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フィルム利用ならテーマを見つけるの先決

2010年12月30日 00:00

「3」

3

Pentax LX, SMC M50mmF1.4

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



本日もフィルムから。プリントされたものをスキャンしています。

機材は微妙ですねぇ~。と言うのも、この写真を撮った記憶がほとんど消滅しています(笑)。フィルムが見つかれば前後のコマから想像が付くのですが、恐らく旅行中に撮影したものだと思うので、当時、旅行と言えば100%、Pentax LXを使っていたので、LXと50mmだろうなぁと(対抗でTamron SP90mmF2.5って線も・・・)。

さて・・・。

フィルム時代、昼前から出掛けて日没までのお散歩写真なら、だいたい200回以上シャッターを切っていました。これをお金に換算すると、フィルム代、現像代で1万円は確実に超えちゃう。これを今やるってのはやっぱり無理。

ケチですから「10回お散歩写真したら、つまり2ヶ月もしないでPentaxのK-5を、1年で考えたらPentax 645Dが買えちゃうぜ!」と考えてしまい、絶対にそんな撮影をフィルムではしないでしょう。ここで誓っても良いです(笑)。

となると正真正銘の「一写入魂」方式が必然、結果、(あくまでも画質に言及し)デジタルよりクオリティが低い135フィルムでは馬鹿馬鹿しい、ブローニー(中判)を使うのが適当となって行きましょう。

※135フィルム使いのカメラマンを馬鹿と表現しているのでなく、あくまでも私個人の物差しに於いて、デジタルに対抗するのならブローニーであると言う意味です

そもそも、たったの2年でありますが、中判カメラを使っていた頃は、確実に一写入魂でした。ブローニーフィルムは高いし、120フィルムバックしか持っていなかったので、フィルム1本12枚ですよ、12枚!(笑)。だいたい上述したお散歩写真でも5本も消費すれば「今日は撮ったなぁ」・・・。

結果、風景の取捨選択を強いられる。デジタルでも、135フィルムでも、使えそうも無い風景、ほんのちょっとでも心の琴線に触れたら「とりあえずパチリしちゃうか」でしたが、ブローニーではそうは行きません。「俺はこの風景を本当にフォトジェニックだと思っているのか?」、と考える時間が必要。

これがいわゆる「フォトスローライフ」に繋がっていくのでしょう。ですから、今後フィルムカメラを使う、それが中判カメラであるのなら、恐らく、すぐに昔の状態、心境に戻る事が出来ると確信しています。

作品展を開催する為のシミュレーションとでも言いましょうか?。作品展で一番みっともない、かっこ悪いのは、「テーマも何も無く、ただ好きな写真を並べただけ」・・・、近頃はデジタルカメラの発展で、誰もが作品展を開くようになり、結構この手の万屋、丸で総合カタログを見ているような展示が非常に多い。幾ら1枚1枚の写真が優れていても、カメラマンの心、感性の浅さ、そして根性の無さが見えてきちゃう。

何て言いましょう、「一写入魂」ではなく「一主題入魂」とでも表現しましょうか?。万屋写真でなく、専門店写真。

当時、主に何を対象としていたか?。今も尚、執着している物、壁と窓ですね。壁と窓を幾何学模様に見立てて良く写真を撮っていました。材質としてディテール、埃や汚れ、苔や割れ目からの草、これらを細部に渡ってくっきり写したい、そんな意識があって、ならば135フィルムよりもブローニーだろう、加えて、「幾何学的」ですから、スクエアの6x6だったんです。

中判ですからピントにシビアでしたし、正方形の中の模様として表現したいので水平が少しでも乱れたらアウト、煽り撮影もパースが乱れるから駄目、構図を決めるのにあれこれを考え、1枚撮るのに息を止めてそれが苦しくなるくらいファインダーにかじりついていましたよ(笑)。

デジタルカメラや135フィルムの場合、同じ壁、窓でも横位置でカシャ、縦位置でカシャ、寄ってカシャ、下がってカシャ、絞りを変えてカシャ、露出を変えてカシャ、適当に何枚もシャッターを切り、パソコン上で取捨選択。丸で撮影法が異なります(しかも近頃は撮影が一層いい加減になり、水平が乱れる失敗写真を大量生産)。

ですからデジタルとフィルムで同じ時間を共有するには無理がありますよね。デジタルでロケハンをして、本番にブローニーを使う、将来、そんな撮影になって行くのでしょうね。

ちなみに、壁や窓の質感をしっかり出すのはデジタルカメラの方が明らかに有利です。一番はレンズの歪曲補正が可能な点。加えてホワイトバランスやシャープネスも自在に変更出来ますしね。ですから、中判カメラを使って、再び壁、窓に挑戦しようとはあまり考えていません。

むしろ被写界深度の浅さを利用して、ありがちですが、美しいボケ写真でも撮ってみようとか、遠景、特に無限遠くらいの遠い風景を絞り込んで撮るとなると、実はデジタルよりもブローニークラスのフィルムの方が画質の面で良い事もあるそうで(レンズの性能にもよりましょう)、以前とは全く異なる風景に挑もうかとも思考しています。

今日、掲載している写真、こんな風景をブローニーで撮るとどんなものかいな?、そんな興味があり、フィルム写真から引っ張り出してきました。

まぁ、先日も述べましたが、これはあくまでも再来年以降の話ですけど(笑)。


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コメント

  1. ゆたか | URL | LkZag.iM

    こんばんは。

    極貧の私は、フィルムは1日1本、36枚と決めていました。当然1カット1枚ですよね。

    2本、3本と撮るのはお盆とお正月、それ以上撮るのは結婚式くらいでした。

    ですから、手元にあるフィルムも数千枚だと思います。

    デジタルカメラを使い始めたころ、この調子で1日に36カットくらいしか撮っていませんでした。(笑)

    ところが、元を取らなければとシャカリキにシャッターを切るようになり、つまらない写真の連発です。

    最近、感材費って言わなくなりましたよね。

    この撮影コストの違いが、フィルムからデジタルへ一気に変わっていった大きな要因でしょうか。


    実は、私がポジフィルムを使う理由なんですが、何というかミニカーを集めるような感じなんです。

    スリーブからお気に入りのカットを切り出してマウントして出来上がり。そんな感じです。

    マウントしたフィルムは、ミニチュアコレクションなんですね。

    フィルム自体が必要なわけです。ん~、わかりづらいですが、今でもコレクションが楽しいです。


    ここ数日間、コメントを書かせていただいて、自分がもう一度フィルムを使い出した理由を

    自分自身で気づくことが出来ました。


    来年もよろしくお願いいたします。



  2. BigDaddy | URL | -

    >ゆたかさん

    撮影コストは影響大ですよね。本文にも書いた通り、昔のようにフィルムを使っていたら、ホント、1年で80万円のPentax 645Dが買えるくらいの勢いですからね。

    私はマウントはしないタイプでしたので、デジタルになり、パソコンのサムネイルを見る感覚にも違和感はありませんでしたが、自分が認めたコマをマウントし、それがコレクションとなるってのは判りますねぇ。

    ならば、ゆたかさんもいずれブローニーデビューって事になりましょうか?(笑)。ブローニーはでかいですから、ホント、ライトボックス上でさらにニヤニヤ出来ますよ~。私も今後、ブローニーの世界に再び戻れば、やはりコレクションって感覚になるんだと思います。

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