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RAW撮影はするべきだと思う

2010年11月26日 00:00

「路地裏の風景」

路地裏の風景

Pentax K20D, SMC FA28-70mmF4AL

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



ブログに写真を掲載する程度ならRAW現像なんてしなくても全く問題はありませんし、(風景にもよりますが)ワイド四つ切程度の大きさならJPGファイルを元に加工しても何ら問題はないでしょう。そもそもコンパクトデジタルカメラの大半はRAW現像が出来ません。

実は私もつい半年前までRAW撮影はしない、JPGオンリー人間でした。ところが・・・。

皆さんご存知の通り、JPGファイルは画像を圧縮していますから、破壊型ファイルなんですよね。それを元に加工すればするだけ画像は劣化してきます。勿論、人間の目は結構お馬鹿さんで、その劣化を認識するのはかなり不可能の事。

でもヒストグラムを見ちゃうと加工すればする程、明らかに間引きされた部分が出て来るのが判ります。これは大伸ばしした時にネックになりはしないか?、そう考えるようになってからRAWファイルを使うようにしたんです。

何て言いましょうか?。遠くから紅葉の美しい山を見ている分には非の打ち所のない美しさを感じますが、近付けば近付く程、そして、いざ、山に分け入ってみると、すでに枯れてしまった木々も多々、意外と大した事のない風景だったりしますよね。

JPGファイルって加工すればする程、枯れた木々が出てきて、それがどんどんと目立って行く、そんな形式と言っても良いかもしれません。

JPGファイルは「ネガフィルムでの同時プリント」に過ぎないと言っても良いかもしれません。そしてそれを元にレタッチするのは「同時プリントされた紙媒体を元にそれをカラーコピーした上で加工を施す」に等しい。一方、RAWファイルは「ネガフィルムを元に加工を施す」、そう考えても良いでしょうね。そりゃぁオリジナル媒体の方が画質は良いでしょう。

新宿にあるPentax Forum、良くカメラやレンズの調整やらで足を運ぶのですが、そこでPentax機材を用いた写真展のようなものが開催されており、APS-Cフォーマットのカメラでどうしてここまで写真を伸ばせるのか?、全倍(長辺約90センチ)のびっくりするプリントがあるんですよ。

先日はB1サイズ(長辺約100センチ)まで伸ばされたプリントが展示してありました。APS-Cカメラで1メートルですよ(笑)。中判要らねぇやって思っちゃいます。そして尋ねるとこれらは全てRAWファイルからのプリントであるとの事。

つまり、RAWファイルをそのままラボに渡してプロのプリンターマンに委ねる、これが最高のプリントを作る最良の手法なんだそうです(恐らく最終的にはTIFFに落とすのだろうが)。今までは露出に不安があったり、輝度差の激しい風景だけRAWにしていましたが(全体の5%程度)、そういう事を知ってから全ての写真をRAWで撮るようにしたんですよ。

冒頭に書いた通り、ブログ用の写真だったり、それほど大きくプリントしないのであればそこまでする必要はないでしょう。私自身、今は個展をする予定はなく、自宅で真夜中にんまりする程度、伸ばしてもワイド四つ切(長辺約35センチ)なので、現状、RAWファイルの必要性は感じていませんが、今撮った写真を何年も先に全倍(90センチ)で焼きたい、その可能性は高い。

すでにSDカードは16GBで数千円の時代、1460万画素のPentax K-7、K20Dでもパソコン観賞用の600万画素のJPGを同時に保存しても500枚も写せますし、ハードディスクでも1TBで1万円を確実に下回っています。5年前では考えられなかった環境が今あるんですよね。

そして実際にRAW現像をしてみると、これが結構面白い。しかも現像で可能な加工と言うのは、おおよそフィルム時代のそれそのもので、言い換えると、写真の領域を超えた、コンピューターグラフィックのような処理は出来ないとなり、我々カメラマンとしてはここで写真とCGとの区別、ラインを引けちゃう(ノイズリダクションやディストーション補正をCGとするか否かは微妙であるが)。

1日に500枚撮影してもそのうち実際に利用するのはほんの数枚でしょう。ですから、その「これだ!」と思った写真を大切に扱うようになるような気もしてくるんです。

さらにはRAW現像ソフトの多くはその手順を記憶出来るようになっており、常に同じ処理を施す時に便利だし(photohopではアクション機能を使う事でjpgでも手順を記憶出来るが)、またオリジナルデータを壊さない非破壊方式であるから何度もやり直しがききます。

今までRAWファイルを吐き出す事が出来るカメラを利用しても、それを使われなかった方、騙されたと思ってRAW現像されてみて下さい(くれぐれもお間違いのないように。ブログ用やA3程度のプリントでしたらJPGで十分です)。


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