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MarkIIじゃないOlympus E-M1を買ってもぉた~レビューその16 高感度域は如何に!? RAW編

2017年07月01日 00:00

ライオンとラクダ

ライオンとラクダ


Olympus OM-D E-M1, Lumix GPZ 45-175mmF4-5.6


※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



恒例の高感度域のチェックだ。今回はRAW編。現像にはLightroomを使用した。

いきなり話は脱線する。

チャリンコを公園入り口の前の歩道に止めて、幾つかの遊具をパチパチしていたら、視界に怪しい人物が入ってきた。公園入り口付近をキョロキョロしながら行ったり来たりしているんだ。

夜10時過ぎにこの辺りを歩いている人なんていないのでもしかして我がチャリ、キーがロックされていないのを見てかっぱらおうとしているんじゃ?、またはいたずら、タイヤをパンクさせようとしている?。

相手はこちらに気付いていない。そこで奴がどんな動きをするかこっそりと観察。確実にチャリンコに興味津々、辺りを見回しながら前後数メートルを行ったり来たり。そこでワタクシ、まさに怒号ですな(笑)。「てめえ何やってんだ、馬鹿野郎!!!」。

いきなり私が奴の手前5メートルの位置に立ったから相当たまげたんじゃなかろうか?。そいつ、何やらごにょごにょ言い出して、その後逃げていった。酔っ払ったオッサンぽかったな。追い掛けるのも面倒だし・・・。それにしてもチャリンコをかっぱらおうなる人間が今時もいるんだね。

今後は1分でもチャリンコから離れるような事があったらちゃんとキーロックしよう!。今までコンビニではキーなんて掛けなかったから・・・。

では本題へ。ISO1600までは適当に現像しても問題のない写真になるのでISO3200のの像をご覧頂こう。EV1の明るさで1/8sec、F2.8、ISO3200で撮影している。


部分切り出し像はLightroomのデフォルト、輝度ノイズは一切触らずカラーノイズだけ取り去ったものとA2プリントを想定して輝度ノイズを処理したもの2枚を掲載する。以下切り出し像はクリックで1000x1000ピクセル。

A2プリント想定のディテール関連の数値は次の通り。シャープ40、半径1.2、ディテール0、マスク40、ノイズ軽減輝度40、ディテール80。

※どちらもプロファイルはCamera Muteを使っている


全体

2017-07-01-021


部分切り出し1-1

2017-07-01-022


部分切り出し1-2

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部分切り出し2-1

2017-07-01-024


部分切り出し2-2

2017-07-01-025


部分切り出し1-1、2-1はノイズは盛大に出ている。しかしノイズそのものの質は良く、私ならこの風景ならば輝度ノイズを処理せずともA3プリントしちゃえる。ノイズ処理を施した2-1、2-2はディテールが若干失われてように見えるが実際にはほとんど失っていない(ノイズがない分あっさり見えるだけ)。

A3プリント想定ならばノイズ輝度軽減は20くらいで良く、これの意味するところは・・・。Lightroomのノイズ輝度軽減のマックスの値は100だからISO3200でもかなり余裕があるって事。

それではISO6400の像をご覧頂こう。同じく切り出し1は輝度ノイズは処理せず、切り出し2はシャープ40、半径1.2、ディテール0、マスク40、ノイズ軽減輝度60、ディテール75とした。


全体

2017-07-01-031


部分切り出し1-1

2017-07-01-032


部分切り出し1-2

2017-07-01-033


部分切り出し2-1

2017-07-01-034


部分切り出し2-2

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さすがに輝度ノイズを取っていないとA3プリントでも空などの面の部分のノイズが目立ってしまう。ネガフィルムのISO1600~3200くらいの荒れ方をしている。言い換えるとISO3200のネガフィルムで表現した写真が存在するのだからこのようなノイズだらけの写真でも成立するものはする。

ノイズ処理をしたものは等倍、特に部分的な切り出し像は汚く見えてしまうが、A2プリント想定だとこのくらいノイズがあっても問題はない。A3プリント想定ならばノイズ軽減輝度の数値を40まで落としても良いだろう。写真って不思議なの。多少は面部分にざらつきがあった方がクッキリ見える(上のISO3200のLightroomのデフォルトを見れば判る)。

※勿論、女性や子供のポートレートで肌がザラザラしていたら使い物にならないがそもそもポートレートでISO6400を使うのが間違い

ならば禁断のISO12800ではどうか!。

それがトップ写真。ISO12800、1/10sec、F4.5、EV1の風景だ。切り出し像1は輝度ノイズを処理しておらず、切り出し像2は10枚連写しカラーノイズだけ取り去ったものをPhotoshopでコンポジットしている。

コンポジットすると手持ち撮影なので構図調整が入り、ずれた周辺はトリミングされるのでオリジナルと構図は異なってしまうので、それを見越して「ここだ!」と思った位置から一歩後ろに、一回り大きく構図し撮影しなくてはならない。

望遠レンズ使用時は手振れ補正機構で大きく構図がずれるので一歩ではなく二歩以上、下がり過ぎたか?、と思うくらい下がるか、ズームレンズなら広角側にシフトし一回り以上構図調整する必要がある。

部分切り出し1-1

2017-07-01-012


部分切り出し1-2

2017-07-01-013


部分切り出し2-1

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部分切り出し2-2

2017-07-01-015


切り出し像1を見ればISO12800だとノイズが半端じゃないがノイズの質は良いのが判る。明らかにSonyセンサーのE-M5markIIの方が質は良いのだが、その差は少ない。Panasonicのセンサーもここまで来たかと思えてしまう。

しかしさすがに常用出来るかと言えばノー。それはPentax K-5でも同じだった。K-5のISO12800は風景によって使えるレベルでしかなく、実を言えば135センサー搭載のSony α7のISO12800の像も大した事がなくノイズが盛大に出てしまう。デジタルカメラは未だにISO12800の壁を越えていない。

どのみちm4/3のカメラで静物を狙ってISO12800を使うシチュエーションなんて99.9%ないと言って良い。実際にほとんどの写真は静物に限りISO800が上限。ここ数ヶ月、ISO800を超える写真なんて撮っていない。だってISO800、F2.8、1/2sec、これでEV1なのだから。

しかし残り0.1%・・・。

それは暗がりで望遠レンズを使った時。幾らOlympusカメラの手振れ補正が強力とは言え、135換算で150mmを超えてくると1/8sec辺りを使うようになる。50mmならISO1600の1秒で止まるけど望遠レンズだとシャッタースピードを3段上げる必要が出てくる。そうなるとISO12800の1/8secなんだ。

そんな時は悩まずにひらすら連写。あとはおうちに帰ってPhotoshopにお願いしちゃえば使える写真になってくれる。だからこそE-M1でもISO12800が必要になる。「ISO12800だよ、無理無理、撤収・・・」と思うのでなく0.1%の可能性に賭けるべきなのだ。

ISO12800の写真なら10枚のコンポジットでノイズの質がISO800~1600相当くらいになってくれる。この手法を知ったのは随分前の事だが、それを機にデジタルカメラのノイズに対して全く気にならなくなった。

当然、動いている被写体には使えないレタッチであるが、静物にはドンと来い!。屋外なら風が吹いていると草木の揺れによりゴーストが発生してしまうが、それはスローシャッターで被写体ブレするのとほぼ同じ感覚で良い。その際にはゴーストが目立たなくなるように20枚くらいの写真で合成した方が良いだろう。

最後に次の切り出し像を。これは上の部分切り出し2-2を元にシャープネスとは別にローカルコントラストを上げた像。コンポジットはノイズを軽減すると同時に輪郭も多少緩くなってしまう。それをローカルコントラスト(今回はRawTherapeeを使っている)でメリハリを付けてみた。


部分切り出し1-3

2017-07-01-016



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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    EM-1MK2でこんなチャレンジをしている方もおりますね。
    http://www.spaceflier.com/entry/2017/06/28/170000

    手持ちでブレずに何秒のシャッターが切れるかの実験ですが、楽しそうです。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    4秒って凄いですねぇ。ほんの少し明かりがあるってだけでISO LOW(100)で撮れちゃうんですもんね。
    だいぶ先のネタになりますが、E-M1レビューでもどこまで手持ちで行けるか!?、そんなテストレポートを数回に渡り行う予定で、それも是非楽しみにされて下さい(笑)。

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