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2016年 只見線の旅 第六只見川橋梁

2016年11月19日 00:00

第六只見川橋梁

第六只見川橋梁

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



11月15日の記事からの続き・・・。

トップ写真、空の美しさに気を取られちゃいけない。いや、空が美しいと感じては欲しいが・・・。


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そして反対岸は橋脚が唯一残っているだけ。


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この橋が稼動していた頃の写真を見ると、橋脚は川の中にはなく、つまり今も残っている橋脚でしっかりと支えていた訳で、ならば何故崩れ落ちた?。考えられるのは橋げたや線路辺りまで増水していたって事。この日の状態からすると10数メートル増水した事になる。川の持つ許容範囲を大きく超えてしまったのだろう。

ここまでの3枚はすぐ近くの国道から撮影しているが、それはダムの壁の上を走っている。つまりこの第六只見川橋梁はダムにかなり近い位置にあり、ダムが満水になり、水を放出しなくちゃならなく、その水圧たるものは半端じゃなかったろう。

何が原因で只見川が氾濫し、こんなしっかりした橋梁をもぎ取ったのだろう。記憶に新しい鬼怒川の氾濫。近頃は台風一個でここまでなっちゃうのか?(しかもこの只見川の氾濫は台風ではない)。

被害はこのダム周辺だけじゃない。只見川に掛かる4つの橋梁がこのように崩壊しているし、下流側では川岸に近い家屋の多くが床上、床下浸水したりと広範囲に渡り、被害を受けたようだ。

初日宿泊した旅館の方は「うちは高い位置にあったから浸水は免れたけど、川岸近くの旅館は1階部分が浸水し、お客様の非難など大変だったようだ」と語ってくれた。

wikiにこの時の災害情報があった。

平成23年7月新潟・福島豪雨

一メディア、一記者の視線でしかないがこんな記事を見つけた(4ページある)。

福島・只見線復旧問題――なぜ降雪地域に鉄道が必要なのか

赤字だから路線廃止、代替はバスでいいっしょ!、そんな簡単な話でもないようだ。冬季には道路が閉鎖される時だってあろう。

またどれだけ我々が関与しているかであるが、只見線があるから観光客が増える、只見線があればSLも走れ様々な観光企画が成立する・・・、路線を廃止したら観光業が大打撃をこうむるかもしれない。

上の旅館、行楽シーズンのお客の多くは鉄っちゃんだって言っていたっけ。朝の第一橋梁を通過する列車を撮る為に朝食前に一旦みんながカメラを担いで出掛けるそうな。

私もぶっちゃけちゃうと只見線があるから只見川に沿って旅をしたし、今後も訪れたいと思う。でもそれが無かったら決してあそこまで行かない。日光を経て南会津止まり、もしくは会津若松、喜多方周辺の旅しかしない。

勿論、現在は会津川口~只見間が不通なだけで只見線全線が廃止になる事はないだろう。SLだって会津若松-会津川口間の往復でも観光客は満足する(何しろ各駅に止まれば2時間掛かるのだから)。

しかしこの不通区間にも良い風景が仰山あったし、今回は只見から先、新潟方面へは向かえなかったが、不通区間が開通してこその只見線だ。

この記事に影響された訳じゃないが・・。

只見川の氾濫、橋梁の崩壊は2011年のあの大震災のせいではなく、同じ年の夏の集中豪雨が原因。先日も書いたように、もしこれが震災の被害であったら国、県、JRらが一丸となって瞬時に只見線を復旧させ、もしかするとNHK連ドラのあまちゃんの舞台がこの只見川だったかもしれず、そして今頃、行楽シーズンには行楽SL列車がバンバン走っていたろう。

地震災害も雨災害も同じ災害、その土地の人々の憂き目の度合いだって同じでしょう。今後も普及の見込みが立たない只見線、なんかしっくりしない。

現在、町民らが国、自治体、ダムを管理している電力会社を相手取って係争中との事で、このダムを含め(只見川には幾つもダムがある)管理ミスや無理な放流があったのか?。裁判大国のアメリカだったらとっくに何らかの形で解決しているんだろうなぁ~。

そのダムの写真が次。


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ダムから望んで左岸側の橋梁の真下まで行ってみたのが下。


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この橋梁のすぐ脇に神社がある。車の車窓にてスノーシェッドの隙間からそれが見えた。「おっ、味のありそうな神社だな、寄ってみるか!」。そこに神社があったから車を止めたのだが、そうしたら目の前にデ~ンと橋梁があったのさ。

そう、私は地方に出掛けるとその集落の氏神様を祭っているであろう神社、それも森の中や小高い丘、山の上にひっそりと建つ神社の雰囲気が大好き。だから見つけたら大概立ち寄ってパチパチしている。


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ねっ?、まさに氏神様、鎮守の森!、って感じして郷愁を味わえそうな趣のある古そうな神社でしょう?。ところが表に回っていると・・・。


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へっ?、芝生ですか!?。ここでレジャーシートを敷き、籠からサンドイッチを出してランチを頂いていても全く違和感のない、明る~いピクニックワールド。国道側は森になっている。でも只見川側はこうやって開けているんだ。

拝殿を見る限り、屋根は近年新しくしたようだが、かな~り古そうな建物。雪深い地方とは言え、10年、20年でこんなにはならない気がする。ダム建設の時にここに移ってきたのか?。その際新たに拝殿などをこしらえるのでなく、そのままの形で移築したのかな。

それとも以前は、今は芝生広場になっている只見川側にも森が鬱蒼と茂っていたのかもしれない。何らかの理由で切り崩し、それこそ集落の人々が気軽に集える会場として(盆踊りなど)、土地をならしたのだろうか?。

私が抱いている地方の神社像から大きく外れるが、これはこれで面白いと思った。


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コメント

  1. tsunomagari | URL | -

    鉄道は大事

    観光資源として鉄道があるか、ないかは大きいと思います。
    単に移動手段としてはバスでいいんでしょうけど、旅情も違うし、鉄ちゃんだけでも集客は桁違いでしょう。
    昔々、欧米列強、まぁ日本もですが、植民地支配に鉄道が直結していますし、コストはかかるんでしょうが、文化が違うと思ってます。

    うちの田舎も走っていればなぁと帰省の度に思います。

    トップのお写真、雲がいいですね〜

  2. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    こういう自然は怖い。。な写真は大好きです。見ているだけでドキドキします。特に青空が綺麗だ感じるものがありますよね。
    多分20年ほど前に糸魚川の大糸線がズタズタに壊れた後叔母(糸魚川にいた。)の家に行くときに虚しさを感じた。その記憶が蘇ってきました。途中で消えている線路って廃線より怖さを感じます。。

  3. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    この綺麗な雲がこの日の夕方には真っ黒になったんですよ(笑)。

    旅情=鉄道、そう断言しても良いですもんね。

    福岡に出来た巨大な穴、それが数日で車も通れるようになり、2011年の震災で常磐自動車道が考えられないスピードで復旧した時と同じく、海外ではスゲェの声が上がったとか。でも海外に「過疎化していても人が住んでいる地域で5年も放置されている路線がある」、これを海外に情報として流したら海外の人達はどう感じますかねぇ。

    本文にも書きましたが、只見線の橋梁が2011年の震災で倒壊していたらJR東日本はすぐに復旧させたと思います。この違いが何なのかですよねぇ。

  4. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    人ってこういう災害風景に出会うと「スゲェ」としか声が出ないそうです。この他の橋梁も写真は撮りませんでしたが、車から眺めたりで確かに「おお!、スゲェなんですよ(笑)。

    廃線路って日本の場合、ほとんどレールは撤去されますが、休線区間はこうやって施設はそのままの状態で残っており、確かに怖い気もしますね。橋が壊れてそこから先に線路がないんですもんね。

    只見線の場合、復旧スケジュールがまだ立っていない、今の日本じゃ考えられないくらいお座なりにされている気がしましたねぇ。

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