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Pentax K-7勝手なインプレッションその2

2010年01月13日 00:00

「ピラミッドパワー」

ピラミッドパワー

Pentax K-7, SMC FA28-70mmF4AL

アクアラインの浮島換気所のピラミッド。この風景は今月中に見られなくなるようです。羽田空港のD滑走路の延長線上にこれがあり、高さ規制に引っかかってしまったとの事。どうやら上部だけを取り外し、台形のような形になるようです。これでピラミッドパワーの恩恵もなくなるのか?

さて、今日もPentax K-7ネタです。その1をお読みでない方は、昨日(1月12日)の日記から先にご覧下さい。

昨日のK-7、インプレッション、如何でしたか?。自分で書いていてもかなり評価が低く、K-7にかなり否定的になっている節もありますが、多岐に渡り使い勝手が向上している部分も認めねばなりません。今日はそれをまとめてみましょう。

1、シャッター音が小さい

恐らく現行の一眼レフ(LumixやOlympus PENの似非一眼レフを除き)で一番小さなシャッター音ではないでしょうか?。初めてシャッターを押した時、びっくりしましたから。流石にミラー音などがありますから、レンジファインダーのような静けさはありませんが、雑踏の中なら、大概は埋もれる音でしょう。

ただ、今回の旅行中、路地裏にて、連れに10メートルくらい離れて貰い、シャッター音が聞えるか?、そんなテストをしましたが、はっきりと聞えるそうです。つまり、シャッター音ってのは非日常のサウンドであり、それに神経質な人間はどんなに小さな音でも聞き逃さないって事ですね。

2、ファインダー視野率が100%

フィルム時代、視野率が100%のカメラは最高級機、フラッグシップにしか搭載されなかった機能ですが、今の時代、コンパクトデジタルカメラの液晶画面の視野率が100%なのに一眼レフの視野率が95%程度。これは頂けませんよね。

たかが5%の差と思ってはいけません。この5%を考慮して構図を考えると、自分が良し!、とした場所からさらに半歩前へ移動しないと完全に意図した構図にはなってくれません。それとPentax K10DもK20DもK-mも95%とうたっていますが、もっと小さい気がしますね。感覚的には93%くらいでしょうか。

ファインダーで覗いた風景が完成形であるべきですから、カメラは視野率100%じゃないとカメラではない。そう言い切っても良いくらいです。PentaxではK-7でようやく視野率100%を実現しました。実売価格10万円で視野率100%のカメラが買える、フィルム時代では考えられなかった事ですし、これはPentaxを褒めてやるべきです。

3、ファインダースクリーンが見易い

K10D、K20D、K-mと比較すると、K-7の方がマニュアルフォーカス時にピントの山が遥かに掴みやすいですね。かつてのPentax LXを彷彿させるスクリーンです。

AFレンズしか使わないのだったら糞みたいな、例えばCanon EOSのしょーもないスクリーンでも良いのでしょうが、Pentaxのユーザーは過去のMFレンズを使う方もかなりいらっしゃるでしょう。それを考えると、K-7のスクリーンは非常に優秀です。

これはPentaxを非難するべきですよ。K-7から付けるのでなく、K10D、K20Dの時代に、それを作っておくべきだったのですよ。技術の出し惜しみは許せません。

4、AF測距点を背面液晶画面で操作、チェック出来る

K20DまではINFOボタンを押して、測距点の位置を確認し、INFO画面を消してから矢印キーで測距点を操作し、再びINFOボタンで確認する、そんな手間ばかり掛かるので、ファインダーの覗いて測距点を変更するのが普通でしょう。

しかしK-7からは背面の液晶画面を見ながらAF測距点を変更出来ます。これは非常に便利。下記6番のISO感度ボタンと共に今回の旅行で一番勝手の良かった機能ですね。またこれは三脚を利用する人も、いちいちファインダーを覗かないで測距点を変更出来るので便利な機能でしょう。

とにかく背面液晶画面のインフォメーション画面でほとんどの設定が可能ですから、暗い場所や老眼の人にはかなり使い易いでしょう。

5、ISO感度が常時表示されている

K20D では撮影可能枚数とISO感度表示の切り替えが出来ますが、K10DではISO感度はOKボタンを押さないとファインダー上で確認出来ません。その点K- 7では撮影可能枚数とISO感度と常に両方表示しています。これは下記6番との連動で、非常に便利だったりします。

6、ISO感度を瞬時に変更出来る

K-7には独立したISOボタンがありますので任意の感度を瞬時にセット出来ます。勿論K10D、K20DでもOKボタンを押しながら前ダイヤルでISO感度をダイレクトに変更出来ますが、指をストレッチする必要があり、ちょっと不便でした。旅行では、このISOボタン機能が一番恩恵を受けたのではないでしょうかね。

2日目以降は曇、雨でしたから、初期値としてISO200~800のオートに設定。K-7は感度の切り替わるタイミングを「普通」、「早く」、「遅く」の3種に設定出来ますが、それでも完璧ではありません。例えば広角レンズ使用時、ブレ補正があるので1/15秒でもほぼ問題ないのですよ。でもカメラはそれでは遅いと判断し、ISO感度を上げてしまうのです。 ISO200の1/15秒で撮れるものをわざわざISO400の1/30秒にしちゅうんです。そういう時にISOボタンを押してISO200に固定してやる・・・。

反対に1/90秒くらいでは感度が上がらない事があります。でも実際に使っている画角は200mm・・・、まぁギリギリでブレないであろう速度ですが、風がある場合、1/90秒では被写体ブレを起こす可能性が高い。そんな時、やっぱりISOボタンを押して感度を1/125秒にしてやるんです。

ISOボタンで感度をセットすると、以降ずっとその値が保持されます。ISOオートだとちょっとした露出の違いで感度が上がったり下がったりしますから、これは連続して撮影している時に一番効果がありますね。とにかく瞬時にISO感度を変えられるって最高ですよ!。

例えばシャッター速度の関係からISO400の方が安心だが、画質を考慮するとISO200に抑えたい。そんな時に背面の液晶画面でダイヤルをクリクリ回すよりもISOボタンを押してISO200、ISO400にセットした方が遥かに素早い撮影が可能でしょう。

K20D、K10Dでは微妙な天気の時はSV優先AEを使う事が多かったのですが、K-7からはISO感度をダイレクトで設定出来るので、絞り優先AEのまま撮影出来る、これは非常に有難い機能です。EOSカメラは昔からISOボタンが独立していますから、今までのPentaxは使い勝手は悪かったと言わざるを得ません。

7、シャッターの強化

ようやくK-7になって最高シャッタースピードが1/8000秒になりました。今回旅行では初日は遠景撮影が中心で常にレンズを絞り込んでいたし、2日目からは天気が悪かったので1/8000秒を使う事はなかったのですが、台風一過や、真夏の撮影では、明るいレンズで絞り開放、こんな時には必ず1/8000秒が必要となりましょう?。

しかも、ダイナミックレンジ拡大(白飛び、黒潰れ防止)をしているとISO感度のスタートはISO200になりますから、本来ならば、K10Dの時代に何が何でも1/8000秒を付けるべきだったのですよ。しかもそれはK20Dでも見送られました。恨みますねぇ~。

しかし、せっかくシャッターを強化したのに内蔵ストロボのシンクロ接点が1/180秒のまま。Canonは確か全機種で1/250秒じゃなかったでしたっけ?。明らかに片手落ちですね。これがCanon EOSにPentaxが絶対に勝てない点でしょうね。開発者が勘違いをしているとしか思えません。むしろストロボ機能なんて省いても良かったのではないでしょうか?。

またこれはPentaxだけじゃないのですが、何故ISO感度のスタートがISO100からなのか?。ISO50やISO25ってどうして機能に盛り込まないのか?。またその機能が無くてもNDフィルター機能くらいあっても良いのではないでしょうかね。NDフィルター機能があれば1/4000秒でも十分ですからね。

8、カメラの縦横を判断して液晶画面が切り替わる

これは私自身は特に必要とする機能ではないのですが、三脚を多用する方は最高の機能ではないでしょうか?。カメラを縦にすると、背面の液晶画面も、縦用の表示されます(Sony αと同じ)。K-7はK-mと同様に液晶画面で全ての設定が出来ますから、三脚に縦にカメラを固定するのですから、あり難いに決まっています。

9、電子水準器で水平をチェック出来る

水平をチェックしてくれる機能ですね。これも私にはあまり必要性のない機能ですが、三脚使用者には必要不可欠でしょう。今までは工事などで使われる水準器を買わねばならなかったのですから。また、DAレンズ装着時は自動水平補正もしてくれるようで・・・。

10、モードダイヤルにロック機能が付いた

モードダイヤルとは絞り優先AE、シャッター優先AE、プログラムAE等、撮影モードを切り替えるダイヤルの事です。K20Dまではロック機能がなく、ダイヤルを回すだけでモードの変更が出来ました。しかし、これが、何故かクルクルと動くのですよ。

私の場合、右手でカメラを持って歩く事が多く、恐らくちょうどダイヤルがズボンに擦れてしまうのか?。K20DでもK10Dでも何度かダイヤルがずれて、シャッターが押せないとか、露出がグチャグチャなんて事が多々あります。

ロックが付いた事で、この失敗はゼロになるんです。むしろK10D、K20Dで、何故この機能が無かったのか?、不思議なくらいですね。

11、ブレ補正のオン、オフがメニューからの設定になった

K20Dまではボディの裏にブレ補正オンオフのスイッチがありました。これがまた、モードダイヤル同様に移動中にずれるんですよ。特に私のK10Dは個体差なのでしょうか、このスイッチか軽く、知らないうちにオフになっていたりします。

ブレ補正機能を使う、使わないの設定なんてほとんど使わないでしょう?。三脚を使わなければ一生オンのままのでいいのですから。ですからそういうのはスイッチでなく、メニューからの切り替え、Pentax、正しい判断をしています。

ちなみにCanon EOS30Dは、K20DやK10Dのブレ補正スイッチとほぼ同じ場所に、背面ダイヤルのオンオフ機能があるのですが、これも何かの拍子にすぐにオフになっちゃうんですよ。何だろう、持ち方が悪いのか、バッグに入れる時にずれたりするのか。

フィルム時代EOS-1NRS、EOS-1NHSではそんな事1度も無かったので、非常に不思議。スイッチが柔らかいのでしょうかね。それとも縦位置バッテリーグリップの有無も関係しているのか?。

「鋸山の地獄のぞき」

鋸山の地獄のぞき

Pentax K-7, SMC DA18-55mmF3.5-5.6AL

いかがですか?。私には11のメリットがK-7に存在します。確かにK20DやK10Dよりも進化していて、使い勝手が向上した部分が多いです。しかし何度も本文で述べている通り、K20DやK10Dのユーザーは、それに特に不満な点がないのなら、K-7を買う必要性はないと考えます(K-m、K-xからのステップアップにはK-7、最高のカメラでしょう)。

最後に辛口コメントを1つ!。K-7が凄いのではないのです。ようやくK-7で他社に追いついた、そう表現するべきではないでしょうか?。K-7はフラッグシップ機とは言えません。他社と比較したら単なる中級機種です。CanonならEOS50D程度の代物。

昨年末、VictorがHOYAからPentaxブランドを買収!、なんて噂が流れました。HOYAが死守しようがVictorが買収しようがどーだっていいから、とにかくフラッグシップ機を出して欲しい、これは全Pentaxユーザーの要望でしょう。

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