にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

詩と写真

2011年03月18日 00:00

看板猫

看板猫

Pentax K-m, SMC DA18-55mmF3.5-5.6AL

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



昨日の記事の類似ネタとなります。

例の金子みすずの詩を使った(私が感じるに)キモいTVCM、一時放映されなくなったと思ったら気のせいのようですね。今もガンガンに放映しています。と言うと、あれを気色悪いと思う、これは極少数、マイノリティな意見なんですねぇ。うーん、世間とギャップを感じるこの頃・・・。

あの手のものが全て嫌いと訳じゃないんです。別の宮沢章二の詩を使ったCMなんてグッと来るんです。やっぱり気色悪いと言うのは生理的なものなのでしょうね。

面白いと思ったのは、この宮沢章二の詩を利用したCM、実は原文からの抜粋なんですね。オリジナルはもっともっと言葉が多いんです。それは詩と言うよりも哲学っぽい散文として書かれている。これはこれで良いとは思うけど、このCMの、そこから抜粋された少ない言葉表現の方が心に入ってくる気がしました。

「心」は誰にも見えないけれど「心づかい」は見える
「思い」は見えないけれど「思いやり」は誰にでも見える

ホント、この二文だけで十分に伝わってくる。言葉はどんどんとそぎ落としていくと抽象的になり、まれに(私のように金子みすずってキモいと)誤った解釈をしちゃう事もありましょうが、上手くそぎ落としていくと(それの最たるものが短歌や俳句でしょう)それが言霊に昇華するんですね。

さて!、これをまた写真に結び付けて行きます。

何となく方向性はお分りですよね(笑)。そう、「写真は寄れ!」と言う撮影においての一番基本的なスタンス。下手な人は写真の多くの情報を構図しちゃうから、主題が不鮮明になる、だから主題を強調する為に、被写体に寄っていけ!、そんな教え、言葉、詩に通ずるのではありますが・・・。

これは正しくもあり、大きな間違いでもあるんですよね。思うに正しくは、寄るのでなく、一歩、二歩踏み込め、そう表現するべきだと感じますねぇ。

写真は寄れ・・・、これは勘違いし易いんですよね。猫がいた。寄って、寄って、寄って・・・。確かに可愛い猫の表情を大きく写す事が出来たけど、じゃぁ毎度、猫に出会ったら、そんなドアップ写真ばかり撮らねばならないのか?、否ですよね。

飼い猫、愛猫だったらそりゃぁ私だって「どうだ!、このふさふさの毛並みを見てくれ!」等と可愛さあまって寄りまくりますけど、野良猫を撮る場合、写真の表現としてそこでの生活感を与えた方が確実に良い写真になるでしょう。

勿論、引き過ぎても、とっ散らかった写真になり、似非アラーキー写真になってしまう(笑)。「寄って寄ってちょっと引く・・・」、これが最適なのでしょうね。

本日の写真、飼い猫で栄養も良いのでしょうね、雑種なのにお腹に顔を埋めたいと思うくらいの最上級の毛並み。しかもソックス猫。でももっと寄ってしまうと、意味不明な写真ですよね(笑)。本当はもうちょっと引いてオバチャンの笑顔も入れたいところですが、色々と問題もあるので、敢えて顔はカットしています。

あとは自分に良い方向に解釈する。顔をカットしたおかげで単なる説明写真でなく、おばちゃんの表情を鑑賞者に想像して貰う、ってね(笑)。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. みやうち ふみこ | URL | 3j7USoYo

    肉体は嘘をつかない。・・とか。

    ああ・・こわ。(笑)

  2. BigDaddy | URL | -

    >みやうち ふみこさん

    「肉体は嘘をつかない」、うん?、ちょと意味が判らないのですけど・・・。

  3. みやうち ふみこ | URL | 3j7USoYo

    こんにちは。

    「肉体は嘘をつかない」・・軽卒だったかな~・・
     ピンク系の服装だけど・・
     ネコちゃんを抱いてる腕の感じからなんとなく、感じるもの、
     強いて言えば、年齢とか性格とか。(笑)

  4. BigDaddy | URL | -

    >みやうち ふみこさん

    なるほど、そういう事でしたか。軽率と言うよりも抽象的過ぎて理解不能でした(笑)。

    おばちゃんの顔は写っていませんが、確かに腕を見れば、年齢や暮らしなど判るかもしれませんね。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)