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Olympus OM-D EM-5markIIレビューその16 RAWでの超高感度耐性と撮って出しJPGで言い忘れた件

2017年03月09日 00:00

チャリンコ墓場

チャリンコ墓場


Olympus OM-D E-M5markII, Lumix G25mmF1.7


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今回はE-M5markIIの超高感度のノイズ耐性、RAW編。Lightroomで現像してどうなるか?。

RAWファイルを保存し、Lightroom等の汎用現像ソフトを使って再現像する理由は1つしかない。そのカメラの撮って出しJPG像に納得が行かないから。

色彩、コントラスト、ホワイトバランスと言った発色が気に食わない、サードパーティ製のレンズを使用するとレンズ補正をしてくれないのでそれを厳密に修正したい、ローカルコントラストやかすみの調整で写真にメリハリを付けたい、曲がった写真やパースを補正をしたい、そして、、、

「ノイズリダクションが気に食わないから自分でノイズを軽減したい」

でも前回のレビューの通り、E-M5markIIのノイズリダクションはISO3200までなら撮って出しJPGのままで良いと感じる程、かなり優秀だった。

だからカメラが替わる度に行っているLightroomでのノイズ耐性のチェック、こんな記事はすっ飛ばしても良いくらい。とは言え、ネタ数を稼ぎたい!、そんな思いもあり・・・。

ISO3200まではどうにでもなるので今日はISO6400像だけ。

まずLightroomでカメラプロファイルをAdobe Standardのまま、カラーノイズだけ除去し、輝度ノイズ軽減をオフにした状態をご覧頂きたい。これでセンサーの素性が判ると思う。露出はF2、1/10sec、ISO6400だ。以下等倍切り出し像はマウスクリックで1000x1000ピクセルでポップアップ表示される


全体

2017-02-27-02


部分切り出し

2017-02-27-03


部分切り出し

2017-02-27-04


トップ写真をご覧になって頂きたい。上の写真からLightroomを使って露出を切り詰め、コントラスト、発色、ホワイトバランスなどを変えたものだ。同じ部分の切り出しを次に。


部分切り出し

2017-02-27-05


部分切り出し

2017-02-27-06


ノイズがほとんどないでしょう?。でも輝度ノイズは一切触っていない。オフのまま。

これはセンサーの素性が良いのは勿論の事、明るめに写しておいて(今回はたまたま明るく写っただけだが)、ノイズが目立たない明るい部分以外を黒く落とし込む事で成立する。またm4/3とは言え、25mmレンズでF2、被写界深度が浅いのでノイズが一番目立つ部分は等倍で見るとボケている、だから余計目立たないのだろう。

これを肉眼と同じ明るさ(この場合は暗い)で撮ると写真にメリハリがなくなり、ISO感度も上がっているので眠い写真になる時もある。無理にトーンカーブ、明瞭度やかすみ除去などを使ってあーだこーだやるとノイズが目立ち、ノイズリダクションをかけざるを得なくなる。

幾ら撮って出しJPGが優れていてもこういう芸当はカメラには出来ない。E-M5markIIにはトーンカーブを用いたハイライトシャドーコントロール機能があるが、かつノイズリダクションをオンオフを繰り返し、ホワイトバランスも変更、さらには部分的にコントラストを強調、シャドー部を落とす・・・、これを風景毎、1カットずつ現場でちまちまと設定出来ないでしょう?。

前述の通り、E-M5markIIの撮って出しJPGのノイズリダクション(Olympusでは高感度ノイズ低減)処理は非常に優秀だ。ノイズ処理だけに言及すれば私が撮るような風景ではISO6400でも大きな不満は無い。しかしRAWを利用しての再現像が不要かと言うとそうじゃない。輝度ノイズは取っていないのでシャープネス、ローカルコントラストもしっかりしたままだから、大きなプリントにも適応出来るだろう。

また今回はテストしていないがISO12800まで上げた場合(余裕があれば今後やってみるつもり)、ISO6400で及第レベルだからさすがに撮って出しJPGでも辛いだろう。そんな時でも風景によってはRAWから再現像すればクオリティの高い写真を作れる可能性もある。

今回、サンプルはたったの1枚であるがもしE-M5markIIの撮って出しJPGのノイズに不満があり、かつLightroomで処理しても綺麗に見えない、そんな方は一昨年の記事、Lightroomのノイズリダクションの通りに処理を進めて頂きたい。もしその工程で納得が行かなかったらノイズに強いカメラに買い換えるしか術はない。

但し、誤解しちゃならないのは今回の写真はISO6400の像から作り上げていて問題なく仕上げているし、場合によってはISO12800で使える写真もあるかもしれない。しかし遠景で細かい描写が多いような風景、高周波データが多いとでも言おうか?、そんな風景なら流石にISO3200が限界で、人によってはISO1600かもしれない。これだけは忘れちゃいけない。なんだかんだとサイズの小さなm4/3センサーなのだから!。

主観で言えばISO6400が使えるシチュエーション、それは近くて単純な風景。東京の路地風景や廃墟の屋内でパチパチする分には使えるが、遠景でライティングされている夜桜や、木々、草の多い高原の夕暮れ写真などはきついだろう。可能な限り、ISO1600に抑えるべきだ。

さて、前回のレビューで書き忘れた事を。結構重要なので!。

「センサーとブレ補正機能が優秀だから一般的な風景を撮るのならばほとんどISO800以内に収まる。上がってもISO1600だ・・・。ならばカメラのノイズリダクションをオフにすれば撮って出しJPGの画質、特に解像感に関しては良くなるんじゃないか?」

そう、OlympusのカメラはISO200からでもノイズリダクションを掛けているようでネットでもオフにすると解像感が増すかも?、なんて意見もある。しかしOlympusの画像処理エンジンはどの機種でも全体にノイズリダクションは掛けずにノイズが目立つシャドー部が中心だと思われる。だからミドル~ハイライト辺りの解像感に大きな変化はないと思って良い。

どうしても解像感重視ならば遠景でオン、オフの2枚を比較すれば済む話。うちのE-M5markIIはシャープネスを+1にしているのでノイズリダクションは弱にしている。

E-P3は1200万画素だから等倍表示だとシャープネスを強く感じるので0か-1、ノイズリダクションはオフ(ISO1600からの撮って出しJPGは醜い有様だからLightroomで現像)、だからE-M5markIIでもノイズリダクションをオフにしてシャープネスを-1にする・・・。

そんな手もあるが、これは試されれば判る。Sonyセンサーの特徴?、1600万画素になったから?、Olympusがシャープネスの定義を変更した?、そのいずれかであろうが、明らかに解像感が失われているのが判る。シャープネスをマイナスにするのは女性ポートレートや花マクロ、ほんわか写真に限定するべし。

選択肢は2つ、ノイズリダクションをオフにしてもシャープネスは0のまま、もしくはノイズリダクションを弱にし、シャープネスを+1。

ミソはハイライトにはほとんどノイズリダクションが掛からないって点。だからシャープネスは強めに掛けても良いし、ノイズリダクションはオンのままで良い筈。

勿論、超高感度でなんて撮影しない!、上がってもISO800!。特に遠景のネイチャーフォトを好まれる方はノイズリダクションをオフ、シャープネスを+1でも良いかもしれない。

その辺は各自試すしかない。幸いOlympus Viewer 3はカメラとほぼ同一の写真を出力するので、それを使い、遠景の木々(針葉樹が望ましい)、花マクロ、都市風景の3枚でシャープネスとノイズリダクションの値を変化されればすぐに好みが判るだろう。

そして元も子もない、そんな結論を言えば・・・。A3プリント程度だったらシャープネスが0だろうが1だろうが、ノイズリダクションがオンだろうがオフだろうが、ほとんど判らないってばさ(笑)。気分の問題でしかない。


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