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Olympus OM-D EM-5markIIレビューその11 久々にOlympus Viewerを使ってみる

2017年02月17日 00:00

冬、そして郷愁

冬、そして郷愁


Olympus OM-D E-M5 markII, M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3EZ


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



Olympusの純正現像ソフト、Olympus Viewer 3(以下OV3)。E-P3を多用していた頃、そこそこ使っていた。今日はそれをE-M5markIIで使ってみた感想を述べたい。

カメラで可能な発色、コントラストなどの画質調整とほぼ同じ事がOV3では可能で、アートフィルターも後から追加したり変更したりも出来るのが特徴だ。

当たり前と言っちゃ当たり前。PentaxのDigital Camera Utility 5(以下DCU5)もユーザーインターフェースまでカメラのそれに似せていたりする。しかしDCU5はカメラで可能な作業をパソコン上で行えるのだが、中身は市川のSilkypix、しかも過去の画像処理エンジンが使われており、細かな部分でPentaxカメラとは異なる結果が出てしまう。

何しろPentaxの十八番との言えるファインシャープネスは一目で違いが判るし、エクストラシャープネスに至っては未だに搭載されていない。カメラによってはこれまたPentax独自のホワイトバランスであるCTEも使えない。

CTEはK-3で使え、K-5では使えない(K-5本体にはCTE機能はある)。要するにDCU5はK-5には正式には対応していないのを意味する。でもだったらK-5に正式に対応しているPentax Digital Utility 4(PDCU4)でCTEが使えるかと言うと使えないんだな。

CTEは撮影時の状態でホワイトバランスが大きく変わるのでそれを後から調整するのは元々無理?、いえいえ、Pentaxカメラはカメラ内現像が可能で、後からホワイトバランスをCTEに変更出来るのだから、恐らくCTEにする為に何かのEXIF情報を読み取っているだろう。だったらDCU5でも同じ事をするだけで良い。

ホント、Pentax/Ricohはセコい!。PDCU4、DCU5はカメラで可能な現像処理が全て出来そうであるが、あくまでもそれは見た目でしかなく世界一の糞現像ソフトと言い切っても良い。市川のノイズリダクション処理がPentaxの撮って出しJPGより優れているのが唯一誉められる程度。

Pentax、そしてDCU5の糞っぷりを書こうと思えば長文のネタが2つ、3つ簡単に書けてしまうのでこれ以上は述べないが市川の画像処理エンジンを使っているNikon、Panasonic、Fujifilmも似たような傾向にあると思う。

市川製のそれに対してどれだけ毛嫌いしているかはGX7レビュー内の次のリンクをご覧頂ければ判るだろう。

MarkIIじゃないPanasonic Lumix GX7レビューその20 添付ソフトに対する企業姿勢
MarkIIじゃないPanasonic Lumix GX7レビューその21 添付ソフトの調子ツールは面白い
MarkIIじゃないPanasonic Lumix GX7レビューその22 添付ソフトのノイズリダクション ついでにNikonの現像ソフトであるNX-Dについて

その点、OV3は安心だ。撮って出しJPGと同じ設定で現像すると細かく見ても違いがほとんどない、判らない。ヒストグラムを見ると違っているのだが、これは画像処理エンジンが異なると言うよりもJPG圧縮時の問題ではなかろうか?。

それとOV3の最大の武器はおうちでアートフィルターを掛けられる点にある。連れは撮影中に何かを感じるとカメラをいじって一向にカメラを構えない。何をやっているのか近くに寄るとアートフィルターの設定をしている。これはE-P3の頃から同じ。

「OV3で後からやりゃぁいいじゃん」と言うと「判っているけど試してみたい」と訳の判らん返答をする。連れは決して撮って出しJPG派じゃない。Olympusのi-Finishなんて気持ち悪い絵になると言って決して使わないし、トリミングは私より大胆に行う。重要な写真はLightroomなどを使ってあーだこーだと何かやっている。それなのに何故かアートフィルターだけは現場で使いたがる不思議な人。

そして撮った写真を再生して見せて「どうよ!」ってな具合でお鼻を膨らましているから困ってしまう。そう言われてもねぇ、「それはOlympusさんの力です」としか言いようがなく・・・。昨年の紅葉狩りの際にも妙なアートフィルター(ファンタジックフォーカスかデイドリーム)を使い、「どうよ!」って言われちまって・・・。

しかし、何故彼女がおうちでアートフィルターを使わないか?、ちょっぴり判った気がする。OV3、動作がトロいんだ。Lightroomはサクサク動くからパソコンが対応し切れていない訳じゃないと思うからOV3が重いんだろう。

重いと言っても上記の市川さんちのそれぞれのメーカーの現像ソフトも重いし、RawTheraepeeもイラッとする時もある。しかしOV3は特別に重い!。

数枚現像する程度なら我慢出来るが、ではその日撮影した数十枚にアートフィルターを掛ける!、なんて作業はうんざりする。だから現場でアートフィルターをあーこーだセットする彼女も間違いじゃないかもしれない。「Olympus Viewer 遅い」で検索を掛けるとまぁ仰山出てきますなぁ。やはり皆さん、この遅さにビックリされている。

OV3は等倍表示で現像しているとまぁあり得ないくらいチンタラしている。フリーズしたんじゃないかと思う程。露出補正をするだけでもデモザイク処理を最初からやっているんじゃないってくらい遅い。どの処理も10秒くらい掛かってしまうんだ。

露出を補正し、ホワイトバランスも直し、仕上がりを変更し、アートフィルターを掛けて、シャープネスとノイズリダクションを調節する・・・、等倍で調整していると全てが1回に付き10秒。露出補正を-1EV掛けたら暗過ぎた、-0.5EVに上げたがそれでも暗い、やっぱり0でいいやぁ、これで30秒掛かるんだ。

えぇ?、E-P3を使っていた時、そんなにも遅かったっけか?。試すと等倍でそれぞれの処理に7秒。1200万画素から1600万画素になって+3秒、妥当な増分ではある。

びっくりするのが等倍で調整しているとCPUを100%使うんだ、100%の状態が5秒以上続くからこっちはフリーズしたと思っちゃう。これはE-P3で現像していた時には気付かなかった。何故気付かなかったか?。

まともに使っていなかったのだろう。Olympusのカメラはシャープネスが最初から強いので風景によってそれをセットし直す事はしないし、ノイズの多い写真に関してはそもそもOV3なんて使わない。つまり等倍で確認する作業をOV3ではしなかった。

わざわざOV3を立ち上げる理由はただ1つ、アートフィルターを使う時だけ!。その際に露出やホワイトバランスくらいは変えるが、それは等倍表示では行わないので1つが3秒以内、だから処理が遅いのに気付いていなかったようだ。

E-M5 markIIになってローパスフィルターレスになったのでどの程度の解像感をOV3で得られるのか、そんなチェックを始めたら10秒待たされたからたまげちまったんだ。

OV3はカメラと普通の人の目では見分けが付けられないくらい撮って出しJPGと同じ絵を出す。それを実現するのに一般的なパソコンではこれくらい処理が掛かってしまうのだろうか?。

この遅さ、重さ、これは私のようにアートフィルターを使うだけに起動、そんな人間には気にならないものの、OV3だけでRAWで撮影した写真に対して様々な現像処理を行うにはかなり無理があると思う。

等倍で作業するのはシャープネスとノイズリダクションくらいだろうが、発色やコントラストにおいても時には部分的に等倍で確認する時だってある。特に露出、コントラストの上げ下げではハイライト部分、シャドー部分をじっくり見る必要がある。うちのパソコンで10秒の処理、幾ら最新のパソコンでもそれが1~2秒になる、これはあり得ないでしょう?。

そうなると初めて本格的なデジタルカメラ、Olympusカメラを買った方にはこの現像ソフトは不向きでしかない。カメラで生成されるJPGと同レベルの写真を作り出せるメリットは大きいものの、これだけ現像処理に時間が掛かっては、再現像したいとは思わないでしょう?。

E-M5markIIはカメラ内現像が出来、テスト的に数枚そうやって仕上がりを見るなんて時には便利かもしれない。しかし現像処理を一から見直すような本格的に処理には向かない。やはりパソコン用の現像ソフトを使う方が効率は良い。

RawTherapeeは現像初心者には不向きだし、Captrue One Proは最新のカメラに対しての対応アップデートが遅過ぎる。やっぱりLightroomを使うのが幸せだと思うし、「OV3はアートフィルター作成ソフトである」、そういう認識を持って使うべきかも知れない。

本日の写真、連れが撮影している。雪が残ったとある集落でのコマ。OV3を使ってより郷愁をイメージしてアートフィルターのジェントルセピアにフレーム、ピンホール効果を加えてみた。

この日は時間にすれば前半の2/3を彼女、残りの1/3で私が撮影しており、そんな時のカメラの各種設定は彼女優先モードとなり、使い辛いったりゃありゃしない.。

例えばfnボタンを使ってのISO感度、ホワイトバランスの設定。彼女はfn2ボタンにそれをセットし、前ダイヤルにISO感度、後ろダイヤルにホワイトバランスなのだが、私はカメラ前面のプレビューボタンを使って、ダイヤルは逆、前ダイヤルがホワイトバランスで後ろダイヤルがISO感度。たったこれだけの違いでも人は短時間では手に馴染まない。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    Olympus Viewer3、私もMacにインストールいますが、ほとんど使っていません。
    普段Lightroom使いなので、いろいろアプリを使うのも面倒なもんです。
    それにOlympus Viewer3の処理速度はなかなか改善されませんね。

  2. ハッセルじいちゃん | URL | od2ryG16

    思わず侵入したくなる廃虚ですね。
    枠も昔の乾板や湿板的なイメージで、レトロな雰囲気が感じます。
    OLYMPUSの場合、RAWとJPEG間を行き来できて使いやすいですよね。

  3. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    何故あんなに遅いのか不思議でなりません。1600万画素で10秒ですから、単純計算でPEN-FやE-M1markIIの2000万画素ともなると、うちのパソコンだと等倍調整では1つの処理に10数秒掛かる訳で・・・。やはりOlympus Viewerはアートフィルターソフトと考えるべきでしょうね。アートフィルターを使う時だけ起動!。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    この家屋、とっても見晴らしの良い場所にあり、外観を撮っているだけで50メートル先からでも目立っちゃうんですよ(笑)。近くにピザ屋さんとかもあったような気が・・・。さすがに近寄って云々はしませんでした。背景が残雪だったのでこの位置からがベストだったかなと。

    アートフィルターを使って本格的に加工とは思わないのですが、たまには面白いですね。でもやっぱり処理が遅過ぎて・・・。最新パソコンに買い換えても劇的に早くなるとも思えず・・・。

  5. mazuya | URL | -

    はじめまして。

    はじめましてmazuyaと申します

    私は3年ほど前にPEN mini E-PM2を購入し今はE-M5 mark2を使ってますが、
    現像ソフトはずっとOlympus Viewerを使っています。
    他のソフトを使ったことがないのでこんなものかと思っていましたが
    やはり遅いんですね(^_^;)

    最近はよく星景を撮るので細かい現像が出来るLightroomの導入を
    検討してたのですが、この記事を読んでますますその想いが強く
    なりました(笑)

    とても参考になりました。
    ありがとうございました^^

  6. BigDaddy | URL | -

    > mazuya さん

    コメントありがとうございます。

    そうですね、Olympus Viewerを徒歩とするとLightroomはウサイン・ボルトくらいの処理スピードと言っても良いかもしれませんよ(笑)。

    Lightroomはカタログを作ったり、最初に現像する時だけ等倍像を表示するのにちょっと時間が掛かるくらいであとは全くストレス無く処理が可能です。1600万画素カメラなら2世代前のパソコンでもメモリさえ8GB入れておけば割りとサクサク動きます。

    星景などを撮られるのならノイズ処理も必要でしょう。だとするとLightroomが適していると思います。コンポジットするにせよPhotoshopが一番便利なので両方が利用出来るフォトプランで購入されるのが良いかと思います。

    今後とも宜しくお願い致します。

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