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コダクロームは文学である

2010年12月18日 00:00

「ギリで見えるスカイツリー」

ギリで見えるスカイツリー

Ricoh GXR, 24-72mmF2.5-4.4

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



私個人はコダクロームを利用していたのはほぼ冬に限定、ワンシーズンで5本くらいでしょうかね(恐らく5本パックのようなものを買っていたでしょうから)。

そもそも知り合いのカメラマンから「日本でコダクロームは使うには太陽が低い冬が最も適している」と言う話を鵜呑みにし、信じて疑わずの大馬鹿者状態でちょこちょこと使っていたんですが、結局、コダクロームの良さを理解せず、フィルム時代を終えちゃった・・・。

そして・・・。

昨日の記事に書いた通り、今再現しようとしている色合いはコダクロームと言うよりも、昔の海外の映画の色なんじゃないかと思っちゃう訳です。

60年代、70年代ののアラン・ドロンや、カトリーヌ・ドヌーブ主演のフランス映画・・・。村上春樹はヨーロッパ、フランスでも人気と聞きますが、フランス映画って娯楽系でも哀愁があり、暗いでしょう?。どことなく日本文学の香りがプンプンとする。

ですから映像も暗い感じがするし、昔のフィルム映画ですから、現代のCG全盛の映像とは全く異なる、そんなノスタルジックな感情を表現してみたい、そんな思いがあるように感じます。

ここで凄い表現を思い付きました。それが本日のタイトル。

「コダクロームは文学である」

季節は冬。秋の夜長と言いますが、冬はもっと長い。ちょうどあと数日で冬至ですからね。小説を読むにはちょうど良い。

それほど日本文学に精通している訳ではありませんが、年代が年代だけに本は大好き、有名どころは好き嫌いはありますが、そこそこ読破しています。どちらかと言うと芥川賞よりも直木賞、大衆文芸系が好きでしょうかね。

※そもそも純文学と大衆文学のボーダーラインが良く判らん。クラシック音楽とポピュラー音楽との違いくらい明確ではないでしょう

そして文学的な作品を読む時って、やっぱり昭和ノスタルジィなんですよ。ですからコダクロームをちょっと追求してみたいってのも同じ理由なのかもしれません。加えて、文学作品はいつでも読めますが、コダクロームはすでに生産中止、もう誰もそれを使って写真を撮る事は出来ません。

さて、本日の写真。コダクロームとは異なり、ちょっと銀残しっぽいですが(銀残しは赤も彩度が下がる)、これはテクニカラーと言う映画のカラー初期時代の色彩を模倣したものです(テクニカラーそのものを知らないので本当にこんな色だったかは不明です)。

モノクロフィルムからフィルターを通して色付けをしていたようで、1930年代、40年代はこれが一般だったようです(その後コダクロームに取って代わられた)。Photoshopでこのような色合いにするのは意外と簡単で、言葉にすると、

「ブルーチャンネルにグリーンを乗せる」

だけ(笑)。ご存知の通り、色はRGB(レッド、グリーン、ブルー)から成立していて、そのブルーチャンネルのブルーを排除して代わりにグリーンを被せちゃうんです。そんな風合いで写真そのものは渋いですね。

今回はこれに加えて、若干ですが、赤のコントラストが立つようにレタッチしており、うーん、コダクロームの味に少しは近付いたかな?、と思っちゃったりして・・・(笑)。


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コメント

  1. フォトフォト | URL | -

    質問です。
    BigDaddyさんはカラーマネジメントシステムはどうされてますか。
    部屋の電球色、カメラ、モニター、プリンター各々で微妙に色が違い困ってます。
    スパイダー3のようなCMSの導入も、考えていますが、ハード面、ソフト面の調整が面倒そうで躊躇しています。
    ご教示頂ければ嬉しいです。

  2. BigDaddy | URL | -

    >フォトフォトさん

    基本的な事は(photoshopでの設定や、プリンタ側では色補正をしないと言った)やっていますが、実は余り追求していません。またうちはプリンターにエプソンを利用していますが、その基本的な設定後のエプソンの吐き出す色合いをチェックし、それでモニターのキャリブレーションをしています。

    ですから、微妙な色合いは異なりますが、例えば赤がオレンジに傾くと言った事はあんまりない気がします。いずれにせよ家庭用プリンターでの出力はあくまでもテストのような感覚でいるんです。

    それとこれはPentaxの人から聞いたのですが、作品展やコンテスト用の写真は自分でレタッチせずに、RAWファイルのまま、それを受け付けるプロラボにプリントを依頼しましょうとの事です。色、ノイズ処理など自分だけでは出来ない処理を施してくれるそうです。

    先月、エプソンのショールームに訪れて、ちょうど同じような質問をしたんですよ。色合いが異なるがどうしたら良いかと。すると、最新のプロ用のエプソンのプリンターを使うとほぼ問題ない・・・(型番忘れちゃいました)、と説明してくれましたね(笑)。

    1度、エプソンのプリンターを利用しているレンタルラボでも借りてチェックしてみるのも良いかもしれませんし、モニターも写真に特化したもの、モニターそのものにキャリブレーションが出来るようなものがあるので、それらを利用するしかないのではないでしょうか。

    うちのモニターなんて腐っていますよ(笑)。ですからプリンターで吐かれた写真を見て、げっ!、彩度が高過ぎ!、ってなる事も結構あります。






  3. フォトフォト | URL | -

    ありがとうございます。
    やっぱり面倒ですよね。
    お手数をかけました。

  4. マ-ク | URL | -

    写真の話ではないのですが、60s~70sのフランス映画、好きです。
    最近は、ラ・スクムーンという映画を見ました^^

    もちろん、アラン・ドロンは好きで、「サムライ」とか「仁義」etc、

    >哀愁があり、暗いでしょう?
     ドロンの上記2作品なんかは、まさにそんな感じです(笑)
     あの年代の、いかにも、フイルムぽい色の映画って、惹かれます^^;

  5. BigDaddy | URL | -

    >フォトフォト さん

    あまり参考にならずに申し訳ないです。
    各自、カラーマネージメントは頭を悩ませる事で、なんか簡単に出来るものはないでしょうかね。もっとしっかり、万国共通のカラープロファイル、カメラメーカー、パソコンメーカー、プリンターメーカーが作るべきですよね。

  6. BigDaddy | URL | -

    >マ-クさん

    サムライってモノクロだった気がしましたが、今調べたらカラー作品ですね。うーん、記憶が曖昧です(笑)。

    YouTubeでサムライの予告編でしょうかね。映像を見て、そうそう、この手の渋い色、これを写真で表現したいんです。

    昨日掲載の写真がかなり近付いている気がしますが、まだまだ錯綜中です(笑)。

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