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楽しかった夏季休暇 - TAvモード

2011年08月13日 00:00

いすみ鉄道車窓とご先祖様

いすみ鉄道車窓とご先祖様

Pentax K-7, SMC DA18-55mmF3.5-5.6AL

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



昨日の記事でPentaxにはTAvモードなるものがあると書いた。これが何かと言うと・・・。

Avモードは絞り優先モード、Tvモードはシャッター優先モード、これはどのメーカーでも存在するAEモードだろう。Pentaxには加えてTAvモードがある。Tv+Avモード、シャッター&絞り優先モードだ。任意のシャッターと絞りをセットしたらそれにマッチするISO感度をカメラが勝手にセットしてくれる。

風景やシチュエーションによって「この絞りとこのシャッタースピードじゃなきゃ写真を撮りたくない!」って事があると思う。手ブレ(もしくは被写体ブレ)を防止しつつ、可能な限り絞り込みたいなんて時に使えるモードだ。

そして私の場合、絞りはF8、F8半、F11、おおよそこの3つの絞りばかりを使っているから、夕方や暗い場所で「それくらい絞り込んでもブレないシャッターをセットしたいの~」って時にこのTAvモードが使える。

特に単焦点レンズなら焦点距離は常に一定だから、例えば35mmレンズを使っていれば135換算で52mm相当、ブレ補正もされるから1/45秒ならまず手ブレはない。そして手持ちのFA35mmF2ALはF8まで絞るとかなりカリッとした描写になるので、夕方や日陰になったら常にF8の1/45秒で撮っていたいなんてタイプなのだ。

また動く被写体、人物、猫、はたまた車や列車、そんな被写体にはこのTAvモードは使えちゃう。歩いている人や猫をピタッと止めるには結構速いシャッタースピードが必要で1/250秒は稼ぎたいところ。列車ならどうだろう?、カメラとの距離にもよるが1/500秒以上は必要なのかな?。

そんな時にTvモード(シャッター優先モード)でなく、絞りも制御出来るTAvモードの方があり難い。動くものは浅い深度だとピントが外れる事があるから、やっぱり私個人はF8まで絞り込んで撮っていたい。標準レンズ以上ならさらに1段絞りたい。その方が安心する。

動く被写体に対するスナップ写真は構図やボケ具合よりも動きを止める事とピントが優先される。F8の1/250秒とかF11の1/500秒とセットしておけばカメラが勝手にISO感度を上げ下げしてくれるのだからあり難い。反対に流し撮りや、動きを表現する時にはスローシャッターを使う。これもTvモードでも構わないとは思うが、絞りも制御出来た方が便利だと思う。

ボディがPentax K-5ともなればISO6400までノイズを気にする事無く撮影出来るから(ノイズの好き嫌いは個人差があるのでK-5でもISO3200が限界と言う人もいる)、むしろAvモードやTvモードよりもTAvモードを基本モードとした方がカメラマンの意思がはっきりとした写真を撮れるような気がする。

K20DとK-7の場合は、ノイズは確実に目立つが、ISO1600までならフィルムの粒子っぽいノイズしか発生しないので、ISO100~ISO1600のオート設定にしておけばこのTAvモード、十分に使える。

このモードの素晴らしいところは露出補正をしてもセットした絞りとシャッタースピードは変化しない。露出補正に関してもあくまでもISO感度が上下するだけ。

またISOオートの範囲によっては任意の絞りとシャッタースピードでは適正露出が得られない時もある。ISO100~400のオート設定なのに実はISO1600を必要とする明るさ、そんな場合は、ファインダーでISO感度が点滅するので注意していればドアンダーな写真を撮らずに済むし、また、グリーンボタンを押す事でカメラがセットしたISO感度に見合った絞りをセットしてくれる。

F8, 1/60秒をセットするとISO1600で適正露出になる風景があったとしよう。この時、ISOオート設定を100~400にしているとカメラはF8、1/60秒、ISO400で撮影してしまうから、結果2段アンダーの写真になる。どうしてもF8、1/60秒で撮りたいのならISOオート設定を1600まで上げなくてはならないが、ここはISO400でもいいやっって時はグリーンボタンを押せば絞りがISO400にマッチするF4にシフトされるのだ。

だからアバウトな設定でも使えちゃう。シャッタースピードは動かしたくない。レンズの絞りはF8が理想だが、それが叶わないのならF4くらいまで開けてもいいやぁ~と言ったTvモードに近い使い方も出来る。

※カスタム設定で絞りはそのままにシャッタースピードをシフトさせる事も可能

このモードは被写界深度や被写体を捉える為の時間を均一化したい、撮り方は常に同じにしたいが、周囲の明るさがころころと変化するようなシチュエーションで力を発揮する。雲の動きが早く、太陽が出たり陰ったりする時とか、廃墟のように外からの光がある部分と光が遮られている場所があったりする状況下では非常に便利なツールだ。

本日の写真はいすみ鉄道の車内からのカット。ご先祖様(ムーミンのキャラクター)と車窓の風景だ。走行中の列車なのでシャッタースピードは1/250秒にセット。絞りはレンズとして安定しているであろうF8を選んでいる。鉄道の車窓風景の明るさはほんの数秒で大きく変化する。

Avモードで撮影していたら暗い場所では車窓の風景が流れてしまう。だから絞りとシャッタースピードを任意にセット出来、ISO感度をカメラが勝手にセットしてくれるこのTAvモードが最適だろう。この他今回の旅行ではやはり廃墟侵入の際にTAvモードを多用している。

ど~でもいいが、このご先祖様、テレビアニメには数回しか出てこないキャラクターならしい。ムーミンを毛むくじゃらにして長い尻尾を付けただけだろうが、結構味があり、とっても可愛いい。思わず、ほっ、欲しい!、と思ったが5千円もするんだなぁ~(笑)。


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コメント

  1. 銀天ジロー | URL | mQop/nM.

    ふむふむ

    へぇ~ そんな事がカメラの中で行われてるんですね

    仰る内容は良く解りました 

    どのモードを選ぶか? これが一番の面白み あるいは悩み所(笑)
    選ぶためには写真の知識とカメラの取説との摺り合わせが
    必要なのでしょうね

    ところで先日の記事で一日に数百枚も撮っていらっしゃいましたが
    その膨大な枚数(私からすれば)の整理&ブログ用に選ぶ数枚は
    どのような作業を行っているのですか? 興味があります

    私は1回にぜいぜい多くて100枚程度ですね
    これを一枚づつ見て気に入らなきゃ 即ゴミ箱
    よさげなヤツはトリミングや明るさなどをパソコンでひとナメして
    フツーにファイルにタイトル付けてぶち込んで終了!
    これでも結構な時間がかかりますが 
    数百枚の処理は興味があります



  2. BigDaddy | URL | -

    > 銀天ジローさん

    私の場合はレンズによってはマニュアルしか使えませんが、ほとんどAvモードとこのTAvモードしか使いませんねぇ。

    さて、お尋ねの件、詳細に渡り書こうとすると1つの記事になっちゃうので簡潔に申し上げると、基本的に何もしていません(笑)。撮ったものをパソコンに放り込んでおしまい、ブログやプリントで使う際に初めてレタッチをします。

    ただ主になっている被写体がはっきりしている時、例えば猫だったら、フィルタ用にキーワード(タグのようなもの)を猫に設定して、後に探しやすいようにはしています。

    ブログ用に選ぶ写真も適当ですねぇ。全ては記憶が頼りで、このネタに合う写真は、確かにあそこに行った時に撮影したものだろうと。大概記憶が当たっていて、すぐに探し出せますが、時折、勘違いもあり、そんな時は大変です。

    何せ10万枚くらい写真がありますから、1枚の写真を探し出すのに10数分掛かる事もありますねぇ。見つからなかったら、ブログの内容をちょっと変更したり、類似した写真に切り替えちゃいます(笑)。

    10万枚と言ってもおおよそ絞り込めますからね。カメラ別にフォルダ分けしていて、後は撮影時期、撮影場所、撮影レンズ、この4つで絞り込んで行けば、ほとんど見つかってくれています。AdobeのBridgeと言う写真管理ソフトを使っており、この手の絞込みは簡単なんです。

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