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今更Sony Cybershot DSC-H50を語る

2012年04月22日 00:00

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Sony Cybershot DSC-H50

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



「My Favorite Things ~写真生活~」の4月の写真は全てSony Cybershot DSC-H50からのコマ。

このカメラ、2008年にCybershotシリーズのフラッグシップとして発売されたもの。そう考えるとまだ4年前の話だから、「今更語る」、この言葉がマッチしているどうか微妙なところだが・・・。

こいつは2年前の記事にも書いた通り、フラッグシップの癖して不人気だったカメラだ。何故か?、それは「使い勝手」である。

同じ内容を書く事になるが、SonyはせっかくKonica Minoltaのαシリーズをゲットしたと言うのに、それが自社のCybershotシリーズに活かせなかった、あのαの使い勝手をどうしてこのカメラに反映させなかったのだろうか?、とても腹立たしい。

とにかく絞りを変えるのも露出補正をするにも3ステップくらいの作業を必要とし、不愉快極まりない。しかも1枚撮影モードではカードへの保存が遅く、写真が保存されるまでの数秒間、次のシャッターが押せない。だから敢えて連写モードにし、シャッターが下りると同時に指を離す・・・、そんなアクロバット的な撮影を強いられた。

このH-50に変わるフラッグシップ、Cybershot H5も仕様やWEBの各種レビューを見るとほとんど同じ使い勝手で、それを知った以降、Sony Cybershotシリーズには一切の興味を失った。たったカメラ1台を触っただけだが、Sonyがかつてのウォークマンやテレビでの栄光を取り戻すのは無理だと感じた瞬間。

でも出て来る絵はそこそこ素晴らしい。一応はZeissレンズだし、ビデオで培った映像技術、4年前のコンパクトデジタルカメラの癖して今見ても十分に鑑賞出来、事実、数枚であるが、A3ノビにプリントした事もあった。また高感度の特性も4年前のコンパクトデジタルカメラにしてはある方で、ISO400までならおおよその風景で問題なかったし、ISO800の画質もズームの広角側を使えば何とか使えるものだった。

また見た目が一眼レフ、ファインダーは勿論、EVF。ドット数に関しては流石に4年前、Nexシリーズと比較したら恥ずかしいが、それでも視野率100%で、露出も含めて、見たままが画像として記録されるのだから、そりゃぁやる気、撮影のモチベーションは上がる。

と言うのも、当時、まだデジタル一眼レフは使っておらず、私が嫌う、ファインダーの無いコンパクトデジタルカメラばかりを握っていたので、どうにも写真を撮った気にならなかった。そう、このカメラは私にとってターニングポイントだった。

このカメラを得たからこそ、ファインダーの大切さ、ファインダーを覗く事で撮影意欲が増す事を再確認し、結果、デジタル一眼レフへとシフトしていった。だからこれを使っていなかったら、ブログなんて書いていないし、そもそもフィルム時代のように写真が生活の一部、なんて事はなかったように思う。

何しろ、このカメラを手にしてから、Pentax K-mを購入するまでの5ヶ月、1万枚近くを撮影している。調べてみると24回も撮影に出ており、週に1度以上のお散歩写真していた事になる。ちなみに今は月に2回と言ったところ。

135換算で望遠側が465mmとフィルム時代では経験しなかった画角を得られたのも楽しかった(現行のフラッグシップは1000mmを超えているらしい、一体どんな風景が見えるのか?)。今では広角系のレンズを使っての表現が流行しているようだが、望遠側を使ってパースペクティブを圧縮させ、幾何学模様のような風景を撮る、これが自分にとっては美だった。

「My Favorite Things ~写真生活~」の4月の写真も敢えて、そういうコマばかりを選んで掲載しており、今見ても美しいと感じてしまう。

私も流行に乗って、今では広角~標準の画角、パースで写真を撮る事が多くなってきたが、そろそろもう一度、己の美への原点にでも立ち戻ろうか、そんな気もしている。広角だ、望遠だではなく、1つの物、オブジェクトに対して、形や質感を追求するとでも言おうか。

とにかく無我夢中でシャッターを押していた。思えばあの時が写真を撮っていて一番時間の経過が早かったかもしれない。勿論今も楽しいが、たとえて言うと、少年の頃、初めて野球のグローブを買って貰った時の心躍る感覚、その後も野球は続けるが、グローブそのものは道具と化し、2つ目のグローブも3つの目のグローブにも思い入れはない、そんな感覚、お判りだろうか?。

無我夢中・・・、利点はランナーズハイのような状態になっているから、己の実力以上を発揮出来る点。確かにこのカメラで撮った写真、自分の中では秀逸なものが多い。

近頃ではこの無我夢中、無我の境地、特にスポーツ界のアスリート達は「ゾーンに入った」なんて表現している。そう、後から考えると、「嗚呼、この時、自分はゾーンに入っていたんだ」と妙に頷けたりする。単なる集中力なのか、それとも天から写真の神様が舞い降りていたのか・・・。

ところが反対にゾーンに入り損ねた写真、それでも我を忘れているからこそ、何でこんなしょ~もない写真を撮ったのだろうかと首を捻ってしまう写真だって多い。ホームランか三振か・・・。

本日の写真、ホームランと思っているのだが、如何だろうか?。


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コメント

  1. とこやん | URL | mQop/nM.

    はじめまして。
    DSC-H50で検索してやってきました。

    自分もDSC-H50を所有しています。
    単焦点の明るいレンズをつけたデジイチや10倍ズーム
    コンデジも所有しているので、ほとんど出番のないDSC-H50。

    操作性は最悪、でもなんとなく愛着があるしコンデジにして
    はそこそこ良い絵を吐き出してくれる。
    もっと活用してあげたい、そんな思いで検索したところ、
    こちらに辿り着きました。
    ちょうど今日のエントリーに取り上げられていて、思わず運命
    (おおげさ?)を感じてしまいました。

    文面からDSC-H50に対する想いが伝わってきて、こちらまで
    嬉しくなりました。
    彼の地でDSC-H50が洗練された作品を生み出し続けている現実に、
    我がDSC-H50にも頑張ってもらわねば!と思うのです。

    今日は自分にとってのターニングポイントだったのかもしれません。

    ちなみに今日の写真、特大ホームランですよ!

  2. BigDaddy | URL | -

    > とこやん さん

    はじめまして、コメントありがとうございます。また本日の写真について特大ホームランとお褒め頂き、ありがとうございます。

    2009年から他の媒体でブログを始めて、H-50ユーザーとこうやって会話をするのは2人目です。やはり不人気機種なのでしょうね。最新のCybershotのフラッグシップは操作に大きな変化があったらしく、使いやすくなっているそうですが、H-50や、次のH-5の時代は最悪でしたから、消費者もその辺はしっかりと情報を仕入れているのでしょう。

    今は連れが仕事用に持ち出しており、ほとんど使う機会がないのですが、本文にも書いた通り、あの頃の感覚はやはり忘れられません。フィルム時代も含めて、思い出のカメラである事は間違いないですねぇ。

    とこやんさんもデジイチや他のコンデジを所有されているそうですから、無理に使おうとは思わずとも、時にはバッテリーを充電し、近所の散歩にでも役立てて頂きたいものであります。

    今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

  3. ネコ(↑) | URL | -

    ホームランです。カンペキに芯でとらえてます(^∀^

  4. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんばんは!
    僕もホームランだと思います。
    色・画面構成、それと朽ちったイス。全てがうまくまとまってますね。

    昔使っていた Cyber-shot R1もいい色が出、今でも人気とか。

    廃なト○レ、出版されたら買いますよ^^

  5. BigDaddy | URL | -

    > ネコ(↑) さん

    ありがとうございます。そう言って頂けほっとしました。
    人と異なるセンスを持つのもカッコイイですが、人に好まれる写真を撮る事もカメラマンは大切ですよね。ホント、三振じゃなくて良かったです(笑)。

  6. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    ありがとうございます。
    これを見つける事が出来た、これは集中力ではなく、まさに天から神が舞い降りたのでしょうね。
    ふと思ったのですが、今回は空を写していませんが、My Favoriteの方では空が写っているコマを幾つか掲載していますが、コダックブルーとかオリンパスブルーってありますが、ソニーブルーってのもありそうですね。ビデオからの色合いはまさにソニーらしい、そんな気がしました。

    廃なトイレ・・・、トイレの花子さんが出てきそうな風景ばかりですよ(笑)。

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