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今更Ricoh GX100

2011年11月04日 00:00

下町不思議風景

下町不思議風景

Ricoh GX100

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



コンパクトデジタルカメラは発売して1年で話題が消える・・・、Ricoh GX100も然り。いや、現行機種のGX200だって近頃ではほとんどネット上で話題になっていない。でもGX100は手持ちの機材だから、こうやってネタを書いてやらねば・・・、そういう使命感があったりする。

Pentax Qを使った時、比較の意味でGX100も持ち出した。そして感じたのはGX100と言うカメラ、如何にシーラカンスだって事。

後悔しても始まらないが、何故GX200でなくGX100を買っちゃったか・・・。購入当時、中古価格に5千円くらいの差があった。これを高いと判断しちゃったんだなぁ。でも今思えば、5千円高くてもGX200を買っておくべきだった。

GX100とGX200の主な違いは、

1、1000万画素から1200万画素になった
2、ノイズリダクションが搭載された
3、各内部処理速度が改善された(AF、RAW保存等)
4、ブレ補正の強化
5、マイセッティングが2つから3つに増えた
6、ファンクションボタンが1つから2つに増えた
7、水平水準器が搭載された

マイセッティングとはいわゆるユーザーセッティングの事で、アスペクト比、焦点距離、露出モードなど好みのセッティングを登録出来る。ファンクションボタンとは通常メニューから掘り下げないと不可能な設定をボタン呼び出しさせる機能だ。

使い勝手で考えるとこの5と6、この違いは雲泥の差。GX100、現在ファンクションボタンはAEロックを割り当てているが、これが2つになった事で、AEロックと露出補正をボタン1つで呼び出せる事になる。今はファンクションボタンと類似するアジャストダイヤルに露出補正をセットしているが、ちょっと使い辛い。

3に関してはAFはそもそもコンデジだからど~でもいいとして、RAW保存のスピード。これはかなり違うようだ。GX100だと6秒も掛かる。しかもその間、次のコマは撮影出来ない。でもGX200はそれを半分に短縮し、内部メモリの容量を増やしたのだろう、4コマまでは保存中もシャッターを押せると言う。

お陰でGX100はRAW保存出来るのにほぼJPG専用機となっている。夕方、ISO200を超える感度になると流石にノイズが煩くレタッチし易いようにとRAW保存するが、1枚撮って6秒待っての連続。ストレスを感じる。

またPentax Qは片手で撮ってもさほどブレた写真は生まれなかったが、GX100は安易に撮ると望遠域ではほぼブレると言っていい。確か3段くらいの補正が可能との事だが、いやいや、嘘、嘘!、1段くらいだろうか(何故か広角側では2段くらいの補正効果が見込める)。

だからと言う訳ではないが、GX100を使っていると昔、フィルム時代に戻ったような感覚になる。要するにしっかりとホールドして撮ってやらないと全て失敗写真になってしまう。

しかもノイズリダクションがないのと設計が古い事もあるのだろう、ISO150を越えて辺りからザラザラし、ISO200ですでにノイズバリバリなのだ。

だからISO80~150の間で写真を撮る、いや、最低感度のISO80固定が望ましい。これがこのカメラを使う上でのポイント。しかもその感度で夕方の路地裏を撮影するのだから、しっかりとホールドし、息を止めて気合でパチリしないとならない。それでも3枚に1枚は確実にブレるので、結果ISO200に上げてノイズバリバリの絵を保険で撮る事になるが、それはモノクロ表現で何とか救う。

コンパクトデジタルカメラなのにこれを使っていると疲れちゃう。撮影に於いて適度な緊張感はあった方が良いとは思うが、このカメラは適度を通り越した緊張を強いられる。上述した通りGX200との中古価格では5千円の差。今、この5千円の差がとてつもなく大きなものだと感じている。

まぁそれを「面白い」と感じている自分がいるのも確かだ。でなきゃとっくの昔に売り払っている。コンデジなのにフォトスローライフのような撮影を如何に楽しむかがカメラマンの裁量だ。

特に将来、中判カメラの6x6、スクエアフォーマットに必ず戻ると誓っているので、GX100でスクエアフォーマット撮影をしている時は、自分が中判カメラを使っている、そんな妄想をしながら撮り歩いているのだった(笑)。

だからRAW保存に6秒かかって次のシャッターを押せなかろうが、ブレるから安易に片手でパチリ、そんな撮影法が出来なかろうが、面白いと感じてしまう。ブローニーフィルムと同じ、1枚こっきりの勝負、まさに妄想力の勝利と言えよう。

カメラマンは如何に自分が有利である妄想、思い込みをするかだと思う。GX100は安易に写真を撮れない、これは腕の良いカメラマンじゃないと良い写真は撮れないと言い換える事が出来、「良い写真を撮っているに違いない俺はとっても腕の良いカメラマンなのだ」と最上級の妄想を始める。

そう言えばPentax K-7の超高感度域がK20Dよりも見た目劣っていた事にはホントにガッカリしたが、それはそれで「神様が安易に高感度なんて使わず、風景とじっくり対峙しなさいと言っているのだ!」、そう思い込むようにしたし・・・。

つい最近ではPentax K-5を2台買った翌日、「やっぱり1台はNikon D7000にすれば良かったかな~」とちょっぴり後悔した時も、「いやいや、D7000なんてあと2年もしたら中古価格は暴落する、その時に買うのが賢いってもんだ!」と言い聞かせる。2年経てばK-5も下落するがそれは考えない事にする(笑)。

と言う事で今後もGX100は使い続ける。でもいずれRicoh GXR、もしくはOlympus PENデジを買うと思うからその時に下取りに出される運命にある。大した値段は付かないが、それはそれ、「腕の良いカメラマンが使う、素人衆には使えないカメラだから値が付かないのは当然の事だ」とこれまた素晴らしい妄想をする。

そもそもGX200でなくGX100を買ったおかげでGXRの実力に対してジェラシーを持つようになり、結果、GXRを買う事になるようなら(流石に年内はもう無理(笑))、あの時、GX200でなくGX100を選んで良かったと、(無理矢理)思うようにしている。

※GXRのS10ユニットはGX100、GX200と同じレンズを搭載しているが、新しいセンサーと一新されたソフトウェアのお陰でGXシリーズよりも遥かに良い描写をする


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コメント

  1. nikonfe | URL | hdScUxTA

    いろんなカメラを使ってますね~

    よほどカメラが好きで経済的余裕がなければ、あれこれ購入できない。
    実際使ってみないと分からないし、一連の評価に頭の下がる思いです。
    フィルムカメラ時代からニコン一辺倒の私に他メーカーのカメラのことは分かりませんが、コンデジでフジとリコーに浮気して失敗したと思いました。
    そのときこちらのブログを知ってたなら、失敗してなかったのかも・・・
    草創期よりややあってオリンパスのUltra ZOOM C730を手にしたのが初のデジカメでしたが、ネオ一眼タイプのこのカメラは330万画素だというのに、映りがよくて大満足してました。
    コンデジというより、ほぼデジイチの感覚で使ってましたがD90を手にしたら、もう使う気になれなくなったのは、やはり一眼レフに慣れてる私にしたら操作が面倒だからでした。
    昔のフィルムカメラを使ってた人間ですから直感的に使えないというのが辛いです。

    さて、度々D7000を購入すればという後悔の念に似た思いを吐露されてるようなのでひとこと。
    私が使ってるカメラだけなのかもしれませんが、他メーカーのレンズを装着したときAFがまったく作動しないことがあります。
    メカがバグってるのか故障気味か分かりませんが、そのあたり他の人は経験したことないんでしょうか・・・
    それ以外不満ありません。
    ただDXフォーマットの玉数が少なく、それもかなり高い。
    それでも従来のFマウントが使えるのは何よりですけどね~~~

  2. BigDaddy | URL | -

    > nikonfeさん

    フィルム時代は一眼レフだったらミノルタとオリンパス以外は一通り触ってきましたが、デジタルになってからはペンタと借り物のキヤノンだけです。仮に経済的に余裕があってもデジタルになってメカとしての魅力がなくなった今、収集癖はないので、やはり一社、二社に絞って使っていたでしょうね。

    どうもデジタル創成期のオリンパスのコンデジは良いみたいですね。私もC3040と言う当時8万円くらいしたカメラを今も持っていますが、300万画素ながら素晴らしい描写をします。

    D7000とD300sは欲しいカメラの1つですね。ただ、所持したら何に使うか?、と問われると考えちゃうんですよ(笑)。街撮りなら、幾度も書いている通り、シャッター音が小さなペンタK-5に軍配が上がりますからね。

    またニコンのレンズ群にも特に興味は無く、次のカメラはニコンと考えていますが、ズームレンズ専用システムとして恐らくシグマやタムロンと言ったレンズメーカーで揃えると思いますし。

    いずれにせよ、一眼レフは135フルサイズの次世代モデルが出揃わない限り、K-5とK-7だけで撮っていくと思います。あとはやはりさらに街撮りに良さそうなミラーレスですが、来春まで楽しく悩む事にします(笑)。

  3. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんばんは!
    僕はD300から軽いD7000に変えたのですが、露出補正の量が自分の考えと合わず、R-D1sに ごろっと変えました。なので、戦場カメラは今のところPENです。
    GXRの記事 楽しみにしています!

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃんさん

    露出補正量が考えと合わない、良く判ります。pentaxで言えばK10dとK20dの2桁機とK-5、K-7の一桁機とでは露出のアルゴリズムが違っていて、K-7を使って1年ですが、未だに慣れません。すでに二桁機は売却したので、使い込んで慣れるしかないのですが。

    今度のGXRネタはA12の28mmF2.5ネタとなります。このレンズ、ホント、GRレンズだけあって凄いです。

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