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Pentax K-5の怪しい露出 - Pentaxからの回答

2011年11月15日 00:00

下町工場寸景

下町工場寸景

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4 OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



まずは昨日の記事をご覧になって頂きたい。その回答が来た。

今までこの手の不具合や使い方への質問には2日以上、返答に要する時間があったが、今回は凄い。質問状を叩き付けた翌日にもう返答があった。

なるほど、あくまでも推測だが、Pentaxさんとしては「あぁ、またK-5の露出の質問か」って事で用意された回答なのだろう。そりゃぁそうだろう、昨年の段階で価格.com等でこの問題は大きく取り上げられていたのだから・・・。

ちなみにPentaxの場合、この手の回答をむやみに公開して欲しくないらしい。文末に、、、
「※当社より回答する内容は、お客様個人のお問合せにお答えする目的で、お送りしております。回答の一部または全部を転載、その他の目的でご使用されることはご遠慮ください。」

とある。アホくさぁ~。こういう問題点はどんどんと公にしないといつまで経っても修正はされない。と言う事で、これを無視し、どういう回答が来たか、詳細を書いていこう。

想像した通り、Pentaxの一眼レフの分割測光のアルゴリズムはK-7から変更されたらしい。しかしK-7では「こういう風景ではちょっと露出オーバーになるだろうなぁ」とカメラマンがおおよそ予測出来た。ところが困った事にK-5だとそれの予測がほぼ不可能なのだ。

どうやらK-5では露出オーバーの傾向になるK-7よりも「低輝度の被写体の優先度がやや強くし、また画面中央部の被写体の優先度を下げた」、露出アルゴリズムにそんな改善を施したそうだ。

要するにこういう事だ。画面中央にとっても明るい、輝度の高い風景(ハイライト部)があってもその周辺背後に低輝度の風景(シャドー部)を見つけたら、周辺背後のシャドー部を基準に露出を算出しちゃう。

Pentax曰く、逆光下で人物や、あっちこっちに点光源が多い夜景、そんなシチュエーションにおいてはこの改善策により大きな効果が期待されるらしい。反面、昨日の写真のように輝度差(ハイライト部とシャドー部の露出の差)が大きい場合、シャドー部の露出を優先しちゃうので、ハイライトが飛んじゃう。彼らはこれに気付いている訳だ。

ハイライト部を無視する、これは分割測光ではフィルム時代から常套手段であった。要するに「太陽」だ。中央重点測光は中心に太陽があると、それに露出が引っ張られてドアンダーの写真になってしまうので、各社の分割測光では明らかに高輝度な部分は太陽や明るい光源であると判断し、無視するように作られている。

しかし残念な事にPentax K-5は太陽と日向にいる猫の違いを判っていない。そしてこの妙なアルゴリズムに関しては「検討課題ではあるが、早急の対応は難しい」との事。でもこれはおかしいでしょ?。何度も書くが、K-5の露出が怪しい事は昨年からずっとユーザーが騒いでいるのだ。と言う事は1年も見過ごされてきちゃっている。検討課題とは言うが、本当に修正しようとしているのか?。

本日の写真、輝度差がほとんどない風景。肉眼ではもうちょっと暗かった。この写真を撮るにあたって、K20Dの時と同じように-1EVの補正をしているが、それでも明るく写っており、Lightroomにてさらに-1EVの補正を掛けたものだ。

つまり、この風景を肉眼に近い状態にするには分割測光でも-2EVの露出補正をしないとならない。輝度差の多い風景以外にもこのように全体が暗い場合にもK-5の分割測光はまともに機能してくれないのである。

この件はK-5ユーザーが一丸となってPentaxに圧力を掛けなくちゃならない。分割測光で-2EV以上も補正を掛けなくちゃならない風景がある、これはあり得ない、いや、あっちゃならない事で、これをお読みのK-5ユーザーの方、もし同じ理由で悩まれていたら、是非ともこれこれこ~いう事だけど是非とも改善して欲しい!、と訴えて頂けないものだろうか?。


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コメント

  1. ゆたか | URL | LkZag.iM

    こんばんは。

    黒い壁をバックにしてばあちゃんを撮ったら、顔がすっ飛びました(笑)。

    実際、???と思いますよね。

    フィルムとは違って、センサーに合わせてアルゴリズムを変更するのでしょうかね。

    適正化しました。なんて言われても納得できません。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ゆたかさん

    そうなんですよ。黒バックに中央に明るい被写体があると、ほぼ100%、分割測光ではオーバー写真になりますよね。明日のネタでこれを検証しています(笑)。

    同じセンサーを使っていると言うNikon D7000でも実は多分割測光で白飛びする報告が結構上がっていて、もしかするとセンサーの特徴なのかもしれませんね。

    α55はさほどその報告は無いですが、このカメラはAFロックと同時にAEロックが掛かる仕様みたいで、その辺が関係してくると思われます。AEロック、測距点連動露出に関しては明後日のネタとなります。

  3. nominomi875 | URL | GsbZZxQM

    やっぱり変だったんですね。

    はじめまして。

    K-5の露出が変なのはずっと前から気づいていたのですが、半分故障かと思っていたら、やっぱり変だと思ってる方はたくさんいたのですね。
    先日プロボノでファッションショーを撮ったのですが、ホントに絞りには泣かされました。
    結局、めちゃアンダーにして現像時に大幅補正するしかなかったです。

  4. BigDaddy | URL | -

    > nominomi875 さん

    コメントありがとうございます。

    Pentaxは変ではないと言っていますが、あれは「変だと思っている」を通り越して「変そのもの」です(笑)。

    ファッションショーのような照明によって光が大きく変化する場面だと、分割測光は使わない方が良いのでしょうね。スポット測光か、分割測光のまま、カスタムファンクションで、測距点との露出連動、AF時のAEロックの2つをオンにされ、露出補正されると間違いないかと思います。

    もし、うちのブログが初めてであれば、右側のブログ内リンクのK-5レビュー、そこをクリックして頂ければ、この露出に関する記事を多数見つけられると思いますので、宜しければどうぞ。

    今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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