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Photoshop CSとElementsのRAW現像の違い

2011年07月09日 00:00

流石に分け入る気が失せる

流石に分け入る気が失せる

Pentax K20D, DMC FA28-70mmF4AL

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



ホントにしつこくて申し訳ない。私としては、親子、親類、友人、知人から学校関係者や学生さんを探し出し、Photoshop CS5をアカデミーパックで購入する事を勧めるが、中には学校関係者が周囲に全くいなかったり、自分の名前で登録されないから気持ち悪いと言った方もおられよう。

そこで今日はCS5とElements9とで何が違うか、この辺を簡潔に書いてみたい。結論を先に書くと「Elements9だけでも一般的なRAW現像とその後のレタッチ加工は全て行える」である。是非とも安心して頂きたい。

デジタル一眼レフや一部の高級コンパクトデジタルカメラをお使いの方が一番気になるのはRAW現像だろう。Photoshopの場合、CSもElementsもCamera RAWと言うプラグインツールが起動する事でRAW現像が可能となる。しかし、両者のお値段の違い、同じCamera Rawでも徹底的に差別化を計っている。

でもご安心あれ。必要最低限の事はElements付属のCamera RAWでも可能。基本補正項目である、「色温度、色被り補正、露光量、白飛び軽減、補助光効果、黒レベル、明るさ、コントラスト、明瞭度、自然な彩度、彩度」。この項目はCS付属のもの、及びLightroomと何ら変わりない。

そしてディテール部のシャープ関連の「適用量、半径、ディテール、マスク」もCS5、Lightroomと同じ。変わるのがノイズ処理。ここで一部の機能省略されている。CS付属のものでは、輝度ノイズに対するディテールやコントラスト、カラーノイズに対するディテールを細かく修正出来るが、Elements付属のものは輝度ノイズとカラーノイズを軽減する事しか出来ない。

高感度ISOを使われる方には致命的かもしれないが、手持ちのPentax K20D、K-7のISO1600の画像はElementsの機能だけで十分にノイズは綺麗になってくれるし、ISO3200撮影のコマでもおおよそは問題ないレベルまで修正してくれる。

勿論、これは私がノイズに対して寛容的、多少ノイズがあった方がむしろ写真っぽいと感じている事もあるが、そもそも機能削減版のElementsであってもちゃんとしたAdobeの製品、ノイズが消えない!、なんて事はない。

ではこの他の現像処理は?。残念ながらElementsの現像処理はここまで。要するに色補正、明るさ補正、シャープ補正、ノイズ補正という基本的な事だけが可能となっている。

CS付属のものはこれらに加えて、各色毎の色相、輝度、彩度を変化させたり、モノクロ化、さらにはレンズ補正(レンズプロファイルにより自動補正したり、手動で歪みや周辺光量を補正する)、写真にフィルムのような粒子を加えると言った処理が出来る。

でもこれに関してはElements本体でも可能な事なので、例えばRAW現像後、Elements本体に戻ってモノクロ化、フィルター機能からレンズ補正を選べば手動ではあるが、歪曲、傾き、周辺光量と全ての修正が可能。だからそれらの機能がCamera RAWにないと言って嘆く必要はない。

では決定的な違いは・・・。

まずはプリセットと呼ばれるもの。これは要するに上述した現像処理をファイルに保存し、瞬時でそれを呼び出せる機能の事。これが使えるのがCS付属のCamera RAW。

いつも同じ処理をしたいなんて事、あろう?。例えば撮影中、晴天なのに間違ってカメラのホワイトバランスを曇り日設定にしちゃった、そんなコマが100もありやがる!、そんなのから始まり、自分の好みの色合いと言うのはおおよそ決まってくるので、それを1コマずつ、マウスでスライダを動かすよりも、マイフェイヴァリットプリセットとして登録すればそれを一発で呼び出せるのだ。

また、このプリセットは世界中の多くのPhotshopマニアが「俺の作ったプリセットを見てくれ!」とドヤ顔をしつつ、その手のサイトにアップロードしているから、それをダウンロードして、Photoshopに登録しちゃえば、自分では思いもつかない現像、色合いを得る事が出来る。

ちなみに私は世界中から300個以上のプリセットデータを集めていて、それを1つ1つ検証していくだけで何時間も掛かってしまう(笑)。

スナップショットと言う現像補助ツールもある。これはCamera RAWはLightroomと違い、ヒストリ、変更履歴を保存する事が出来ないので、その代替として現在の現像状況と画像を記録するスナップショットが存在する。 要するに自動的に記録してくれるのがヒストリ(履歴)、それを手動でやらなくちゃならないのがスナップショットである。

そして画像の再サンプリング。これは例えばK-7の場合、RAWファイルを取り込むと通常はカメラの画素数である1460万画素で読み込む。でもそれを最大で2500万画素まで上げる事が出来てしまう。だからAdobe RBGにして2500万画素にしちゃえば、長辺が100センチ以上のA0やB0と言ったサイズにまで大きくプリント可能となるのだ。

勿論、1460万画素を無理矢理2500万画素にするのだから画質は荒くなる。風景によっては使い物にはならない。でもモニターで検証する限り、1700万画素までだったら十分綺麗に再サンプリングされていると感じるのだった。

しかしこれもElements本体にもCS本体にも解像度と言うメニューがあり、ここで再サンプル出来るのだ。同じアルゴリズムが使われているのか、CS5の方のサンプリングの方が優秀なのかは定かではないが、少なくとも2500万画素相当に拡大した程度ではCSとElementsの違いは感じない。

さぁこのプリセット、スナップショット、再サンプリング、これら違いをどう考えるかである。

私個人はISO3200と言う超高感度で写真を撮る事が多いので、CS5付属のCamera RAWの方が細かなノイズ処理を施せるのでCS5は欠かせないのだが、上述した通り、コンパクトデジタルカメラの超高感度を除けば、ISO1600までならElements付属のCamera RAWのノイズ処理にも問題はなく、結果、皆さんにお勧めするのはElementsだったりする。

但し、冒頭で書いた通り、親類縁者に学校関係者がいれば話は別だ。CS5が3万ちょっとで手に入るのだから・・・。


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コメント

  1. NINA 27 | URL | a.zAuhko

    こんばんは

    はじめまして。

    私が知りたいと思っていながら ずぼらな性格から
    調べないでいる内容を詳しく書かれているんですね
    とても勉強になります。

    また 寄らせていただきます^^

  2. ハッセルぶらっと | URL | lalX43Vc

    僕はCS4なのですが、モノクロにする時、チャンネルミキサーを多様しています。
    Elementsには無いそうですね。
    CS4を買い しばらくして5が出ちゃいました。泣きそうです^^

  3. BigDaddy | URL | -

    > NINA 27さん

    はじめまして、コメントありがとうございます。

    たまたま両方を以前からずっと使っていたので、調べると言うよりも、記憶にあるようなものなので、あとはそれを文章にしたまでの事なんです。

    今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルぶらっとさん

    CS4とCS5では基本的な部分は恐らくほとんど変わりないと思います。CS5から本体の方で、HDR、もしくはHDR風写真を作れたりと新機能が追加になっており、その辺が必要ないのならCS4のままでも問題はないと思います。

    ただ、今後、ハッセルぶらっとさんが新しいカメラを購入されると、RAWファイルがCS4では対応していないので、CS4で現像するとなると、各社のRAWファイルをDNGファイルにコンバートする必要が出てきますのでご注意を!。

    チャンネルミキサーは多分使った事ないです(笑)。モノクロはCamera RAWでやるか、フリーのモノクロプラグインをCS5に入れて使っています。

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