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水根貨物線(東京都水道局小河内線)を歩く その2

2017年02月07日 00:00

第一弁天橋梁

第一弁天橋梁


Sony α6000, EPZ16-50mmF3.5-5.6


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事からの続き・・・。

奥多摩駅側のむかし道の入り口の急坂の羽黒坂を上ったところにその廃景があった。

先にこれは廃線と書いたが、正しくは休線との事。どう考えても復活する筈もなく、この辺はビジネスが絡んでいるのかもしれない。廃線とすると行政から撤去を求められるのかも・・・。休線とする事で放置出来る?。後のネタになるが奥多摩ロープウェイも確か廃止ではなく休止中だった筈。

まぁ休線のお陰でこうやって見事に遺構として残っているのだからありがたいと思わなくちゃいけない。しかも何の冒険もせずにトレッキングコースとして整備されている旧青梅街道、むかし道を歩いているだけでそれに巡り合えるのだから廃マニアとしては休線万歳!。

時に前回の記事では熊谷組が造った第三氷川トンネルを紹介したがその竣工は昭和27年。昭和27年と言えば金田一耕助が扱った事件「不死蝶」がある。

たまたまAmazonのFire TVだったか金田一耕助シリーズをひたすら鑑賞しており、時期の異なる2つの「不死蝶」を見ていた。両方ともテレビシリーズで古谷一行が金田一耕助を演じている。子供の頃からテレビ大好きっ子だったので今でも金田一と言えば古谷一行が一番似合っていると思っている。

そのドラマ、1つは1978年製作(マドンナ役は竹下景子)、もう1つはその10年後、1988年製作(マドンナは有森也実)。これが横溝正史原作だと昭和27年の事件と言う想定ならしい(昭和28年説もある)。この頃の日本はまだまだ多くが貧乏だった。なのに東京都水道局小河内線は当時の最先端?、施設(設備?)にコンクリートをふんだんに使った路線。これは奥多摩と言う地域で石灰岩が良く取れた事もあるのだろう。

ちなみに多くの方もご存知の「病院坂の首縊りの家」、この事件は原作では昭和28年。妄想するのが大好き、そして妄想は現実と嘘(小説やテレビ)が入り乱れるから面白い。この病院坂、名は異なるが坂そのものは実在していて地下鉄白金高輪駅近くにあり、その坂を見るだけの為に白金高輪まで行った事もある。

シャーロック・ホームズは本当にいた!、ベイカーストリート221Bにかつて彼がドクター・ワトスンと住んでいた!、そう思い込むとの同じく熊谷組によって第三氷川トンネルが造られた頃、金田一耕助は不死蝶と呼ばれる事件を解決し、その翌年にはあのおぞましい病院坂の首縊りの家で推理を働かせていた訳だ。

トンネル入り口に戻る

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さてトンネルを引き返すと見える風景は・・・。

短い橋がある。第一弁天橋梁と言うらしい。これまた実に廃線らしい見事な朽ちようで感激だ。それがトップ写真。右側の金属の手摺のある登り道がむかし道だ。

ここは枕木と枕木の間から下を覗けるが、レールも枕木もしっかりしているので注意して渡れば落ちる事はないと思う。何しろこの先にはさらにゴージャスな橋梁が待ち構えているので廃好きは危険承知で渡ってしまうのだろう。今回は上から(むかし道)ここを写す方がカッコイイだろうとそのままむかし道を進んで次の橋梁を目指した。


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第一弁天橋梁を下手に見てまた坂道を上る。この日は御岳渓谷と鳩ノ巣渓谷、はたまた里山を周遊したりと結構な距離を歩いており、しかもむかし道入り口のとんでもない急坂、羽黒坂をエッチラしていたからもう上り道はウンザリ。距離にして1キロ程度しか歩いていないのに脚がフラフラ。でも廃景を前にして撤退する気もない。

頑張って歩くと今回の最終目的である第三氷川橋梁がある。うーん、やばいね、日が落ちてきた。あと1時間もしたら日没だろう。これは急いで撮らねば。そのお話はまた次回!。


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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | od2ryG16

    鉄でできた橋といえども 転ばぬ先の杖 が必要なくらい朽ちってますね。
    こちらはトンネル以外 普通の地道になっちゃって行く気がしないんです。

  2. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    古谷一行の金田一耕助モノは私も好きでよく見ていました。
    それにブームだった角川文庫の金田一耕助もほぼ全巻近く読みました。

    レールがよく残っているの廃線でなく休線だからですかね。
    西武鉄道も見捨てた線なので復活は100%ないのでしょうが、残っていたら結構人気なっていたでしょう。まあ、落石防止などのコストが大きくで採算がとれるかは難しいでしょうが。

  3. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    朽ち方としては一級品かもしれませんね。
    言い換えると、如何に廃線だろうと整備されたらそれはもう廃景でないのかもしれませんね。その宝塚のトレッキングコースも今はまだ廃線っぽい感じがしますが、今後どうなるかでしょうかね。
    軽井沢へ向かう碓氷峠のアプト道、これもトンネルは素晴らしいですが、レールも枕木も外され、ここが廃線跡だと知らされないとただの山道になっていますしね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    金田一シリーズ、書籍は購入したものの他、私も図書館でほとんど読んでいるかと思います。本陣殺人事件とか今思うとあまりにもトリックが嘘臭くて陳腐な気もしますが、それも含めて金田一シリーズなのかなと思っています。

    さて、この廃線ですが、国に所有者が固定資産税などの税金を払っているのなら放置されても誰も文句は言えないですよね。バブルが崩壊しなければ今頃、鉄道は走らないにせよ、ハイキングコースにはなっていたかもしれませんね。

    奥多摩ロープウェイも所有者がいるそうですが、こっちはどうも書類上に名を連ねている人々がすでにお亡くなりになっていて云々、どこかで(wikiかもしれません)そんな記事を見ました。

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