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Lumix GX7 VS Sony α6000

2016年12月31日 00:00

紅葉と雪

紅葉と雪

Sony α6000, EPZ16-50mmF3.5-5.6


廃波止場

廃波止場

Lumix GX7, SMC PENTAX-FA50mmF1.4


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今年最後のネタは春に購入したLumix GX7とSony α6000、それぞれ10ヶ月、8ヶ月使ってみての感想を述べたい。

両機ともに3000枚以上を撮影している(α6000はSonyから借りていた2ヶ月を含めると6000枚)。購入当初は都内のお散歩写真でGX7、旅行や郊外と言った車で出掛ける撮影ではα6000(+Pentax K-5)を使うと決めていたのだが、夏からはほぼ交互に使っている。

センサーの大きさは別にして、GX7はミドル~ハイエンドの位置付け。1/8000secを使えるシャッターユニットに電子シャッター、電子水準器、ボディ内手振れ補正(効きは悪いがそれでも1.5段は稼げる)、そしてタッチパネルを内蔵している。

一方α6000はロー~ミドルレンジモデルのカメラでしなく、写真を撮る為のお助けツールは一切ない。最高1/4000secのシャッターしか持たず、電子シャッター(電子先幕シャッターはある)も電子水準器もボディ内手振れ補正もタッチパネルも用意されていない。

ではGX7の方が優れているかと言うとそうでもなく、EVFが貧弱、Mモード(マニュアル露出)でのISOオートが使えない、1/2段毎の露出設定が出来ない(1/3段か1段)、USB充電が出来ない、AFでは動き物がα6000よりも弱いと言った高級機らしからぬ欠点があり、使い勝手は一長一短だ。

※USB充電が出来るレンズ交換式ミラーレスカメラってSonyだけ?

そんな訳で「ほぼ全部入りのSony α6500やα7IIが欲しい!」、そんな結論に至ってしまい、数年後にはα7II、α6500、GX7markIIのいずれかを買う路線がすでに敷かれている。

おっとそんな結論じゃ駄目か・・・。

現時点でどちらをメインカメラに選ぶか?、そんな観点ならm4/3用レンズが豊富にあり、ブレ補正を内蔵しているGX7に軍配が上がる。

14-45mmF3.5-5.6、45-175mmF4-5.6、25mmF1.7に加え、Olympusの17mmF2.8、これだけあればどんな風景でも捉えられる。マウントアダプターを利用して、Pentax用レンズの50mmF1.4と100mmF2.8を加えれば135換算で100mm、200mmの大口径単焦点レンズになり鬼に金棒。

α6000は純正レンズに16-50mmF3.5-5.6しか持っておらず、後はマウントアダプターを利用してPentax用レンズを使っているだけでシステムとして貧弱極まりない。しかもそんなレンズを使用する際には手振れに注意せねばならず、暗い場所ではGX7よりも感度を上げての撮影を強いられノイズに言及するとGX7の方が良い、そんな逆転現象も起きてしまう。

ブレ補正付きの純正単焦点Eレンズは35mmと50mmしかなく、将来α7IIを購入する予定なのでAPS-C専用レンズをこの時期に買うのを躊躇ってしまう。APS-C専用のE50mmF1.8を買うのなら135対応のFE50mmF1.8を買った方が良いに決まっているが、それにはブレ補正がない。

唯一、欲しいと思うのが中古で投げ売られていて、そこそこの画質を保っていると言われている55-210mmF4.5-6.3。16-50mmに55-210mmのズーム2本体制だけでもレンズ側にブレ補正が内蔵されているから十分と言えば十分ではあるのだが・・・。

センサーの違いは全く気にならない。これは以前申し上げた通り、A3~A3ノビプリント前提ならばすでに1/1.7型のセンサーでも私が撮影する風景ではISO1600(現像ソフトにより再現像するのが前提)でも及第点に達しており、m4/3、APS-CセンサーならばISO3200は当たり前。風景、意図によってはISO6400でも耐えられる。

勿論物理的な問題、小さなセンサーは大きなセンサーの性能を決して上回れない。しかしそこはLightroom等の現像ソフトの力がものを言う。少なくともノイズ耐性に関してはm4/3でもAPS-Cに限りなく近い状態までに仕上げられると言い切っても良い。

またm4/3は被写界深度が深く、APS-Cよりも絞りを開けられ、絞り開放から優秀なレンズが多いので、実際に半年以上もGX7を使ってISO6400まで上げなくちゃ撮れなかった・・・、そんな風景はほとんどない。

ISO3200の風景は結構撮っているのだが、それぞれの露出を見ると多くで絞り優先AEを使っているので「これなら絶対にぶれない」、カメラがそんなシャッタースピードを提示してそのまま撮影しているので、マニュアル露出に切り替え、絞りを開け、GX7のブレ補正を信じながらカメラマンが頑張ればISO1600、ISO800で撮れるカットばかりだった。

すでにOlympus OM-D E-M5markIIネタを書き始めている。このカメラのブレ補正機能には感動する。焦点距離にもよるが、1/2秒なら結構な確率で止まってくれるし、保険を掛ければ1秒でも使えるコマが出てくる。

135換算50mmとしてGX7、そしてAPS-Cのα6000、Pentax K-5でギリギリ使えるシャッタースピードが1/8sec。それでISO3200まで上がるような風景ならばE-M5markIIではISO800(1/2sec)、気合と根性で数コマ保険を掛ければればISO400(1sec)まで下げられる。

EV1、EV2の風景を手持ちでISO400~800の感度で撮れるのだからOlympusのブレ補正技術は半端じゃない。まだ廃墟でE-M5markIIを使っていないが、EV2が当たり前の廃墟の屋内でも手持ち撮影でISO400、800が使えるなんて夢のようだ。

E-M1markIIはさらに優れていて2秒でも止まると言うのだからISO200で撮れちゃう!。そうなるとノイズ耐性において、静物を撮るだけ、そんな条件ならばAPS-Cを超えたと言っても良いのだろう。暗がりを手持ちで撮影するシチュエーションが多いカメラマンなら20万円超でも買う価値があるかもしれない。

静物の静止画、それに言及すれば・・・。

超高感度に強いSony α7Sシリーズ。しかし初代のブレ補正のないボディに単焦点レンズを使うくらいならばISO感度を思いっきり下げられるOM-D E-M5markIIの方が結果的に良い絵が出てくる筈で、E-M1markIIはさらにその上を行っているのだから・・・。

但し、全部入りのSony α6500のブレ補正がカタログスペック通りの性能を発揮するのなら、私ならE-M1markIIよりも安価なα6500を、同じOlympusならばPEN-Fを選ぶ。やっぱり中央に出っ張りの無いお弁当箱タイプのカメラが好き。

いずれにせよISO3200まではLightroomでどーにもでもなるからGX7、α6000を併用してセンサーの差を感じた事は一度も無かったりする。

感じると言えば画素数。α6000は2400万画素あるのでA3ノビプリントを想定すると半分にぶった切ってもギリギリ使える。となると16-50mmと言うレンズだけでも望遠側はトリミングによって135換算で24-120mmくらいかな?、そんな万能レンズになってくれる。

だからα6000に16-50mmだけで1日を過ごしたりしているお散歩写真も多く、コンデジ感覚で写真を撮れるのが気に入っている。最近はこれにPentax 645用レンズの75mmF2.8を持って出掛けていて、これで望遠が足りないと感じた事はほとんどない。単に望遠で切り取りたい風景に出会っていないだけとも言えるが、望遠が必要になったら55-210mmを買うまでだ。

その16-50mm、「画質が悪く使えないレンズ」と評判だ。しかし本当にそうだろうか?。本ブログのα6000レビューで何度も「そんなに悪いレンズではない」と書いているが、もう一度ここで述べよう。

確かに電子的にレンズ補正を、しかも強烈に掛けているので周辺部、特に広角側での四隅の描写は褒められたものじゃない。確実にLumixの初期のズームレンズである14-45mmF3.5-5.6に描写力では負けている。とにかく広角側はF8まで絞らないとびっくりする程周辺部は悪い。

しかし一番悪いと言われる16mmでもF8まで絞れば、α6000の写真をGX7と同じく1600万画素に縮小し、その描写を見る限り、解像していないのは四隅のみ。しかもそれは等倍表示で確認出来るだけでさらに半分に縮小したらほとんど判らない。となるとA3ノビ程度のプリントサイズならこのレンズで十分なんだ。

※少なくともE16-50mmF3.5-5.6は1600万画素のPentax K-5で粗がはっきりと見えるDA18-55mmF3.5-5.6よりは優れたレンズだ

そんなこんなでどっちのカメラも欠点はあるものの使っていて大きな不満はない。これは一眼レフとミラーレスカメラの差とも言える。

・ミラーレスカメラはボディもレンズも一眼レフよりも小さく軽くなる
・EVFで仕上がりを見ながら撮影するので大きな失敗が無い

これだけで撮影が楽で楽で・・・。

裏を返すと「楽な趣味ほどつまらない」となるのだが「ふっ、苦行こそがアドリナリンの活性化に繋がるのなら俺にはPetnax 645があるぜ!」であるし、ミラーレスには一眼レフでは味わえなかった楽しみがある。それは、、、

「マウントアダプターによってほぼどんな一眼レフ用のレンズでも装着が可能」

マニュアルフォーカスを強いられるが、EVFで部分拡大をすれば少なくともPentax K-5やK-3と言ったAPS-C一眼レフにMFレンズを使うよりもジャスピン率が高い。

GX7ではPentaxのFA50mmF1.4、M50mmF1.4を画角100mmの明るさF1.4のレンズとして使えるし、α6000では上述の通り、645用のA75mmF2.8を画角112mmの明るさF2.8のレンズとして使っている。

どちらも二周り大きなフォーマット用のレンズとなるので古いレンズながら1~2段絞り込むだけで周辺部まで解像するし、85mmF1.4や135mmF2程ではないが、開放近辺で大きなボケも楽しめる。

デジタルカメラの場合、無駄に大きなレンズ(センサーのフォーマットを越えた規格のレンズ)を使うと光が内面反射だかして画質が悪くなると言われている。

それが原因がどうか、はたまた古いレンズなのでコーティングが現行レンズよりも劣っているのか、とにかく逆光には弱い。

特に645 A75mmF2.8は半逆光でも光の影響が大きく、太陽の光が直接入らないように大き目のフードや手でレンズ前面を覆ってやらない限り眠たい絵しか出てこない(もしかしたらレンズに若干のクモリがあるのかも)。
一眼レフが使い辛いとは思っていない。光学ファインダーでも使い慣れたカメラなら露出の癖が判るのでそれで大きな間違いなど起こさない。しかし一度、レンズを含めGX7やα6000と言ったミラーレスカメラを使ってしまうともう元には戻れない気もする。

「一眼レフじゃないと撮れない写真ってありますか?」

そう問われると、動き物は地方をゆっくりと走るローカル線と猫くらいしか撮らないので答えは「ノー」となる。だったら携帯、撮影において楽が出来て、かつ、MFレンズを限りなく堪能出来るミラーレスカメラの方が私には有効だ。

GX7がどーの、α6000がどーの・・・、そんなのはもはやどーでも良い。EVFが搭載されたミラーレスだったら何だって構わない、そんな結論に達するのだった。

そんなこんなでGX7、α6000の両方、楽しく使っている。これに1秒でも風景が止まるE-M5markIIに、フィルムカメラではあるが、大きなボケや立体感を楽しめるPentax 645があるのだから、他のカメラシステムは不要と言っても良いくらいだ。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    あけましておめでとうございます
    本年もよろしくお願いいたします

    最近、私の街歩きのメインカメラはfujiのX100です。
    135換算35mm f2.0の単焦点レンズ、1230万画素のAPS-Cセンサー搭載ですが、このセンサーはX-Transではありません。
    街歩きお散歩写真ですから極端なスローシャッターを切ることもないので、手ぶれ補正なしです。

    X100のXF23mmf2.0のレンズは来年発表されるX100Fでもそのまま使用されるようで、最初から2400万画素対応だったようです(推測ですがー笑)
    昨年発売されたレンズ交換用のXF23mmF2.0はX100のものとはレンズ構成がかなり違うようです。

    SonyのフルサイズEマウントレンズもやっとEF50mmやらEF28mmなど価格リーズナブルなものが出始めたのは、マウントアダプターによるオールドレンズ遊びでレンズが売れないからでしょうか。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    明けましておめでとうございます。こちらこそ本年もよろしくお願い致します。

    X100ってX-Transじゃないんですか!。知りませんでした。となるとSony製なんですかね。
    まぁ私の場合は手振れ補正に全てを委ねているところがあるので(笑)、可能ならばどんなレンズでも使えるボディ側補正が良いんですよね。Fujifilmのカメラは常に注目しているんですが、買おう!、そこまではどうしても・・・。結果、FujifilmカメラならコンデジのX30が一番欲しいカメラなんです。

    SonyのFEレンズは28mmと50mm、この安価セットがあれば、望遠はRikenonの135mmがあるのであとはどうにでもなると思っています。今の私には135フォーマットが必要不可欠って訳ではないので、やっぱりオールドレンズ遊び専用カメラになるんだと思います。

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