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思い出話 - Penatax K-mは未完成のカメラだった

2011年11月07日 00:00

川口キューポラ探しの旅

川口キューポラ探しの旅

Pentax K-m, Sigma Zoom70-210mmF4-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



PentaxのK10DとK20Dのちょっとした思い出を書いたので、せっかくだから最初のデジタル一眼レフであったK-mについても書いちゃう。全て既出のネタであるが纏めとしてしばしお付き合い願いたい。

デジタル一眼レフを購入するに当たって、「小さくて軽い」、これが条件だった。CanonはKissシリーズ、NikonはD50だったかD60がそれに該当した。でもこう書くとこれらの利用者に失礼だが、どうも安っぽいイメージがあった。そしてその割には強気の金額設定。

方やPentaxとOlympusは安っぽさはさほど2大メーカーのエントリーカメラと代わらないものの、庶民に優しいプライスで、PentaxはK200DとK-m、OlympusuではE-520、この3つを選択肢とした。K200Dはレンズとセットで購入するとなると割高感があり、最終的に残ったのがK-mとE-520(今思えばこれが大失敗、K200Dの方が遥かにK-mより優れているのを知ったのはK-m購入後である)。

勝手が良いのはE-520だった。何しろK-mは測距点が複数あるのにオートと中央測距の2つしか選べなかったし、スーパーインポーズ機能までも省略されていた。でもE-520は写真を撮る最低限の機能は備わっているし、見た目もE-520の方がカッコイイと思った。

では何故K-mを選んだか。ポイントは2つ。E-520はフォーサーズ規格で基本のアスペクト比が4:3である事。私はこの4:3フォーマットって苦手なのだ。どうも好きになれない。またOlympusのカメラは過去のレンズ資産を活かす事は出来たが、フィルム時代のZuikoレンズを使うにはマウントアダプターを必要とした。

当時、写真はボディでなくレンズで決まる、そう思っていたので、過去のレンズも含めて活かせるPentaxには強く惹かれていた。Nikonも同じだが、確かNikonのエントリーモデルはレンズは装着出来るが、露出計が動作しなかったんじゃなかったっけか?。それにNikonはレンズ内手振れ補正方式だから、過去のレンズを使うと手振れが心配だった。

結果、K-mに軍配が上がった訳だ。Wズームレンズキットだから、後はフィルム時代の比較的安価な単焦点レンズを揃えるだけで良い。すぐにFA28mmF2.8、FA50mmF1.4、そしてTamronの90mmF2.8(これはデジタル対応製品)を入手し、万々歳。

ところがどっこい。なるほど、デジタルになるとレンズが命ではなく、ボディが命なんだ・・・、購入して3日目くらいでそう感じてしまった。上述したこいつのウィークポイントの2つに加えて、縦位置検知センサーも省略されたから、縦位置写真を撮影したらいちいち自分で画像を90度変換してやる必要があった。

AF関連の機能省略は撮影法方でなんとかなる。でもK-mよりも遥かに小さく1万円やそこらで売っているようなコンパクトデジタルカメラでさえ縦位置写真をしっかりと検知するのだから、それが出来ないなんて本当に腹が立った。しかもそれを知ったのは買ってからだから・・・。

100枚の写真をパソコンに取り込んで半分の50枚が縦位置だった・・・、その程度なら90度回転させるのに時間が掛からない。でも1000枚のうちの500枚だったらどうよ?。サムネイルを見ながら1枚1枚変換せねばならない。ホントに時間の無駄!。

Pentaxの馬鹿さ加減を恨んだねぇ~。それほど不愉快でしょ~もないカメラがこのK-mだった訳だ。世界最小のAPS-C一眼レフを作ろうと思ったら、縦位置検知センサーを入れるスペースがなくなった・・・、全く馬鹿でしょ?。爆発的に売れたようだが、後継機種のK-xも含めてちょっとPentaxの妙な姿勢にビックリ。現行K-rでようやく全ての欠点を補ったが、時すでに遅し。Pentaxのエントリークラスのカメラはもう二度と買わない。

ちなみにこの頃、量販店の店員さんにこれこれこういう訳だからK-mの本体だけ売ってK200Dの中古でも買おうかと相談したら、K-mの方が新しいから画質等は優れている、K200Dは買わない方がいい、と指南された。そういうものかなぁ~。当時はデジタル一眼レフの事を丸で知らなかったから・・・。

しかもこいつに付いて来た2本のズームレンズがこれまたお粗末な事・・・。いわゆる「像面湾曲」と言う代物。その後、色々と調べてみたが、他社のキットレンズではこれほどひどい像面湾曲はしないとの事。

像面湾曲とはピントを合わせた部分とそうでない部分で焦点がずれてしまい、本来被写界深度に入っている筈の部分がボケてしまう現象で、周辺までカリッとシャープな像を結ぶ事が出来ないレンズを指す。

何しろ被写界深度から外れたようにボケているから、撮影後、レタッチソフトを使ってシャープにする事も出来ない、非常に癖のあるレンズ。700円で買った20年以上も前のSigmaのズームレンズの方が写りが良いのだから・・・。結果、50-200mmは値段の付くうちにって事で、即売却している。

残ったのはDA-L18-55mmF3.5-5.6ALで、その癖が判ったところで、その後このDA-Lよりも前に発売された初期型のDA18-55mmF3.5-5.6ALも購入。これはキットレンズよりもひどい!。解像力、ピントの切れに言及すればとんでもない悪質レンズだ。

※この初期型レンズは600万画素のistD用のレンズなので、当時のカメラにはそこそこマッチしていたのだろう

何故そんなしょ~もないレンズを2本も?、うん、これは使える風景もあるんだ。それはピントの合っている部分以外うっすらとボケちゃうから、安いレンズの割にはボケが綺麗で、暗い開放F値のレンズの割には背景が優しくなってくれる。だから絞り開放近辺で近くの物を狙ってパチリ、なんて時にはむしろ積極的に使った方が面白い。

だから像面湾曲がよりひどい初期型のDA18-55mmF3.5-5.6ALをもっぱら使っているのだった。糞も肥料になる、糞レンズだって使いようなのだ。また、うちには雨天用のレンズがなく、この2本は壊れても全く気にならないので、雨が降ったら、降りそうだったらこいつらを使う、そうルール付けている。

ちなみにK-7やK-5だと画素数が多いから、考えた構図よりも遥かに広く構図して、本来欲しいと思った部分(ピントを合わせた周囲)を中心にトリミング。そうすると像面湾曲していない部分だけが切り出されるので、全体がそこそこシャープになってくれる。K-7もK-5も3分の1を切り取ってもまだ1000万画素残るのだから、こういう使い方も「あり」。

さて、その後のK-mの運命は?。糞カメラだって肥やしくらいにはなってくれた。K-7の購入の為に下取りに出したら(その後、K10D、K20Dをすぐに買ったのでほとんど使っていなかったから)思った以上の高額査定。確か下取りキャンペーンも加わっていたと思う。その時の私の顔、相当緩んでいたと思う。

今時、K-mを買われる方はさほどいらっしゃらないと思うが、万が一、この手の小さなデジタル一眼レフを望まれるのなら、可能なら現行機種であるK-rを買うべきだと思うし、価格の面で中古をとお考えならK20DかK200Dをお勧めしたい。

本日の写真。埼玉川口と言えば鋳物、鋳物と言えばキューポラ。10年前まではまだ10基以上が存在していたらしいが、私が歩いた限りでは5つしか見つからなかった。他にもまだあるのか、それともすでに・・・。市役所にも問い合わせをしてみたが、把握していないそうだ。


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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    ヨダレが出ますねぇ^^
    こちらも こんな工場が多いのですが、監視員も多く、なかなか撮れないアイテムです。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃんさん

    この写真の工場はまだ稼働中で恐らく普段は撮影は出来ないと思います。休日でも敷地内には入れないようになっていますが、工場前に大きなマンションがあり、そこの3階だか4階に上って写真を撮ったんです。

  3. | URL | -

    絵は圧倒的にK-rよりK-mの方がいい
    一番大事なのは撮れた絵だよ

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