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カンニングとソーラス条約

2011年03月05日 00:00

「品川埠頭」

品川埠頭

Ricoh GX100

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本当は昨日のネタを続きを書くつもりだったのですが、例の入試にYahoo知恵袋を使った事件、3/2の夜の段階で人物が特定出来たらしいと先日書きましたが、いやぁ、びっくり。警察は本当に偽計業務妨害で逮捕しちゃいましたねぇ。おいおい、ホントかよ!?・・・。

大学が被害届けを出したのと、日本中の賑わす大ニュースになった事から、警察も渋々捜査し、自殺の恐れもあるだろうからと人物を特定して、その後逮捕でなく、「保護」するだけだと思っていたんです。

皆さんも色々と意見がおありでしょうが、これはやり過ぎですよ。本人も悪いのは悪い、でも一番悪いのは、こういう事が起こるだろうと認識があった筈なのに何の対処もしなかった大学側でしょう?。人件費が掛かるとか、ロッカーの整備にお金が掛かるとか、そんな理由で何もやっていなかった大学の落ち度でしかない!。

手口が明らかにされましたが、笑っちゃうでしょう。各テレビ局、あれだけハイテク機器云々と言っていたのが(私もそう思っていましたが)、普通の携帯電話で手打ち入力、送信でしょう。となったら、各大学、それを見抜けなかった。明らかに試験監督官の落ち度ですよ。その監督官の処分すらしていない現状!。大学側は一切悪いと思っていない。

テレビニュースのあるコメンテーターが「大学が被害者面しているのがそもそもおかしい」と苦言を呈していましたから、私だけが非常識な思考を持っている訳じゃないと思います。やっぱり日本は危機管理に対して、大学でさえ何も出来ないでいる、ホント、怖い、いや、やばい国ですよ。これで不起訴でなく起訴でもされたらもう・・・。

もし、彼が起訴でもされたら、先日来からネタにしているソーラス条約での解釈も怪しくなってきます。2月24日の記事にも書いていますが、もう1度おさらいしましょうか(笑)。

ソーラス条約と言う国際的な条約があり、その中に、テロ対策として港湾施設への保安の強化義務があります。そして東京都港湾局はソーラスで保護されている品川埠頭や大井埠頭で、施設外から施設内の風景を撮る事を禁止しています。

ですから、一般公道から金網越しにコンテナの写真を撮ろうとすると、警備員に見つかった瞬間に「ここは撮影禁止ですよ~」と注意される。でも、立ち入り禁止区域外からの写真撮影も禁止と言う東京都の条例はないんですよ。

国交省も「金網に張り付いて何十枚も撮るのはお勧めは出来ないが、公道からコンテナやガントリークレーン(キリン)を撮るくらいなら問題はない。東京都港湾局が本当にそこまで禁止しているのだったら指導する必要があるかもしれない」、そんな見解なんです。

これを東京都港湾局に突きつけると、「品川埠頭の場合、港湾敷地外では、荷役作業の問題がある。大型トラック等が行き交うので危険であるから、撮影禁止にしている」なる言い訳めいた回答。本日の写真、これは港湾内の風景を、車道を隔てて向かいの歩道からパチリしたものですが、東京都港湾局はこの写真も撮るなと言う。

でもこれも法律が定まっていないんですよ。品川埠頭の道路は一般公道なんです。誰もが車で、徒歩で通行して良い場所。百歩譲って車道は危険だとしても歩道でカメラを構える分には問題はない。ですから、これらは「撮影禁止」でなく、あくまでも東京都港湾局からの「撮影しないで下さい」と言うお願いでしかないんです。

しかし、19歳の予備校生が偽計業務妨害で捕まっちゃった。となると、もしですよ、撮るな!、撮る!、で警備員と押し問答になってしまい、警備員がお巡りさんを呼んでしまったら、法律ではカメラマンを裁く事は出来ないのに(カンニングが法で裁けないのと同じく)、別件で、威力業務妨害で捕まっちゃうって事なんですよ。有り得ない!。

カンニングは法律でそれを罰する事は出来ない(確か裏口入学も私大であれば刑法で裁けなかった筈)。「カンニングはするべきではない」と言う道徳、モラルでしかない。ちなみにこれは常識と言っちゃいけないでしょうね。だってカンニングを過去にやった事があるって人、結構いると思いますよ(笑)。

警備員に撮影しないでくれと言われて、それを無視して延々と写真を撮る続ける・・・、これもモラルの点では悪い事かもしれません。引き際はちゃんと見極めなくちゃなりませんからね。カメラマンはアマチュアであっても状況把握能力に長けているべきって事です。

しかし、人間ですから常に状況に応じてスマートな対応が出来るとは限らないし、せっかく時間を掛けてそこまで行って、1枚も撮らずに警備員に追い返されでもしたらそれは憤慨。警備員ともめる事になりましょう。万が一、警備員と小競り合い、ひと悶着あった場合・・・、19歳の予備校生が偽計業務妨害で捕まっちゃったんだから、東京都港湾局が被害届けを出せば、カメラマンが威力業務妨害で捕まっちゃう可能性も出てきちゃったんですよ。

さて、私個人の見解は冒頭でも書いた通り、今回の件、一番悪いのは大学だと思っています。韓国のように携帯電話持ち込み禁止、これを徹底していれば未然に防げた筈。言い換えると、東京都港湾局も、外から撮影されると防犯カメラやセンサーの位置が知れてしまう恐れがある、そんなしょーもない理由で撮影禁止にするのだったら、そもそも金網でなく、コンクリートの壁を巡らすべきだし、要塞化すりゃぁいいんです。東京都だったらそれくらいのお金あるでしょう。

まぁそんな事されちゃうと、あの美しいコンテナやガントリークレーンの風景、はたまたソーラス対象の埠頭は外国船が入ってくるので船舶マニアも何も撮れなくなっちゃうので(ソーラス条約対象外の港、埠頭だったら良い)、まずは警備員に見つからないように、見つかったら国交省の見解を語って聞かせ、適当にお茶を濁して撤収、これが正解なのでしょうね。

それにしても国交省も港湾局も大学も、危機管理を何だと思っているんでしょうかね。


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