まっている。そして高価なレンズの多くは明るいレンズだったりする。でもフィルム時代、特に一般的な135フィルムを使う場合、六つ切りや四つ切が主だったから解像感なんてどーでも良い。プリントが前提であればデジタルの今だって一定の解像力さえあればどんなレンズだって商品として成立する。

だから50mmF3.5でも使えるのか?。

ここで注意せねばならないのはLeicaのレンジファインダーカメラのファインダーはレンズの光軸とは違った位置にあり、異なる光学系から風景を見ている事になる。だから一眼レフと違って暗いレンズだとピントが合わせ辛いって事がない。絞り開放がF8のレンズでも関係ないのだ。

一眼レフ用の50mmレンズ(マクロレンズを除く)でF3.5なんて暗過ぎてあり得ない訳だ。同じLeicaでも一眼レフのRシリーズでは調べた限り50mmレンズならF2が一番暗い。

この2つを踏まえて、レンジファインダーを使い、絞り込んで使うカメラマンには大柄な大口径レンズよりも小さく作られている小口径のレンズの愛用者が増えた。

またスペック上は劣っているものを敢えて使う、これはエンスーの典型的な特徴だ。不便を不便とは思わない、それがエンスーであり、人と同じじゃ満足出来ないあまのじゃくな性格な人が多く、マイノリティであればある程、己に価値があると思い込んでいる。

若い頃、車が大好きだった頃、エンスーな人々と色々と交流があった。彼らの中には1950年代、60年代のローバーMiniやトヨタS800、ホンダS600と言った小排気量の車を愛する人達もいた。当時の私は大排気量、ターボチャージャー当たり前!、そんな人間だったので彼らの思考が理解出来なかった。

でもLeicaの50mmF3.5を使うカメラマンが旧車好きだったら大排気量なスポーツカーや今流行のSUVには目もくれず、Mini、S800、S600が欲しいと言うに違いない。

しかしここで現実的な思考を持たなくちゃならない。

Leicaを持っていた、使っていたカメラマンは10人に1人くらいはいたと思う。でもLiecaしか使わないカメラマンなんて今の今まで見た事がない。多分100人に1人いるかいないかくらいじゃなかろうか?。

つまりLeicaを愛しているけど、Leicaでは苦手な被写体ではちゃんと普通のAF一眼レフを使っているカメラマンが大半だった。AF一眼レフ用のカメラに50mmF1.4を、Leicaには50mmF3.5を・・・、そんな使い分けをしていた訳だ。Leica使いでも多くはちゃんと保険を掛けている。

だからLeica好きのカメラマンに今後はMini、S800、S600しか乗っちゃ駄目ですよ、なんて条件を設けたらそんな小排気量でいつ壊れるかも判らない扱い辛い車なんて誰も買う筈もない。便利な最新のSUVを買うに決まっている。

世の中は真のエンスーではなく「エンスー気取り」ばかり、これを踏まえなくちゃいけない。そしてエンスーを気取っているのがお洒落だと思い込んでいる人々が実に多い。

ぶっちゃけちゃうとm4/3システムなんてまさにこのエンスー気取りの人達の人気機材だったりする。先の話と同じく「今後、m4/3以外のシステムを使っちゃ駄目!」なんて条件があったらどれだけの人がm4/3を選ぶだろうか?。かなり少ないと思う。

m4/3が世の出た頃、このエンスー気取りがマウントアダプターを利用して昔使っていたMFの50mmレンズを100mmの画角で使い、「このオールドレンズの味が最高だ!」とほざいていたのを皆さん覚えておいででしょう?。50mmレンズを100mmの画角で使って何がオールドレンズの味なんだと私なんかは完璧に馬鹿にしていた。

えっ?、私もそうだって?。確かに昔の50mmレンズを100mmの画角を使って喜んでいるが、単に数千円で買ったジャンクレンズが100mmの中望遠レンズになるからラッキー!、と思っているだけ。エンスー気取りの人々とは違う「ケチ思考」が働いているに過ぎない。

そしてそんなm4/3でエンスーを気取っていた人達はm4/3を捨てSony α7に走っている。今じゃマニアはm4/3には見向きもしない。むしろm4/3は純正レンズを使うのが適当、そんなイメージすらある。

だからここで問題になるのは本物のエンスー、Leicaしか使わないカメラマンが50mmF1.4よりも50mmF3.5を選ぶだろうかってお話になる。解像力のあるなしなんて話じゃないでしょう?。

もしそんなカメラマン達がこぞって「F3.5の方が確実に優れた描写をする!」、と言うのなら「暗いレンズ程、設計に無理がないから絞り開放から綺麗に写る」と言う説に異論はないが、多分そんな事はないと思う。きっとF1.4ではないにせよF2モデルを選ぶんじゃないかな。

手持ちのレンズだとSMC PENTAX-M 50mmF1.4に対し1段暗いPENTAX-M50mmF2とRikenon XR50mmF2の2本がある。もし「暗いレンズ程、設計に無理がないから絞り開放から綺麗に写る」のならM50mmF2とXR50mmF2の絞り開放はすこぶる良い描写をするだろう。でも実際には昔のレンズの通常の描写、絞り開放だと光が滲んだ像を見られる。

勿論M50mmF1.4の開放よりは滲みは少ないが、M50mmF1.4を1段絞ってF2で撮影すると明らかにM50mmF1.4の方がカチッとした描写になる。これはF2.8にすればもっと判ってくる。手持ちのこの2本のレンズに限った話ではあるが、F2~F2.8の描写はM50mmF1.4の方が良いと言わざるを得ない。F4まで絞れば両者の違いはほとんどないので常にF4以上絞るカメラマンはM50mmF2、XR50mmF2でも十分と言えば十分。

最新のSigmaレンズにはDNシリーズがある。APS-Cでほぼ標準となる30mmレンズが2本ありF1.4モデルとF2.8モデル。30mmF1.4はContemporaryシリーズなのでこれが発売されるまでは描写優先のArtシリーズであるF2.8モデルの方が写りは良いと思われていた。

しかしいざ蓋を開けてみると30mmF2.8と同程度の描写力が30mmF1.4にあると言うではないか。m4/3でもAPS-CでもF1.4~F2.8までの絞りは非常に重要だ。ボケを活かす撮影が可能だからだ。描写力が同程度ならば、ただ小さく軽い(加えて安い)と言うだけで30mmF2.8の一択はあり得ない。私はエンスーではないので表現の幅が広い30mmF1.4を選ぶ。エンスー(気取りも含め)は我慢して30mmF2.8を求めるのか?。

さて、ここで観点を変えよう。描写云々を無視すると・・・。Leicaの50mmF3.5、正しい名称はLeitz Elmar 5cm F3.5だ。このレンズは1930年だか40年代から造られていた名レンズとされている。Elmar 50mmF3.5で画像検索をすれば判ると思う、小さくて沈胴式のブサカワデザイン・・・。

人は先ずこれに魅了されるんじゃなかろうか?。トヨタS800もホンダS600と同じだ。排気量がたかだか800cc、600ccではあるが、あのデザインに惚れている人は多い。そして乗り味はスポーツカーそのもので排気量が少ない分、下手糞でもそれなりに乗りこなせる。それと同じでElmar 50mmF3.5の描写云々は後付の話だったんじゃなかろうか?、そんな推測が成立する。

Olympus E-P3のキットレンズであるM.Zuiko 14-42mmF3.5-5.6II RとM.Zuiko 17mmF2.8、こんなオモチャにしか見えないレンズなのにその見てくれ以上の画質を提供してくれた。Elmar 50mmF3.5を使うとこの時の私と同じような心境になるのではなかろうか?。

「こんなに小さくて可愛い1940年生まれのレンズなのに描写はそこそこじゃねぇか!」

それで惚れちゃう。そしてあばたもえくぼな人と化す。あるブログにてα7にそれを装着した方は、、、

「最新のレンズにも出来ないような繊細で緻密な写りをする、コントラストは低く淡い感じだが、とてもシャープだ」

と表現されているが、、、

「最新レンズよりも繊細で緻密ってあり得ねぇだろうが!、ボケッ!」

と突っ込みを入れたくなる(笑)。コントラストが低いのにシャープな像を結ぶのなら余程解像力が高くないと出来ない芸当だ。

この方がそう感じているのだから否定してもしょうがないが、Elmar 50mmF3.5のレビュー記事を見るとほとんどこんな感じの表現がされている。そして実際にそれで写された写真でシャープとは言えない像を見せられてしまった。しかも開放のF3.5での周辺部の描写は酷いものだった。えっ?、これでシャープ?、50mmF1.4をF3.5まで絞った方が周辺も綺麗に解像するっしょ。何と比較してシャープなんだろうか?。

「70年くらい前のレンズの割りには良い描写をし、順光の中、F8まで絞って撮影すれば現代でもそこそこ使えるレベルだ。何しろ沈胴タイプでブサカワデザインが素敵ではないか!」

私ならそう書く。

(うちも含め)この手の評論系ブログは己の文章に酔いしれている人間が作っている。そして「尤もらしい表現」、それこそ嘘臭い。またやたらにカタカナが多い文章も怪しいと思うべきだ。カタカナ表現を用い抽象化しているに過ぎない。

特にエンスー気取りのカメラマンの大半は田中長徳しちゃっている。長徳氏はカメラマンの中では非常に文才のあるお方で私もかつては氏が出版される本を読み漁っていた。しかし氏の文章をレビューと思って見てはいけない。あれは「エンスーと言う世界を描いたドキュメントタッチの読み物」なのだ。つまりどこかに必ず嘘があると思って読むべきな代物で、その嘘すらも楽しまなくちゃならない。

田中長徳しちゃっているエンスー気取りのブログはそれを勘違いしているのか公平性のあるレビューとして記事を組み立てている。我々はここに注意しないとならない。彼らの文章もレビューではなく「ノンフィクション仕立てのフィクション」なのだ。そこには大きな主観が入り込んでいる。

うちもそう。客観的な評論したって面白くもないし、そんなのは海外のレビューサイトに任せれば良いのだから「良い悪い」ではなく「好き嫌い」の観点でしか語らない。勿論、嘘を並べようとは思ってはいないが、思い込みが多々あるのは確か。

ePHOTOzineでPentax K-1にFA50mmF1.4のテストが行われている。

SMC Pentax-FA 50mm f/1.4 Review

ページ中央辺りにスクロールすればサンプルがある。これを見てビックリした。25年くらい前のレンズで光学系はそれ以前とあんまり変わっていない筈。なのに周辺部がここまで解像しているとは・・・。ローパスフィルターレスの恩恵もあろうが、3600万画素でこの描写。シャープってこういう事を言うんじゃなかろうか?。

明るいレンズ至上主義ではないが、エンスー気取りが愛用している暗いレンズってそこまでベタ褒めするレンズじゃないだろうってのが正直な気持ち。本当に優れているのならそれを数値で実証してくれない限り信じられない。

但し、暗いレンズにもちょっとした長所がある。

特に50mmレンズを135センサーで使う場合、特殊な撮影でない限り、F1.2やF1.4の絞り開放では被写界深度が浅過ぎて使い物にならない。でもElmar 50mmF3.5や現行で言えば50mmのマクロレンズ、これの多くが開放はF2.8。

レンズは絞り開放で使うと点光源に絞り羽根の形状が出ない。収差がなければ円を描いてくれる。でも円形絞りを採用していなかったり絞り羽根が6枚しかないとF1.2、F1.4のレンズだとF2.8の時点で絞り羽根の形状が見えてくる。

50mmのF2.8やF3.5くらいがちょうど具合が良い被写界深度を得られ、かつボケが柔らかくなってくれるんだ。過去も含めて知り合いにElmar 50mmF3.5を使うカメラマンはいないが、50mmF2.8や50mmF4のマクロレンズを敢えて遠景で使っているカメラマンは見た事がある。

しかも当時はほとんど六つ切り、四つ切りサイズのプリントだから今のようにA3以上が当たり前の時代と違い、レンズの欠点が見えにくかった。

これを踏まえるとズームレンズの絞り開放描写を我々は受け入れる必要がある。普及タイプのズームレンズの135換算により50mm前後の画角の絞り開放はF4~F4.5くらいだろう。これの絞り開放を使えば明るい単焦点レンズより解像感やもボケ量は少ないがボケの柔らかさは単焦点レンズと良い勝負をしたりする。

本日の写真、絞り開放のF2で撮影している。ピントは右から二番目の人物(聖タダイとの事)に合わせているが、これだと判り辛いので他のピントに芯がある部分を下に示す(クリックで1000x1000の等倍像になる)。


2016-07-16-02


普通に滲んでいる。これを味とするか欠点とするかはカメラマン次第であるが(私は絞り開放での光の滲みは味を考える)、少なくとも解像感とかシャープ云々って話には決してならない。M50mmF1.4もM50mmF2もXR50mmF2も最低でもF2.8まで絞らないと解像感は乏しい。


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コメント

  1. senri32 | URL | -

    知識

    おはようございます。それにしても、凄い知識。もっと勉強して、素晴らしい、写真を撮り続けてください。訪問ありがとうございます。

  2. BigDaddy | URL | -

    > senri32 さん

    コメントありがとうございます。

    人生は常に学べ・・・、ですよね。今回のネタは知識と言ってもフィルム時代に記憶したものをなんとかひねり出し、覚えていない部分はネットで検索して補完している次第です。今は便利になりました。

    今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

  3. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    50mm話。。好きです。。。
    究極の話ですみません。レンズは新しい設計のレンズがきっと良いと信じて買っています。(笑)
    お金があればそれで良いのですが、財布の中が寂しいからオールドレンズも良いぜなぞと言っています。暗いレンズと明るいレンズ。明るいレンズがいいに決まってます。だって金額高いもの。。爆。
    明るいレンズの方が人気もあると思います。。
    最近古いレンズを使ってやれずに申し訳なく 防湿庫の中で留守番してもらっています。何本あるんだろう50mm。FA50mmはBig Daddyさんのおかげで値が上がるでしょうから売りに出そう。。。

  4. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    人って現金なもので、現金があれば高い品を凄いと言いそれを使える自分を誇りに思い、現金がなければ安い品を使ってマイノリティである自分に酔いしれる訳ですよね(笑)。

    私個人としては明るいレンズで値もそこそこで小さいレンズこそが最高と言い放ちそうです。ただPentaxのレンズはあんまり良い思いをしていないので今後は欲しいとは思わないんですよねぇ(笑)。FA50mmはK-1でも使えるなる評論がありましたが、あれはカッコ悪く、K-1とは全くマッチしないので駄目です。通にはA50mmF1.4でも使って頂きたいものです。

    この手のネタって褒めるよりも何かをけなした方が楽に書けるんですよねぇ。今回はエンスー気取りをけなしています(笑)。50mmレンズがいいぜ!、と言う内容を書くとすると広角や望遠は糞!、と言い放てばナンボでも書けそうです。そして翌日に朝令暮改で「50mmなんてもう飽きた、これからは28mmだぜ!、写真は50mmに始まるが50mmには戻らない!」、そんなネタを・・・。

  5. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    補足

    Elmar 50mmF3.5はレンズ固定のLeica A型用(1926年)に開発されたもの、その後レンズ交換式ライカの標準レンズとして、1930-60年に30万本あまり生産されたLeicaの定番レンズです。
    現在、中古で価格は3〜6万円で古いレンズなので程度によって価格が大きく変わる。
    このレンズはLeica党なら必須のレンズ、Leica初心者でも購入が可能な純正レンズです。
    絞り開放F8のレンズはContax tessar 28mmF8.0、これも戦前に製造された古いレンズで田中長徳氏の最近のお気に入りレンズ。
    戦前の広角28mmレンズの設計は難しく、Leica純正のHektor28mmでもf6.4でした。
    長徳氏は戦前の古いレンズは銀塩レジファインダーカメラで使用することを推奨しています。それもモノクロフイルムが良いと。
     
    田中長徳氏のブログ、チョートク日記のリンク
    http://chotoku.cocolog-nifty.com/blog/

    田中長徳氏とBigDaddyさんのレンズの捉え方考え方は無限の平行線を感じます。
    どちらが正解はありません、人それぞれですから。
    ただ、この程度の補足がないと公平じゃないと感じたもので貼っておきます。

  6. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    情報ありがとうございます。

    長徳氏の場合、銀塩レンジファインダーでかつピント合わせはしない人ですよね。28mmならF8まで絞って3メートルに合わせるとか・・・。実際にLeica使いの知り合いもM3に20mmくらいのレンズを付けてノーファインダーも含めそんな使い方をしていましたね。

    公平か否かなんてどーでもいいんですよねぇ。うちのブログに公平さなんて皆無ですから(笑)。読まれた方がどう感じたか、気になる方は独自に調べるでしょうし、私のようなタイプならエンスー気取りの文章を注意してフィクションとして読むでしょうし(笑)。

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