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「フラガール」を観てフラッと産業遺構探索 その9 常磐炭礦磐崎鉱積込場

2016年08月21日 00:00

常磐炭礦磐崎鉱石炭積込場

常磐炭礦磐崎鉱石炭積込場

Sony α6000, EPZ16-50mmF3.5-5.6


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



2日目、先日もお伝えしたように大寝坊!、内郷にある全国初の水中貯炭槽を撮る時間を失ってしまった。宿からそう遠い距離ではないので行こうと思えば行けたのだが、この辺りには似たような施設が結構あるので、ええぃ、面倒だ!、水中貯炭槽はヘリテージツーリズムの目玉だからなくなる事はない!、そんな訳で、この日は磐崎鉱からのスタートとなった。

本日写真トップはその似たような施設。石炭積込場だ。ここから湯本駅まで石炭を搬送していた。この手の積込場を万石と言う。かつて列車への石炭採掘賃料の単位が石高で計算されていたからなんて説があるらしい。

万石のあるところ選炭場があり、近くに本坑がある。そして不要な石炭を積み上げていた山、ズリがある。そう、後方に見えるのがズリ山でこれは自然の地形でなく、人の手による人工の山だ。

湯本だったか内郷にあるズリ山が今でも「らしさ」が判るらしい。実はそれもこの日撮影する予定だったのだが冒頭の通り大寝坊しでかしてしまったのでキャンセル(笑)。しかし自然、植物って凄いねぇ。ほぼガレキの人工山にこうやって木々が生い茂っちゃうのだから・・・。

※最初は崩壊を考慮して人の手によって植林されたそうだ


2016-08-21-02

Pentax K-5, SMC PENTAX DFA100mmF2.8Macoro


2016-08-21-03

Sony α6000, EPZ16-50mmF3.5-5.6


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Pentax K-5, SMC PENTAX DFA100mmF2.8Macoro


1枚でK-5に100mmF2.8を使っている。APS-Cだから画角が150mm相当になる。今回の旅、大きな遺構だったり、間近まで寄れたりで望遠レンズをほとんど必要としなかった。でもせっかく持ってきたのだから一部で無理矢理K-5に100mmレンズを使っている。

上の1枚もそれで、目の前にこれがあるのだからα6000の標準ズームで十分なのをわざわざ10メートルくらい後退して撮影している。

望遠単焦点レンズの欠点はここにある。うまく画角が合えば単焦点レンズだから素晴らしい描写をするものの、そうでないとお荷物と化す。この手のの風景を撮るのならば150mmと言う画角は狭過ぎる。やはり中望遠域、85~100mmくらいが具合が良い。

これだけの理由で100mmを100mmとして使いたい。135センサー搭載のカメラが欲しいと思ってしまう。デジタルの今、レンズを生かすも殺すもボディであり、センサーの規格なんだろう。

ただ、考えようによっては超高感度域に達しない風景ではm4/3カメラで良く、42.5mm~45mmの中望遠レンズを1本持てばかなり楽しめると思う。

買うか?。いいえ!、私はケチである!。手持ちの50mmF1.4をm4/3で100mmとして、APS-Cで75mmとして使えば済むだけ。それとうちに45mmレンズがある。そう、Pentax 645用の45mmF2.8だ。これをm4/3で使えば90mmF2.8、APS-Cならば約70mmとなり、これも使い易いんでねぇかと。645から135に変える変換アダプターがありゃ、あとは手持ちのK~APS-C、K~m4/3マウントアダプターで使える。

まぁその辺の焦点距離を必要とするのなら最近流行の望遠側が少し延びた標準ズームレンズがありゃ良い。APS-CでPentaxなら16-85mm、18-135mm、Sigmaにも17-70mmがある。m4/3ならうちにもあるOlympusの12-50mmで十分だったりする。

さて、次に磐崎の本坑を目指す。ここで大失態を犯した。とにかく寝坊していたから時間に追われ忙しかったので、この万石に真上に位置する選炭場を撮るのをすっかり失念していた。しかもこの選炭場から少し歩くと炭鉱遺構とは全く関係がないのだが、Googleの航空写真でも確認出来る巨大な廃物件が2つある。

これは炭鉱遺構の跡地を利用して商売を始めたのだが、それが行き詰ってそれすらも廃になってしまった、そんな物件。またこの廃物件の近くにも炭鉱遺構がちょびっと残っているそうで・・・。

この廃物件、しっかりと撮影している人は見る限りネット上ではまだいないようだ。これをご覧の方、そうと知ったら明日にでも行きたいと思うでしょう?。

でも多分無理、行かない方が良い。今の時期、雑草がブッシュ化してそこに到達出来ない筈。仮に辿り着けても何がなんだか判らない、写真にはならないと思う。だから草木の枯れる冬に行くしかない。
選炭場の撮り忘れに気付いたのは磐崎の本坑を撮影し、いわき市を出て北茨城に入ってから。ふと時計を見ると1時間近く予定より早いんだ。

「あれっ?、なんでだろう?、あっ!、いけねぇ!、選炭場に行くの忘れていた!」

すでに北茨城市に入っているので後戻りは無理。嗚呼、無念。来年の春まで今回撮り忘れた物件が残っているのを祈るしかない。

そんな訳で選炭場と他の廃物件をすっ飛ばし、8月13日の記事の最後の何枚かの写真、これが磐崎の本坑である。

ここにも坑口近くに屋外扇風機があるのだが、藪の中でどこにそれがあるのか判らない。近所の方に聞いても、遺構には全く興味がないらしくこの辺りにあるのは間違いないが、それがどこにあるか、ピンポイントで指し示せないんだ。

「この前も何人かで写真を撮りに来ていてその時は見つかったようだけど今は藪で見えないのかもね」

うーん、これも来春に持ち越しだ。さらに坑口とトップ写真の万石まで結構距離があるんだ。8月13日の記事の通り、現在の生活道路はトロッコの軌道だったと思われ、どこをどう通って選炭場まで行っていたか、地図や航空写真ではだけでは良く判らない。これはまたいわきヘリテージツーリズムのボスに尋ねようと思う。

そうそう、いわき市は少し山間に入るとアブがいるらしい。今回の記事の場所は山間部ではないが、近くに川が流れている。よって今の季節、アブがいると思う。アブは怖いぞぉ~。蜂なんて滅多に出遭わないし、巣に近付かなければまず刺される心配は無いが、アブは勝手に寄ってくるから・・・。

8月初旬の夏季休暇、やはり福島県を旅していて連日アブに悩まされた。事前に情報を得ていたので対策を施していたが、やっぱり食われた。痛ぇぞ~!。しかも一度に100匹くらいで襲ってくるから!。食い殺されるわい!(笑)。


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コメント

  1. tsunomagari | URL | -

    APS-Cでの単焦点100mmのお話、確かに狭くて使い辛いんでしょうが、いい画が撮れますね。
    あまり使いませんが、中望遠はパースが魅力なんだと思っています。先日の吊り橋のような写真が好きなんです。圧縮効果がもたらす肉眼とは異なるちょっとした違和感というか、夢の世界に入っていくような印象があるんですよね。

    虻は痛い!
    田舎育ちなんで夏になると川で泳いでましたが、裸なんでメチャクチャ喰われましたよ。川に飛び込んで逃げるか、叩き潰すしか逃れる方法がありませんでした(笑)

  2. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    銀塩一眼レフ時代に55mmの次に購入したのが、135mmの望遠単焦点レンズでしたが、運動会や球技大会とスポーツでしか活躍してくれませんでした。
    後に標準ズームを購入したら全く使わなくなってしまいました。
    135換算100mm前後の望遠単焦点レンズのα6000にはsigmaの60mmDNが安価で性能もそこそこで使い勝手が良さそう、m4/3ではあまり使いやすくありませんがね。

  3. auf | URL | 3eyVfeeo

    小さい緑色のアブに刺されると非常に痛痒いんですよね.アブはともかくマダニ
    にはくれぐれもお気をつけください.

  4. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    望遠系は単に遠い風景を切り取るだけなら望遠ズームが楽で便利すが、単焦点だと目の前の風景にハマるかどうか、ボケを活かせるか否かなのでしょうから難しいです。

    ある程度の距離からローカル線を撮るとか良いかもしれません。望遠ズームだとより望遠にしがちでそうなると圧縮効果が出過ぎて列車らしさが皆無になっちゃうんですよね(笑)。吊橋の写真は上手く画角がマッチしていたと思います。

    アブ、裸で喰われたって事は相当ヤバかったのではないでしょうか?。子供の頃、一度だけアブだかブヨだかに喰われた事がありましたが、集団で襲ってくるのは初めての経験でした。いやぁ、ホント、奴ら恐ろしいです。

    後日アブネタ掲載しますのでその時また経験談などお聞かせ下さい!。

  5. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    ポートレートなら使い勝手がありますが、普段の撮影で135、200mmは難しいですよね。私もフィルム時代は28、50、135のセットで歩いていましたが、単に近付くのが面倒で遠くの風景を切り取っていたり、大きなボケが欲しい時くらいにしか135mmは使っていなかったような気がします。

    APS-CにSigmaの60mm、確かに90mm相当で便利だと思っています。これだと近くものでも単純にボカしたい!、なんて思った時に使えますもんね。あとはAFを使いたいか否かなんですよねぇ。645用のアダプターを手に入れまして、75mmレンズをα6000で使っていますもので(笑)。

  6. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    緑の虻もいるんですか!。情報どうもです。今回はそれには出遭っていませんが、メジロ(イヨシロオビアブとの事)とハチくらいでっかいアブ(多分ウシアブ)に絡まれましたね(笑)。

    マダニ、そうなんですよね。廃墟とか探索しているとアブ、ハチよりもマダニの方が怖い気がします。幸い出遭った事はないんですが、対策としては虫除けスプレーくらいしかない気がします。

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