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MarkIIじゃないOlympus E-M1を買ってもぉた~レビューその24
  僕と手振れの150日戦争 さらなる追求

2017年08月16日 00:00

E-M1の手振れ補正ネタ、まだ続いているんだなぁ。

どうやったら1秒で止まるか、これを理解するのに1ヶ月以上、そしてそれを体に覚えこますのにさらに1ヶ月以上を要したのに関わらず再び振り出しに戻ってしまった・・・。

25mm(135換算50mm)の焦点距離で2.5メートル先の被写体を撮って止まるかぶれるか・・・。

これがホント、不思議なんだ。1秒でも止まるのが判ってから10日、2週間くらいかな?、サボっていたら、再び、1/4秒ですら止まらなくなってしまった。

確かにE-M1は適当に構えていると1/4秒でもぶれる時もあるが、E-M1購入後すぐにテストしたよりもこの時の方がブレ率が高くなってしまった。1/4秒でピタリ賞20%なんてあり得ないでしょう。当然、1/3、1/2、2/3、1秒なんて止まる筈も無い。

やはり力の入れ具合を体が覚え切れていないんだ。100枚くらい撮影してようやく1秒でも止まるようになった。家でのテストは10枚連写してパソコンで確認、これの連続であり、ピタリ賞の確率を上げる為にはどこをどう修正するか、それを思考しながら構えを考える。

実践ではそうは行かない。10枚連写したら撮影した写真を等倍再生し、ぶれを確認、もしぶれていたら構えを修正?、非効率的、そんなのは時間が掛かり過ぎて無理。

夜景にはほとんど興味がなく、スローシャッターを使う大半は廃墟にて。よそ様の土地に「ちょいとごめんよ~」と侵入するのだから、そんな場所でノロノロしていたらエライコッチャだ。ササッと撮ってササッと撤収、これが望ましい。

廃墟撮影に興味のない方でも滝や川をスローシャッターを用いて雲のような表現を楽しんだり、夜景を撮影する際でも10枚撮っては背面液晶で確認なんて馬鹿馬鹿しいでしょう?。

ここで再度、ブレの自己定義を見よう。

「微ブレ」
 一見等倍で確認してもブレているようには見えないが、解像感が若干失われている写真

「小ブレ」
 等倍で見るとブレているのが判るが、A3程度のプリントなら何とか使える写真

小ブレでもA3プリントくらいは可能ではあるが、プライドが許さないので失敗とみなしている。でも微ブレはA2プリントまでは行ける筈なのでそれはオーケーと考えてる。とは言え誰だってピタリ賞の方が良く、微ブレを減らしてピタリ賞を増やすのにさらに1ヶ月以上を費やしたんだ。

1秒でも止まる、それが判った時、ピタリ賞は10%~60%の間を行ったり来たり。出来不出来が激しかった。最低でも10枚中1枚で止まり、微ブレを含めれば5枚は合格だから十分とも言えるが、10%だと必ず10枚写さなくちゃならない。

実践で「うん、今日は調子が良いから!」なんて判る筈もなく、調子が良かろうが悪かろうが10枚1セット、暗がりの廃墟で30カット撮ったら300枚も撮らなくちゃならない。でもそれが常時30~40%をキープ出来るのなら1セット5枚の撮影で150枚で済む。

それには体に覚えこますしかない。人間って不思議。微ブレでも問題はないのが判っていてもピタリ賞の写真と比較すると明らかにコントラストが弱いのが判るから満足出来なくなるんだ。しかも調子が良いと60%も止まるのだから最低でも30%にする術がきっとある筈。

そもそも連写でなく単写でピタリ賞を出せなくちゃ意味がないのと、連写にしても本来は1枚目でピタリ、もしくはシャッター押下時の指の動きが振動となってぶれる場合もあるので1枚目がぶれても2枚目では止まっていなくちゃならない。しかしピタリ賞が少ない時の多くは最初の数枚はブレブレ。言い換えると最初の数枚で止められていないのなら10枚中2枚がピタリ賞でもそれは偶然に過ぎないと考えるべきかもしれない。

当然ピタリ賞が1、2枚の時は合格ラインとしている微ブレも2枚くらいしか撮れず、10枚中6枚は小ブレ、もしくはそれを通り越して見るも無残なブレブレ写真。明らかに構える仕草ののどこかにミスがある。ぶれない作法を体に覚えこませた!、と思っていたのに違っていたんだ。

そんな訳でこれからのテストは、、、

「2.5メートル先の被写体に対して低振動モードの『単写』を使い、それを10枚1セットとしてどれだけ止められるか?」

となった。気を付けるのは前回の手振れネタの通り。これを1回シャッターを押す毎に自己チェック。そして「おっ、これは行けるぞ!」と思ったら単写のまま素早く何度もシャッターを押下する。擬音で解説するとこんな感じ。

カメラを構える・・・・、パチッ・・・・、パチッ・・・・、パチッ、パチッ、パチッ・・・・、パチッ、パチッ・・・・、パチッ、パチッ、パチッ

「・・・・」の時にEVF内の水準器をじっくりと眺めチラチラしないのを確認し、右手、左手の力加減を図りつつ息を整える時間となり、数秒~10秒程掛けているだろうから10枚撮るのに30秒以上。連写モードよりも面倒だが、やっぱり「単写」で止まらなくちゃ意味がない。

当然、より意識をしたくらいじゃコンスタンスに良い成績は出ない。この時点で1/2秒すら止まらなくなってしまった。やっぱり私の場合、横方向にぶれる。さらに検証すると右にぶれているからシャッター押下と同時にカメラが左に動いているみたいなんだ。うーん、何故じゃ?。

カメラを顔に強く押し当て過ぎているのか?、そんな憶測を立ててみて、右手の親指の関節を右頬に、左目の眉毛辺りをファインダーの上部に固定するのは同じだが、右頬は指が密着している程度、左目の眉毛辺りもファインダーに触れる程度、その代わり鼻の先を液晶画面に当てる。とにかく全体に力を抜き今までよりもリラックスして軽く構えるようにしてみた。

またよりカメラを安定させようと今までは左手の親指付け根の腹部分をカメラの左側を「点」として支えていたのを手のひら全体に包む、カメラを左手に置くようにした。カメラは持つと言う感覚ではなく、顔に押し付けつつ、グリップを握っている右手で上方向に引っ張るとピタリと止まるが判った。

加えて普段の姿勢が悪く、腰痛持ちなので体のバランスが崩れているのだろう。自分は真っ直ぐに立っているつもりでもそれが長く続くと徐々に左に傾いていくのも判った。これが大変。整体治療院で骨盤だか背骨を正常の位置に戻すような施術でも受けるレベル!。とにかく如何に体そのものが傾かずに直立するかを大きく意識した。

写真が横にぶれているから横方向の修正を心掛ける、これはもしかすると誤りかもしれない。縦にはぶれていないのだから、実は大きく縦にぶれていてブレ補正機能がそれを修正するのに忙しく横ぶれへの対応が出来なかったとも考えられるからだ。

だから結局は縦横両方が動かないように心掛ける、動かない構え方を見つけるしか術はなく、私の場合は、カメラを上方向に引っ張る、これにより、縦へのブレが皆無になったみたいだ。
テストは自室で行い、感覚を掴んだら外に出て近所をパチパチ。当初これが不思議・・・。たった数分前、おぅっ!、10枚を単写して4枚以上でピタリ賞になったぞ!、そんな状態でも外でパチパチした瞬間にブレブレ写真を量産する。

どうやらこれは足元に問題があるらしい。室内でのテストに重点を置いていたので足元にはスリッパ。感覚的には裸足と同じ。それが靴を履いて外に出ると・・・。裸足時と靴を履いている時とで人は歩き方や重心の取り方が異なるでしょう?。それが原因のようで靴を履いた瞬間にぶれてしまう。

構え方、力の加減云々以前に明らかに体全体がゆら~りしているのが判る。ゆら~りしていたらどんなに優れたカメラの構え方をしても決して写真は止まらない。これを直すには室内でのテストでも靴を履く!。ちょうど洗ったばかりのスニーカーがあったのでそれをわざわざ履いてのテスト。

うーん、シビアだなぁ。でもそんなテストを繰り返す事で2/3秒までは楽勝。かなりの確率でピタリ賞を得られるようになった。さすがに1秒ともなると平均するとどう頑張ってもピタリ賞で50%を超えられないが、微ブレを含めれば十分に実践でも利用出来るまでになった。実践でも10枚1セットでなく、5枚1セットで1秒を止められる。

※2/3秒、1秒では連写10枚1セットよりも単写の方が明らかに良い結果が出る

文章だと、「あーやってこーやって・・・」、とっても簡単に確率を下げる事無く1秒でも止められるようになったように感じられるかもしれない。しかしここまで到達するのに「1秒で止められる」と判ってからさらに2ヶ月を要している。毎日戦った訳じゃないが、手振れ補正テストだけで1万枚近くシャッターを切っているんだ。

1秒でしっかりと止まった時の体勢、力の入れ具合、これを常に意識しながらの苦痛の5ヶ月だった。何しろ少しでもバランスが崩れたら1/4秒ですら止まらなくなるのだから・・・。昨日は1秒でピタリ賞が50%以上出ていないのに今日は1/2秒でピタリ賞が20%・・・、それの繰り返しだった。

私のような不器用な人間はこうやって5ヶ月も手振れと戦ったが、器用な方はもしかすると数日で1秒でも楽勝でシャッターを切れるかもしれない。でもそれは神のみぞ知るのであった。だから・・・。

1秒以上でも絶対に止めたいのなら高価でもE-M1markIIを手にするしかない。そしてE-M5markIIはさほど努力せずとも1秒で50%の確率で止まってくれるので、暗がり撮影にはE-M5markIIの費用対効果は非常に高い。

あとはPenaax KPがどの程度の手振れ補正効果があるかである。KPで135換算50mm辺りの焦点距離で1秒で止まるのならばぶっちゃけSony α7SIIよりも廃墟撮影には適している筈だ。

だってそうでしょう?。α7SIIは被写界深度が浅く、かつ1200万画素しかない。KPは2400万画素で135カメラよりも被写界深度は1段ちょっと深い。よりぶれにくい広角側で撮影し、トリミングして望遠効果を出した方が適切なんだ。

それを考えるとやっぱりE-M1markIIが最適なんだが、その値段でKPとDA16-50mmF2.8が買えちゃう。だったらそっちを買うかなぁ。

おっと、今はE-M1のレビューだった。とにもかくにも、、、

「初代E-M1でも2秒で止まる時がある!」

自信を持ってこれを結論として良いだろう。

おいおい、2秒って何だい?、1秒の間違いだろ!?・・・。いえいえ、間違いじゃありません!。もう一度書こう!。

「初代E-M1でも2秒で止まる時がある!」

そうなんだ。1秒で止められれば1.5秒でもビシッと止まる。勿論ピタリ賞率は1秒よりも少ないが、成功率は比例しており、1秒で60%で止まる時は1.5秒では30%くらいの良好な数字。

さすがに2秒でのピタリ賞は10%未満(0%の時もある)であるが、単写で10枚撮影していれば限りなくピタリ賞に近い微ブレを数枚撮れちゃうのであった。

ただ、2秒はねぇ・・・、これって精神力の問題で、自宅や近所で適当にパチパチやっている時と、ゴージャスな廃墟を目にした時とで心理的に全く異なってくるので実践では使い物にならないだろう。しかしどこかに体を預けて固定出来れば2秒を使えるかと思う。

体を固定したら仕様上の補正力+1段以上の効果を期待出来るのでそのカメラの限界が1/2秒なら1秒、1秒なら2秒は楽勝かもしれない。

昨年まで主力カメラとして利用していたPentax K-5で撮影された写真を改めて見直した。体をどこかに固定して撮影していると思われる写真で一番遅いシャッターは0.5秒(1/2秒)だった。これはK-5の(広角~標準程度の焦点距離での)限界が1/6秒だから+1.5段の効果があると考えたものだろう。
E-M1を使って1.5秒で風景を止めた・・・、どこかのブログにそんな記事があり、読んだ直後は「どうしてこういう見栄を張るんだろう、E-M1は1秒が限界で1.5秒なんて無理なのに、この嘘吐きめが!」と思ったが、なんて事はない。1.5秒で止まるんだよねぇ。

そんな訳で、初代E-M1やE-M5markII、はたまたE-M10markIIをお持ちで今まで1秒なんて未知の世界だと思われていた方、まずはお試しあれ!。器用な方はすぐに1秒が使えるだろうし、そうでない方も努力は必ず報われる!、それを信じて1秒の壁に挑戦して頂きたい。そして1秒で止まれば、さらに1.5秒、2秒と言う世界が見えてくる。

※初代E-M5はE-M1よりも手振れ補正効果が弱いらしいが、これも試さなくちゃ判らない、仮に1秒が止まらなくても2/3秒が使えるかもしれない

本記事を書いている段階で、まだ実践で1.5秒も1秒も使って撮影していない。自宅近所の公園でパチリしたくらい。何せ暗がりで撮る機会がないのと廃墟を訪れても意外と1/2秒、2/3秒で事足りちゃうのだった(笑)。

考えてみよう!。

「1/2秒、ISO400」、「1秒、ISO200」、「1.5秒、ISO160」とでは出てくる絵に大した違いは無い。しかも私はE-M1ではISO800までの画質は許容出来るのでISO AUTOの上限をISO800にしており、そうなると1/2~1/4秒で撮る機会が最も多かったりする。

無理に神経を削って1秒、1.5秒で撮るよりもISO感度は上がっても鼻歌交じりで1/2秒で撮る方がどれだけ精神衛生上良いか!。また絶対にぶれない速度、感度がISO1600まで上がっても1/4秒で10枚連写してPhotoshopでコンポジットしちゃっても良いでしょう?。

但し、ここまで「1.5秒では確実に止まる!」、「2秒でも止まる時がある!」と断言しちゃったからにはいつかそれを実践で用いないとならないとは思っている。まぁお台場辺りに行って夜景でも撮れば良いのだから、それだけの為に夜景を撮りに行くのもかったるくて・・・(笑)。

廃パチンコ屋でも偶然見つけられるとベストなんだ。パチンコ屋さんって外光が入らない造りをしているから、かつて数軒の廃パチンコ屋を撮った時、Pentax K-5で1/6秒、1SO12800なんて数字だったから・・・。これなら1.5秒のISO1600、2秒ではISO1200で写真を撮れる事になる。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | es1fYYdE

    M4/3でもフラグシップ機は値段が半端ないから欲しければ型落ちしかありません。
    twitterのTLにE-M1markIIの手持ち長時間露光の写真が結構流れてきます。
    Lunixの本体とレンズの合体手ぶれ補正(Dual I.S.2)ってどうなんですかね。


  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    E-M1markIIもGH5も高いですよね。先日の話、Fujiflmのカメラにボディ内手振れ補正が搭載されたらそっちに移行する人が多くなるんじゃないかと思っています。X-T2発売直後の最安値は17万を切っており、その辺の価格で出てきちゃったらm4/3ヤバイぞ!、ってな感じです(笑)。

    KPやα6500のボディ内手振れ補正がOlympusを超えていないなんて話がちょこちょこと出てきており、Dual I.S.2・・・、どうなんでしょうね。興味は多々あります。

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