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コダクロームは本当に渋い発色なのか?

2010年12月17日 00:00

「シネマカラー」

シネマカラー

Sony Cybershot DSC-H50

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



昨日の記事を書いていて、ふと・・・。

「本当にコダクロームって渋い発色をするのか?」

なる、超~単純な疑問を持ってしまった。ちょっくら調べてみましょう!。

そうは言うものの、押入れのフィルムを引っ掻き回す時間も無いし、仮にそんな時間を取っても、生涯撮影したフィルムの半分以上を文字通り「焼却」しちゃっているのでコダクロームそのものがない可能性も高く・・・。

だったらマウスチョコチョコオチョコチョコ、インターネットで色々と調べてやるぜ!。

皆さんが興味ありそうなソフトを2つ紹介します。

DxO FilmPack
Exposure 3

両者ともフィルムの味を再現するソフトです。AdobeのPhotoshopやLightroomに対応していて、非常に使ってみたい代物。

どちらも世界中の一世を風靡したフィルム(ポジ、ネガ、モノクロ)を多く網羅している訳ですが、でも、例えばベルビアとコダクロームだけを味わいたいなんて人にはかなりお高いんですよ(笑)。DxO FilmPackは1万ちょっとですから、一時、買う寸前まで行ったのですが、その時にちょうどAdobeのLightroom 3を買っちゃったんですね(結局、Lightroomも全く使っていません)。

さて、この2つのサイト、サンプルがあるじゃあーりませんか。DxO FilmPackはポートレート写真なのでほとんど参考になりませんが、Exposure 3のサンプルはコダクロームを紐解くヒントが隠れていそう。それが下です。

Exposure 3のサンプルページ

コダクロームありましたね。これを見ると、私が時折使っていたコダクローム64、これなんて地味は地味ですが、コントラストが結構高いですよね。こんな発色だったっけかなぁ。他にも幾つかのタイプのコダクロームのサンプルがあります。

なるほど、私がイメージ、いえ、勝手にコダクロームの色だと妄想していたのは「Kodachrome 35mm (1936-1962)ってタイプに近いですね。と言う事は当然生まれてもいない訳で、そんなフィルムを使った事は無く、そしてつい最近まで入手可能だったコダクローム64は実は発色はコダクロームの中では派手・・・。

皆さんも結構たまげたんじゃないでしょうか?。どうも我々が勝手にコダクロームの色だと勝手に思い込んでいるのは、60~70年代のカラーフィルムの外国映画の色合いなのではなかろうか?、と思えてきましたねぇ。

その頃、映画で使われるフィルムもコダックが多かったのではないでしょうか?。ですから我々は子供の頃に自分では使ってはいないが、(映画用フィルムと写真用フィルムとでは異なりましょうが)コダックのフィルムの味と言うものを確実に何度も見ている事になります。

ただ、コダックの歴史を調べるとその時代はすでにコダクロームだけでなく、エクタクロームの映画用フィルムも作られていたので、我々が見ていたのはコダクロームでなくエクタクロームの色?。とまたここで疑問が出て来ちゃう。

事実当時の映画フィルム、今では色褪せちゃってデジタル処理を施さないとどーにもならないようで、コダクロームだったらしっかりと管理していれば50年くらいは退色しないと言われており、エクタクロームでの撮影が多かったと推測出来ますよね。

コダクロームはシステムそのものがエクタクロームを含めたその他のフィルムと違う訳で(表現を換えればフィルムそのものはモノクロと言っても良いくらい)、必ず発色に関しても目で見てすぐに判るくらい異なった筈。でも調べていると、困ったもので、「深い味わい」だの「渋い発色」と言った抽象的な表現が目立ちます。

そしてこのコダクロームの方式って実は一般的なポジフィルムと異なり、輝度に強い、つまり光の再現幅が広いから、白飛び、黒潰れしにくい、イコール、コントラストは弱い・・・筈なんです。でも上記のサンプルを見ると、コントラストは結構強いですよね。おかしい!。

こんなもの見つけちゃいました。

1922年のコダックのカラーフィルムテスト映像

微妙だなぁ。結論出ないまま本日は終了(笑)。トップの写真は勝手に想像したコダクローム像。60s、70sのシネマカラーとでも言いましょうか?。でもきっと「コダクロームっぽいねぇ」と言う方が多いかと。

発色豊かなビデオで有名なソニーのデジタルカメラでコダクローム、シネマカラー遊び、意味ないけど、この意味の無さがとっても素敵!、いいかも(笑)。


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コメント

  1. りこ | URL | vwIiNZgY

    こんにちは。

    ノスタルジック感満載で大好きな雰囲気です~
    「映画的な」風景ってやっぱり好きです。
    テトラポットってそういう意味では海においてマストアイテムっぽいですね。

  2. ryu.z | URL | -

    この色を見て、ゴダールの映画を思い出しました。

    60~70年代のヌーベルヴァーグの映画は、こんな色だったな~と。

    まぁ、当然まだ生まれてないのでVHSで見たんですけどね(笑

  3. BigDaddy | URL | -

    >ryu.zさん

    ゴダールって知らなかったのですが、映画監督なんですね。YouTubeでサクッと検索して映像を見て、なるほど、そうです!、こんな感じの色合い、これが今、ちょっと私の中でブームになりつつあるんです。

    ゴダール、これはちょっとレンタルショップで色々と見てみようか、そう思いました。有用な情報、ありがとうございます。

  4. BigDaddy | URL | -

    >りこさん

    ありがとうございます。

    彩度の高いデジタル写真が氾濫している中、この手のちょっと昔風の色彩って新鮮ですよね。まだどの写真でもこの色合いにするって事が出来ないのですが、どうも寒色系に1度写真を被らせ、その上に妙な色、グリーンやイエローを加えると昔の映画っぽくなるのでは?、と感じており、年内にはこの雰囲気、確立したいです。

    テトラポットって、寒い感じがしませんか?。だからマストアイテムなんだと思います。夏でも寒そうに見えますからね(笑)。

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