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早過ぎる死 - ゲイリー・ムーア

2011年02月11日 00:00

「裏方さん」

裏方さん

Lumix DMC-FX55

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



本日は写真と本文は関連性はありません。

私は写真、カメラ以外にエレキギターを趣味としています。むしろギターの方が趣味率としては高いと言っても良いくらい。ほぼ毎日、弾いていますからね。70~80sのハードロック、そして60~70年代のジャズロック、ファンクジャズ辺りをカバーしています。

昨日、ある方のブログを見てビックリ。ロックギタリストのゲイリー・ムーアが亡くなった!。うーん、若過ぎる死です。熱狂的なファンではありませんが、彼を初めて知ったときのカルチャーショック、今でも良く覚えています。

今日はちょっとマニアックでありますが、彼への追悼記事としたいと思います。

1970年代後半に聴いたアルバム「Back On The Streets」、これがファーストコンタクト。当時はシン・リジィ時代の彼を知りませんでした。

下の動画、当時の映像のようです。これは貴重な映像かもしれませんよ~。コージー・パウエル、フィル・リノットとの共演じゃないですか!。もう1人のギタリストはスコット・ゴーハムとの事。うん?、これってシン・リジィのライヴか?、でもキーボードはドン・エイリーだし、何らかのセッションでしょうね。この頃のゲイリーさん、まだ歌が下手糞ってのがちょっぴり愛らしい(笑)。



コージーもフィルもすでに天国へ召されていて、なるほど、今頃、あちらの世界できっとトリオでセッションをしているに違いないと思ってしまいます。そうであって欲しいですね。

さて、ロックギターと言うと「速弾き」、今ではゲイリーよりも速く弾けるギタリストは仰山いますが、当時は、かなりインパクトがありました。全世界のアマチュアロックギタリストが彼を模倣した、そんな時期があったと言い切っても良いくらいなんです。

何を隠そう、当時まだまだ下手糞だった私が、速弾きのヒントを得たフレーズがあります。ゲイリーの弾くこのフレーズを聴いて、なるほど、これは使えるぞ!。そこからです。私の速弾き人生が始まったのは(笑)。



上の動画の2分21秒から2分40秒くらいまでの「タリラリラリ、タリラリラリ・・・」と言う6連符。まさにコレなんです。このフレーズを速く弾くこつを運良く掴み、それから速弾きが苦でなくなったんですよねぇ。ちなみにこの動画の「The End Of The World」と言う曲、当時、バンドで良く演奏していた曲です。

その後、私はリッチー・ブラックモアとジェフ・ベックに傾倒して行き、ゲイリー・ムーアを聴く事はほとんどなかったのですが、コージー・パウエルのソロアルバム「TILT」にゲストとして演奏した「Sunset」に感動し、これをほぼ完コピーした時期がありました。




ゲイリーはハードロックとは別にジャズロック(ブログレッシブロック、クロスオーバーとも表現出来る)も演奏していて、それがコロシアムIIと言うバンド。ジェフ・ベックやジャズロック、ファンクジャズが好きな私はハマってしまいましたねぇ。約束事が多く、自らカバーする事はないのですが、良く聴いていましたねぇ。下はコロシアムIIで一番有名であろう曲です。




さらにゲイリー・ムーアで語らねばならないのは速弾きとは正反対の泣きのフレーズを弾かしたら天下一品である事。まぁ泣きのフレーズは誰でも弾けはしますが、「ギターを泣かせたらゲイリー・ムーア、サンタナを超えた!」、ロック界では伝説となっていたりします(マイケル・シェンカーの方が上手いと言う人もいますが)。その泣きのギターを下に。




ある時からゲイリーさん、ハードロックに飽きてブルースに走ります。晩年はほぼブルースを演奏していたと言っても良いでしょう(とは言え、中身はハードロックなんですけどね(笑))。下は、往年のスーパーバンド、クリームのリズム隊と組んだ、ブルース、ベイカー&ムーア(BBM)からの映像です。




ゲイリー・ムーアの凄いところは、ある程度のテクニックを持っていればそれっぽく真似をして演奏出来る点です。そう、速弾きや泣きのフレーズなど、凄い事をしているように見えても実は非常にシンプルなフレーズが多いんです。

つまり、全世界のロックギター少年への最高のお手本なんですよ。この人を追及して行けば、知らないうちにその時点でかなりの腕前になっているんです。

リッチー・ブラックモアやジェフ・ベックは感性でギターを弾いているから、それを譜面にするのも難しいし、真似るのも結構大変です。でもゲイリー・ムーアはテクニックで演奏しているんで、譜面はきっちりと16分音符や3連符、6連符に書く事が出来、あとは譜面の見ながら練習しているだけでいい。

使われているスケールもナチュラルマイナー、ペンタトニックスケールくらいですから、80年代から頭角を現した超絶なテクニックを持つフランク・ギャンバレ、スコット・ヘンダーソン、ロベン・フォード、マイク・スターン・・・、この辺のジャズを基礎とする変態系ギタリストよりもフレーズそのものも簡単なんですよ。

ホント、これからロックギターを始めようと思っている方、ロックギターを習得しようとしている方には最高の先生ですよ、ゲイリー・ムーアは。亡くなった今、もう一度彼を再評価する動きが出て欲しいものです。


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コメント

  1. ボンゴレ・ロッソ | URL | Ec1dsEF6

    中学、高校の頃は私もギター弾いてました。早弾きには挫折した口ですが・・・(笑)。
    ゲイリームーアは、そのころに聞いていました。

    今はすっかり、ギターとも音楽とも疎遠になってしまいましたが、
    忘れたころに、当時の人が亡くなったと聞くと、「えっ、あの人が!」と
    思います。

    若くして、とは何歳だったのでしょうか?ご冥福をお祈りします。

  2. BigDaddy | URL | -

    >ボンゴレ・ロッソさん

    速弾きって練習も勿論ですが、何か1つこつを見つけると、一気に上達していくようです。私も本文に書いた通り、こつを見つけてそれからです。要は挫折された方と言うのは、根性がある、ないでなく、運悪くこつを見つける事が出来なかったって事なんだと思います。

    ロニー・ジェイムス・ディオが亡くなった時もたまげましたが、今回のゲイリー・ムーアの死も(58歳だったそうです)、あの良き時代が徐々に忘れられていくのか?、とちょっぴり残念でなりません。

  3. sly | URL | 8l8tEjwk

    シンリジィ時代の早弾き曲について

    時代的には、ピッタリなんですが、念仏系のボーカルが馴染めず、シンリジィは代表曲しか聞いていないオッサンです。
    この都度シンリジィ1曲やるんですが、お薦め=一番難しそうな早弾き曲ってありますか?

  4. BigDaddy | URL | -

    > sly さん

    コメントありがとうございます。

    私もシン・リジーってあんまり知らないのです。それとゲイリー・ムーアが全曲参加しているアルバムって多分「Black rose」だけだと思います。シン・リジーの場合、ツインリードの印象が強く、速弾きは恐らく個々のアドリブですし、普通にスケールに従って弾いているだけで難しい曲はないかと・・・。

    ざっと聞いてみたところ、ライブ受けしそうなのはRoisin Dubh、Toughest street in town、Waiting for an alibiじゃないでしょうか。Black Roseは全曲YouTubeに転がっていますのでお聞きになってみて下さい。

    参考になったでしょうか?。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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