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MモードでISOオート、そんでもって露出補正

2017年02月25日 00:00

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Sony α6000, EPZ16-50mmF3.5-5.6


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今日はOlympus E-M5markIIの話に絡んではいるが、各メーカーのカメラにも大きく関係しているのでE-M5markIIレビューとは題さず、通常のネタとして書き上げた。

「MモードでISOオート、そんでもって露出補正」

これの利点をしつこく述べたいんだなぁ。

E-M5markIIはMモードでISOオートが使える。それはE-P3でも同じ。確か福島いわき市の炭鉱跡巡りをする前日、昨年5月の事だった。

この旅では私がSony α6000とPentax K-5、連れがE-M5markIIとE-P3、そんな体制で挑み、途中、システムを交換して互いがα6000、E-M5markIIを楽しむ、そんな企画もあり、E-P3を使うのが久し振りだったのでどんな機能があったかとマニュアルをパラパラと捲っていて、おやっ?、こいつもMモード+ISOオートが出来んじゃねぇか!。

なんてこったい!、E-P3を手に入れて3年経って初めて知ったわい!。って事はOlympusの他のカメラでもMモードでもISOオートが可能なのだろう。

ところがOlympusのカメラは2月21日の記事の通り、間抜けと言うか、常人では考えられない独特な仕様を持っており、このMモードでも不思議仕様、ISOオートが使える癖に露出補正が出来ないんだ。なんのこっちゃである。

「マニュアル露出なのだからそもそもISOオートがおかしいし、露出補正?、意味判んない・・・」

必ずそう語る人間が出てくる。「マニュアル露出 ISOオート」などで検索すると価格.comでは毎度毎度こういう馬鹿げた話になっているのが判る。ネットで言ういわゆる「釣り」の台詞なのか、馬鹿の一つ覚えとも思えるくらい、常にMモードでのISOオート、露出補正を否定する輩が何人も沸いて出てくる。

質問主をからかっているのでなく真剣に「MモードでISOオート?、訳判んねぇ」と言っている輩は論点がずれている、誤った解釈をしている。

MモードでISOオート、これはPentaxで言うTAVモード。つまり立派なAE(自動露出)モード。AEなんだからISOオートは当たり前!。調べてみるとPentaxがTAVと言う言葉も含めてなにやら特許を取っているらしいんだ。だから他社はこのAEを「TAV」と名付けられないそうだ。

まぁだったらAS、SA、AT、TAとかすりゃいいだけだと思うが、Sony、Nikon、そしてCanonもそうかな?、そしてOlympusも新たな名称を作らずにMモードとしてISOオートが使えるようになっている。この三社はMモードの中に従来の「マニュアル露出」とTAVと言うAEモードの2つを持っているんだ。だから、、、

「LumixカメラがMモードでISOオートが使えない!、なんとかしてくれ!」

これは正しい発想。ここで「MモードなのにISOオート?」と返してくる輩は単なるアホ。言い換えると、、、

「他メーカーはMモードをAEとして働かせられる事も出来るのにLumixはMモードではAEにならない、なんとかしてくれ! 」

となる。そして問題はOlympus。MモードでISOオートが使え、AEとして働いてくれているのに露出補正が出来ない!。そんな致命的欠陥がある。

追記

PEN-FとE-M1markIIはMモードでISOオート、そんでもって露出補正が可能となっている。Olympusもようやくこれの重要性に気付いたようだ。

E-M5markIIやE-M10markIIと言った現行品も今後のファームウェアに期待を持てる。是非ともMモード、ISOオート、そんでもって露出補正、これを実現して頂きたいものだ。

となるとそれが出来ないのはPanasonicだけ?。
では何故MモードをAEとして機能させ、露出補正も欲しいか?。

当たり前だが絞りとシャッタースピードを決め打ちたい時。

Sony α6000と16-50mmF3.5-5.6を例に挙げよう。このレンズ、最広角の16mmでは最低でもF8、回折現象(小絞りボケ)が出てでもF11まで絞りたいと思わせるくらい周辺の描写が悪いレンズ。

夕方、そこそこの速度で走ってくる列車をピタリと止めたかったとする。撮影距離にもよるが1/250secは欲しいと思った。しかしシャッター優先AEだと辺りが暗いから絞りを開けてしまう。下手したら開放のF3.5が表示される。冗談じゃない。このレンズの16mmの絞り開放なんて・・・。

ISO感度が上がっても良いからここは1/250secのF8で撮りたい!。勿論、その値にマッチするISO感度を手動でセットすれば良いだけの話であるが、ISOオートが使えたら便利でしょう?。さらには露出補正も機能すればF8、1/250secのままハイキーにもローキーにも自在に明るさをコントロール出来る。

また廃墟の屋内と言った暗い場所ではISO感度がガンガン上がるのでギリギリまでシャッタースピードを落としたい。でも通常の絞り優先AEだとシャッタースピードを落とさずにISO感度を上げてしまう。

この時、ISO感度の上限値を変更したり、これまたマニュアル露出でISO感度を手動で設定すれば事なきを得る。暗くても光が回っていて常に一定の露出であればマニュアル露出で構わない。しかし窓際は明るい、光が差し込まない奥は暗い、露出はころころ変わる。ならばMモード、ISOオート、露出補正が使えれば、カメラの設定と言う煩わしさから開放され、撮影だけに集中出来る。

すでにMモードがAEとして機能しないLumix GX7で慣れちゃったので、E-M5markIIでも、どちらのシチュエーションでもマニュアル露出で手動でISO感度を設定しているが、PentaxとSonyを使う時は便利なTAVを使う、使える機能があるのだから使うのは当然。それを一部の輩は意味も無く否定している。

今も申し上げたようにMモードでISOオートを使っているのだから、誰がどう考えてもそれはAE(自動露出)モード。なのに露出補正が付いていないのがOlympusのデジカメ。その昔、フィルム時代、エントリーの一眼レフにそんなカメラがあったと記憶するが、何故E-M5markIIのような高級機をそんな馬鹿げた仕様で販売しているのか不思議でしょ~がない。

E-M5markIIもE-P3もMモード+ISOオートを使う場合、カメラが決めた露出でカメラマンが撮らされる。裏技として露出基準値を変更すれば+-1EVまで露出補正が可能なものの、メニューを掘り下げる必要があり、実用性に乏しい。

よってMモード+ISOオートはカメラマンの明るさに対する思考が100%無視される。唯一の可能性はAEロックにあったが、なんとOlympusのカメラはMモード+ISOオートではAEロックも出来ないじゃねぇか!。残念過ぎるカメラとしか表現出来ない。開発者に「使い手を考慮し、もっと仕様を煮詰めろよ!」、と言いたい。

利点はある。カメラマンは何も考えずに絞りとシャッタースピードの組み合わせだけ考えるのみ。明るい、暗いに関してはおうちに帰ってから現像ソフトで露出の上げ下げをするだけで良い。ISOオートの上限値を400~800にセットしていれば暗い場所でも無駄に感度が上がる事も無い。

また幸いE-M5markIIの自動露出はPentax K-5よりも遥かに優秀で構図中に大きな輝度差がない限り(空が明るいけど撮影対象は日陰の路地とか)、私の理想からおおよそ+-1EVに収まってくれるのであとはLightroomでチャッチャッと露出補正を一括変換してやりゃ済む。

フィルムカメラを使った事のない若い世代のカメラマン、最初の1台がPentaxで言うTAVモードのあるデジタルカメラ(Sony、Nikon、Canonなど)だった。そんな人がOlymspusやLumixカメラを使い始めたら必ずここで躓く。そして価格.comとか知恵袋とかで質問するのだろう。そして上述した通り、決まって一昨日おいでな回答をする馬鹿どもが出現する。この無限ループ地獄、面白いっちゃ面白い。

露出補正ダイヤルが独立しているからFujifilmのカメラもMモードでAEになり、露出補正出来るのかな?。となるとCanonは現行品はMモード+ISOオート+露出補正に舵を切っているようなので、結果、OlympusとLumixのm4/3軍団だけが他社と違った方向に進んでいる事になる。

百歩譲ってLumixはPanasonicと言う家電屋だからそういう細かいカメラマン向きの配慮が出来ないちょっとお馬鹿集団、そう考えても良いが、Olympusはカメラ屋なんだから、MモードのAEとして露出補正が出来ないなんてあり得ない。家電屋レベルと揶揄されてもしょ~がない。

Pentaxには主に電子接点の無いオールドレンズ用であるが、TAVでなくマニュアル露出において、グリーンボタンを押下するだけで絞り込み測光をしてくれる。現在の絞りとISO感度にマッチしたシャッタースピードをセットしてくれる。「絞り&ISO感度優先AE」のような働きをする。

中央重点測光になるので時としてかなりアバウトであり、暗所でのそれは全く当てにならないのだが、1つの目安にもなるので非常に便利な機能だったりする。考えられる機能はカメラマンの為に頑張って付ける、これがカメラ屋のプライドではあるまいか?。

まぁPentaxは別の部分でプライドもなくユーザーにも優しくない変なメーカーであるが・・・。それはRicohになっても変化が無く残念な会社でもある。

となるとデザイン部門はアホの集まりでしかないが、機能面では至れり尽くせりなのが家電屋のSonyなんだよなぁ。MinoltaとKonicaの血がまだ強いのを意味するのだろうか?。なんだかんだと私の中ではα7II、α6500、α99II最強説は変わらない。


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コメント

  1. 2800rpm | URL | wLMIWoss

    はじめまして。
    記事を楽しみにしています。
    E-M1 markⅡでは、できました! たしか。
    markⅠでもできたのかな?

  2. BigDaddy | URL | -

    > 2800rpm さん

    コメントありがとうございます。

    E-M1とE-M1marIIのマニュアルをダウンロードしたところ初代は不可能、そしてMarkIIでは仰る通り可能でした。となるとPEN-Fも可能ですから、ようやくOlympusもMモードでの露出補正に舵を切ったって事みたいですね。となるとE-M5markIIでも今後のファームウェアのアップデートに期待出来るかもしれませんね。

    今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

  3. auf | URL | 3eyVfeeo

    銀塩時代,一眼レフがAE化されたとき絞り優先とシャッター速度優先両方式があって
    どちらも可能なCanon A-1が出たとき「両優先」なんて言われましたが「両優先じゃな
    くてどっちか優先だろ」という突っ込みもありました.

    MモードでISOオートだと真の両優先が可能になったワケですね.

  4. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    Canonって元々はシャッター優先AE派だったんですよね。両方が付いた最初のカメラがA-1、初めて知りました。両優先、日本語難しいですね(笑)。

    時にPentaxなんてISO感度優先AEとかもあって「どんな時に使うんだろうか?」と首を捻っております。

    あと同じ家電屋でもSonyのように最初からMモード、ISOオート、露出補正が使えるカメラと未だにその思考すらないPanasonic・・・。この違いはなんなんでしょうね。

  5. NOBUNOBU | URL | -

    こんばんは

    デジタルになって、可変項目が3軸になり、1つを人間&2つをカメラ、2つを人間&1つをカメラが決めるかで、名称が入り乱れて、わかりにくいですよね。
    それに3軸すべてカメラ任せを加えて、都合7種類の自動露出方法がある訳で、各社様々な表現をしていますが、いまだ決定版はないようです。

    ちなみに、ISO感度自動のMモードですが、露出補正は自動露出ですから出来て当然として、
    もう一つ大切なのは、カメラが選んだISO値をリアルに表示しないといけないですね。

    ISOオートに設定して、シャッターを押すときに、表示が「ISO AUTO」と、選択モードの表示のままなのは勘弁して欲しいです。

    手元のコンデジ2台、1台は、このお間抜けな表示で、もう1台は、ちゃんとカメラが選んだISOがリアルタイムに表示されます。

    どこのメーカかは、まぁ伏せておきますが、どちらも、分類すれば、高級コンデジとかになるカメラです。

    どこもかしこも、お間抜けな仕様は、探せばキリがないということで…

  6. SA-11 | URL | -

    もしかしたら、なのですけれども、パナソニックやオリンパスは『露出補正』は『露出』の『補正』なのだからあくまで絞りとシャッター速度の調整によって行うべきものと考えているのかもしれませんよね。

    『同じ露出』でも ISO 感度を上げ下げすれば『明るさ』が変わるのであって、それは『露出補正』ではないという理屈かもしれません。

    つまり、マニュアル露出で ISO オートというのは、使用する人の意図としては完全に自動露出ですけれども、メーカーによってはそれを露出補正可能な自動露出とは位置づけられずに、マニュアル露出の亜流として実装しているのではないかと思います。

    気長に待てば将来、『露出補正』や『AE ロック』という言葉を使わず『明るさ補正』や『ISO 感度ロック』ができる機種が登場するのではないでしょうか。

    ...そういえば「昔は『どっちの優先モードが優れているか論争』があったんだよ〜」って父からよく聞かされました。思い出すと懐かしい。

  7. BigDaddy | URL | -

    > NOBUNOBU さん

    撮影モード数は現状その7種類しかないので名称に関してはメーカー毎に意地を張るのでなく規格化するべきですよね。

    ISO AUTO時のISO感度が表示されないカメラには出会った事はないと思いますが、少なくともEVF、ライブビューで撮影する場合、すでに露出は決定している訳ですから、どのメーカーも半押ししないとISO感度が表示されないってのがかなり不思議な仕様だなと思っています。

    カメラのレビューをしている個人ブログを見ていると大概「メーカーの人にはこのカメラで本当に写真を撮っているのか?」、そんな疑問を呈していたりしますが、カメラメーカーってカメラ、写真のプロ集団でしょうし、またプロカメラマンや一部のアマチュアカメラマンの意見も耳にしている筈で、どうしてお間抜け仕様が出来上がるのか、ホント、一度メーカーに人に尋ねてみたいです(笑)。

  8. BigDaddy | URL | -

    > SA-11 さん

    確かにそういう理屈がメーカー側にあるのかもしれませんね。しかし・・・。

    フィルム時代を考えるとISO100のフィルムに対して女性ポートレート撮影などで一律にISO50とかする人もいました。またベルビア50の実効感度はISO32相当、これは良く言われていた事で、私は通常ではISO50のままで撮影していましたが、PLフィルターを装着する時はシャドーが落ち込み過ぎるのでISO40にしたりしていました。

    となると今、開発部門を仕切っている人達はそんなフィルムの使い方をしていた人の筈であり、ISO感度による明るさの上げ下げ、ISO感度による露出補正は当たり前であり、いずれにせよ露出は絞り、シャッタースピード、ISO感度の3つが関係するので自動露出が当然の今の時代、MモードのISOオートにて露出補正が出来ないパナとオリの思考はおかしいと思っちゃいます。オリはようやくそれに気付いたようですが(笑)。

    どっちの優先モードが・・・、Canonはシャッター優先を主張していたようですが、結果的に絞り優先に負けちゃった、そんな経緯があったかと。私もその時代の事は良く知らないのですが・・・。

    理想はMモード、ISOオート、露出補正が可能で、かつプログラムシフト(露出シフト)が出来る、ではないかと思います。



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