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Capture One ProでFujiflmフィルムシミュレーションを他機種で使っちゃえる!

2017年01月20日 00:00

Tokyo Snap

Tokyo Snap


Sony α6000, SMC PENTAX-M50mmF1.4


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



Fujifilmのフィルムシミュレーション情報に関して色々とネットで漁っているとやたらに「icc」なる記号が目に入る。これはCapture One Pro(以下C1)などで使われるカメラプロファイルの拡張子名。なるほど、C1でFujifilmのフィルムシミュレーションを模倣したプロファイルを誰かが作ったんだな!。

今日はそんなお話を・・・。

本ブログ、HOWTOサイトではなく、読み物、写真、カメラエッセイがコンセプトなので単に「ここのサイトのこれをあーだこーだしたらこーなる」、では終わらせない。私が辿った労をここで皆さんと共有する、そんな訳で話が長くなるので悪しからず。

最初に見つけたのが次のサイト。

Some ICC made for Capture one to emulate X-E1 OOC color

早速ダウンロードしたさ。そして2年前にX-E2で撮影した写真をLightroomで現像したものとC1にこのiccを当てて現像したものを比較する。うん?、なんか全然違うぞ?。

待てよ!、確かFujifilmのカメラってX-E1までの時代とそれ以降とで発色に大きな変化があったとずっと以前ネット情報で仕入れた。となるとX-E1用のプロファイルをX-E2で使ってもそりゃぁそっくりにならんわなぁ。

そこでしょ~がねぇ、こういう時のphotography Blogである。ここはおおよそのレンズ交換式カメラのRAWファイルをダウンロード出来るとってもあり難いサイト。X-E1のサンプルを幾つか見繕ってダウンロードしたさ。

それをLightroom・・・、いや、Lightroomはいちいちカタログを作らなくちゃならないから直接Photoshopで読み込んでCamera Rawのベルビア、プロビア、アスティア像を作る。それとC1のそれぞれで比較。

うーん、微妙!。確かに傾向は似ている。彩度はなんとなくマッチしているような気がするが、輝度なのか、色相なのか、発色が異なっている。一目で違いが判るから自信を持って「X-E1のベルビア、プロビア、アスティアだから皆さんもどうぞ!」とは言い切れない。

それでもそれぞれのフィルムシミュレーションの特徴はしっかりと捉えているから、これはこれで「あり」だと思う。つまり「いやいや、X-E1の発色を完璧に模倣していないと駄目!」、そんな人、世の中にX-E1ユーザーしかいない筈で、だったら限りなくそれに近い発色をするRaw File Conveter EXやLightroomを使えば良い。

そうでなく他社ユーザーでFujiflmのフィルムシミュレーションに興味がある、そんな人間は多少の発色違いなんてどーでも良く、それを元にマイベルビア、マイプロビア、マイアスティアを作り出すだけ。

次の3枚はSony α6000の写真を用い、このC1用X-E1プロファイルを元に作ったマイベルビア、マイプロビア、マイアスティアだ。アスティアとプロビアが反対じゃない?、と思われるかもしれないが、これで正しい。

※以下、マウスクリックで大きな像が表示される

マイベルビア マイプロビア マイアスティア
2017-01-20-02 2017-01-20-03 2017-01-20-04



これだけでは満足しない。RawTherapeeでは1月12日の記事の通り、プロネガスタンダードとプロネガハイ用のプロファイルがどうしても見つからなかった。だからC1用ならそれがあるんじゃねぇか!、そう思ったさ。

果たしてあった!。

Capture One Pro 8 Film Simulations

凄いね。全部のフィルムシミュレーションを作っているではないか!。これは小躍りしちゃう。早速ダウンロードだぜ!・・・、うん?、ダウンロード出来ないぞ・・・、これは良くあるパターンか?。公開、共有時期が過ぎちゃって削除されちゃっている?。

諦めて他を探す。そんな矢先、この上のサイトを紹介している日本語ブログがあった。

YOUのデジタルマニアックス - フジフイルム X-T1+Capture One Pro 8フィルム現像プロファイルが無料ダウンロードできます

なるほど!、fuji x-forumのメンバーにならないとダウンロード出来ないのね!。なんとか全てのプロファイルをダウンロード。C1に登録する。いざ比較!。

もう、ガッカリ!。丸で違う。X-E2とX-T1でも発色が違うのか?。しょ~がない、再びphotography Blogのお世話になる。X-T1のRAWを数枚ダウンロードし、LightroomとC1でそれぞれのフィルムシミュレーションで現像する。

でも駄目。お話にならないくらい大きく発色が違っている。不思議なのがこれだけ異なっているのにフォーラム内のコメントを見るとみんな「感謝!」のメッセージを残している(最初の数ページしか読んでいないが)。うーん、発色に煩いFujifilmユーザーが何故この違いに目を瞑っているんだろうか?。もしかして発色に神経質なのは日本人だけかい?。

いずれにせよ、この方のプロファイルは似ても似つかぬ色になるので即削除!。最初に紹介したX-E1用プロファイルの方が優れている。

そして再び、プロファイル探しが始まる。するとどうだろうか!。

apture One Pro 9 Film Simulations incl. ACROS

上を見つけた。おやっ?、これって駄目出しした同じ作者さんじゃないか?。紹介コメントを見ると「以前作ったプロファイルよりも優れている、またアクロスも追加したぜ!」だそうだ。おお!、なんだよ、作った本人も違うと思っていたんじゃねぇか!。そりゃぁそうだよなぁ、Fujifilmユーザーでない私が見ても明らかに違っていたから・・・。

早速ダウンロードしC1用にセットした。このセット先、C1はiccファイルのインポート機能はないようなので、手動で任意のフォルダに放り込む必要がある。WindowsとMacでは違うのでインポート先のフォルダがどこなのか、それは各自上記のリンクから探してちょ!。

それとダウンロードしたファイル、先頭のカメラ名を手持ちのカメラ名(C1で表現されている)にするとデフォルトでそれを選べるようになるので、面倒でも手持ちカメラ全てでデフォルト表示されるようにファイルをカメラ分コピーしつつファイル名を変更した方が良いだろう。

photography BlogからダウンロードしたX-T1のRAWでチェック。うーん、そっくりにはならない。でも以前のものよりも遥かに似ている。ヒストグラムも違いはあれど山の稜線はかなり近い。

いずれにせよLightroomのフィルムシミュレーションも撮って出しJPGとは異なる絵が出てくるのだから、この程度の違いは気にせず、自信を持って「C1でFujfilmのフィルムシミュレーションが使えるぞ!」と言える。

もしかするとC1のVer8とC1のVer9とで画像処理エンジンに大きな変化があったのかも。

1つ解せないのはX-T1用の他にファイル名に「(X-Pro2)」と記されているのがある。ついでにこれも使ってみたが、X-T1用とX-PRO2用らしきプロファイル、同じベルビアでも全く違うんだ。全体にX-PRO2用らしきプロファイルの方がコントラストが弱い。これって本物のX-T1とX-PRO2の撮って出しJPGも同じベルビアでも異なる絵になるって事なのだろうか?。X-PRO2の撮って出しJPGの方がコントラストが弱いの?。

だとしたらフィルムシミュレーションの意味を全く成さないと思う。そもそも以前から申し上げている通り、X-E1までとX-E1以降とで発色が異なっている事自体がおかしい訳で・・・。本当にカメラによって発色に変化があるのならプロビアII、III等と違う名にするべきだ。

だってLightroomやRaw File Converter EXのフィルムシミュレーションと撮って出しJPGとで色が違う!、と結構な人が騒いでいるでしょう?。だったら「X-T1とX-PRO2とでは発色が違う!」、と多くの声が聞けそうなものだが・・・。なんだろう、Fujifilmユーザーはカメラ毎の発色の違いは気にならないのだろうか?。

私は今後Fujifilmを使うとしたらコンパクトカメラのX30ユーザーになるだろう。でもX30とX-E2とでは発色が違うから不愉快だ!、なんて100%言わない自信がある(笑)。このカメラ、売れなかったのかなぁ、中古市場でほとんど見掛けない。喉から手が出る程欲しいのに・・・。お買い得X30があったらPentax MX-1なんぞ即売却じゃ!。

さて、今回比較に使ったのはVer9、現在C1の最新はVer10。そうなると今度はVer10用のプロファイルがまたこの方から発表されるのかもしれない。

Sonyユーザーは無料でC1のライトバージョンを利用出来る(Capture One Express for Sony)。この無料バージョンでもiccプロファイルが使えるのならSonyユーザーには朗報だろう。ただでSonyカメラにFujfilmのフィルムシミュレーションが使えちゃうのだから・・・。

下の3枚はα6000で撮影した写真をC1のX-T1プロファイルを使ってプロネガハイ、プロネガスタンダード、クラシッククロームで現像したもの。またトップ写真はプロネガハイを利用している。

プロネガハイ プロネガスタンダード クラシッククローム
2017-01-20-05 2017-01-20-06 2017-01-20-07




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