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Olympus E-P3レビューその4 - ボタン、そしてダイヤル

2012年01月07日 00:00

考える人

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Olympus E-P3, M14-42mmF3.5-5.6II R

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先日、またOlympus E-P3を借りる事が出来たので、感じた事を再び書こうと思う。昨年末のE-P3レビューをお読みでない方、先ずは下のリンクを辿って頂きたい。

Olympus E-P3レビュー その1 - おお!、いいじゃんなポイント
Olympus E-P3レビュー その2 - こりゃ駄目なポイント
Olympus E-P3レビュー その3 - まとめ

デジタルカメラの場合、画質が最大のポイント、出て来る画質が良い事が最高のカメラの最大の条件だが・・・。この手のメカは使い勝手、使いやすいか否か、これも重要なファクターだ。

使い方、使い勝手は人それぞれ。利き腕、利き目が違うだけでも異なるし、手が大きい、小さいでも、1つのカメラに対して大きく評価が分かれる事もあると思う。

私個人はPentaxのデジタル一眼レフをずっと利用しているが、残念ながら使い勝手が良いと感じた事はほとんどない。勿論、悪いと思っていたら使う事はなかったろうから、「悪くはないが良くもない」、ちょっとグレーな感じ、それがPentaxカメラだと思っている。

Pentaxのカメラは何度も本ブログで申し上げている通り、小さくし過ぎた弊害が非常に大きい。各種ボタンが小さく、全ての操作をブラインドで行うには私の手は大き過ぎる。Pentaxのカメラがプロ機になれないのは機能的な面に加え、使い勝手もプロから好まれていないのだろう。

そして小さなカメラは左目でファインダーを覗くカメラマンには非常に厄介だ。現行のカメラの大半は手も目も右利き用に作られているからだ。ある程度のサイズを持っていればどちらの目を使おうが気になる事はないが、小さなボディの右側に重要機能が割り当てられているから、どうしてもファインダーから少し目を離す、もしくは最初から離していないとそれらを操作出来ない。

冗談のような本当の話、左目でファインダーを覗いていると、K-7、K-5ではグリーンボタン、AFボタン、LVボタン、十字ボタンの「左」「上」を押そうと思うと、顔がそのままの位置だと、右の鼻穴の中に親指を突っ込んでしまうのだ。

だからそうならないようにそれらのボタンを操作する時はカメラを持つ左手の手首を捻ってやり、おでこを支点にして、カメラを顔から少し離さないとならない。

撮影中、ファインダーを覗きながら頻繁に利用するのは露出関連のダイヤルとAFポイント変更ボタンだと思うが、AFポイントを変更する十字ボタンの「左」と「上」が自分の鼻の下にあるのだから、左目でファインダーを覗くプロカメラマンなら、絶対にこんなカメラは使わないと思う。

「そんなの慣れだよ・・・」、そう、その通り。私はPentaxのカメラに慣れているから、それが不愉快だと思っていても、実際の運用上で不便と感じる事はない。

さぁ、ここでようやくE-P3の話となる。

E-P3はPentaxの一眼レフよりもほんの少しサイズが小さく、当然、ボタンやダイヤルも小さく作られている。当然、使い勝手は誰が考えても悪い。そして問題は、私個人。もしPENデジを代表とするこの手の一眼カメラと呼ばれているカメラを使うのなら、Pentaxの一眼レフがメインなのだから、サブシステムになろう。

結果、月に1度、2度くらいしか使わないカメラ、いつまで経っても小さなボタンとダイヤルと格闘している自分が想像出来てしまう。実際、3週間振りにE-P3を使ってみて、つくづくそう思った。昼過ぎから5時過ぎまで撮影したが、カメラに慣れてきた頃、日没を迎えちゃった・・・、そんな感じだった。

使ったE-P3は、絞り優先AE時、サブダイヤルで絞り調節、メインダイヤルで露出補正にセットしていたが、とにかくサブダイヤルが使いづらいったりゃありゃしない。おもちゃみたいな小さなダイヤルだし、しかもこのダイヤルはドライブモード、AFポイント変更などにも利用されるので、少し力を入れただけでも、露出補正しているつもりが、何か他の設定をしちまう、そんな事が何度もあった。

力の入れ加減だろうか、ダイヤルを回しているとどうも下ボタン押しちゃうようで、そこはドライブモード設定。だから露出補正をしているつもりなのに知らないうちに2秒後にシャッター切れる設定になっていたりする。

シャッターを押しても瞬時にシャッターが切れず、何度もシャッターを押しているうちにシャッターが切れる・・・。最初は壊れたのかと思ってびっくりした。そして操作に慣れていないからなのだが、何回も露出補正をしようとしてドライブモード設定に入り込んでしまう。

露出補正は他に、上ボタンを押して露出補正モードに入ってメインダイヤル、サブダイヤルで補正値をセットする方法と、AEロックで露出を補正する方法があるが、結果、楽なAEロックを使う事が多くなる。

マニュアルを読むとダイレクト操作をロックする機能があるようで、この辺の使い勝手に関しては、次回、E-P3を借りる時に再び検証したいと思っている。

時に、PENデジはカスタマイズ可能な項目が多いのが長所となっているが、これも微妙なのだ。基本的にFn1ボタン、Fn2ボタン、録画ボタン、HOMEボタン、この4つに何かの機能を割り当てる事になるのだが、各ボタン、設定出来るものに制限があるのが意味が判らない。

ボタンがアナログならば判りもするが、当然、中身は基盤だらけのデジタルなのだから、ボタンに様々な配線を施していれば、どのボタンにどの機能を割り当てるか、それに制限はない筈なのに・・・(まぁこれは国内外の全てのデジタルカメラに言える事だが)。

また様々な機能を割り当ている事が出来るが、厳密に言えば、HOMEボタンとFn1ボタンの2つは使う機能が決まっているので、多くのカメラマンはデフォルトのまま利用していると思われる。結果、Fn2ボタンと録画ボタンしかカスタマイズ出来ないのはネックだ。

これはPentaxのカメラにも言える事だが、例えば削除ボタン。これは背面液晶の撮影したコマを再生している時にしか機能させないのだから、撮影時に他の機能を割り当てる事が出来ても良いと思う。また虫眼鏡ボタンも使わない人は絶対に使わないボタンであり(事実、私はこのボタンは1度も使っていない)、これもカスタマイズ出来るべきだ。

私自身はやはりこの使い勝手の悪さと値段を考えるとE-P3そのものを欲しいとは全く思わない。現在、検討しているのは安価になっているE-PL1SとE-PL2である。

E-PL1sにはそもそもダイヤルがない。E-PL2はメインダイヤルがあるが、サブダイヤルがない。この辺をどう考えるかだ。E-PL2の方がダイレクトに露出補正が出来る分、負担は少ないと思うが、これもE-P3と同じく、力を入れた瞬間にその他の機能設定モードに入り込んでしまう。

むしろ、E-PL1Sのように絞りを調節するのも露出補正をするにも2アクションの方が、正しく正確に行われる可能性が高いと考える。しかし、それだと操作感覚はコンパクトデジタルカメラと一緒なのだ。コンパクトデジタルカメラとして使い勝手を考えると、Ricoh GXRの方が良いと感じる。

この手のカメラを普段使うカメラにする、そんなカメラマンなら心配する事はないだろう。上述した通り、不愉快な操作を強いられるPentaxのカメラに私が慣れたのと同じく、全ての操作に慣れちゃえば良いのだから。多分1ヶ月も使っていれば気にならなくなるであろう。

私は・・・、月に2回くらいしか使わないサブカメラと考えると、本日の写真のように常に考える人になっちゃうんだろう。

ちなみにRAW現像はパソコンでOlympus Viewer 2を使い、仕上がりをNatural、調性をローキー、彩度を-2(微調整も-2)、アートフィルターにドラマチックトーンを用い、ホワイトエッジとフレーム効果を加えている。


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コメント

  1. cameranow(元mojolovich) | URL | .uPwujTU

    あけましておめでとうございます。

    E-P3の記事、大変楽しく読ませていただきました。
    いつも勉強させていただいております。

    本年もよろしくどうぞお願い致します。

  2. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  3. BigDaddy | URL | -

    > cameranowさん

    明けましておめでとうございます。
    こちらこそ今年もどうぞ宜しくお願い致します。

    E-P3、運良く、親しい友人が購入しまして、そう何度も借りられるものではありませんが、レビュー出来るくらいの写真は撮れております。今後も時折、レビューしますので!。

  4. BigDaddy | URL | -

    > 鍵コメさん

    明けましておめでとうございます。

    左利きの人でも世の多くは右利き用ですから、慣れちゃうのでしょうね。私自身は今は右利きなんですが、小学生の頃、直されており、今でも左しか使わない作業もあるんですよ(笑)。野球は両使いだったり、歯磨き、皿洗いは左だったりと(笑)。今は左利きは直さない方が良いとされていますが、私が子供の頃は半数以上の人が直されたんじゃないでしょうか?。

    左利き用のカメラが存在したとしても、きっとどこのメーカーも間が抜けているところがあるので(笑)、それも使い辛いってなるのかもしれません。

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