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スクエアフォーマット万歳 その1

2010年12月27日 00:00

「街の寸景」

街の寸景

Ricoh GX100

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



来年の話をすると鬼が笑うといいますが、今日と明日の記事はそれぞれ来年、再来年の話(笑)。自分が笑っちゃうくらいの妄想ネタであります。

昨日の記事で、デジタルカメラとフィルムカメラを共存させるのだったら、フィルムはブローニー、それもスクエアの6x6しかないと書きました。

これは咄嗟に思いついたのでなく、フィルム時代の一番の後悔は中判6x6カメラの最高峰であるHasselbladを「たったの2年」しか使えなかった事。悔やんでも悔やみきれない。だからデジタルの今でも6x6フォーマットには物凄い憧れがあるんです。

RicohのGX100を購入した1つの理由も、単なるファインダーのマスク処理、トリミングでしかありませんが、スクエアフォーマットが撮れるから・・・。

しつこいようですが、スクエアフォーマットこそ写真である、そう信じて疑わないんですよ。

「写真には2つのフォーマットがある。スクエアとそれ以外の糞フォーマットだ」

と断言しても良いくらい(笑)、スクエアフォーマットに対して思い入れがあります。

正直申し上げれば、別にそれがブローニー(中判)じゃなくてもいいんです。135(35mmフィルム)でもスクエアになってくれるのだったらそれで十分。135フィルムサイズは36mmx24mmとの事で、要するに24x24ですね。そんなカメラがあったら最高なんです。

ですから何故、フィルム時代、135判にスクエアと言う選択肢がなかったのか、また現行ではコンパクトデジタルカメラではスクエアフォーマットが選択出来るのに、デジタル一眼レフでは3:2や4:3しか存在しないのか?、それが不思議でなりません。

フィルムカメラだったらフィルム給送の問題や、ファインダーやフィルムにマスクしないとならないから設計のやり直しが強いられましょうが、デジタルカメラなら、光学ファインダーでもスクリーンにスクエア枠を刻めばいいだけでしょう?。あとは内部ソフトウェアでトリミングしちゃえばいいのだから、これが出来ないデジタル一眼レフ、何故?、と感じちゃう。

※ちなみにPentaxの一眼レフの場合、左右端っこのAF測距点枠がおおよそスクエアの位置にあるので、それを目安にフレーミングすると、意外とバッチグーだったりします(笑)。

PentaxもCanonもNikonもある意味、過去の栄光に浸っている堅物メーカーでしょうから、こういうマイノリティな意見って絶対に聞いてくれないのでしょうね・・・(Olympus、Sony、Lumixはやってくれそうな気配はあります)。

そんな意識の私ですから、今更、扱いが面倒で高価なHasselbladを買い直すなんて馬鹿馬鹿しくて出来やしません。そんな資金があったら素直に最新のデジタルカメラと高級レンズを買いますって(笑)。

そこで本日はトイカメラ(フィルム)にちょっくら目を向けましょう。

トイカメラの中にはスクエアフォーマットが扱えるカメラが存在します。調べてみると色々ありますね。ちょっとびっくり(笑)。

HOLGA120シリーズ
LOMO Dianaシリーズ
LOMO Diana Miniシリーズ
Blackbird Fly


他にも恐らく幾つかあるのでしょうね。HOLGAとDianaはブローニー判を使用し、Diana MiniとBlackbirdは我々が35mmフィルムと呼んでいる普通のフィルム、135判でのスクエア、24x24mmと言うフォーマットになるようです。

なるほど、Dianaはプラスチックレンズのみのようですが、HOLGAには収差ばりばりのプラスチックレンズバージョンと収差をある程度抑えたガラスレンズバージョンがあるんですねぇ。

いずれにせよ、これらで撮影された画像を見る限り、ガラスレンズ仕様でもトイカメラである事には変わりなく、カチッした写真が好きな私からすると、到底考えられない描写。

まぁデジタルカメラでは表現出来ない(レタッチすれば可能だが)像が出て来るのですから、対比するには楽しいカメラ達なのでしょうから、使わない手はないですね。

でもこうなると画質に拘るブローニーであるメリットは特に無いように思え(単にブローニーと言うある意味特殊なフィルムを使っていると言う自負しかない)、ならば安価で現像もそこらに出せる135フィルムを使うDiana Miniなんて気軽で面白そうと思っちゃいますね。

ただトイカメラに物申すとすれば、モノクロ表現と同じく、どんなにつまらない風景でも、非現実的な像が写ってしまうので新鮮に見えてしまう事。新鮮に見えるだけだったら良いのですが、それが「素晴らしい」と言う言葉で表現するのにはちょっと待ったを掛けたい。

本日の写真もある意味そんな1枚。Ricoh GX100でスクエアにして撮影し、風景そのものはそこそこのお気に入り。数メートル先の歩いている人を撮ると1/30秒でもぶれる訳で、自分が歩きながらパチリしていたら、1/30秒以下のシャッタースピードなら風景がブレますよね。

そう、敢えて立ち止まらずに歩きながらの撮影。そして自分は写真で言えば左方向に1歩移動しているが、カメラは写真中央に振りながらの撮影。これで中心部は比較的明瞭で周囲がブレる、そんな写真が撮れます(このところGX100ではこういう撮影がお気に入り)。

でも実は大した事はない!。感性が異なる人が見たら単なるブレ、ボケの失敗写真ですよね。下手したら本来お蔵入り、ハードディスクから削除される運命の写真かもしれなかった。それをトイカメラ風に加工してみました。そこそこの心象写真っぽくなっていませんかね?(笑)。

トイカメラ、すでに流行を通り越して文化となりつつあります。それどころか写真史に刻まれても良いでしょう。ですから表現者としてそれを使わない手はない。モノクロもそうですよね。フィルム時代は一部のカメラマンだけの特別な存在だったのが、デジタル時代の今は誰もがそれを体験出来る。

ですからトイカメラと言う写真、カメラスタイル、分野、文化があって良い、むしろ亜種として存在するべき代物でしょう。ですからそれを否定はしません。いや、否定しちゃならない。しかし使い手がトイカメラを使いこなさないと、それは大きな文化にはなってくれない、そう感じます。

そろそろ我々、特にこうやってインターネットでブログを書いたりしているカメラマンはトイカメラの映し出す像に慣れても良い頃かもしれませんね。「トイカメラだから面白い」、その時代はもう終わったと思うべきです。

もうあと数日で来年、2011年を迎えますが、Diana Mini、これは面白そうですね。買うかもしれません。「つまらない風景をトイカメラに面白く写して貰う」のでなく、「面白い風景をトイカメラを使ってより面白く写す」、是非ともそれを実践してみたいものです。


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コメント

  1. ゆたか | URL | LkZag.iM

    こんにちは。

    フィルムネタには、コメントを書き続けなければ。(笑)

    ホルガやロモのレトロな写りをフィルムで撮り始めた「カメラ女子」たちは

    最近は、パナソニックの戦略にはまりマイクロフォーサーズを使う「写ガール」に進化したようですね。

    パナの普通のフォーサーズは終わってしまったのでしょうか?

    スクエァは、縦横考えずにすむ潔さがあると思います。

    私も、時々モノクロ&スクエァでプリントするのですが、やはり撮影時にスクエァでフレーミング

    したカットでないとダメですね。(笑)

    プロに言わせると、あとで縦でも横でも紙面に応じて切れるからスクエァなんだと言われそうですが。

  2. BigDaddy | URL | -

    >ゆたかさん

    パナソニックも普通のフォーサーズ、頑張って欲しいんですけどねぇ。マイクロフォーサーズのGF1とオリンパスのE-PENで写ガールが増えたように、オリンパスとどんどんと競合しないと良いカメラが作られなくなりますよね。

    かつてのAPSフィルムカメラのように短命で終わって欲しくありませんねぇ。私自身はマイクロも含めて、フォーサーズと言う規格には非常に興味があります。

    スクエアがトリミング重視ってのは昔の商業写真の時代の話でしょうから、今はノートリミングのスクエアで、しっかりとフレーミングする事が重要だと思っており、仰る通り、撮影時にスクエアであるからこその写真媒体って想いが強いです。

  3. りこ | URL | vwIiNZgY

    こんにちは!
    日本じゃない見たいな雰囲気カッコイイです♪
    ウォン・カーウァイの色彩を思い出しました~

  4. BigDaddy | URL | -

    >りこさん

    ありがとうございます。
    日本で異国っぽい風景って好きなんです。ここは乃木坂の近くでしたねぇ。六本木周辺は色々な外国を見られますし、今度は新大久保周辺を歩いてみようと思っています。

    ウォン・カーウァイって知らなかったので調べてみたんですが、やっぱり全く知らない人でした(笑)。映画監督なんですね。

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