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Olympus OM-D EM-5markIIレビューその21 微ブレ問題は解消されたのか?

2017年04月06日 00:00

鳥居と新幹線

鳥居と新幹線


Olympus OM-D E-M5markII, M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



E-M5markIIを購入したのが昨年の3月、主に連れがこれを使っていて私自身はこれまでは3千枚しか撮影していない。実は微ブレ問題なんて完璧に忘却の彼方にあった。それを思い出したのは昨年末。そう言えば微ブレ問題って解決したんだっけか?・・・。

微ブレ問題とは?、おさらいしよう。

これはメカシャッターの先幕が動作した際によるシャッターショック?、それがブレを誘発してしまう。これがインターネットで騒がれたのがOlympusカメラだったが、どんなカメラにも起こり得る現象ならしい。

この問題、私自身はOlympus E-P3で体験しており、「えっ?、たかが1200万画素でこれだけブレるのか?」とかなり疑問に思ったのは確か。

Olympus E-P3レビューその26 不具合?
Olympus E-P3レビューその27 不具合のその後&立体感とは?

これは2013年夏の話。この頃、すでにインターネット上でOlympusカメラは特定のシャッタースピード(1/125sec前後)でブレる、これは当たり前に語られていた。でも上記リンクの通り、当時のOlympusのサポートをこれを一切認めていなかった。

ところが今はどうでしょう!?。「低振動モード0秒」と言う機能が追加され、メカシャッターの先幕でのブレるのは周知の事実となっている。

残念ながらE-P3はハードウェアの限界なのか低振動モード0秒機能は搭載されておらず、低振動モード1/8秒となる。これはレリーズボタンを押してから1/8秒後に実際にシャッターが稼動する方式なのでちょっとしたタイムラグに慣れれば微ブレは抑えられる筈(うちではオフにしている)。

不思議なのが・・・。

2013年夏に感じたのは微ブレを通り越して小ブレを起こしていたんだ。「微ブレ」、「小ブレ」ってなんざますか?、うん、これは私の物差しで、、、

「なんとなく眠たい、そしてブレていない写真と比較するとブレているのが判る写真、これが微ブレ」

「等倍表示した瞬間に明らかにブレているのが判る写真、これを小ブレ」

そう定義している。要するに微ブレに関しては気付かない人は気付かないレベルのもの。これは皆さん、同じように微ブレの定義をしっかり考えた方が良い。

例えばE-M5markIIは1秒のシャッタースピードでも止まるが、完璧にピタリと止まる写真よりも「線が二重になっていないからブレているようには見えないが、若干、解像感が甘いか?」、そういう写真が多い。100%手振れしていない1/4秒の写真と比較して、「あっ!、やっぱり1秒の写真はちょっとボヤッとしているね!」、こういうのが微ブレ。

だからカメラのシャッター機構のせいで微ブレするのは不愉快だし、メーカーにはそれを無くす方向で開発を続けて欲しいが、それほど騒ぐ程でもない。A3~A2プリントで判らなければその微ブレはブレていないと判断して良い。

そして2013年夏に体験したのは微ブレではなく「小ブレ」。最初は己のせいだと思う。しかし特定のシャッタースピードだけ明らかにブレているのはやっぱりおかしいと感じた。

これを書いている今、もう一度、この日の写真を見直した。すると1/125sec以下では小ブレを大量生産していた。しかしそれを超えて1/180sec、1/250secでは微ブレなんだ。だからインターネットで騒がれている微ブレ問題とは少し違う気がした。

しかもOlympusがうちのE-P3を調査した限り問題なしとの事で修理をせずに返却されたのだが、それ以降、微ブレはあるにせよ、等倍で見てすぐに判る小ブレ写真はゼロと言っても良いくらいほとんど存在しない。

ならばやっぱりその日だけ構え方に難があったんじゃないの?。これはあり得ない。片手で撮ってもブレる筈がない14mm、1/125秒、これのほとんどで小ブレが生じていたのだから構え方云々じゃない。絶対にカメラが悪さをしている。これは断言する。

E-P3の小ブレ現象に納得出来ない?、そんな時、三脚を用い、手振れ補正がオン、オフの時に微ブレの発生率を厳密にテストするのが望ましいと思うが、普段の撮影にも三脚を多用する方はそこまでやるべきだと思う。

しかし私は三脚を使わないタイプなのでそんなテストは全くの無意味。こういうテストはユーザーがするのでなくメーカーが行うべきである。そしてOlympusに我がE-P3を検査して貰ったところ異常無しだったので当然その手のテストを実施したうえでの結論だったろう。
余談だが、うちのE-M5markIIのキットレンズ、M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3、左側に片ボケが目立っていた。

Olympus OM-D EM-5markIIレビューその4 M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3は駄目レンズ? Part1
Olympus OM-D EM-5markIIレビューその5 M.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3は駄目レンズ? Part2

なので先月に1週間程Olympusに入院させたところ異常なしで返却された。ところがその後、目立つような片ボケが出ていないんだ。

E-P3はその後小ブレてたまげるような写真に出会っていない・・・、どこも修理されていないのに調子が良くなって戻ってきたこの2つの事柄、我が家では「Olympusマジック」と呼んでいる。
前置きが長くなった。ではE-M5markIIではどうだろう?。

どうやらE-M5markIIからメカシャッターそものもが見直されたようで低振動モード0秒でなく、通常のメカシャッターでも小ブレしないらしい。

実際にそう。昨年までのE-M5markIIで撮影した連れと私の写真、全てメカシャッターを使っている。確かに微ブレっぽいのはあるが、小ブレはほとんどない。冒頭の通り年末になって「そうだ!、微ブレ問題があったんだよね」、それを思い出して低振動0秒モードと比較して初めて「なるほど、やっぱり微ブレしている気もする」程度でしかない。

以下、撮って出しJPG(切り出し像はマウスクリックせずとも等倍表示されている)。


全体 30mmにて 1/125sec

2017-04-04-02



メカシャッター等倍切り出し

2017-04-04-03


低振動モード0秒等倍切り出し

2017-04-04-04




全体 50mmにて 1/250sec

2017-04-04-05



メカシャッター等倍切り出し

2017-04-04-06


低振動モード0秒等倍切り出し

2017-04-04-07




如何だろうか?。これが比較しないと判らないレベルの微ブレだ。しつこいようだが、ネットで「微ブレだ!」と騒がれている中には比較せずに判る「小ブレ」も多く含まれている事を忘れちゃいけない。Olympusのカメラの中には小ブレが頻出するのもあるが(低振動モード0秒でおおおそ解消されるらしい)。

「E-M5markIIはメカシャッターだけだと特定のシャッタースピードで微ブレはするが小ブレはしない、また微ブレは低振動0秒モードで解消される」

そんな結論になる。

今回のテストはドピーカンで行ったので1/250秒で撮影しているが他の日に撮影している1/125秒のコマを見てもほぼ同じ描写だった。微ブレはしているが、気にならないレベル。だからOlympusがE-M5markIIでシャッター機構を見直したのは本当だろう。

勿論、比較しないと判らないし、機械式シャッターのままでも気にならない程度ではあるが、それでも微ブレは発生しているので、このテスト以降、うちのE-M5markIIで撮影されたコマは全て低振動0秒モードで撮影している。

トップ写真、これは一部の鉄っちゃんには有名ならしい鳥居に収まる新幹線な風景。


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コメント

  1. 型落ちハンター | URL | 4ARdecsc

    うちの12-50EZも片ボケでSCに送ってみましたが、当然「弊社規定の範囲内」で返されました。
    しかし特に変わったようには思えません。Olympusマジックには懐疑的です(笑)。
    ゴネると得なことがあるんでしょうか?(爆)

    ちょこちょこといじって直るというのが不思議なんですが、たとえば左側がボケるなら光軸を90度回転させて短辺方向へ持って行けば目立たなくなるとかいう理屈なんですかね?

  2. auf | URL | 3eyVfeeo

    低振動0秒モードって何よ?と検索したら要するに先幕電子シャッター
    のことなんですね.(笑) 以前使っていたDMC-D5も微ブレ問題で電子
    シャッターを使っていました.手ブレ補正との絡みもあるようで問題は
    複雑なようです.開発段階では強固なベンチにカメラをつけて撮影する
    から分からないんでしょうね.半導体技術の進歩で将来は電子シャッター
    でも動体歪みが出ないようになるかもしれません.

  3. BigDaddy | URL | -

    > 型落ちハンター さん

    確かにE-P3の小ブレでは何度も電話とメールのやり取りをしましたし、12-50mmは新宿の窓口でゴネまくっていましたからこいつは煩いと思われたかもしれません(笑)。

    以前Pentaxで言われた事なんですけど、片ボケの多くはズームリング、ピントリングでレンズの鏡筒が動く際にそこにガタがあった場合との事で、そういうレンズは焦点距離とピント位置によって目立ったり目立った無かったりするそうです。

    そうなると仰る通り、「左側がボケるなら光軸を90度回転させて短辺方向へ」、そういう対症療法もやる可能性は高いですよね。しかもそれだと対症療法ですからユーザーには修理したとは告げられず、問題なしと事務処理しているんじゃないかと勘ぐっています。

    12-50mmの場合、ズームでもピント操作でもレンズの長さは変化しませんから鏡筒の内部でレンズが動く訳で、もしかすると簡単な分解だけで(どこかのネジを増し締めするだけとか)軽減される固体もあるのかなぁと勝手に思っています(笑)。E-P3に関しては修理はしていないけれど各種テストをするので一度ボディを開けているので、そこでも何かネジを増し締めして云々じゃないかなぁと。

    まぁ厳密にテストしていないので、焦点距離やピント位置によって以前感じたように片ボケが目立つかもしれません。

  4. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    そうなんです。電子先幕の事なんです。Sonyではデフォルトで電子先幕がオンになっていますが、Olympusはこの問題を抱えながら電子先幕はオフになっているんです。ですからこれを知らない人はOlympusの独特の言葉「低振動モード0秒」なんて絶対に使わない訳です(笑)。まぁ「低振動モード」の方が言葉としては判りやすい気もしますけど。

    これはどのカメラにも起こり得るらしいのですが、Olympusの場合、1200万画素でも目立ってしまった、やっぱり機構に何らかの問題があったのにそれを放置したので悪者扱いを受けちゃったのでしょうね。E-M5markIIで機構を見直して修正してきてようやく他社に並んだのかもしれません。

  5. ハッセルじいちゃん | URL | od2ryG16

    おぉ! 鳥居と新幹線
    神様はどんな気持ちで見ているのでしょうね。
    今日の私のブログも鳥居なんですが、流れるような新幹線ではなく、「流れる〇〇」なのです^^

  6. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    新幹線はこの鳥居まで橋梁を通って、この神社(台地の上に建っています)の下をトンネルで貫いています。新幹線は夜は走らないので神様も文句は言われないのでは?(笑)。

    反対側の台地のきわからはトンネルから出てくる新幹線が見られますが、電線が邪魔をしてあんまり良い写真にはならないみたいですね。

    とにかく鳥居に収まる新幹線の風景って日本全国でもそうは多くないのではないでしょうか?。

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