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Raw Therapee Ver3、Ver4公開される

2011年09月05日 00:00

残暑の路地模様

残暑の路地模様

Pentax K20D, Tamron AF18-200mmF3.5-6.3II

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



Raw Therapee、それはフリー(正式にはカンパウェア)のRaw現像ソフト。各社のRawフォーマットのファイルを読み込む事が出来、現像に関してはLightroomやPhotoshopのCamera RAWと同等の機能を持っている。

つい数ヶ月前まではVer3も開発途上状態で、使用しているパソコン環境によってはフリーズしたりもしたが、どうやら7月の時点でVer3の正式リリース版が発表されたようだ。

まずはRaw Therapeeの解説を下のリンクでお読みになって頂きたい。

無料のRaw現像ソフト - Raw Therapee
様々な現像ソフトのデフォルト像を比較
もう1度Raw Therapeeを考える

最大の特徴としてはUNIX系のOSでも使える点だろう。まぁ自宅でUNIX系OSをインストールしている人は少ないとは思うが(私は今度Ubuntuをインストールしようと思っているが(笑))、WindowsでもMacでもない、そんな人はRaw現像ソフトの選択肢がほとんどなくなる訳で、無料のこのRaw Therapeeは強い味方であろう。

個人的に感じた事は、現像のデフォルト値、つまりRAWファイルを読み込んだ時に表示される状態、これが非常にシックで、感覚的に言えば色を忠実に再現するFujifilmのリアラエースのようなナチュラル感丸出し。

デジタルカメラの色合い、コントラストは派手なものが多く、いきなりこの像を見ると面食らうと思う。でもむしろフィルムっぽく仕上げるのだったら、デフォルトの値がフィルムっぽいからRaw Therapeeを使った方が手っ取り早い可能性もある・・・。

特にコントラストを抑えたネガフィルムっぽい写真を作りだすにはRaw Therapeeをお勧めしたい。と言うのも、コントラストの高い写真を弱くすると全体に白っぽくなる場合があるので(特にシャドー部)、読み込んだ状態でコントラストが弱いRaw Therapeeの方がレタッチはし易いと感じている。

※最近気付いたがPentax K10Dのカメラ側のデフォルト設定の色に結構似ているのでK20D、K-7の私のカメラ設定が度派手なのだろう(笑)

欠点は2つ。かなりのCPUパワーを必要とし、Pentium 4クラスでは100%無理。最低でもCore 2 Duoを搭載したパソコンでないと使えない。そしてもう1つの欠点が開発途上でバグやらでフリーズする事が多い・・・、であったが、冒頭に書いた通り、Ver3が正式リリースされたから、この欠点はなくなったと言える、これは朗報である。しかも同時にVer4の開発段階のものまで公開されている。

8月末時点のWindows 64bit用のVer3とVer4をインストールしているが、ちょこっと使った限りでは両者とも問題はないようだ。ただ、Ver3とVer4の違いが良く判らなかったりする(笑)。

ちなみにVer3もVer4も処理済プロファイル(デフォルトの色味などが設定されているファイル)がやたらに増えて、上述した通り、defaultやnaturalが設定されていると低コントラストでカラーネガっぽい色合いになるが、punchyにセットするとデジタル写真らしいヴィヴィッドな色味になってくれた。またTured2を使うと、地味な発色をし、これってもしかするとコダクロームっぽいか?、と思ったりもする。

このRaw Therapeeを使い込んで判って来た欠点を挙げよう。

1、現像時の処理速度はPhotoshop CS5のCamera RAW、Lightroom3.4よりも遅い。よってストレスなく使うのならやはり第2世代のインテルで言うCore iシリーズが良いかもしれない。Pentaxユーザーなら判ると思うが、Pentax Digtal Came Utility4、これと同じくらいの処理速度と言えよう。

2、ノイズリダクションはPhotoshop CS5のCamera RAW、Lightroom3.2の方が明らかに優秀。Pentax K-7、K20DではISO1600以上となると完全にノイズを消そうとするとシャープ、ディテールが限りなく失われてしまう。

うちの環境だと1はクリアしているが、2はちょっと・・・。と言うのも廃墟系の写真の大半はISO1600で撮られているし、夕方の写真でも路地裏ともなるとやっぱりISO1600は当たり前。この手の高感度ISOを使った時はやっぱりお金を出して買ったソフトの方が具合が良い(笑)。

でも欠点と言えばこの2つくらいで、Ver3は勿論の事、開発段階にあると言うVer4でも全くフリーズする気配すらない。動きは非常に安定しているからお勧め出来るソフトでもある。

特に、カメラに添付されたRaw現像ソフトの使い勝手が悪い、またPhotoshopはPhotoshopでもElementsを利用されている、もしくはヴァージョンの古いPhotoshop、もしくはElementsを使っている・・・、そんな方には是非ともお勧めしたい。

本日の写真、勿論、Raw Therapeeで現像したもの。普段はPhotoshop CS5のCamera RAWかLightroom3.4を使うが、このような発色はRaw Therapeeの得意とするところ。地味な発色、でも決して彩度を下げた訳ではない。こういう色を何もいじらずに現像出来るのはあり難い。


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