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位相差オートフォーカスって限界?

2011年11月19日 00:00

神田川支流の暗渠にて

神田川支流の暗渠にて

Pentax 645D, SMC DFA55mmF2.8AL

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ,プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



昨日の記事を踏まえて、今回も主流のデジタル一眼レフのオートフォーカスについて述べて行きたい。

フィルム時代からAFと言えば位相差AFと言う方式が使われている。一般的なデジタル一眼レフはどこのメーカーのカメラの今も尚、この方式を利用している。

ところが昨日も書いた通り、この方式はフィルム時代ならほぼ問題が無かったものの、デジタルの撮影素子が限りなく薄い事と、光源の種類(太陽光、蛍光灯、白熱電灯等)によって光の波長が異なり、どこのメーカーのどのカメラを持ってしても100%完璧ではないらしい。

フォーカスを合わせようとしてレンズが前後に動いているだけでピントが合わない・・・、そんなのはフィルム時代からコントラストのない風景によっては当たり前で気にはならない。暗い場所でピントが合わない、これだって昔からそういうものだと思っている。

問題はファインダーに合焦マークが付いてカメラがピントが合ったよ!、と知らせているのに出来上がった写真を見ると前ピンだったり後ピンだったりする事。21世紀の今、機械を信頼出来ないなんてため息が出ちゃう。

手持ちのカメラではCanon EOS30Dにはこの現象があまり出ていなかったので、Pentax特有のものだと思っていた。嗚呼、やっぱりカメラでも「安かろう悪かろう」なんだなぁとガッカリしていた。EOS30Dは500枚に数枚その手の写真があり、Pentaxではそれが250枚に数枚の割合で出ていた。

たかが500枚、250枚のうちのコンマ何パーセント程度、だから250枚のうち1、2枚だったら我慢する。されど・・・、カメラによって合わない風景はとことん合わない。だからその合わない、苦手な風景を多く写していてそれが全滅なんて事もある。こうやって文句を言いたくなるの判るでしょう?。

先日売却したPentax K20Dでは斜め横から赤白の風景を狙うと確実に後ピンになっていた。まぁ斜め横から赤白の風景を撮るなんてそうざらにはないので、あまり気にはならなかったが、先日、インターネットをチェックしていたら、カレンダーの休日の白バックの赤数字にピントが合わないなんて記事を見つけて、やっぱりなぁと思ったものだ。

さらに多くのメーカーが海外でカメラを生産した事が原因かもしれないが、位相差AFの欠点云々以前に新品を買ってきても調整不足で最初からピントが合っていないカメラが実に多い。私の場合、先日も申し上げた通り、K-m、K-7、K-5、新品で買ったカメラ全てでピントの再調整を必要とした。

しかも哀しいかな、K-mは最初のデジタル一眼レフだったのと、写真をパソコン画面の等倍で見る習慣がその頃に無かったので、ピント精度が悪いのに気付いたのはK-mを売却後、当時の写真を見直してからの事。35mmF2や50mmF1.4と言った明るいレンズで絞りを明け気味に撮影していたコマの大半が後ピンで、Photoshopのレタッチを用いても救えるレベルではない。

しかし色々と調べてみると、上述した通り、これは位相差AFを採用しているカメラの大半でこういう現象があるらしいし、海外で生産されているカメラはPentax以外でもこういう問題が少なからずあるようだ。

不思議なのが、私のカメラはどれもAPS-C。135フルサイズはAPS-Cよりも被写界深度は浅い。だからフルサイズ機を持っているCanon、Nikon、Sony(α900は販売中止?)のカメラはこの位相差AFを使いつつ、APS-Cカメラよりも厳密なピント調節が必要となる。

今まで、135フルサイズのセンサーが高価だからその手のカメラがうん十万すると思っていたが、もしかするとそのセンサー、被写界深度の浅さに対抗する為に位相差AFの精度をより高く、また莫大なソフトウェア処理を施す必要があるから、アホみたいに高いのかもしれない。

ただ・・・。これは曖昧な情報なのであまり信用して欲しくないのだが、昨年、Pentax 645Dが発売になって、一度だけ使わせて貰った事がある。三脚も使わず手持ちでお散歩写真をしただけなので、何とも言えないが、個人的にはピント精度にはとっても不満があった。

確か645DのAFセンサーってPentax K-5とほぼ同じだった気がする。ソフトウェア処理など若干の違いはあろうが、基本的には同じモジュールを利用していた筈。

K-5は(しっかりと調整されていれば)今までのPentaxのカメラって何だったの?、ってくらいにピントの精度は良い。明らかに外しちゃいました~なるコマは激減している。でもそれでも100%ではない。きっと位相差AFには限界がある訳で、精度が同じようなAPS-Cで使われているAFモジュールが果たしてセンサーが巨大な645Dで満足した結果が得られるのか?、疑問である。

1つ言える事は645Dの場合、ファインダーでしっかりとピントを確認出来るから、安易にAFでピントを合わせよう、位相差AFが苦手であろう、そんな風景はカメラマンがマニュアルフォーカスを使い自分の目でちゃんとピントを合わせているのだろう。645DではAFを駆使するのでなく、AFが付いているだけあり難い、そんなイメージがあるんだと思う。

本日の写真はその645Dでのコマ。レンズは同時に発売されたD FA645 55mm F2.8ALを使っているが、どの写真も後ピン傾向にあった。ピントは手前の遊具に合わせているが、このように背景が見えている風景だと特にPentaxの場合、奥の風景にピントを合わせる傾向が高い。これも実際には地面にピントが合ってしまっている。

金網や蜘蛛の巣と言った線の細い被写体なら奥の風景に合うのはどこのメーカーも同じ。Canon EOS30Dでも蜘蛛の巣をAFで撮ろうとすると結構難儀だったりするが、この遊具のような太い鉄パイプを通り越して奥にピントが合ってしまうってはちょっと解せない。

位相差AF、デジタルカメラではもはや駄目なAF方式なのではなかろうか?、そう感じている。


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コメント

  1. ハンドル職人 | URL | Ko3VlV3g

    こんばんは!

    どのメーカーもこの方式のAFを採用する限り永遠に続く課題となりそうですね。
    幸いペンタックスのレンズにはクイックシフトフォーカスを採用したレンズが多いので
    私はこの機能をよく使います。
    最終的には撮影者自身の眼でピントを判断して撮ることになるのでしょうが、
    どうも最近は年齢とともに視力も落ちてきて辛いところです。(涙)
    α900のファインダーが羨ましいです。(笑)

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハンドル職人さん

    秩父方面の情報、ありがとうございました。まだ思考中です。秩父湖の北にはとんでもない廃墟群もあり、それも考えましたが、そっち方面はもう過ぎちゃっているんですねぇ。

    私は乱視があるんで、どうもMFでのピント合わせ、難儀です。ズームレンズとなる開放が暗いのでほとんど判りませんもん(笑)。だからAFが頼りなんです。α900のファインダーは凄いですよね。現行では最高だと思います。MF時代のNewF-1、F3、LX、この辺のファインダーがあればいいのですが。

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