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自分の写真の原点とも言える2枚の写真

2011年01月18日 00:00

「untitled」

untitled

Ricoh GX100

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



突然ですが、フォックス・タルボットと言うカメラマンをご存知でしょうか?。一言で表すと「世界で初めて写真集を作った男」であります。実は、私の写真の原点はその写真集にあるんです。

1800年代のお話なので、実際にその写真集を見た事はないのですが(東京都写真美術館に収蔵されているそうで、実は本物を見たくて今度行こうと思っているんです)、写真関連の書籍で、何枚かも写真を見る事が出来、それを見た時に、「おっ!、これは自分が撮りたい風景にピッタリはまるぞ!」と思ったんです。

実は、今日のネタを書くまで、この人の名前を全く思い出せず、色々とインターネットで検索し、やっとの事で、名前を思い出したんですよ(笑)。何たって「世界初の写真集」で検索しても全く判らなかったものですから、苦労しました(笑)。

結構有名な写真ですから、写真学校に通われていたり、写真史がお好きな方は知っている方も多いと思います。ではその写真を見て頂きましょう。

フォックス・タルボット- 開いた扉

確かある書籍によると、自宅だか友人だかの家を撮っていたそうですが(記憶が曖昧で間違っていたらごめんなさい)、1800年代、写真機なんて誰も知らない、特殊な装置であったでしょうから、何故こんな風景を撮ったか?。

この世界初の写真集は自分が発明した写真技術?、これを世に広める為に作ったカタログのようなものだったそうで、ならば思うに、自分が一番撮り慣れた、馴染みの風景であったのではなかろうかと推測出来ます。何気ない日常の風景、人は写っていないけど、そこに人がいた事が判る風景とでも言いましょうか。

ちなみにこの写真が発表されたのは1844年との事で、これは徳川慶喜がまだカメラ、写真を趣味としていない時期であり(つまりまだ江戸時代)、さらに坂本竜馬のあの有名な写真が慶応時代の撮影とされている訳ですし、そう考えると世界ってやっぱり凄いなぁって思いません?。写真技術がどーのでなく、こんな何の変哲も無い普通の風景を江戸時代にパチリしているカメラマンがいたって事が・・・(笑)。

私がこの写真を初めて見た当時も今も、写真は「地元の利」である、そう思っていて、だからこそ余計にこのありがちな風景が印象に残ったのかもしれません。

下のリンクは「タルボット 画像」で検索した結果です。

タルボットで画像検索した結果

また、アンドレ・ケルテスが撮影した写真、同じく写真史の中で有名な写真のようで、これまた非常に印象に残った風景。それが下(こちらもカメラマンの名前を失念していたので探すのに苦労しました)。

アンドレ・ケルテス - モンドリアン宅にて

タルボットの写真と同様に、海外の家だったら恐らく特にお洒落って訳じゃないしょう?。ありきたりの風景とも思えます。ですが気品を感じますよね。そして花瓶に花、これで人が写っていない写真でも人を感じる事が出来ましょう。

そして、この2枚の写真のもう1つの共通点は日常の風景が幾何学模様に見える点。奥行きがほとんどなく、完全二次元の世界。加えて、曲線や直線で構成されていて、アール・ヌーボーに近いイメージとでも言いましょうかね(アール・ヌーボー調が大好きなんです)。

同時期にこの2枚の写真を知ったと記憶するのですが、これで自分の方向性がかなり固まったような気がしているんですよ。

今日の掲載写真、どうでしょう?、この2人のカメラマンの作品と共通するものはある、私個人はそう確信しているのですが・・・。


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