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RAW現像はするべきだ

2011年04月28日 00:00

みなもに映る春

みなもに映る春

Pentax K-m, Tamron SPAF90mmF2.8Di

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



フィルム時代、ポジフィルム(リバーサルフィルム)とネガフィルムを使い分けているカメラマンも多かったと思う。そしてカメラにネガフィルムが詰まっている時、露出に対してポジフィルムよりもお座なりになる。これはネガフィルムはプリント時に任意の露出を決める事が出来るから・・・。

ネガフィルムをプリントすると、確かプラスマイナス2EV以上の補正が出来たと記憶している。再現出来る範囲、ラチチュードが広いと言う事だ(「ラチュード」と表現している人もいるが、ラチチュードの方が正しいと思う)。

だからポジを使っている時よりも「撮影時に細かくあれこれ設定するよりもプリント時に露出を合わせた方が楽!」と、ネガフィルムを装填しているとテキト~な露出で撮ってしまう事も多く、じっくりと被写体と対峙出来る、静物、風景写真にはポジを、一瞬が欲しいスナップ撮影にはネガを使う、そんな使い分けをしていた。

かつて多くの人が世話になったレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)は露出制御なんてしてくれない。いや、厳密には1つのパターンの露出でしか撮れない。恐らくISO100フィルム用でF11の1/60秒くらいではなかろうか?。当然、明るい場所、暗い場所では露出オーバー、アンダーになるが、ネガフィルムだからプリント時に補正され、少なくともサービスサイズで見る限りは良い写真に仕上がってくれる。

デジタルカメラはRAW現像をしっかりと行なえばこのネガフィルムと同等、もしくはそれ以上のラチチュードとなり、大きな露出の補正が出来る。だからネガフィルム同様に露出に対して厳しく追い込んでいく事なんてやりゃしない。

露出制御は1/3段毎でなく大雑把な0.5段毎だし、流石に経験上、明るい被写体にはプラス、暗い被写体にはマイナス補正するが、ほとんどの写真でプラスマイナス1EVの範囲でしか補正しない。当然、自動ブラケティング機能なんて使わないし、近頃ではスポット測光すら滅多に使用しない。

21世紀になってマルチパターン測光(多分割測光)が、フィルム時代と比べてより優秀になっている事もある。Pentaxの一眼レフは明るい被写体に対してはかなりの割合でマルチパターン測光が上手い具合に働いてくれる。反対に暗い被写体に対してはオーバー気味の写る事が多く、この2つを理解していれば、逆光時のような複雑な光でない限り、プラス側は+0.5EVまで、マイナス側は-1EVまで、これだけで賄える。

勿論、これは「デジタルカメラはネガフィルムである、撮影後、しっかりとRAW現像する」が前提だ。だから同じPentax使いの方でも「jpg撮って出し」をするカメラマンにはお勧め出来ない。

数年前のインターネットのプロカメラマンの記事に「デジタルなんだから0.5段、1/3段だけでなく、より細かい1/4段毎の露出制御を可能とするべきだ!」なんて書いてあったが、きっとこのプロカメラマン、RAW現像なんてしない、JPG撮って出しな人なのだろう。

JPG撮って出しが悪いとは言わない。カメラが吐き出す画像に満足していれば加工する必要がないからだ。でも上のプロカメラマンは露出制御に文句を言っているのだから、JPG画像に納得行かない訳だ。だったらRAW現像すりゃいいだけの話。

当時は記録メディアやハードディスクが高価だった事もあり、サイズ量の大きなRAWファイルは敬遠されたのだろうが、写真で飯を食っていたり、写真で作品を撮ろうと考えているアマチュアカメラマンなら、記録メディアが高いからなんて理由はナンセンス。出力されるJPG画像にほんのちょっとでも不満を覚えたら、RAW現像を前提に写真を撮るべきだと思う。

RAW現像は確かに面倒臭い。デジタルカメラの場合、何枚撮ってもただだから、旅行なんて出ようものなら1日1000枚なんて当たり前。それをチェックしていくのだから、気が遠くなってしまう時もある。とは言え、1000枚撮ったらそれを1枚ずつチェックするのかと言えばそんな事は100%あり得ない。

RAW現像とはその写真を使いたい時に行なう作業なのだから、例えばこうやって1日1枚ブログに掲載するのだったら、1日1枚をRAW現像するだけ、(ブログの場合、画像サイズが小さいのである程度端折るから慣れちゃえば1分)。こんなのを面倒だと思っちゃならないだろう。

自分が撮った写真なんだから、根拠がなかろうが「俺の写真は凄い!」と思うべきだし、自分の写真を愛してこそ、じっくりと納得の行くまで1枚を現像していく、そんな姿勢を持つべきだろう。そもそもカメラマンと言う人種はオタク、マニア度が強くないとならず、撮影以外は自宅に引き篭もって何らかの作業をしているべきだと思う。

夜な夜な、グラスにバーボンを注いで、気に入った1枚をRAW現像で可能な限り作品まで昇華させプリントされた自分の写真を見ながらニヤニヤしてこそカメラマンなのだ(笑)。

さて、写真はオリジナルデータでは露出補正せずに出た目の露出で撮影していて、暗い部分が多く、新緑らしさがあまり伝わってこなかった。そこでハイライト部分はおおよそそのまま残し、暗い部分だけを持ち上げて、より春らしくなるようにphotoshopのCamera RAWを使ってRAW現像したもの。


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コメント

  1. レインボー・オブ・ドリーム | URL | SFo5/nok

    こんばんは

    いつもいつも、ハァーなるほどなーと勉強させてもらってます^^
    わたしも一日に一枚アップの時などはRAW現像をしてみることがあります。さすがに1分では無理ですが。

    写真の新緑はいいですねー。やわらかい春らしい色だと思います。
    コントラストが強いと緑も濃くなるし、新緑の表現は難しいなーと感じます。



  2. BigDaddy | URL | -

    >レインボー・オブ・ドリームさん

    ありがとうございます。

    酔っ払いカメラマンが飲み屋で写真仲間かに管を巻いている、そんな風に思っていただければ幸いです(笑)。

    新緑の雰囲気って、コントラストを弱めてやると良いようです。

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