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中判デジタルカメラを好き勝手に考えてみる その4

2016年11月21日 00:00

Tokyo Snap

Tokyo Snap

Pentax 645D, SMC PENTAX-FA645 33-55mmF4.5AL


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



本ネタで撮影に利用している機材は2012年にRicohからお借りしたものです。
11月17日の記事からの続き・・・。

前回はFujifilmとPentaxユーザーから見たGFXシリーズについて好き勝手にほざいてみた。今回はそれ以外のメーカーを使用しているカメラマンがこのシリーズをどう見るだろうか?。その辺を突っ込んでみたい。

FujifilmとPentaxデジタル中判ユーザーにはこのGFXは朗報なのだが、他のユーザーからすると写真で飯を食っているプロカメラマンを除けば「へぇ、中判ミラーレスねぇ~」、対岸の火事感覚でしかないのではなかろうか?。

Fujifilm XシリーズのAPS-CとGFX中判デジタルの被写界深度の差は約2段だ。これはm4/3と135の差と同じ。ダウンサイジングとでも言おうか?。FujifilmのXシリーズとGFXシリーズと同じ使い分けをm4/3と135カメラで出来ちゃう。

「街撮りはFujifilm X-Pro2、東京オリンピックではX-T2、ネイチャー全般にGFX 50S」、これを「街撮りはLumix GX7markII、東京オリンピックではOlympus OM-D E-M1markII、ネイチャー全般にSony α7RII」、このように置き換えられる。

GX7markII、E-M1markII、α7RII、この3機種がFujfilmのカメラに勝っている点はどの機種もボディ内手振れ補正機能を持っているんだ。しかも手ブレ補正内蔵のレンズを組み合わせると5軸ブレ補正となる(筈・・・)。

※これぞダウンサイジング、大きさ、重さにおいてもFujifilm Xシリーズ+GFXシリーズに勝利出来る要素だ。

Pentax 645ZはDxO Markによると許容出来る最大ISO感度は3200くらい。DxO Markのそれはかなり辛口だから現像処理によってはISO6400でもネイチャーフォトやポートレートが行けちゃうくらいの性能だろう。そして同じ系列のセンサーを利用するであろうGFXもISO6400くらいまで気持ち良く使える筈だ。

ところがGFX 50Sは手ブレ補正が無い。手ブレ補正があるレンズは2017年に発売予定のものでは1本しかないらしい。となるとボディ内手ブレ補正を持っているα7RIIの方が暗がり撮影の多いカメラマンには有利に働く。

GFX 50SでISO6400が必要な風景でα7RIIならブレ補正機能にてISO1600は確実、800でも行けるだろう、焦点距離によっては5コマ連写すれば1コマ以上はISO400でもブレない写真を撮れる可能性もある。

こう書くと屁理屈をかます人が出てくる。「動き物は低速で撮影すると被写体ブレを起こす。だからシャッタースピードを稼ぐ必要があるからブレ補正のありなしは関係ない!」・・・。

いや、違うでしょ。被写体がブレるから高速シャッターが必要となり、場合によってはISO3200、6400が必要なのだからブレ補正内蔵カメラが有利なのは変わりなく、そもそも同条件でも135カメラの方が2/3段被写界深度が深いのだからISO4000まで感度を落とせる、もしくはシャッタータースピードを2/3段上げられる。

しかもだ!。135カメラでISO4000で撮れるのだからm4/3だと明るいレンズを備えていればISO1000で良い。つまりGFXでISO6400じゃないと撮れない風景、そんなのは素直にISO6400で撮らない方が良いでしょう?。三脚を使って低感度で中判デジタルを味わうべきだし、動き物を撮るのなら無理にデジタル中判を使う必要が無い。Sony α99IIが最適じゃないのかな?。

CanonやNikonユーザー、すでにレンズを何本か所持されているだろうからボディが古くなったらそれだけ更新していれば済む。でもこれからGFXシリーズに移行するとなるとレンズも買わなくちゃならない。

Canon、Nikon用レンズをマウントアダプター経由で135にクロップして使う筈も無い。仮にクロップして使おうとしてもせっかく付いているレンズ側のブレ補正がGFXでは使えなくなるので大した意味が無い。

そう考えて行くとGFXのユーザーになれるカメラマン、それはFujifilmユーザーとPentax 645ユーザー、それに何が何でも新しいものが好きな財布から自在に100万円を出せる人・・・、くらい?。

自在に100万・・・、そうだな、あとは価格がものを言うだろう。これを書いている今、645Zよりは安くなるだろう程度の情報しかない。GFX 50SのEVFファインダーって外付けでしょう?。EVFファインダー込みで645Zよりも安いのなら許せるが、そうでなかったら・・・。

EVFファインダー込みでボディ価格が発売半年で50万円、レンズも10万円代前半ってのは儚い望みでしかないのかなぁ~。もしEVFがセットで50万円だったら色々な人が食い付くと思う。ネイチャー系のプロはこぞって揃えちゃうだろうし・・・。

FujifilmはGFX 50Sを高画素135カメラのライバルとして位置付けているようで、そうなるとEVF込みボディで50万、そうじゃなくちゃ同じ土俵に立てない気がする。確かにダイナミックレンジ、高感度耐性は135センサーよりも良いだろう。それはDxO Markでも実証されている。

しかし!、しつこいけどGFXシリーズ、基本的には手ブレ補正がないと思うべきで、これは大きなネックになる。手ブレ補正をありがたいと思っているカメラマンならすぐにGFXシリーズに食いつかない筈だ。

とにもかくにも来年の発売、そして各サイトのレビューがとっても楽しみだったりする。万が一!、50万円のボディなら5年後には中古で30万でしょ?。うちには645用レンズが3本あり、他にズームレンズを1本増やそうとも思っており、だったらマウントアダプターさえあれば用途はある。今、焦って645Dの中古に手を出すよりもGFX 50Sを5年待つのが賢い。

時に!。Fujifilmってカメラの名称がダサイ!。Xシリーズはようやく慣れたけどなんかコンデジっぽいし、GFXってなんざんすか?。ジャイアントフォーマット?、グレートフォーマット?、ゴージャスフォーマット?、のXシリーズって意味なのか?。ジェネシスかもしれない、さすがにジェントルマンはねぇだろうなぁ。

しかもボディ名称は50Sでしょ?。いやはやコンデジ臭がプンプンしている。またこの50と言う中途半端な数字は何でしょ?(まさか50周年って意味でもないでしょ?、50周年は去年だし)。単純にGFX-1とかの方が良かったような気がする。そうしなかった理由、きっと数年後にこれの上位ボディが出てくるんだろう。

その上位機種がもしかすると本物の645だったりして!。レンズが1億画素に対応しているって言うから本物の645や6x6が出てもおかしくないとふと思ったり・・・。そうか!、どうせSonyのセンサーだろうからその時にPentaxも645ZIIで本物の645が出てくるんかいな?。

そんでもってそこで初めてSonyが本物645ミラーレスカメラを発表しちゃうのかなぁ~。そしてSonyの一人勝ち?。いや、違うな。Sonyはデザイン部門のセンスが皆無だからきっとLeica SLみたいな恥ずかしいデザインを採用しちゃうに決まっている。

α7シリーズのデザインも糞だけどなんとか我慢出来る。とりあえずII型になってほんの少しだけ高級そうになったから・・・。でもLeica SLくらいになったら絶対に駄目、恥ずかしくて使えない。あれはLeicaってネームがあるから売れるんであってそうじゃなかったら・・・。

誰だって同じ性能、価格なら、デザインで誰もがFujifilmを選ぶ。普通っぽくデザインしたFujifilmはエライ!。しかもプロビア、ベルビア、アスティアだぜ!。見慣れたベイヤーセンサーだから気持ち悪い描写も出てこないからわざわざRawTherapeeを使う必要も無い。デジタル中判界はFujifilmが圧倒的勝利を収める気がする。

ただ、Sonyはα6500の小さいボディにボディ内手ブレ補正を積んで来たから、もし本当に中判に挑むのならきっとFujifilmにないブレ補正を内蔵してくる筈。

はぁ、思えばPentaxは645Zの時にミラーレスに舵を取るべきだったんだろうなぁ~。K-01みたいなカメラにEVFを付けて44x33mmセンサーをぶち込んじゃえば良かったんだ。そうしたらFujifilmやSonyを恐れる事無く、一人勝ち出来たかもしれず・・・。

おやおや、この妄想は楽しいぞ!。もうちょっと続けたい気もするが、同じカテゴリのネタを連発しても飽きられる、ひとまず「中判デジタルカメラを好き勝手に考えてみるシリーズ」はこれにて終了。

ひとまず?、そう、次からは中判デジタル中心の話ではないが、それを絡めて何か書く予定・・・。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | 6GgKOieI

    GFX 50Sは標準レンズ付きで8000ドルという噂がありました。
    機種名50Sは五千万画素でしょうか、一億画素で100Sかな?

    fujifilmユーザーとして、GFX50Sは違う世界として諦めます(笑)
    五千万画素だけならSigma sd Quattro H という選択もある。

    手ブレ補正は便利ではあるけど万能ではない、それを必須と考えない人も多々いることも確か。
    Pentax645の現行レンズでも、手ブレ補正があるのは標準ズームと90mmマクロだけ。

    Pentax、世界で初めてクイックリターンミラーとペンタプリズム搭載した一眼レフを出した会社がこれを捨てることが出来るだろうか。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    50は画素数、50Sが売れれば次はHasselbladの一億画素に対抗して100S、なるほど!、それっぽいですね。でも日本では今は一億画素のカメラなんてプロカメラマンでも余程稼ぐ人でないとペイ出来ないでしょう。

    8000ドルと言うと90万円くらいですか。EVF込みdせうかね。それでも135カメラに対抗は出来ないような・・・。調べるとCanonのEOS-5Dsボディが40万円を切り、sonyのα7RIIなんて来年には30万円以下になりそうな訳で、2倍以上の価格差は一般には無理ですねぇ。

    手振れ補正を必須と思っていない人の中には観光地で三脚広げて云々な人もいるのかなぁ、そんな人はこの世から消えてほしいですね(笑)。

  3. ピンぼけ小僧 | URL | 6GgKOieI

    GFX 50Sはプロ及びハイアマチュア向け製品というわけで、Canonなら1DX、NikonならD5というフラグシップ機のランクです。そう本体価格70万円定価の世界です。
    だから、CanonのEOS-5Ds、sonyのα7RIIとは競合しない設定のようです。実態はどうかは別ですが。

    三脚広げてる人に言わせると手振れ補正は描写力を悪化させる可能性があるのでいらないそうです。
    古い記事ですが、Sigmaの技術者が手振れ補正による描写力の悪化は避けられないと言っていました。

    手振れ補正は便利で利用すればいい、でも、万能の神にはなれませんが、結論でしょうか。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    えっ!、そうなんですか!。1DXとかD5とは用途が全く異なりますよね、50Sをオリンピックカメラやブンヤ、スポーツ、はたまた乗り物撮影カメラに位置t付けているんですかね、レンズだって超望遠レンズとかないですし、ご推察されている通り、実態は違う気がします(笑)。

    三脚使う使わないは自由ですし、そんな人は手振れ補正はオフにすれば良いだけですから、手振れ補正を頑なに入れないと言い張るのはやっぱり技術力がないんじゃないかと邪推しちゃいます。

  5. 6400k | URL | cdb7H0bk

     今年の春頃、新宿のエプサイトで、三好和義さんが軍艦島を撮ったものを見ました。D810使用、モノクロ、A2 もちろんエプソンのインクジェットプリントです。個人的にはスゲえ良かったです。フィルムだったら、中判通り越して大判のの世界です。お金があったらプリント数枚買いたかったです(一枚6万円ですが・・・エプサイトのプリント販売のページで画像が見れます)

     モノクロの話ではありますが、D810クラスのカメラは、撮影技術がある人が撮ってA2まで伸ばして初めて有り難みが分かるってことかと思います。D810や5Dsじゃダメ、中判デジじゃないとね・・・というのは、(ハッタリも含めて)クライアントからドーンとお金が頂ける商業カメラマンさんに限られるでしょう。

  6. BigDaddy | URL | -

    > 6400k さん

    そう言えば以前、新宿のエプサイトに立ち寄ったらやたらにモノクロ専用だかのプリント用紙を薦められて面倒臭ぇなぁと思った時ありました(笑)。

    良く本ブログで書いていますが、所詮A3ノビなんですよね(笑)。A3ノビだったら私は糞呼ばわりしているレンズだって十分に鑑賞に堪えられますし・・・。

    とは言えペンタのフォーラムでK-5、K-5IIs、K-3と全倍クラスのプリントを何度も見ていますが、それだけを見ていれば全く違和感ないです。m4/3軍団もm4/3の1600万画素センサーでA2までは十分に鑑賞出来ると言っていますが、そこで同じ構図でD810で撮った写真があったらどうなるかってところなのでしょうねぇ。

    しかし三好和義さんが軍艦島、それもモノクロですか(笑)。この人、そういう写真も撮るんだ・・・、ちょっとびっくりしました。

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