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中判デジタルカメラを好き勝手に考えてみる その2

2016年11月13日 00:00

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Pentax 645D, SMC PENTAX-FA645 45-85mmF4.5


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



本ネタで撮影に利用している機材は2012年にRicohからお借りしたものです。
前回の記事からの続き・・・。

その記事でPentax 645Dが発売された頃の常套句を挙げてみた。

「被写界深度が浅いからピント合わせは慎重に行う必要があるし、パンフォーカスを得たいのなら思っている以上にレンズを絞り込む必要がある」

これは実質、135用レンズよりも明るいレンズがほとんどないデジタル中判(44x33mm)ではほぼ嘘と言って間違いないのだが、Pentax 645D(Zではない)に限ってはちょっぴり正解とも言える。

あくまでも2回に渡り、たった500コマ撮影しただけなのでここで断言はしにくいのだが、絞りを開けて撮影した写真の半分くらいでピントが合っていなかった。撮影当時(2010年と2012年)は「被写界深度が浅いから」と思っていたが・・・。

これって単純な話で645DのAFが糞だったんじゃないか?。

当時は4000万画素を等倍で見る習慣なんて誰も無かった。でもそんな写真でもマウスをクリックしてだけで我々は馬鹿でかい写真を見られてしまう。要するにPentaxの当時のAF技術がなかっただけじゃないか?、そう思うんだ。

恐らく645DのAFユニットはPentax K-7のAFユニットとほぼ同じな筈。そしてK-7でも簡単にピントを外していたのが当時のPentaxのAF、APS-Cよりも2絞りも浅い被写界深度、そして3倍もの画素数がある645DでK-7のそれは信頼出来る筈が無い。

そしてプロカメラマンだって4000万画素オーバーのデジタルカメラの等倍像なんて初めて見る訳でしょう?。そこで「645Dは被写界深度が浅いからピント合わせは慎重に・・・」、そんな言葉がどんどんと真実味を増しちゃった。

そう考えても良いんじゃないか?。

時に、、、

645Dを使って思い知ったのはブレ補正機能のあり難さ。最初に借りた2010年、この頃は645Dにブレ補正機能が備わっていると勘違いしていて、75mmレンズを装着していても1/15sec、1/30secで平気で写真を撮っていた。当然壊滅状態。ブレ補正なんて積んでいなかったのだから・・・。

2012年に借りた時は確かブレ補正を持っていないのを確か知っていた筈。Lightroomでシャッタースピードを確認すると焦点距離によってシャッタースピードを考慮して撮影しているように思える。それでも「これくらいならカメラマンが踏ん張れば行けるか?」と気合で撮ったと思われる写真でも結構な率でブレており、ブレ補正機能の無い4000万画素オーバーカメラの恐ろしさを味わったとでも言おうか?。

それらを考慮すると5000万画素を超えた現行機種の645Zはもっと恐ろしい。このカメラにもブレ補正は搭載されていないんだ。その代わりブレ補正機能搭載のレンズが使える訳だが、どうも今現在でもそのレンズはたった1本だけみたい・・・。

そしてFujifilmのGFX 50Sも手振れ補正機能は非搭載のようだ。確かにFujifilmのXシリーズはレンズ側でブレ補正を行う。また「GFX 手振れ補正」で検索してもまともな情報を得られない事からボディと同時に発売されるらしい6本、マクロレンズ以外は手ブレ補正機能はないんじゃないか?。

GFXはミラーレスカメラだからAFの信頼性はある。5000万画素を超える写真を等倍で見てもおおよそ納得の行くピントを得られる筈だ。しかもミラーショックがないので645Zよりもブレは少ない筈。それでも手振れ補正機能がないのは大きなネックと言える。

645ZもGFXもSonyの最新センサーだからISO感度を上げりゃ済む?、まぁその通りであるが、デジタル中判だからこそ本来は低感度で撮影し、思いっきり解像感を楽しむもんじゃないかと思ってしまう。三脚を使う?、いやいや、だったら645Dでいいし、デジタルカメラはフィルムカメラよりも楽が出来なくちゃ意味が無い。

Pentaxは645Zで手ブレ補正機能をボディに内蔵出来なかった。今後の機種に期待したいところだが、それを実現出来る645ZIIはいつ発売される?、またその価格は?・・・。

手ブレ補正をボディに持つSonyはすでにα7RIIで4000万画素を超えているし、ZeissやGレンズと言った一流のレンズもラインナップしている。さらにはAマウントシステムも更新していく必要もあり、当分の間は中判カメラを揃えようとは思っていないだろう。

FujifilmのGFXが発表された時は勝手にブレ補正機能は内蔵されている筈だ、こりゃ面白いぞ、価格によってはPentax 645Zが一切売れなくなり、また135カメラユーザーも取り込むに違いない!、Sony α7RII、これでジ・エンドか?、高画素大好きカメラマンはそれを捨て皆GFXシリーズに走るか!?、と思ったらGFXはシリーズとして当面はブレ補正機能は期待出来ない。

うーん、デジタル中判って流行らない気がしてしまう。各種カメラ関連のサイトが騒ぎ過ぎ?。

話はまだ終わらない。次回は現Fujifilmユーザーの視点からデジタル中判について書いていきたい。


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コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    フジのはプロ向けを考えてるみたいなのでレンズ手ブレ補正はつけない
    でしょう.将来的にはボディにつけるかもしれないけど.レンズはかな
    り気合が入っていそうですね.プロにはスタジオカメラとしてそこそこ
    売れるんじゃないでしょうか.


  2. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    Pentax645で手持ち撮影してるの見たの三社祭で、背の高い外人の男性だけです。

    FujifilmのXシリーズで手ぶれ補正が付くのはズームレンズのみ、これはGFXも同様になる気がします。
    Fujifilmは手ぶれ補正は画質低下すると見ているから本体の手ぶれ補正は期待できないと思いますよ。

  3. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    一億画素に対応可能と言う話なので相当良さそうですね。昔の中判レンズよりも逆光耐性も優れているでしょうし。

    Pentaxの645D、Zがスタジオ系とネイチャー系のプロカメラマンに売れているらしいので、Fujiのこれも仰る通りそういう人達には有難いカメラでしょうね。センサーは恐らくSonyでしょうから、あとは使い勝手とレンズでPentaxと真っ向勝負、多分Pentaxは負けるんじゃないでしょうかね(笑)。官庁や大企業辺りだとコネがあるようでPentaxは強いようですけど・・・。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    私は結構中判フィルムカメラを手持ちでパチパチしている人見ますねぇ。直近では川越の喜多院にておじいちゃんが手持ちでPentax 645Nを使っていました。東京は銀座ではついこの前、6x6のHasselbladで手持ちでパチパチしている外人がいました。外人はやっぱり何を持たせてもかっこいいです(笑)。

    手振れ補正での画質低下はあくまでもレンズですよね。ボディ側に付ければオンオフ出来るのでその言い訳は効かないと思っています。そうなるとそれを作る技術がないか、コスト的に無理かのどちらかだと思うんですよね。小型ボディのα6500に手振れ補正を積んでいるSonyに技術力では負けているのかもしれませんねぇ。

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