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DA17-70mmF4ALの実力は如何に? その3

2011年08月18日 00:00

壁のある風景

壁のある風景

Canon EOS30D, EF-S17-55mmF2.8ISUSM

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DA17-70mmF4ALの実力は如何に? その1
DA17-70mmF4ALの実力は如何に? その2

「DA17-70mmF4ALの実力は如何に?」、第3回はDA18-55mm以外のレンズとの比較をしてみたい。

まずは何度も悪口を書いたものの、近頃ちょいと見直しているTamron AF18-200mmF3.5-6.3II(以下Tamronとする)との比較だ。

このレンズ、望遠域にズームすると一気に画質が落ちてくる。120mmくらいから200mmまでを利用し、遠景を撮影するとホントにピントが合っているのか?、と疑うくらいの解像力の無さ。

ところが色々と検証していくと100mmくらいまでならそこそこ解像してくれる事が判った。勿論、良好な絵を求めるのならそれなりに絞る必要が出てくる。風景によって違いは出るがおおよそ、広角側はF5.6半~F8、標準~中望遠域はF8~F11、望遠側はF11~F13しか使えないと言って良い。

それでも下町お散歩写真のような被写体との距離が5メートル以内の風景に関しては(流石に四隅では像が乱れるものの)、中心部から70%くらいまではかなり良好な結果が出た。絞りF8でもなんとかなる。DA18-55mmF3.5-5.6AL(初期型)よりも遥かに綺麗に解像するのだった。

よってTamronのこのレンズは18-200mmと考えるのでなく、18-100mmくらいのズームレンズでF5.6半、F8、F8半、F11、F11判の5つの絞りだけを利用、そう思って使っていると、非常に便利なのに気付いたのだった。

24インチのモニターでチェックしている分には少なくともメインの被写体までの距離が5メートル以内であったら、DA17-70mmF4とTamronとでは大した差は出ないのだ。勿論、等倍でじっくりと見ればDA17-70mmF4の方が確実に勝るのだが、A3ノビ以下のプリントが前提ならば、もしかすると四隅以外は見分けが付かないのでは?、と思う程。

ならば、望遠側の解像力が無かろうが、とりあえず200mmまでズーム出来るTamronのそれの方が使い勝手がありそうな気もするが、要するにどこで妥協するかだと思うのだ。私は将来、いつかきっとA3ノビ以上のプリントで勝負したいと思っているし、平面の風景を撮影して隅にまでピントが合っているレンズの方が優秀に決まっている。

Tamronは5メートルくらいまでの被写体なら何とかDA17-70mmF4に対抗出来る・・・、と言うだけの事。それにTamronのAFは通常のモーター駆動、DA17-70mmF4は超音波モーターだから勝手が良い(DA18-55mmF3.-5.5.6を買うくらいならTamornを薦めるが(笑))

続いて、CanonのEF-S17-55mmF2.8ISUSMと比較するとどうだろうか?。手元にあるカメラが820万画素のEOS30Dだし、両方を持ち歩いて同じ風景を撮る、そんなテストはしていないし、今後もする気もないので、正しい比較ではないが、当たり前にEF-S17-55mmF2.8の方が優れている。

ぶっちゃけちゃうと、お話にならん。EF-S17-55mmF2.8とDA17-70mmF4を比較するなんぞEF-S17-55mmF2.8に失礼だ!、と言うくらい描写力は丸で違う。1段絞ったF4でかなり解像しているし、周辺部も2段絞ってF5.6にすればビシッと美しくシャープな像になる。EF-S17-55mmF2.8はやっぱりDA★16-50mmF2.8ALと比較するべきレンズなのだろう。

つまりだ、EF-S17-55mmF2.8は単焦点レンズの代わりを務める事も出来そう。事実、私はこのレンズとEF70-200mmF4LISの2本だけで十分なのだ。単焦点レンズなんて要らないと思っている。将来、EOS50Dを手に入れたら、この2本のズームレンズだけで何でも撮っちゃうと断言しても良い(笑)。

でもDA17-70mmF4の場合は、幾らレンズ性能が優れているとは言え、こちらは単焦点レンズの代わりにはならない。明らかに手持ちのFA28mmF2.8、FA35mmF2、FA50mmF1.4の方が描写力は上だ。

DA17-70mmF4は万能レンズである事には違いない。このレンズが私物であったら、そうだなぁ、お散歩写真の9割以上はこのレンズだけで撮れると言っても差し支えないだろう。ただ、カメラバッグの中にはFA28mm、35mm、50mm単焦点レンズのいずれかは保険で用意しておく事になろう。

DA17-70mmF4ALの実力は如何に? その1にも書いたが、DA17-70mmF4は、幾らここでべた褒めしても所詮は普及タイプのズームレンズだから過度の期待は駄目。単焦点レンズのような仕上がりにはなってくれない。単焦点レンズに近い描写をしてくれると言うだけ。

本日の写真はCanon EOS30DにEF-S17-55mmF2.8ISUSMで撮影したもの。なんと絞り開放のF2.8で撮影している。たかが長辺900ピクセルでは何が良いのかさっぱりだとは思うが、F2.8の被写界深度内に入っている部分には全てピントが合っていると言い切っても良い。

DA17-70mmF4Lで同じ風景を撮影すると、F4が開放だから深度はもっと深くなる。しかし、あくまでも想像でしかないが、フレーム下部のシャンパンの輪郭はかなりゆる~い感じになるだろう。当然、Tamronの絞り開放で撮ったら、左の葉っぱ部分もボヤけてしまうに違いないし、DA18-55mmF3.5-5.6ALで撮ったら右のレンガさえもボヤけてしまうだろう。

近頃、被写界深度云々って話は、優れた描写力を持つレンズにしか使っちゃいけない言葉なのだなぁとつくづく感じている。


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