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もはやニューモデルは必要ない?

2011年04月26日 00:00



猫

Pentax K-5, SMC DA55mmF1.4

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日本がバブル経済真っ只中だった頃、車はモデルチェンジしたら買い替える、これが当たり前だった人種がいる。当時、フルモデルチェンジが4年、マイナーチェンジが2年、そんな周期で、車の賞味期間が2~4年だった時代だ。

モデルチェンジされたら食指が動くのはカメラもそう。フィルムからデジタルカメラになって、カメラと言う機械は家電と同じだ、以前そう書いた事があるが、冷蔵庫やエアコンと言った家電の大半は、壊れるまで使う人も多く、それを考えると、家電にまで成り下がった訳ではないようにも思える。

実際に私もなんだかんだと、Pentaxの一眼レフ、K-m、K10D、K20D、K-7と使い続けており(K10DとK20Dは中古だが)、K-7が手元に来たのが昨年なので流石に今年中にK-5を買う事はなかろうが、いずれK-5も買う事になるだろう。

車もカメラもテクノロジーの詰め物で似たところがあるのかもしれない。高出力のエンジンを積んでいれば、免許を取ったその日に(リミッターを外せば)時速200キロ以上で走る事が出来るが、F1ドライバーでも小さなエンジンの車では150キロしか出す事が出来ない。

カメラも同じで、連写スピード、AFスピードによって撮れる、撮れないがあるし、ISO25600が使えるカメラとISO3200までしか使えないカメラとでは世界が全く異なる。2000万画素のカメラと1000万画素のカメラとでは伸ばせるプリントサイズに差が出てきてしまう。そりゃぁ高性能の新しいカメラを使うに越した事はなかろう。

昨年、Pentax K-5に最新のレンズ数本を使わせて貰う機会があったが、なるほど、3世代前のK10Dにフィルム時代のレンズとの組み合わせでは絶対に撮れない、撮れてもクオリティの面で全く太刀打ちが出来ない事が判り、デジタルカメラは車以上に結果に差が出る、新しければ新しい程良いメカなのだなぁと感じた。

ただ、残念ながら、それはPentaxだけに言えるとも考えられる。と言うのも、K10DもK20DもK-7も、とてもじゃないが21世紀のカメラとは思えないからだ。PentaxはK-5になってようやく21世紀に突入した、他社と張り合えるようになったと思う。ある意味、Pentaxのデジタル一眼レフ元年が昨年であったのだ。

だからCanonとNikonに関しては1世代、2世代前のカメラでも十分に多くのシチュエーションに対応した写真を撮れちゃったりするのだろう。先日ネタにしたNikon D300なんてそれの最たるものかもしれない。マイナーチェンジされて0.5世代前カメラであるが、D7000などのカメラが発売され、実際には1.5世代前のカメラと言って良い。なのにスペックを見る限り、十分過ぎる程の内容。

Canonでは?。手元にEOS30Dがあるが、流石に画素数が少ないし、ISO感度もオートが使えないシーラカンスモデルだが、その2つ先、現行の1世代前のEOS50Dはスペックを見る限り、これ以上何を必要とするのだろうか?、と思えるモデル。動画撮影にもバリアングル液晶モニターにもてんで興味のない私は現行のEOS60Dなんて必要ない。

心配なのは今後の各社。恐らく当分は劇的に画質、解像度が変化する事はあり得ないと思う。35mmフルサイズでも2000万画素もあれば十分だろうし、APS-CともなればA3ノビプリントの基本とするのなら1200万画素程度で問題はない。Nikon D300sやD300はバッテリーグリップを増設し、単三乾電池を放り込めば秒8コマを撮る事が出来る。これくらいあれば300キロ超で走るF1カーでも十分に撮影可能だろう。

となると今後、ニューモデルが発売されても、我々はどこに魅力を見出せるか?。少なくとも私個人は動画には全く興味がないので、動画機能がアップしても何の魅力も感じない。各社、通信関連の認可が下りたようで今後はGPS搭載のカメラが出て来るだろう。撮影地をチェック出来る点からGPSは確かにあった方が便利ではあるが、写真撮影とは何ら関係はない。

35mmフルサイズのセンサーが今後は安価になって行くだろうから、中級機クラスでもフルサイズセンサーが各社発売されると予測出来るが、これまた私個人はフルサイズセンサーにはあまり興味がない・・・。

部品がどれくらいの期間供給されるかにもよるが、PentaxならK-5、NikonならD300(D300S)、CanonならEOS-7D 、この3機種のいずれかを所持していれば10年だろうが20年だろうが十分にデジタルライフを楽しめると思う。

現行最新機種をお持ちのカメラマンの多くも同じような思考を持っている気がする。今更、車で見栄を張ってもしょうがない、身の丈に合った車で十分、そう思うのと同じく、カメラもそろそろ「出せば売れる」、そんな時期じゃなくなっているのではなかろうか?。

写真はPentax K-5にDA55mmF1.4との最強コンビでの撮影。絞りはF2。1段しか絞っていないのに猫の毛並みは非常にシャープ。流石スターレンズだなぁ~、と思ったのだが、このレンズでは30枚くらい撮影して、モニター上で等倍にして色々とチェックしたが、意外と絞り込んでもカリッとしない。

例えば全く同じ構図でF5.6まで絞ったコマも撮影しているが、そこまで絞っているからボケそのものが薄れ、中途半端な風景となり、見た目の解像度はかなり悪く感じちゃう。これはどういう訳だろうか?。このレンズの性能データを見るとF4~F11までの間は最高のシャープネスを誇っているのだが・・・。

Pentaxのデジタル一眼レフはNikonやCanonよりもどうやら「フィルムの味わい」を大切にしているようで、(あくまでも個人的な意見として)レンズの性能は抜群だが、K-5のCMOSセンサーそのものの解像力が若干弱い、敢えて弱く作っているのではなかろうか?。そんな推測が生まれる。

シャープ、カリッとした像を望むのだったら画像処理エンジンの方でファインシャープやエクストラシャープを掛けてちょうだい!、そんなポリシーなのかもしれない。確かにカメラ内、もしくはphotoshopでシャープを掛ければ十分と言えば十分。


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