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Olympus OM-D EM-5markIIレビューその5 M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3は駄目レンズ? Part2

2017年01月28日 00:00

産業遺構

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Olympus OM-D E-M5 markII, M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3EZ


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事でこのM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3EZ(以下12-50mm)を「やっぱり画質はあんまり良くないよね」と思われた方、そう、その通り。

デジカメwatch - OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II(実写編)の最初の写真をご覧頂きたい。

12-40mmF2.8と言うツーランクも上のレンズの描写でも言っちゃ悪いがこの程度。像の流れも無く四隅まで解像はしているが、全体に輪郭が太い割にはパリッとしていないでしょう?。多分これがOlympusの描写なんだろう。どことなくFujiflimの遠景描写に似ている気がする。

その記事では「1,628万画素であったE-M1より解像力を上げると同時に精細感も向上させることに成功している。木々の枝葉が細かく分離しており、紅葉の赤や黄といった色飽和しやすい葉もきちんと描写されていることがわかる。」と書かれている。

うーん、Pentaxを贔屓するつもりはないが、K-3(K-3II)に普及タイプの16-85mmレンズでもこれ以上に木々の枝葉が細かく分離すると思う。これはセンサーの大きさの差なのだろうか?。

※勿論、Lightroomで再現像すればもっと綺麗になるし、この程度でもA2プリントくらいは楽勝なのだろう

では「M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3は駄目レンズ?」の後編、標準域~望遠域の描写を語っていこう。

今回も撮って出しJPGは使わず、Lightroomでシャープ適用量を50で再現像したものを掲載する。カメラプロファイルはVividがあまりにも彩度が高く気持ち悪かったのでNaturalを使っている。

先ず25mmの絞り開放のF5.1の像を。以下等倍切り出しはマウスクリックで1000x1000ピクセル像になる。


25mm 絞りF5.1

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中央

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左上

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右下

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前回の記事の通り、左端の描写は悪い。しかし中央と右端は全く問題が無い。

こんな事を言ったら高価なレンズを購入したユーザーにお叱りを受けるかもしれないが、デジカメwatch - OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II(実写編)での14-40mmF2.8と比較しても四隅は別にしてさほど違いはないと思う。

焦点距離25mmでは絞り開放でも十分行けると判ったのでF8の像は割愛し(極普通の描写、四隅も解像してくる)、次に再望遠の50mm(換算100mm)の像を。

50mmの絞り開放はF6.3とちょっと暗いのでこの開放像が使えるか否かによって写真の表現がかなり違ってくる。幾らSonyのセンサーを得て高感度が強くなったとは言え、なるべくISO800を超えたくない。天候や時間帯によってはF8にも絞りたくない、そんなシチュエーションが多い。


50mm 絞りF6.3

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ピント位置

2717-01-28-07


若干光の滲みがあるようだが、十分でしょう。

これよりも遠景を絞り開放で撮影した写真がないが、連れが撮影した写真も含め、ざっと見る限り、50mmでの絞り開放は十分に使えるレベルにある。

さて、今回、何故Lightroomで検証をしているか?。

OlympusのカメラはE-P3もそうだったがデフォルトのシャープネスでも強めに掛かる傾向がある。「太くて濃い」と言った方が良いかもしれない。だから等倍で見ると好みの像になってくれないんだ。

しかし、こういうのはFujifilmのX-Transセンサーと同じく、実際にプリントしてみないと何とも言えない。まだE-M5markIIで撮影した写真をA3までプリントした事がないが、経験値から言えばA3程度の大きさなら等倍で見た際に輪郭が太くて濃い方がメリハリのある写真になるのは確か。

いずれにせよその太くて濃いが嫌いだからLightroomで適用量50、半径1.0を基準に現像している。これで遠景の山々に生えている木々もおおよそ綺麗に見える。

普及タイプのズームレンズだから遠景の山の木々、特に夏のモコモコした常緑樹で肉眼でも木の一本一本を判別出来ないような風景では眠たさを感じるし、周辺の描写は中心部よりも悪く、特に広角側で絞りを開けて撮影していると解像はしない。

周辺部は広角側では若干像が流れ、これはシャープネスを加えても回復は難しい。言え、Sonyの16-50mmF3.5-5.6程ではない。またPentaxのDA18-55mmF3.5-5.6のように像面湾曲が激しく中央と周辺部のピント位置がずれる事も無いので、描写力に関して満足はしていないものの不満も無い(左隅の描写の悪さは今後新宿のサポートセンターでチェックしたい)。

望遠域はそこそこ。及第点。うーん、やっぱり普通。このレンズ、ネットでの評判はすこぶる悪い。すでに生産が完了したようで今では1万円ちょと投売りされており、中古では1万円割れもそろそろ出てくるんじゃなかろうか?、

そう考えると防塵防滴仕様だしとってもリーズナブル、費用対効果は無茶苦茶高いレンズと言え、しかも135換算で24~100mmまで使えるのだから、おおよそこれ1本で足りてしまう。私は気に入っている。

本日トップ写真。Lightroomで1月14日の記事で紹介したFujiflmのクラシッククロームを模倣したカメラプロファイルを使って現像した。


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コメント

  1. あっちゃん | URL | rbj6yZGk

    12-50mmF3.5-6.3EZはあまり良くないですか。(笑)

    オリンパスの絵作りとしてはクッキリ感を出したいというか、
    線の太い輪郭補正が掛かっているのかなと思っていますが。
    Aモードで撮ると絞りたがるプログラムラインも、
    解像感を高めようとする狙いが有るのかと勘ぐったり。

    キットの14-42EZは使っているんですが、逆光に弱いというか。
    太陽が画角に入る構図にするとフレアが凄い。を通り越してハレーション的に
    全体的に白くなってしまいますね。

    PENTAXの16-85は。
    自分が買ったヤツは右下に解像度のムラが有りましたね。
    方ボケというような感じでは無く、部分的にモヤが掛かる様な。
    一度修理にしましたが改善は無し。
    点光源が古典的非球面レンズらしい輪ボケになってしまうので意外と使う場面を選ぶと思いました。

  2. BigDaddy | URL | -

    > あっちゃん さん

    良くない訳じゃありません。片ボケが無ければ普通に写るレンズです。防塵防滴で1万円ですから費用対効果は高いレンズだと思います。

    うちの14-42mmは電子ズームでないバージョンですが、どうもm4/3の普及タイプのレンズってみんな逆光が弱い、そんなイメージがありますね。ただハレーションはさほど無かったような気がします。ただLumixのG25mmF1.7のような単焦点でも逆光ではゴーストが出たりしますね。

    保証期間がまるあるのならしつこいくらいに修理依頼されるとごくまれに治って帰ってくる事あります。私は尚って帰ってくるどこか、DA17-70mmは片ボケとかでなくAF不良の可能性があるって事で修理をお願いしたのですが、帰ってきて数日でまた動きがおかしくなり、その時は新品と交換になりました(笑)。

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