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MarkIIじゃないOlympus E-M1を買ってもぉた~レビューその22
  僕と手振れの150日戦争 勝利目前?

2017年08月06日 00:00

E-M1の手振れ補正ネタ4回目。

テストは25mm(135換算50mm)の焦点距離を使い、2.5メートル先の被写体に対して低振動Lドライブモードを利用し10枚を連写。1秒のシャッタースピードで何コマ止められるか・・・。

しつこいようだがまずはブレの定義。

「微ブレ」
 一見等倍で確認してもブレているようには見えないが、解像感が若干失われている写真

「小ブレ」
 等倍で見るとブレているのが判るが、A3程度のプリントなら何とか使える写真

勿論、ピタリと完全に止まった写真を目指すのだが、まずは如何に微ブレに抑えるか・・・。

これは前回の手振れネタで述べた通り、連写中に構図に大きな変化がないようにカメラを構えると小ブレでなく微ブレ率が増えるのだが判った。私の場合、写真が右下がりになるので連写中にカメラがどんどんと左に下がってしまう癖があるのを見つけた。

何故そうなるのか?。

普段カメラを構える際、グリップ側の右手にはほとんど力を入れていない。10対0と言っても良いくらい左手だけでカメラを持っている事が多い。これはPentax K-5でもそうだった。左手にどんぶりを持って飯をかっ食らっている、そんなイメージ。

単写だと写真が曲がる事はないが、低速シャッターでの連写中のファインダーはほぼブラックアウトしているのでそれだと左手だけでカメラを持っていると次第に左側に下がってしまうのが判った。

構図そのものが上下左右にずれるのは手振れ補正でセンサーが動いている可能性の方が高いが、左右に傾いているのならそれはほぼカメラマンの仕業だろう。そして前後の揺れは当然として斜めの傾きに関しても手振れ補正機構は無力と化す。

左手に意識を集中しても意識し過ぎてしまうのか、反対にカメラが右側へ下がるので、ガラガラポン、右手中心でカメラを持つ事にした。ファインダー上部を顔の眉毛の辺りで固定、また(左目でファインダーを覗いているので)右手の親指の付け根が右の頬に接しているので2点でカメラを固定しているからE-M1に軽いレンズくらいなら右手だけでもカメラを構えられる状態となる。そして右手はカメラの下部に添える・・・。

慣れるのに時間は掛からなかった。いやぁ、凄い。これで1/2秒はほぼ止まるようになった。微ブレすらしない。そして2/3秒でも平均値はさほど上がらないものの、出来不出来の激しさが消えた。微ブレを含めて平均すると50%で止まる。そして不思議と2/3秒が安定すると1秒もほぼ同じ確率を示してくれた。

しかしここで気になる点が出てきた。写真のどちらかが下がったり、縦にぶれる率は大幅に下がった反面、今度はぶれた写真を見ると強烈な横ブレが起こっている。ほぼ真横にぶれているんだ。この横ブレさえ抑えられれば1秒でも50%の確率で止まってくれるに違いない。でもこの横ブレの原因が全く判らず・・・。

上述の通り、眉の辺りでファインダー上部を、右手の親指の付け根を右頬で固定しているので横にぶれる筈が無い。1枚目ではぶれずに2枚目から横ブレを始めるのなら体(顔?)が動いているとか連写するにつれて無意識に力の加減が変化するのだろうと予測出来るが、横ブレする時は1枚目からぶれているんだ。むしろ連写中のコマの方が止まっていたりする。

右手に力をこめるようになってから横ブレが始まったので右手の力の入れ具合、これが関係している筈だが、どう工夫しても横ブレが治まらない。

そこで車のステアリングを両手で握るようにカメラを構えてみた。子供に初めてカメラを持たせると両手でカメラをガシッと持つでしょう?。大きく重いレンズ装着時には全く使えない手法だが、10枚1セットを10セットの100枚撮影、平均すると50%、調子が良いと微ブレを含めてであるが80%になる時もある。また微ブレもNGとして1秒のシャッタースピードで30%でピタリと止まるようになった。

うん?、右手と左手をほぼ同じ力を加えれば良いのか?。今度は何故これで止まるのか?、それを検証し始める。すると今までの構え方と全く異なる方向に力が働いているのが判った。

偶然なのだが、今まで右手親指の付け根、つまり第二間接周辺が右の頬に当たっていたのが、ステアリングを両手で握るような構えをすると右手親指の第一関節が、同じく左手親指の第一間接が両頬の頬骨に接するようになり、また鼻を潰して、鼻が背面液晶の下部にベタリと付くような構えになっている。

そして、これもたまたまなのだろう。この構えの時、カメラを持つのでなく、カメラを顔面に押し付けているに過ぎないのが判った。

もしかしてこういう事かい?。

廃墟でスローシャッターを強いられる場合、後ろに壁があったら体を壁に押し付けて写真を撮るでしょう?。また前々回の手振れネタでの話、ストラップにテンションを掛ける時も力を上下に加えるのでなく、カメラを前面に押し出すでしょう?。もしかしてぶれないようにするにはカメラの重さを支えようとするのでなく、どこかに押し付けるのが正解なんじゃないか?。となるとステアリングを両手で握るような構えをせずともカメラを自分の顔に押し付けるだけで止まるんじゃないか?。

果たしてそうだった。眉毛の辺りに少々痛みを感じるくらいカメラを押し付ける、もしくは鼻がぺっちゃんこになるくらい背面液晶を顔面に押し付ける。上腕二頭筋が少し緊張するくらい両腕を手前に引くと自然にカメラが顔面に張り付いてくれる。

ただそれだけだとカメラは角度ぶれ(ヨー)を起こすようで左右に回転しないようにやはり右手の親指の第一関節(指は曲げて第一関節を出っ張らせる)右頬に当てて頬骨に親指第一関節の圧力がしっかりと掛かっているのを確認しながら撮影するとかなりの確率で止まってくれた。微ブレもOKとすると平均しても70%、それをNGとし、完全に止まった写真だけを数えてもコンスタンスに40%以上で止まるようになった。調子が良いと微ブレすらせずにピタリ賞が70%!。

これの意味するところは10枚1セットの連写でなく5枚1セットの連写でモノになる写真を撮れる、撮影時の労力が大幅に軽減される。

親指の第二関節を頬に当てる場合、親指を曲げないでカメラの背面に這わせてるようになる。この状態で頬を固定しても頬と親指に弾力があるからそこでカメラが動いてしまうのかもしれない。

親指の第一間接を頬に当てようと思うと指は自然に第一関節で曲げるようになり、頬骨の出っ張りと第一関節の出っ張り、つまり点と点で設置しているのでカメラが動き辛いのかもしれない。
まとめよう。

被写体までの距離を2.5メートル、焦点距離25mm(135換算50mm)を使い、10枚1セットの連写を10セット(1秒は5枚1セットの20セット)行った結果・・・。

1/2秒は70%の確率で止まり、微ブレを含めればほぼ100%。
2/3秒は40%の確率で止まり、微ブレを含めれば70%
1秒は30%の確率で止まり、微ブレを含めれば60%。

購入当初、1秒は度外視、2/3秒で50%止まれば満足、そう思っていただけに嬉しい誤算。E-M1はE-M5markIIよりも手振れ補正機能が劣っているが、カメラの構え方次第でそれを限りなくイコールに近付けられる出来るんだ!。

現在、1秒でのピタリ賞はたったの30%、しかしこれは平均値であり、調子が良いと60%、10枚連写中6枚もピタリと止まっている。勿論反対に調子が悪いと10枚も撮っているのにたったの1枚しか止まらない。とは言えゼロではない。ここが肝心で、、、

「E-M1は1秒で止まるのでなく1秒でも『止められる』」

そう結論付けて良いだろう。この時点で暫定的に手振れに勝利したと言えよう。

そう、暫定なんだ。ここまで調子良く手振れと戦えたのに関わらず、その後、反撃を食らうのだった・・・。


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