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MarkIIじゃないOlympus E-M1を買ってもぉた~レビューその13 smc PENTAX-M 28mmF2.8を使う

2017年06月19日 00:00

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Olympus OM-D E-M1, smc PENTAX-M 28mmF2.8


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



マジかよ!、SMC PENTAX-M28mmF2.8も駄レンズだった!

まずは上の過去の記事をご覧頂こう。今日はこのレンズのお話。

うちのsmc PENTAX-M 28mmF2.8(以下SMCM28mmF2.8)はI型、レンズの小型化に失敗し、周辺部がどうしようもないレンズ。APS-CセンサーでもF8まで絞っても周辺部の描写は悪く、あまりにも駄レンズだった為、テスト撮影をしただけで実践には全く投入されなかった。「安物買いの銭失い」の典型的なパターン。

ふと・・・、m4/3センサーならより中央部しか使わないし、E-M1は1600万画素だから及第レベルくらいにはなってくれるんじゃないか?、そう思い試しに持ち出してみた。

この日、連れがLumixの25mmを使いたいと言うのでPentaxのFA28mmF2.8ALを持ち出す予定だった。しかし出掛ける間際、「せっかくだからSMCM28mmF2.8を日干ししてやろう」と相成った。なにしろ半年以上放置していたから・・・。

次の写真。普通のお宅を撮影した訳じゃない。江戸四宿の1つ、千住宿の程近くにある名家。

名倉家 - wikipedia

足立区教育委員会が設置した看板にはこう書いてあった。

名倉医院は江戸時代以来、骨つぎといえば名倉、名倉といえば骨つぎの代名詞になるほど、関東一円に知られた医療機関であった。下妻道に面し、旧日光道中や水戸佐倉道分岐点を間近にして便がよかったので籠や車で運ばれてくる骨折患者でひしめいていたという。門前の広場は、これらの籠や大八車などの溜り場であった。

・・・中略・・・

現在、江戸時代から昭和中期まで盛業時の医院の建物が保存されている。昭和五十九年足立区登録記念物(史跡)となった。

以下省略・・・



F5.6全体像

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これの絞り開放とF5.6まで絞った部分切り出しをご覧頂こう。撮って出しJPGで切り出し像はマウスクリックで1000x1000ピクセルになる。手持ち撮影なので構図のズレはご勘弁を・・・。


F2.8


中央 左端 右端
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F5.6


中央 左端 右端
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開放のF2.8では全体に収差の影響でほんのちょっと光の滲みが確認出来るものの、周辺部も含め輪郭はしっかりとある。パソコンの画面で見る限りであるが、A3プリント以上の大きさになるとやや紗がかったような絵になるだろうが、写真の質が低評価されるほどではないと思う。そしてすでにF4ででその紗がはがれ周辺部までほぼ問題ない描写をしてくれている。

APS-CのSony α6000でテストした際はこれくらいの距離(多分5メートルくらい)の風景、そして直線の多い人工物では周辺部は悪いにせよそんなには気にならなかった。では遠景ではどうだろう?。

α6000で撮影すると50メートルも離れたら中央から少し外れたくらいから輪郭がボヤけてしまう。それはF11まで絞っても周辺部は大きく改善されなかった。丸で周辺部がお世辞にも良いと言えないSonyのEPZ 16-50mmF3.5-5.6のよう・・・。

以下に遠景写真を。鉄橋までどらくらいだろう、100メートル以上はあったと思う。全体像は絞り開放。これで周辺の光量不足が判る。多分1/3段くらい暗くなっているのかな?(135フォーマットを使えば1段くらい暗くなると思われる)。

こちらの遠景は何故かホワイトバランスが大きく変わってしまった為、撮って出しJPGでなくLightroomでホワイトバランスをイコールにした像をご覧頂きたい(他はデフォルト設定)。


F2.8全体像

2017-06-19-03


F2.8


中央 左端 右端
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F5.6


中央 左端 右端
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思った通り!。m4/3はAPS-Cよりも一回り小さいセンサーなのでこのレンズの欠点である周辺部の描写の悪さが出てこない。

Sony α6000でテストした時は絞り開放でも光の滲みはほとんどなかったように思えるが(すでにテスト写真は削除しているので判らない)、こうやってみるとオールドレンズらしくしっかりと滲んでいる。恐らく光の加減だと思う。α6000でテストした日は曇天だったんじゃなかろうか?。

この光の滲み、欠点と言えば欠点。最近のレンズは絞り開放からカリカリ描写が当たり前。安価なLumix G25mmF1.7でさえカリカリしている。だからこれこそ「レンズの味」と言うべきものだろう。古いレンズの大半は絞り開放でこういう軟調描写になる。

そして私はこの絞り開放時の光の滲みが好き。A4プリントだと滲みが弱く判り辛いかもしれないが、A3プリントなら十分に堪能出来る。勿論写す風景にもよるが、絞り開放でも輪郭はしっかりとあるので「あえて遠景を絞り開放で写す」、歪曲や像面湾曲と言ったレンズの味は糞不味いが、この味だったらとっても美味しく頂けるのであった。

本日のトップ写真、これも絞り開放で撮影している。下にピント位置の等倍像を示そう(マウスクリックで1000x1000ピクセル)。


2017-06-19-04


この手の撮影はミラーレスカメラに限る。もしこれを一眼レフで撮影していたら一発でジャスピンにするのはかなり困難ではなかろうか?。

Pentaxの一眼レフはファインダーが見易いと言われているが、これはペンタキシアン達の意見に過ぎない。フィルム時代のMFカメラを使っていた身からすればPentax K-1のファインダーですら「普通」でしかなく、結果、特にAPS-C一眼レフではフォーカスエイドに頼ってピント合わせをしている人が大半なのではなかろうか?。

フォーカスエイドは機械が「ここですよ」と言っている。しかも実際には「多分ここですよ」と言っているに過ぎない。でもミラーレスの場合、像を拡大させ自分の目でピント位置のコントラストをチェック出来る。仮にピントを外してもそれは己のミスでしかない。一眼レフはどうだろう?、AFでもMFでもピントを外せばカメラ側の責任である事が多いだろう。

Pentaxのデジタル一眼レフしか知らないが、そのフォーカスエイド機能は中央の測距ポイントだけしか使えない。

ピント位置が著しく中央から外れていて、しかも最短撮影距離近辺で撮影していた場合はコサイン誤差が生まれ、被写界深度を浅くすると風景やプリントの大きさによってはピンずれを起こしてしまう。
フィルム時代のカメラはファインダー倍率が高かった。0.8倍なんて当たり前。Pentax LXに至っては(視野率が100%ではないが)50mmレンズ時にて0.9倍である。

0.8倍を超えた優れたファインダー、スクリーンが奢ってあればフォーカスエイドのないカメラでもマット面でしっかりピント合わせが出来る。しかもその頃は六つ切りが主で(おおよそA4サイズ)、大きくプリントしても四つ切ワイド程度であり、それはA3ノビよりも一回り小さい。

それがデジタルの時代になるとプリントはA3ノビが主流、モニターで鑑賞するにせよ50インチクラスでテレビで見る事も想定しなくちゃならない。となると厳密なピント合わせに関してはミラーレスに軍配が上がるだろう。

中には一眼レフでも背面の液晶でピントをしっかりと合わせられるなんて人もいるだろうが、そこまでするのなら素直にミラーレスを使うべきだ。

それにいち早く気付いたのか、安価な135フォーマットのレンズ交換式ミラーレスカメラを出したSonyは偉いと思うし、Nikon、Canonが何故追従しなかったのか不思議でならない。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    オールドレンズ遊びもm4/3は焦点距離が2倍になってしまうので、イマイチ面白みがないですね。
    まあ、焦点距離が30mm以下なら標準レンズとして遊べるけど、私的にはどうもです。
    APS-Cなら1.5倍これが限度かな。
    a7購入してしまえば解決するんでしょうけど。。。。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    仰る通り、オールドレンズ遊びなら母艦はα7系で決まりでしょうね。m4/3は50mmF1.4と言う何の変哲も無いレンズが画角100mmのF1.4の明るさの化け物レンズになってくれるので最近、中望遠はもっぱらKマウントの50mmF1.4で、どこへ行くのも一緒です(笑)。

    m4/3だと28mmF1.8なんてレンズが丁度良いのですが、おおよそ絞りをボディ側で制御する、絞りリングのないレンズなのでお遊びには使えませんしね。うちにあるE-Kマウントアダプターは絞り機構付きですが、これもかなりアバウトで自分ではF5.6のつもりでも実際にはF11くらいになっていたとか使い勝手が悪いです。まぁ絞り開放のシャッタースピードを見て判断出来るんですが、ISO AUTOにしているとISO感度を見なくちゃならず・・・。

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