にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

レタッチの範囲

2011年09月18日 00:00

日没

日没

Pentax K-7, Sigma Zoom 70-210mmF4-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



本ブログと合わせて、My Favorite Things ~写真生活~をご覧になっている方はとっくに承知されているだろう。あっちのブログ、今月はRicoh GX100で撮影したスクエア写真月間だ。

またほんのちょっぴり、作風と言うか画風?、を変えているのにお気付きだろうか?。撮影している被写体は全く変わらないが、現像時に(GX100はJPG保存しかしていないから厳密には現像ではないが)色やコントラストに対して大きく手を加えている。

レタッチの基本として「ちょっと物足りないくらいが丁度良い」ってのがあると思う。彩度を上げ過ぎたり、コントラストを付け過ぎたり、如何にもデジタル画像に手を加えました・・・、そんな写真っていずれ飽きちゃうと思う。

また未だにフィルム信奉者も多い。フィルムを愛する事は構わない。私だって今回のMy Favorite Things ~写真生活~のスクエア月間だって、ブローニーの6x6にもう1度戻りたいという一心で企画したのだから・・・。

でも中にはデジタルを全否定している変わった方も見掛ける事が出来、そういう人は、こちらがどんなに優れた写真を撮っても「所詮は後から加工出来るデジタルだろう?」と、色眼鏡で見ちゃうからたちが悪い。フォトコンテストでもレタッチ不可と明記されているのもあるらしい。

今時レタッチ不可なんてナンセンスなのだ。カメラ内でレタッチされたものと、パソコンでレタッチされたものの違いが審査員には判るのだろうか?。いわゆるアートフィルターとか言われる部類、あれは正真正銘のレタッチであるし、自動歪曲補正なんて機能はレタッチを通り越して、コンピュータグラフィックの世界だろう。

さらには近頃、コンパクトデジタルカメラに搭載されているボケコントロール機能。これもどう考えたってコンピュータグラフィックでしょう?(笑)。

だから今回、そういう人達は無視して、とことんレタッチに拘ってみた。中には「いやぁ、それでもやり過ぎでしょう」と苦笑されちゃう写真もあるかもしれないが、表現の一部として暖かく見て欲しい。

ところがそういうレタッチに対して許容している私でもどうしても馴染めないものがある。それはHDRだ。ハイダイナミックレンジだっけか?。これを全否定しているのでなく、これこそ「物足りないくらいが丁度良い」のではなかろうかと思う。

やり過ぎるとコンピューターグラフィックと言うか絵画に近いタッチになり、それを写真です、表現の一部ですと言うのはいかがなものか?。

どこまでを写真と判断するか、どこからをコンピュータグラフィックを呼ぶか、そのボーダーラインは人それぞれ、非常に難しい。単なる好みの問題として片付けてもいいものか・・・。

本日の写真、レタッチされているか否か?(笑)。

撮影時のホワイトバランスを変更しアンバー色を強め、空の少し濁った部分に赤みをほんのちょっと加えている。さらにはISO800で撮影していたからノイズリダクションでノイズを消して、陸の部分は輪郭強調を行い、陰っぽくブルーを加えている。

でもそれを知ったところでどうなの?、ってお話。そもそもフィルムでもデジタルでも肉眼で見た色、風合いとは絶対に異なっている筈。最初から肉眼と違っているのだから、むしろ自分が理想の風景を作り出す、これに時間を割くべきではなかろうか?、即ちレタッチだ。

HDRが好きな方はそれが理想の風景、肉眼でもこう見えていたらカッコイイ、そう思ってレタッチしている筈。それに対して外部の人間が、好き嫌いを述べるのは主張の観点から結構な事であろうが、あからさまに否定するのはやっぱり良くないのだろう。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. om4ti | URL | -

    おはようございます。
    レタッチについて言及されましたので、
    わたしのめんどくさい意見をひとつ。(^^)
    フィルム写真は、光がまずレンズを通じてフィルムが感光し、化学反応して、絵が出来ます。
    デジタルは、過程が全然違いますね。
    光がレンズを通じてセンサーに届き、
    ここからが問題で、
    センサーからカメラの内部で、電子信号に変換されて、
    カメラのコンピューターが、
    その映像を、そのカメラの技術者の好みの映像に変換して、
    メモリーに格納するのです。
    つまり、何が言いたいかというと、
    カメラ自信が、すでにレタッチしてしまっているんですね。
    デジタルの違和感は、ここにあるんですね。
    ですから、私は、デジタル画像は、自分の感性に合わせてレタッチしなければならないと、
    思うのです。
    だって、どこの誰だか知れない技術者の感性の画像を、
    自分の感性だと思いたくないですから。
    私は、RAWが原則ですので、
    自分のイメージに近ずくよう、レタッチします。
    長々と、すみませんでした。
    これは、日頃思っていた事なんで。
    気を悪くされたら、ごめんなさいね。

  2. BigDaddy | URL | -

    > om4tiさん

    まさにその通りだと思います。ナチュラル、工場出荷時の設定でもそれは誰かがそういう風合いに仕上げたものですもんね。だからどこまでレタッチするべきか、そんな話題ならまだしも、レタッチする、しない、それで物議をかもすなんて不毛だと思っています。

    pentaxは意外と好きな味付けで出てくるんですが、それでも曇り日のようなコントラストのない風景ってのがつまらない描写をしてくれ、それが不満になって全てRAWに切り替えて自分で現像、レタッチするようになりました。

  3. nikonfe | URL | hdScUxTA

    レタッチ

    HDRはなかには肉眼で見たものとまったく違うであろう画像に遭遇することがありますが、それが写真の枠を飛び出しアートになってるものを見ると、まさしく芸術品だという気がします。
    ま、それはごくほんのわずかですが・・・
    それでもHDRは使いようによっては全階調をほどよく再現できるかもしれないという期待があるわけで・・・
    また、トイカメラ風という画像は、なんでわざわざこんなふうにするのと首を傾げてしまう。
    自分としては肉眼で見たものに近づける。
    その画像処理がレタッチではないかと思ってます。
    でも、肉眼で見たものをはっきり記憶してる訳ではないし、その記憶がしっかりしてないが故、そして画像処理の未熟さにモニターのキャリブレーションなどいろんなフイルターがかかった状態の画像がブログに掲載される。
    それでもフィルムカメラで撮ったものを、街中の写真屋でプリントするよりはましだと思ってますけどね~~~

  4. BigDaddy | URL | -

    > nikonfeさん

    大規模な工場の夜景、そんな風景のHDR画像ってカッコイイと思ってしまいますね。今、photoshop cs5ではそれを写真1枚でも一発でHDRにしてくれちゃって、ちょっと興味が半減しちゃいましたけど。なんだ、特殊なレタッチではないんだなぁと。

    トイカメラって、要するにモノクロやフィッシュアイが流行っているのと同じなのではないでしょうか。非現実的な風景、何を撮ってもそこそこ様になる・・・、一部の方はそれで自分は凄いと勘違いしちゃう。勿論、道具を選ぶのもカメラマンの作業の1つですから、否定はしませんが、同時にカチッとした写真も撮って欲しいとふと思ったりもします。

    私は肉眼に近く仕上げる事はほとんどしていません。まぁ、このブログでは大半がコントラスト、ホワイトバランス調節だけで掲載しちゃいますが、あくまでも自分の理想の像、それでレタッチしています。

  5. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんにちは!
    レタッチについて いろんな方の意見を読ませていただきました。
    フィルムからCDへの書き込みが出来たり、デジカメがようやくこの世に出た当時から、レタッチを始めていました。って云うか、デジの写真があまりにも貧弱だったからかもしれませんが。
    レタッチするか否かは、その写真内容で分けています。
    要するに、自分が楽しければ良いわけで。 と、思いますが・・・。


  6. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃんさん

    仰る通りでしょうね。「自分が楽しければ・・・」。あとはそれをブログや写真展などで公開して、意識を共有出来る方が一人でもいらっしゃれば、レタッチする、しない関わらず、それは成功なんだと思います。

    フィルムからCDへ書き込んだ時、常に写真が眠い、ピントが甘い、当時そう感じていました。そもそも自分の写真のピントが甘いのか?、何度も検証しましたが、やはりスキャンした時点でピントが余くなる、そう結論付け、そこでシャープネスの強調に始まり、どうせシャープをいじるのだったら、今度はポジフィルムの色転びを補正し、さらにコントラストを調節し・・・。ハッセルじいちゃんさんもこんな感じだったのでないでしょうか?。

    撮影は現場で出来る限りの事を尽くす、これが基本でしょうが、レタッチは現場で何かの原因でそれが出来なかった時に、自宅で補う処理と考えていて、これは立派なカメラマンの作業だと思っています。

    あるナショナルジオグラフィックのカメラマン、100%、photoshopで像をいじっているそうです。その方は4x5だったか、フィールドカメラも使われるようですが、フィルムでも同じだそうです(デジカメはEOSだったような)。


コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)