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PLフィルターに「雅」だと赤が飽和する

2011年12月05日 00:00

モミジ

モミジ

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



My Favorite Things ~写真生活~の本日の写真も合わせてご覧下さい。

先日の埼玉県は長瀞(ながとろ)での紅葉撮影、家に帰ってびっくり。モミジの赤が・・・。

上の写真はRAWファイルから色を抑えて現像し直したものだが、PLフィルターを最大限に利かせてカスタムイメージの雅(みやび)を使い、何もしていないJPG画像が下。



参考写真

たまげるでしょ?。

確かにPLフィルターを装着し、露出を上手く制御するとモミジが赤一色に染まる事が多いし、たとえそれが肉眼で見た絵と異なっていても美しいものは美しい。カレンダー写真を撮ったかのように自分にうっとりする。

しかし葉っぱと葉っぱの境界線そのものが消えちまって、フェラリーレッド、タヒチアンレッドですかいな?、ってな絵の具で塗りたくったような色。一番赤い部分のRGB値を見たら255,0,9だから、ほぼ真っ赤(笑)。

これはPentaxが悪い訳じゃない。PLフィルターを最大にしちゃった事と、雅モードの相性が悪かっただけだが、いやぁ、自分の写真を見て目を疑うって事があるんだなぁと感じた瞬間。

PLフィルターとは余分な光を遮る効果があり、良く言われる事は反射する光をカットしてくれるから、全体がクリアーに見えたり、ガラスや水面に映った反射像そのものもカットしてくれるので、使い方によってはデジタルカメラになった今でも必要なフィルター。

生のデータが保存されているRAWファイル上でも上程激しくはないが、赤の飽和があり、結果的に赤の彩度を下げているから(それだけだと薄い赤になるだけなのでさらに赤の輝度も落としてみた)、今回のようにデジタルカメラの場合、使い方を間違えると赤が飽和しちゃう事が判り、結果、PLフィルターを使っていない時のような現像仕上げを余儀なくされ、これは1つ勉強になった。

ちなみにイチョウの黄色は飽和せずにイチョウらしい黄色になっていた。試しにカメラ内で「鮮やか」と「リバーサルフィルム」で再現像してみたが、やっぱり赤が限りなく真っ赤になってしまうのは変わらず、PentaxのカメラはPLフィルターに赤色と言うセットは要注意かもしれない。

※ホワイトバランスにCTEを使ったのももしかしたら要因の1つかも・・・

勿論ファインダーではこんなには見えていない。それを思うと、これも光学ファインダーの限界なのではと感じちゃう。EVF(電子ビューファインダー)の方がファインダー上で露出、色も含め仕上がりが判るので、やはり将来的には一眼レフであってもEVFが主流になるのではと感じる。

ファインダーで見えた色、そのままを記録したいとは特に思っていないが、こうもファインダー像と違い過ぎてしまうと、確実にEVFに軍配が上がる気がしてしまう。

それと今回、紅葉を撮ってみて、APS-Cフォーマットの限界を感じた。つい数ヶ月前、カメラマンの名前は失念してしまったが、とあるギャラリーでネイチャーフォトが展示されていて、どうやら全ての写真で645、4x5と言った中判、大判フィルムで撮られており、遠景であってもゾクゾクするくらいにくっきり写っていて驚愕した。

今回の私の写真では被写体の良し悪しでなく、見た目の解像力に関してはゾクゾクするものは発見出来なかった。勿論、レンズの差もあろうが(私が使っているレンズは所詮数万のズームレンズ)、幾らデジタルカメラの解像力がフィルムに追いついたとは言え、中判以上のフィルムってのはやっぱり違う。

Pentax 645Dへ移行する?、いえいえ、そんな選択肢は100%あり得ないと断言しても良いが、将来、135フォーマットのデジタルカメラが手に入りやすい価格で発売されたら、遠景を中心に狙う場合は確実にそっちを使った方が良い絵が撮れるだろうし、本格的にネイチャーを撮るのだったら1台くらい中判以上のフィルムカメラを持っていても良いな、そう感じた。

さて、APS-Cの限界を感じたって事はそれよりも小さなフォーサーズはもっと駄目って事になるが、フォーサーズ系のカメラは街撮り、スナップには最高のフォーマットだと思う。結局、APS-Cってのがどっちつかずの中途半端な規格なんじゃなかろうか、そんな気持ちになっている。

過去、本ブログで135フォーマットのデジタルカメラなんて必要ない!、なんて豪語していたが、撤回せざるを得ない。5年後を目処に135フォーマットのデジタルカメラが普及してくれる事を祈る。


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コメント

  1. NOBUNOBU | URL | -

    こんばんは。

    なかなか盛大に、色が爆発していて、
    これはこれで、一つの表現手段として面白いかも…
    なんて、たわけたことを思ったり。

    ところで、
    細かいものがゴワゴワする、デジタル特有の感じは、
    自分も、とても嫌悪感があるのですが、

    こと解像感ということでは、
    単純に画素数とか、画素サイズではなくて、
    ローパスフィルターの影響が、
    とても大きいのでは…と最近思っています。

    まぁ、
    最近のオリンパス機(ローパスフィルターを弱くしているという話が…)とか、
    シグマのフォビオンの画像を眺めていて、感じるのですけどね。


    ただ、被写体によっては、
    やはり画素数が多い方が…みたいなところもあって、

    まぁ、結局のところ、
    「評価」は撮るものによる…というのが、
    今のところの答えです。


    モアレは我慢するから、LPFなしが選べるとか、
    LPFも強弱選べるとか、
    近い将来なるかもしれません。

  2. | URL | -

    インチキくせえ
    どこぞのしょーもない会社で言葉巧みに品物売りつけてた営業上がりだろおまえ
    ペテン師臭さが滲み出てるぞ

  3. BigDaddy | URL | -

    > NOBUNOBUさん

    仰る通りだと思います。勿論、比較した事がないので何とも言えませんが、近頃のカメラではローパスフィルターを排除する傾向にあるようですね。確かpentax 645Dもないって聞いた事があります。

    APS-Cでネイチャー系と言うか、細かい葉っぱ系ってのはどうなんでしょうね。ガッカリはしませんが、やはり135フルサイズの方が画質は良いんだと思います。今後は135でローパス府フィルターのないカメラが主流になるのかもしれませんね。

  4. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんにちは
    すごい赤ですね。
    僕の家のTVも 真っ赤で、ベターとしています。
    カメラの色空間設定はAdobe RGBにしていますので、これ程ひどくはありませんが、デジ特有の短所でしょうか。
    葉っぱ一枚一枚出そうとすれば、やはり大型カメラに軍配があがるでしょうね。

  5. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃんさん

    PLフィルターとの相性、これかなりあるようです。と言うのも、デジタルカメラの場合、シャープが掛かりますが、この色の問題の他に、空とその他の風景の境界線がフィルムではあり得ない状態になるんですよね。シャープネスを強くしていた場合、PLフィルターの効かせ方を考慮しなくちゃならないようです。

    やはりsRGBよりもAdobe RGBにした方が良いのでしょうね。Lightroomの場合、Adobe RGBで現像を行うと、初期設定では色が褪せるとか聞いた事があり、近頃はsRGBに戻していたんです。

    私は確信しました。ネイチャー系、葉っぱ系?(笑)、の写真はAPS-Cは限界があり、中判のフィルムカメラが最適だと。ネイチャーフォトはほとんど撮りませんが、やっぱり1台は中判カメラ、持つべきかもしれませんね。

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