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Olympus OM-D EM-5markIIレビューその15 撮って出しJPGの超高感度耐性は如何に?

2017年03月05日 00:00

チャリンコ墓場

チャリンコ墓場


Olympus OM-D E-M5markII, Lumix G25mmF1.7


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



E-M5markIIの超高感度のノイズ耐性・・・。

テストせずとも結果は判りきっている。Lumix GX7よりもちょっと良くてSony α6000よりも劣る。それでも己の目で確かめない事には・・・。

ISO800の像は当たり前に優秀だ。Low-Light ISOのスコアは896だからそれはDxO Markも認めている。E-M5markIIは手振れ補正機能が優秀なのでシャッタースピードを他機種よりも1段は落とせる、この二つの理由からE-M5markIIのISOオート時の上限感度は800にセットしている。ネイチャーフォトだろうがそこまで上がっても平気で使っている。

レビューに入る前に・・・。

前回のレビューで書いた通り、E-M5markIIのEVFは暗い風景だとより暗く表示してしまうのでそれを写真にするとびっくりするくらい明るく写っていた。それを踏まえてご覧になって頂きたい。

ではISO1600のJPG像から見ていこう。撮って出しJPGは全て仕上げをVivid、ホワイトバランスはオートでアンバーを-2にしている。そしてシャープネスを+1、ノイズリダクションは弱。

※以下、等倍切り出し像はクリックで1000x1000ピクセル像がポップアップする。


F5.6, 1/4sec, ISO1600

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ハイライト

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ミドル、シャドー

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明るく写っておうちでたまげてしまったコマ。実際の明るさは1段暗く、その明るさに合わせればISO800、また焦点距離33mm(135換算66mm)なので1/2secが使え、ISO400でも撮れてしまう。それでもこれと同じ明るさでPentax K-5を使って撮ると私なら1/10secを使い、絞りがF5.6のままならISO4500まで上がってしまう風景だ。

もう1枚、ISO1600の写真、それがトップ写真。これも明るく写っているが、ISO1600、1/10sec、F1.7で撮影していて上の写真よりも暗い状況にある。下にシャドー部の等倍切り出し像を掲載する。


ミドル、シャドー

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以前、E-P3で感じたシャドー部のモヤモヤは解消されている気がする。なにしろE-P3はISO200の像でもシャドー部に強烈なノイズリダクションが掛かっていた。これは当時のPanasonicのセンサーの質が劣悪だった事から画像処理エンジンで強くノイズリダクションを掛ける必要があったのだろう。それがSonyセンサーになったお陰で一般的なノイズリダクション処理になったのだろう。

次にISO3200の像。トップ写真をISO3200で撮ってみた。露出はF2.8、1/8secだ。


F2.8 1/8sec, ISO3200

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ハイライト

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シャドー

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たまげた。ISO3200の撮って出しJPG像でも何の文句も無い。これはK-5でもGX7でもα6000でもなかった事。この3機種の性能が悪いのではなく、E-M5markIIの画像処理エンジンのノイズリダクションの表現が私にマッチしている、Lightroomに限りなく近いのを意味している。

ハイライトの切り出しは背景の壁を見て欲しい。ノイズが皆無だ。勿論、シャドー部の落ち葉だけを見ると強くノイズリダクションが掛かっているので「なんじゃこれ?」であるが、ISO1600像と大きく変わりないし、等倍で見て「なんじゃこれ?」でもプリントすれば全く問題の無い絵になる。これならA3プリントは当たり前、A2プリントでもクオリティの高い写真になるんじゃなかろうか?。

最後のISO6400の像をご覧頂こう。F5、1/8secで撮影した。ホワイトバランスが変な風に作用したのかカラーバランスが少し崩れているのか若干、色転びしているが、まぁ気にしません。


F5 1/8sec, ISO6400

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ピント位置

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ミドル

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シャドー

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方々から光から入ってきてコントラストが弱くなる風景で、かつISO6400だからピント位置の通り、一気に眠くなるのは致し方ない。またミドルとシャドーのノイズはほぼ削除されており、その結果、より眠い像になっているが、これでもA3プリントでは綺麗に出力されると思う。

いずれ番外編と題してSony α7との超高感度比較を行う予定であるが、パッと見た限り、α7のISO25600像撮って出しJPGより遥かに綺麗だし、ISO12800と比較してもどっこい。二周り小さなセンサーなのにISO6400像が135センサーのISO12800と同レベル?、同じSonyのセンサーなのに不思議でしょう?。

勿論ノイズリダクションの効果は個人の好みに左右されるが、Sonyはセンサーメーカーの癖に画像処理エンジンのノイズリダクション処理が物凄く下手に感じる。ノイズには寛容な方、でもSonyのそれはISO6400像でも不快。画像処理エンジンのノイズリダクションに関してはPentaxが上だし、OlympusはPentaxよりも上手だ。

良く言われるはPentaxはK20DとK-7搭載のセンサーが見事と言う程出来が悪かった。K-7に至ってはDxO MarkのISO許容感度は536、当時のこれまた駄目駄目と言われたE-P3搭載のPanasonicセンサーと同じ値!。APS-Cセンサーがm4/3センサーと同じってあり得ない。だからPentaxは如何に優れた像を出すか研究を重ねたから画像処理エンジンが優秀。

同じ事がOlympusにも言える。そのE-P3の駄目駄目センサーのお陰できっと頑張ったのだろう。ノウハウを蓄積し、今日のE-M5markIIがあるのだろう。

ではSonyは?。自分とこで優秀なセンサーを作っているからあぐらを掻いていたんじゃなかったろうか?。センサーメーカーの癖してノイズリダクション処理関してはPentaxとOlympusより大きく劣っている。Panasonicもセンサーは内製だが、ここの画像処理エンジン担当者はSonyよりは頑張っているようだが、まだ努力が足りない。

とにかく撮って出しJPGの超高感度像に満足、納得出来るカメラに初めて出会った。確かにISO6400像は等倍で見るには辛い。しかしこの風景、別にISO6400で撮る必要が全く無い。強力なブレ補正機能を使えばISO1600、絞りを1段開ければISO800、2段でISO400、神様に願いが通じればISO200でも行ける(ISO200、F2.5、1sec)。

最後に・・・。

レビューサイトで見つけた鷹の動体写真について、Olympus E-M1markIIの撮って出しJPGはISO10000でも通用するかもとどこかで書いた。

ここで勘違いしちゃならないのはE-M1markIIのセンサー、もしくは画像処理エンジンがE-M5markIIよりも遥かに優れているのではない。勿論、E-M5markIIよりは上を行くだろうが、見る限り、画素数が上がった分、同等以上であろう、その程度の差でしかない。

※E-M1markIIの凄さはセンサー、画像処理エンジンよりも秀でたAF、連写にあると思う

動体を撮る為に感度を上げる場合、多くは明るい場所なんだ。ここがミソ。静物ならばISO200でも撮れちゃう。そういう風景は最近のカメラならISO6400以上でもガンガン使えちゃう。

高速連写機であるのに関わらず、高感度耐性が悪いと言われているCanon EOS 7D markIIでも平気でISO6400以上で同じ写真を撮れちゃう筈だ。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    野鳥の飛びモノは高速シャッター必須ですから感度の高いセンサー大歓迎です。
    私の周りでもNikon D7000シリーズからD500に機種変更した方が沢山います。
    変更するのが本体だけなので比較的容易に奥さんの許可が出るようです。
    それにD7200当たりだと下取り交換の差額が少なくて済む事もあるようです。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    D500はD300、D7000シリーズからの買い替えのユーザーが多いみたいですね。
    願わくはPentax KP採用のセンサーがNikonのAPS-Cカメラに搭載されれば・・・、そう願っているカメラマンが多いかもしれません。KPのDxO Markの数値、楽しみなんですよ。LowLightISOが1600を超えるのか否か・・・。噂通りなら3200くらいなんですけどね。

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