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Olympus OM-D EM-5markIIレビューその1 ファーストインプレッション

2017年01月16日 00:00

EM-5markIIとGX7

EM-5markIIとGX7


ようやくOlympus OM-D EM-5markIIの始まりだ。中には「本当は持っていないんじゃねぇか?、友達から借りているだけじゃねぇの?」と思っていた方だっていたんじゃなかろうか(笑)。

今回はファーストインプレッション。昨年春に下書きしたものを、今になってその時の記憶を辿り、加筆修正した。

購入前から量販店でちょくちょく触っていたのでそれを手にして感動したり後悔したりとそんな感情にはならないものの、手に持った時の充実感は優れている。

「デジタルカメラで初めて金属外装なカメラを触ったな」

そんな印象。Lumix GX7もSony α6000もはたまたPentax K-5も部分的に外装に金属を用いているものの質感が丸でない。これだったらプラスチックでいいじゃないか!、そう思える貧相な感触しかないが、E-M5markIIは持った時のズッシリ感は半端じゃない。

大きさの割には重い。バッテリーを含めLumix GX7が402g、Sony α6000に至っては344gしかないところE-M5markIIは469g。特にα6000と比較すると100g以上も違うのだから、重いと感じるのは仕方ない。しかしK-5と比較すると300g、しかも一眼レフはレンズ込みとなるとさらにm4/3システムとの重量差が広がるので、この程度で重いと言っちゃいけない。

また触った感触が他のカメラと違うんだ。仕上げ塗装が優秀なのだろうし、もしかすると外装の金属部分、他社のカメラよりも分厚くしているのかもしれない。とにかくボディを指でナデナデしたら違いは一発で判る。だから「重い」のではなく、それを「充実感」と表現したいんだ。

このカメラはPentaxの一眼レフと同様に防塵防滴仕様となっている。防塵防滴には外装は何だって良く、シーリング?、水や埃が入らないように加工されている訳だが、Pentaxカメラよりも質感が高い分、雨が降っても、山中の廃墟で手荒く扱っても10年くらいへっちゃらなんじゃなかろうか?、そう思わせてくれ安心感に繋がる。

※言い換えると安心、過信し過ぎちゃって大失敗って事になるのだが・・・(笑)

50年も動かないまま・・・

あの「くもとり」である

Olympus OM-D E-M5 markII, M.Zuiko12-50mmF3.5-6.3


OM-Dシリーズは一眼レフのデザインを模しているので中央に三角出っ張りがある。最近の一眼レフはここに内臓ストロボを入れちゃうでしょう?。中身の半分は空気が詰まっているようなもの。またポップアップさせる為にこの三角部分で軽量化を図っているに違いない。だからここに質感が皆無なんだ。

でもE-M5markIIはストロボを排除して、多分、この中に何かEVF関連を含め、色々なものが詰まっているのだろうし、肉厚なんじゃなかろうか?。指で「トントン」と三角部分を叩くとその質感を得られる。

こんな表現は如何だろうか?。

Pentax K-5はこの三角部分で頭を殴られてもちょっとした頭部裂傷くらいで数日の養生で退院出来そうだが、E-M5markIIの三角部分で殴られたら確実に長期入院、下手したら死を招く・・・。

大きさもAPS-Cの割にα6000が小さ過ぎるだけでm4/3カメラとしてはこれくらいが適当だ。それを考えるとE-M1、LumixのGX8とかG8は大きいと思う。E-M5markIIくらいの大きさなら今後、縦位置グリップも追加しても良いかなと感じる。

Lumix GMシリーズ、特にEVF内臓のGM5は良くあの大きさに纏めたとビックリする。ちょっとしたお散歩写真ならばGM5くらいコンパクトだと最高だ。未だに欲しいと思うカメラの1つだ。

しかし、ではメインカメラとして本格的な撮影までこなしたいか?、と問われると、今度はあの小ささがあだになる。なんだかんだと小ささによる弊害があるからだ。

デザインの良さは3つ挙げられる。

先ずグリップがなまこ型でない事。ほんのちょっと盛り上がっているだけ。私のように馬鹿でかいバズーカレンズを使わない人間にはなまこグリップは邪魔なだけ。しかもなまこグリップはデザインを壊すので嫌いだ。

次に軍艦部のごちゃごちゃ感とでも言おうか?。人それぞれ好みがあるのだろうが、私はこのようなごちゃごちゃしている軍艦部、大好きなのだった。如何にも「メカ」って感じがする。ダイヤルやボタンはあればある程カッコイイのだ。

最後の1点はデザインとしては損なっているが、使い勝手が極上になる・・・、それは裏側の親指ストッパー、備え付けのサムレストとでも言うのだろうか?。右手の親指の位置が盛り上がっていてこれが親指をしっかりと固定させてくれるんだ。外側に力を掛けられるとでも言おうか?。これにより右手に掛かる重さが軽減され、上手く考えたなぁと関心している。

これがあるとないとでは雲泥の差だ。言葉だけだとわかり辛いと思う。是非とも量販店でこのサムレストをチェックして頂きたい。言わんとしている事をきっと理解して頂けるに違いない。

デザインだけでカメラを判断するのなら一眼レフデザインのカメラ(当然一眼レフも含む)であればFujifilmのX-T1とこのE-M5markIIが同率1位に輝くくらい素晴らしい。そしてそれは初代E-M5でもなくE-M10でもなくE-M1でもない。

購入したのはブラックボディ。トップ写真を見て質感なんて比較できないものの、安っぽく見えるがデザインは洗練されているGX7、武骨で高級感もあるE-M5markII、そんなイメージを持てる。三角でっぱりがある分、E-M5の方が小さく見えるが大きさは意外と変わらない。

唯一の残念は「デザインが一眼レフである事」・・・。OM-Dシリーズを全否定しまうが、やはり中央の三角の出っ張りは要らないっちゃ要らない。「安かったらPEN-Fを買っていたよねぇ、お弁当箱だし、ダイヤルがゴチャゴチャしていてカッケェじゃん!」、弁当箱でダイヤルゴチャゴチャが素敵!、うちは連れと意見が一致している。きっと数年後、PEN-F markIIが出る頃、安くなった初代PEN-Fを買っているに違いない。

EVFの見え具合はLumix GX7と比較したら月とすっぽん。E-M5markIIのEVFを一度覗いてしまうとGX7のそれが腐っているようにしか見えない。またGX7のEVFは露出オーバー像になると色が極端に浅くなり、色が転んでいるように見えてしまい、これにかなり戸惑ったが、E-M5markIIは露出オーバーなら単に明るいだけで色がおかしくなる事はない。これだけでもこのカメラを持つ価値がある。

シャッター音は素晴らしい。Pentax K-5くらい静かだし、K-5は「パコッ」と静かだけど頼りない音が鳴るのに対し、E-M5markIIはちゃんと「カシャッ」とカメラらしい音。人はシャッター音だけでもやる気が違ってくるもんだ。

特に電子先幕シャッターを利用するとシャッター音が鳴るのはほんの一瞬、これなら静音を目的として電子シャッターを使う必要はないんじゃなかろうか?、と思える程。

キットレンズのM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3は普及タイプの標準レンズの割にはちょっぴりサイズが長い気がしないでもないが、このレンズの良さは広角にズームしても望遠にズームしても長さが一切変わらないのが素敵だ。

一般的なズームレンズはどちらかにズームすると鏡胴が伸びるでしょう?。それが無茶苦茶カッコ悪い。それがこのレンズにはなく、それだけで十分に価値がある。造りの悪さ(最悪と言っても良い)、画質、F値の暗さなんて二の次。

12-50mmは135換算で24-100mm、これくらいあるとお散歩写真ならほぼこれ1本で行けるし、簡易マクロモードを搭載しており、43mm(換算86mm)に固定されるものの被写体に20センチまで近寄れ、本格的なマクロ撮影には縁の無い我々にはピッタリ。

ファーストタッチとしては上々のカメラ、レンズだ。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    http://fukagawa1953.hatenablog.com/

    確かにお散歩写真はM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3、1本ですみますが、パワーズームはいまいちしっくりきません。
    私はLUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6を持っているので、散歩の途中で野鳥も撮りたいのでこちらのレンズの出番が多いです。
    カメラ本体の大きさや質感ならX100のサイズと重さでX-Proが出て欲しいものです。

  2. 6400k | URL | -

     E-M5MK2、お待ちしておりました。今のところ、ポストE-M10の本命です。(特に不自由は感じてないので、だいぶ先でしょうが・・・)

     いつも通り容赦なくやってください(笑) 楽しみにしております。

  3. auf | URL | 3eyVfeeo

    カメラのボディにグリップがついたのはNikon F3からでしょうかね? Canon AE-1以降は
    電池の収納場所になりました.AF時代になって電池が大型化したのでグリップも大型化し
    た? 僕はグリップなくても一向に構わないですがないカメラを捜すのは大変です.

  4. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    そうそう、シャッター音はやる気にさせる大事な要素ですよね。。。シグマsdQuattro ちょっと残念。特に連写は歯切れが悪くて。。(笑)その点キャノンは凄いです。機関銃です。

  5. taka | URL | -

    50年も動かないままの・・・これロープウェーのゴンドラですか。まさか、宙づりのまま50年ですか?

  6. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    パワーズームは私も嫌いなんですが、それ以前にズームリング周りの造りが無茶苦茶悪いですよね。こういうところが日本製じゃないって事なんでしょうかね。これで本当に雨の日大丈夫かいなって心配になります(笑)。

    お散歩のついでに鳥を撮る、そうなるとやはり高倍率のズームレンズが良いですよね。m4/3用レンズは高倍率ズームでも画質は良いと聞きますしね。

  7. BigDaddy | URL | -

    > 6400k さん

    センサーはイコールな筈なので違いと言えば防塵防滴と使い勝手かと。Olympusの場合、markIIモデルで使い勝手がかなり改善されるみたいなのでE-M10の次としては良いと思います。だいぶの先の話との事で安心しました。他のネタも絡めますのでE-M5markIIレビューは3月くらいまで続きそうですから(笑)。

  8. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    そうですね、F3、NewF-1、LX、その辺の時代からだと思います。その後、モードラ、ワインダーなどを経て、AF時代に突入し、仰る通り全社ナマコグリップとなり、それが今でも続いているんですから凄い事です。Canonのコンデジ、少し前までのパワーショットGシリーズ、これくらいの大きさのカメラでグリップもほんのちょっと出っ張っているだけ、そういうのが良いですねぇ。やっぱり最終的なデザインはPEN-Fですかね(笑)。

  9. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    K-5からK-3になってシャッター音が少し大きくなったように感じるんですが、これってやっぱりK-5は静音に努め過ぎてしまい、音色の面では最低だった、それをK-3でカメラマンがやる気になるような音質にしたって事なんだと思いますねぇ。私はヤシコンのContaxのシャッター音が好きでしたねぇ。ちょっと高音でシャキッ!、そんなような音色・・・。

  10. BigDaddy | URL | -

    > taka さん

    私もビックリしたんですよ。80年代くらいまで動いていたろうと思っていたらwikiを見ると1966年には運行休止とあったのでホントに50年間、このままみたいです。その割にはこの施設は綺麗に保存されています。フィルム時代、20年くらい前に訪れた時とほぼ同じでした(笑)。

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