にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

コンデジってどうなるんだろう

2016年11月25日 00:00

Tokyo Snap

Tokyo Snap

Pentax MX-1


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



小さなセンサー、コンデジって今後どうなっていくんだろう?。いつものように勝手で妄想レベルの内容でお送りしたい。

スマホの台頭でコンデジの売り上げが激減しているらしい。ほんの5年前までは1/2.3型、1/1.7型のコンデジが世に溢れていたのに5年で情勢がすっかりと変わるなんてデジタルって恐ろしい。

あまりにも糞過ぎて購入して大きく後悔しているPentax MX-1、これは1/1.7型のセンサーを搭載していて、センサーレベル(RAWレベル)、つまりLightroom等で再現像を施せば素晴らしい絵を我々に提供してくれる。

DxO Markの数値を全て信じている訳ではないが、こうやって数値化する事でおおよそセンサーの性能が判る。Pentax MX-1は、、、

Color Depth 20.4、Dynamic Range 11.3、Low-Light ISO 208

同じセンサーを使っていると思われるOlympus XZ-2、Panasonic LX7などもほとんど同じ数値を示していて、これはISO100~400のネガフィルムと同等の性能を持っていると考えて良い。被写界深度の違いを除けばネガフィルムで表現出来る全てを1/1.7型センサーで作り出せると言っても差し支えない。

Low-Light ISOの値は208であるが、これはDxO markが求める画質を作り出せる最高感度でしかないのでそれ以上の感度が使えない、そんな話ではない。私が良く撮る風景ではISO1600でもLightroomで再現像すれば十分通用する。

MX-1で撮影された写真はLightroomを使えば、ハイライト、例えば空はほんのり青色が再現出来ているのならそれをしっかりと色の乗った青空を作り出せるし、黒く落ち込んだシャドーを持ち上げても等倍で見ると多少ノイズが見えるが(Lightroomなら綺麗のノイズも消える)A3プリントでも通用する。

少なく見積もってハイライト、シャドー共に1.5段分くらいの耐性があると思って良い。DxO Markのダイナミックレンジは11.3、この値は正しいと判る。

つまり1/1.7型のセンサーを持つコンデジはフィルム時代のコンパクトカメラ同様、一度買ってしまえば長く使えるカメラである、そう結論付けられる。

フィルム時代、一眼レフはモデルチェンジ毎に買い換えていたカメラマンもコンパクトカメラでは見栄っ張りでない限り、手持ちのカメラが用途にマッチしていたらそれを長く使った。コンデジもそれと同じで一度買ったらそれっきり。

コンデジが売れないのをスマホのせいだけにするのはおかしい。数年前に買ったコンデジでも十分今でも使えるからユーザーが買い換えない、そんな理由も大きい筈だ。

誤って糞カメラでしかないMX-1を買っちゃったのでOlympusのXZ-2が欲しくて欲しくてたまらない私であるが、もし素直にXZ-2を手に入れていたら壊れるまでずっと使い続けるだろう。「だろう」じゃない、「使い続ける」と断言出来る。

今後のコンデジの行方、画質で勝負する?、うーん、今も述べたように1/1.7型でも十分な画質を持っているし、そもそもスマホで写真を撮るような人達は等倍鑑賞や大プリントなんてしないでしょう?。だから1型や4/3センサーを搭載しても単に高価になるだけで全く意味がない気がする。

またどうやら世界中で「小さいカメラ=良いカメラ」、そういう認識はないようで・・・。

Lumix GX7を購入する直前までGM5も選択肢に入っていたし、GX7を得た今でもGM5のあの小ささは魅力的だ。コンデジサイズでEVFが内蔵されていて、沈胴式のキットレンズ・・・、これほど優れた小型カメラは類を見ない。レンズ交換式なので他のパンケーキタイプのレンズを装着しても良い。

ところがこのGMシリーズ、あまり人気がないようで・・・。一応今も現行機種であるがすでに生産が終了しており、後継機種の話も無い。

コンデジくらい小さくて画質はコンデジよりも良いのに売れなかった。何故?、多分高いからだと思う。レンズキットタイプで確か昨年12月くらい、一番安かった時期で5万円を切っていたが、スマホからのステップアップ組からすると5万円は大金だ。しかも5万円もあればAPS-C一眼レフも選択肢に入ってくる。

Fujifilm X30、これぞ私が理想とするコンデジだろう。ところがこれもあんまり売れなかったようで2年も持たずに生産終了、カタログ落ちしてしまった。何故売れない?、これは1/1.7型よりほんのちょっと大きいだけの2/3型センサーの割りに高過ぎた。そりゃぁ誰も買わないって。

フィルム時代、高級コンパクトと呼ばれるカメラ、一体どれだけ売れたか?。ほとんど売れなかった筈だ。Contax TVSやTシリーズを持っているブランド志向の友人が周囲に一人いたくらいでしょう?。

Ricoh GR1、Nikon 28Ti、35Ti、Minolta TC-1・・・、この辺りを持っていたのも高級一眼レフをメインに使っているようなカメラマンだけ。決して一般にこれら高級コンパクトカメラが浸透していた訳じゃない。

旅行や誕生日と言ったイベントの記念写真を欲する一般の人がカメラに掛ける値段なんて高が知れている。3万円が限度だろう。それは今も変わりない。運動会やお遊戯会で良い写真を撮りたいと思う親の予算はその倍以上であろうが、対象は動く物に強い一眼レフであってコンパクトカメラではない。

コンデジがスマホに駆逐された?、そうじゃない。今まではデジタルカメラバブルだっただけ。たまたま猫も杓子もデジタルカメラに手を出した時代が5年くらい続いた、デジタルカメラを使うのがトレンドだっただけに過ぎない。売れなくなったのではなく、売れていたのが異常で売れない今が普通なんだ。

なんだかんだと日常を撮影するだけなら「写るんです」と言ったレンズ付きフィルムで十分だった。それが今はスマホなのだろう。

私はフィルム時代、「写るんです」なんて自分の意思では決して使わなかったし、スマホを持っている今もそれで写真なんて撮らない。どれくらい写るのだろうか?、スマホを手にしてから数日に渡り、色々な風景を撮影したくらい。すぐに飽きた。実用したのは一度だけ。実家の風呂場の改装する際、業者に換気扇の写真を撮ってメールで送った1枚だけ。

スマホはカメラじゃないから日常でストレスなく使えるコンデジが欲しい。でもそんな人間は極少数しかいない。仮にそういう人間がある程度存在しても使えるカメラを見つけたらそれが壊れるまでずっと使い続ける。

デジタルカメラバブルでしかなかったのに「コンデジは出せば売れる」、「新しいのが出たら買う」、そんな勘違いをカメラメーカーと消費者である我々がしちゃった。そして消費者が先にその間違いに気付いた。

ではどんなコンデジを作ったら売れるのか?。スマホに対抗出来るのか?。うーん、スマホと言うツールは小型の超高性能パソコンでしょう?。

コンデジとスマホの関係はワープロ専用機とパソコンと似ている。一太郎などのパソコン用ワープロソフトが日本語入力特化したワープロ専用機に勝っていたとは到底思えない。それでもワープロ専用機は廃れた。恐らく今現在、一般向けのワープロ専用機なる商品は販売していないだろう。

となるとコンデジも将来は死滅する?。本当にそうなるかもしれない。しかし若者文化、トレンドってのは計り知れない。ある日突然スマホで写真を撮るのが恥、「カメラ」を持って写真を撮るのがそれこそスマート、そんな時代が来るかもしれない。

そんな時代が来るのを期待して、あくまでもユーザー感覚として、まずはFujifilm X30、Olympus XZ-2レベルのカメラが3万円で買える事。これが最低条件だろう。センサーは1/1.7型で十分だ。どんなに高性能であろうとコンデジに3万円以上出す人間なんてそんなに多くはない。

商売としては難しいだろうなぁ。3万円のコンデジを薄利多売で1万台売るのと、6万円まで価格を上げて2千台を売るのとどちらが正しい?。

3万円でそこそこ使えるコンデジが手に入ったら、今度はみんながそれで満足し、レンズ交換式カメラまでステップアップしてくれない。企業側は恐らく後者が選んでしまうのだろう。でもそれはフィルム時代でも一緒でしょう。

本日の写真、コンデジだからこそこういう加工をして遊びたい。Photoshopで数工程で作れちゃうが、この手の加工ならスマホが簡単なんだろうし、様々な面白いアートが作れるのだろう。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. ふく | URL | -

    Ricoh GR1、Minolta TC-1 妻が昔購入したようで家にあります。一眼は大きさ重さの関係でペンタックスをずっと使っていますが。妻曰く、この高級コンデジはデザインが気に入ったようで購入したとのこと。今はsony RX100M4がメインですが、しょうじきこのカメラは高すぎる。でも最近体力も年のせいでなくなってきたので一眼を持ち歩くのもつらい。ということでこんなユーザーがコンデジを買うのでしょうか?

  2. BigDaddy | URL | -

    > ふく さん

    おお!、高級コンパクトカメラを奥様は2台も所持されているのですか!。比較的珍しいケースではないでしょうか?。当時の写真仲間を思い出しても、カメラ、レンズを集めるのが趣味の人を除けばあんまりいませんもん。

    SonyのRXシリーズをメインに使っている、そういう人も少ない気がしますねぇ。大型の一眼レフ、ミラーレスを2台持ち歩くのは大変だから、サブとしてRXシリーズ、そんな人が多いんじゃないでしょうかね。

    また暗い場所でパンフォーカスを得たいなんて時は大きなセンサー搭載カメラよりも1型前後のクラスが遥かに良い写真を撮れる気もします。

  3. tsunomagari | URL | -

    コンデジ3万円説に同意します。

    職場の女の子がカメラ欲しいんです。何がいいですか〜?って聞かれたんですけど、予算上限は3万円でした。
    旅行に行くのにスマホじゃ嫌だ、カメラで撮りたい、シャッター押したいというニーズでした。
    宮崎あおいちゃんのカメラがいいですって、結局、SH-3を買ったようです。
    写真好きって言ってたので、中古でm4/3はどうって勧めたんですが、3万円以上は出せないそうです。

    カメラが売れないのは写真の価値?みたいなものが下がっているからじゃないですかね?
    写ればいいっていう人が多いのでしょう。
    スマホで人の顔撮ると歪みが気にならない?って僕の意見に同意してくれる人は少数派です。

    確かにコンデジなら壊れるまで使い続けるので、商売にはならないでしょうね。

  4. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    今日、近くの清澄庭園でちょっと来園者のカメラチェックをしてみた。普通のコンデジで撮っていた人は50代くらいの人が3人、ネオ一眼の外人さんが2人、あとはスマホか一眼レフ(ミラーレス機を含む)でした。スマホとミラーレス一眼の女子もいました(笑)
    今時、コンデジを購入する層って、ガラ携の中年以上の年齢層が多いような。外人さんのネオ一眼は浅草や新宿御苑などのような観光スポットでよく見かけます。
    スマホで写真を撮って満足している人が、コンデジを欲しがりますかね。超広角レンズ付きや水中写真が撮れるとか付加価値のあるコンデジはニッチな需要はあると思いますが。
    まあ、最近のコンデジはスマホとwi-fiを通じてリンクして色々出来て便利になっていますけど。
    3万円の壁でコンデジもありか、画質重視なら1インチ機初代RX100も3万円代で買えますよ。

  5. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    何か趣味を始める時、初期投資ってやっぱり3万円なんだと思います。5万円以上のコンデジを買わそうとするカメラ業界が大きな勘違いをしている気がしますねぇ。NikonのD5300ダブルズームキットがすでに5万円を割っている訳で、レンズ交換式カメラに関してはまともな価格設定なんですけどね(笑)。

    写真の価値もそうかもしれませんし、職場の女の子のような方は解像度がどーの、等倍にしてどーのなんて気にしないでしょうし、価格.comや各種レビューに目も通さないでしょう。買い物は我々がハードディスクを探すのと同じく、プライム会員になっているamazonで安いのを探す・・・、程度じゃないでしょうかね。

  6. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    確かに有名観光地を観光している外人のネオ一眼率は結構高いと思います。これは私も以前から感じていました。

    昨日奥多摩に行きまして、ピンぼけ小僧さんのコメントを拝見していたので私もカメラチェックしました。散歩感覚で歩いている人は100%と言って良いくらいスマホでしたね。綺麗な渓谷の紅葉でも(1週間遅かったんですが)、スマホでパチリ。反対にそれなりの装備、トレッキングしている人はカメラも本格的でNikon、Canonの一眼レフが多かったです。この日はミラーレスの人はほとんど見ませんでした(私はα6000で撮っていました)。

    初代RX100、確かに安くなっていますが、3万円以内、つまりニッキュッパが上限なんですよ(笑)。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)