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MarkIIじゃないPanasonic Lumix GX7レビューその25 「が」じゃなくて「で」なんだな

2016年09月20日 00:00

今話題の豊洲だぜ~

今話題の豊洲だぜ~

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6


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まとめてレビュー終了!、と考えていたけれど全く纏まらず(笑)。そこでお茶を濁そう!。まとめ前にm4/3の将来性を考えてみる!。

まず本日の写真について。

撮影は5月。お台場を訪れたついでに豊洲市場がどこまで完成しているか見るっぺ!、と訪れた。写真に施設は完成していたようだが、他の施設はまだまだ完成には程遠い。

「11月に築地が見られなくなる、夏は暑くて嫌だから秋に築地と完成した豊洲をハシゴして新旧、昭和と平成、そんなコンセプトで写真を撮ろう」

連れとそう会話していた。それが11月移転中止だからねぇ。都民としてもう笑っちゃう。

それにしてもこのレンズ、Panasonic m4/3システム最初の標準ズームレンズだったそうだが、各種電子補正されていると言え、周辺部までバッチリ写ってくれている。絞って撮るのならこれ1本で十分だったりする。m4/3最大の利点はレンズ描写に気を使わなくて良いって事だなぁ。

では本題へ。

PanasonicはすでにGX7の正当な後継機種、GX7markIIをラインナップしている。判り易いスペックレベルでの比較サイトを見つけた。

「GX7 Mark II」と「GX7」の違い

大きな違いはローパスフィルターレスになった事、機械仕掛けシャッターが1/4000secにスペックダウンした反面、電子シャッターで1/16000secが使えるようになった点。またブレ補正がかなり強化されたみたいだ。

9月19日現在、GX7markIIの価格.comでの最安値が8万弱。うーん、このプライス、どうでしょ!?。何しろ発売が3月、半年で1万円も下がっていない。割高感は否めない。無茶苦茶売れているのか?。

なんだかんだとGX8が売れなかったんだと思う。m4/3システムユーザーはお弁当箱カメラにあんな大きなサイズを選ばないって。しかも確か初期値が13万とか14万でしょ?。いやいや、ユーザーを馬鹿にしちゃいかんよ!。

結果、GX7ユーザーが買い控えたのだろう。そしてPanasonicさん、ヤバイと思ったんだろうな。慌ててGX7markIIを投入。これでGX7やGX1ユーザーが喜ぶカメラが出てきた訳だ。多分売れ筋なんだろう。

それにしても高い。昔のようにPanasonicもOlympusも持ってけドロボーな投売りをしなくなったのだろうなぁ~。だってあんなにカッチョイイPEN-Fが出たのに未だにE-P5が4万円よ!。これ昔ならもうニッキュッパくらいっしょ。

現行のm4/3カメラって全て高い。4Kフォト、動画に関して他のフォーマットよりも一歩進んだシステムだから機能だけを見ればGX7markIIの価格は決して高くはない。

しかしあの投売り歴史を知っている、そして一回り大きなAPS-CセンサーのSonyのα6000と一眼レフであるがPentax K-S2の馬鹿安さ、さらにはこれまたPentaxのK-70、Pentaxのデジタル一眼の歴史史上最高のミドルクラスカメラ、出たばかりなのにあの仰天プライス。

それらを考慮する、つまり私情を挟むとどうしても「高過ぎる」と判断してしまう。Panasonic、Olympusの投売り戦略は失敗だったのか?。

本格的な写真を撮ろうと思っているカメラマンはm4/3カメラをサブシステムとして使っているでしょう?。これはあの投売りがあったからだと思うんだ。もしそれがAPS-Cセンサー搭載カメラと大して違わない価格帯だったから、幾ら優秀なレンズが揃っていても誰もm4/3なんて買わないって。

3年くらい前だっけか?。Olympus E-P3を所有していたから(今も現役!)、それのサブにE-PL2だかPL3、もしくはLumixのGX1を買おうと思った。外観がどーでも良ければどれも中古で1万円ちょっとで買えた代物だ。

たまたまE-P3を持っていたけどm4/3を知らないカメラマンでもそこそこ使えるカメラが1万ちょっとなのだからレンズ込みで2万円でお釣りが来るシステム。この頃の1型センサー搭載カメラは未知だったし(Nikonだけだっけ?)、終端を迎えつつある1/1.7型のコンデジを持つよりもレンズが優秀なm4/3をサブシステムにするのが賢いとされていた。

もしm4/3陣がその頃に強気の戦略を展開していたらm4/3と言うシステムが崩壊していた筈だ。Olympusのカメラ部門はSonyに買収され、Panasonicは自社でセンサーを開発出来るから即大型センサー搭載カメラシステムに切り替えたろう。

なのであの投売りは大正解だったと思う。投売りしてくれたお陰で我々の選択肢が増えたからだ。なんだかんだと日本人は「B級」と呼ばれる類いが大好きで、普段はガスト、松屋、日高屋で十分。私なんてこの3つの店だけで丸々1ヶ月回せる(笑)。デザートにコージーコーナーがありゃ尚更良い!。

だからカメラもm4/3でなんとでもなる。要するに見栄を捨てれば良いだけ。「m4/3『が』いいね」、ではなく多くのカメラマンは「m4/3『で』いいね」なんだ。私が好む風景の80パーセントくらいはGX7で撮れちゃう。

m4/3は高感度が弱いとされているが、二世代前のPanasonicの糞センサーが付いているE-P3だって日常の東京風景ならISO800まで問題なく使えるし、場合によってはISO1600も行ける。

誰も135センサーやAPS-Cセンサーと同等の性能なんて求めていないでしょう?。数年前、GX1に14-42mmレンズ、2万円でお釣りが来た。そんなシステムにISO3200が使えない!、とわがままを言う奴はただの無知な馬鹿。「2万円でISO800まで、運が良ければISO1600が使えるのか!」と感動するのが正しい。

そしてOlympusはSonyをセンサーを得て、Panasonicもようやくまともなセンサーを造れる技術を身に付け、OM-D E-M5、E-P5、G7、GX7等では精細な絵が必要なネイチャー、ポートレートを除けばISO3200が当たり前に使える時代になった(現像ソフトで再現像する必要があるが)。

E-P5以外のそれらのカメラはEVF内蔵でリーズナブルだったから、サブシステムとして最小限のm4/3システムを持っていたカメラマンが機材を増やすようになった。うちもそう。E-P3に14-42mm、17mmだけだったのか、今ではE-M5markII、GX7、12-50mm、14-45mm、45-175mm、25mmが加わった。レンズはもう1本くらい手に入れるつもり。

問題は今後。アベノミクスならぬアホノミクス政策のせいで貨幣の価値が変わってしまった。GX8やGX7markIIなどはもろそれにならって性能以上の価格になっちまった。APS-CのSony α6300もあり得ないお値段でしょう?。

どうもカメラ業界は全体の価格アップを狙っているようでm4/3だけがボッタクリとは言い切れないのだが、それでも先の通り、「誰もm4/3にAPS-Cや135の性能を求めていない」のだからAPS-Cと同等の価格帯で勝負するのは違うような気がしてならない。

先頃発表されたCanon待望のEVF、APS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラEOS M5。これの初期値が11万しない。性格が全く異なるし、PENシリーズのフラッグシップではあるがm4/3のOlympus PEN-Fは未だに12万円を超えている。それを考えると来年~再来年に出てくるであろうOM-D E-M5markIIIが幾らになるんかいな?、と心配しちゃう。

もう一度書こう。

「m4/3『が』いいね」ではなく「m4/3『で』いいね」

これからもそんなシステムとして発展して欲しい。PEN-F、一部にはてんこ盛りデザインで不評を買っているが、超カッコいいでしょ。でも発売してすぐにたまたま量販店でそれを見ていたら販売員に捉まってしまった。

「裏面のビス1本にまで拘っているんですよ!」

高価になった理由を懇々と解説されてしまった。うーん、ビス1本なんてどーでも良いからこのデザインで安いカメラ出せや!。こんなオールドデザインのカメラに4Kとか動画も要らねぇだろ!。

GX7もOM-D E-M5markIIもとっても良い買い物をしたと思っている。そして将来、ユーザーの思考が「でいいね」が「がいいね」に変化するかもしれない。しかし現状m4/3と言うジャンルは「でいいね」でしかないのだから、m4/3の将来性にとっても不安なんだ。

Canonがミラーレスカメラに本腰を入れつつある。Nikonだって1型で失敗したが、次の一手は当然考えている筈。

私は性格が悪いからこう考えている。

今までこの二大メーカーがPanasonicとOlympusを可哀想だと思って、またm4/3軍団が倒れちゃったらカメラ業界全体が斜陽産業と思われるのが嫌だからミラーレス分野に参入しなかっただけ。Canon、Nikonがミラーレスに本腰を入れたらPanasonicもOlympusも今の価格帯で勝負出来ないでしょ。

多分東京オリンピックが開催される頃、GX7、OM-D E-M5markIIに替わるm4/3カメラを考える筈。しかしその時に今の価格帯で両社が勝負していたら・・・。


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コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    m4/3出てしばらくは,とにかく普及させなきゃならないから,ボディはかなりのサー
    ビス価格だったろうと思います.今でもボディはほとんど利益出てないと友人のP社
    社員が申しておりました.デジ一眼が普及してしまった今,各社大変でしょうね.

    GX8とSONY α7IIの値段が同じくらいってのもアレですよね.α7は戦略的価格設定あ
    るかもしれませんが.

    最近デジ一眼使い始めた人は「センサーサイズ?なにそれ」って人も結構いるんです
    よ.そういう人はm4/3はレンズが小さくて安くてよいって感じかもしれません.ただ
    それではいつまで経っても本格ユーザー取り込めないわけで.

    僕が今使っているα7とNEX-6,バッテリーが共通で便利なんですがパナは機種が変わ
    るとバッテリーも変わる,こういうところで利益出してるんでしょうねぇ.



  2. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    canonがM5というAPS-Cミラーレス機で本格的に展開してきましたね。
    フォトキナでnikonは音無ですが、ミラーレス機を本格展開ならフルサイズ機で勝負もありかなと思う。今更APS-Cミラーレス機だと食い込む余地があまりないような気もする。
    nikon Sのようなお弁当箱でLeicaのシェアを奪うのも面白い。
    fujiは中判ミラーレス機でひとり勝ち狙いのようです。
    m4/3はパナとオリがどこまで持ちこたえるか、Sonyはα99M2で東京オリンピック参戦でしょうか。
    ricoh/pentaxのAPS-Cミラーレス機はどうなることやら。

  3. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    本当に現行モデルでボディの利益が出ていないんですかねぇ(笑)。例えばOlympusのE-P5、これなんてEVFが無くてPEN-Fが出る前まではかなりの値段でした。確か7万くらいしていたんじゃないでしょうかね。PanasonicもGX7まではさほど儲けはなかったでしょうが、GX8からは・・・。

    Sonyのα6000とα7の価格は戦略的価格ですよね。α7IIも最近はかなり安くなり、お買い得感満載な気がします。

    センサーサイズ、実は私も初めてデジタル一眼を買う時、OlympusのEシリーズ、てっきりAPS-Cだと思っていました。どこで気付いたかは忘れちゃいましたが、結果的にPentaxを選んで正解だったと思います。何しろ4/3はすぐに終端を迎えましたから(笑)。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    おっと、先走っちゃいけません!。次のネタはそのM5の話から始まるんですよ(笑)。

    Canonが本腰を入れ始めたのでNikonもきっと追従する筈で、しないのはきっとPentaxなんでしょうね。Pentaxはいつも他社より二歩遅れますからねぇ。Ricohブランドで出てくれる事を祈るしかありません。それもm4/3で!、なんてどうでしょうかね。この辺について次のネタに書いています。

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