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理系とは全く無縁の私が勝手にほざいてみる

2012年05月22日 00:00

残されたスヌーピー

残されたスヌーピー

Pentax K20D, DA18-55mmF3.5-5.6AL

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



写真が銀塩(フィルム)からデジタルになって多くの人がプリントでなく、パソコンやテレビで写真を鑑賞するようになった。そこで出て来る疑問、「果たして等倍鑑賞は意味があるのか?」・・・。

写真が銀塩(フィルム)からデジタルになって多くの人がプリントでなく、パソコンやテレビで写真を鑑賞するようになった。そこで出て来る疑問、「果たして等倍鑑賞は意味があるのか?」・・・。

2011年9月26日の記事で、「等倍鑑賞し、ガッカリする事から始める」と書いた。

レンズの癖や味、これを知るには等倍鑑賞は有効だと思う。失礼な話だが、ブログに掲載する程度の大きさの写真画像を元に「このレンズはこーであーで・・・」なんて言われても、見ている側は「コンデジ写真とあんまり変わらんように思えるが・・・」、そんな感想しか出てこない。

レンズの癖、味ってのは言い換えると欠点である(事が多い)。本ブログで何度も糞レンズと槍玉に挙げているDA18-55mmF3.5-5.6AL(初期型)なんて等倍で像を見ちゃうと、ガッカリを通り越して怒りが込み上げて来たりもする。

愛用しているSigma 17-70mmF2.8-4OS HSMはそこらの風景を撮影するには満足出来る画質であるが、自然風景、細かい葉っぱが仰山あるような遠景ではDA17-70mmF4ALの方がカッチリ見える事が多い。

またPentax K-7のISO2200からの写真はノイズが大き過ぎて見るに耐えられない。何故K20Dの後継機種なのに、K20Dよりも悪い像を結ぶんだ?、と首を捻っちゃう。

さらには自分ではブレていないつもりでも等倍で見ちゃうと、おやっ?、ちょっとブレてんじゃないのぉ~。確かにあの時結構いい加減にシャッターを押していた気がする・・・。

つまり、パソコン上で等倍の写真を見ると、撮影時のミスは当然の事、使用機材の欠点ばかりに目が行ってしまう。挙句の果て、撮影時のミスもカメラのせいにし、「かぁ~、Pentaxなんて買うんじゃなかった」と思ったりもしちゃう自分もいる。

時に、今のプリントサイズの主流、A3ノビであろう。そのサイズまでプリントが可能なパーソナルプリンターもだいぶ安くなってきたし、業者にプリントを依頼してもさほどびっくりするお値段ではなく、よそ様に(グループ展や写真展を開催し)写真を見せる場合、A3ノビが一般的だろう。

そう、考えると実はパソコンでの等倍鑑賞ってほとんど無意味だったりする。うちのモニターは24インチ、横位置でフルスクリーンで表示させるとA3ノビとほぼ等しくなる。でもそれはかなり縮小された像を見ている事になる。

ここで理系の方はモニターのピッチがどうのとか、dpiが幾つだのそんな話になって行くのだろうが、私はそういう事は丸で無知。でも縮小されたモニター一杯表示の状態がA3ノビのプリントとほぼイコールであるだろう、そう思う。

そしてこのサイズで写真を見ると、あらまぁ不思議、糞レンズのDA18-55mmF3.5-5.6ALも丸で問題の無い像を結んでいるし、等倍で見るとピントが怪しかったり、ブレていたりする写真でも、楽しく鑑賞出来てしまう。

カメラのセンサーの画素数やモニターのサイズにもよるだろうから、写真を300万画素に縮小して、それを等倍で見た時、これがほぼA3ノビプリントと同じ感覚で見れている、そう考えた方が良いかもしれない。勿論、300万画素もあればA3ノビプリントが可能だって話ではない。見た目が一緒、A3ノビにプリントしたらこういう結果になるだろうと言う目安とでも言えば良かろうか。

以前、Tamronの関係者がこんな事を言っていた。

「18-200mmレンズは四つ切プリント程度を想定して作られているから、1000万画素以上のカメラで撮影されたものをパソコンから等倍で見たらそりゃぁ全てがボケボケに見える、でも四つ切のプリントだったら全く問題の無い解像力を持っている」

その時は「嘘こけぇ~」と思っていたが、それはきっと正しい解釈なのだ。実は先月、その頃導入したPhotoshop用のプラグイン、AlienskinのExposureが作るオールドフォト像を実際のプリントで見ようと、K20DにDA18-55mmF3.5-5.6ALとそのTamronの18-200mmF3.5-6.3で撮影した写真を四つ切ワイドでプリントしてみたのだが、確かにその通り。ベラボーな解像力って程ではないが、欠点らしい欠点は見当たらなかった。

だからきっとK-7のISO2200からのノイズバリバリの糞写真も四つ切やA3ノビくらいの大きさのプリントだったら、Lightroomでしっかりとノイズリダクションを掛けていれば、等倍ではノイズが取り切れていないと確認出来ていても、問題がないのだろう。

勿論、ピントが限りなく合っている、ブレも全く無い、そんな画像からプリントを生成した方が良いに決まっており、今はLightroomで二分の一サイズに縮小した時に、ピント、ブレ、ノイズ、この3点が及第以上であれば合格写真としている。

将来、A1サイズのプリントが当たり前になったらこの基準を改める必要があろうが、まぁ当分はそんな事はないだろう。

さて、本日の写真、とある廃墟に転がっていた可哀想なスヌーピー・・・。

本当はPentax K-7、DA18-55mmF3.5-5.6AL、ISO3200、浅い絞り・・・、この手持ち機材で考えられる史上最低な条件で撮影されたコマを掲載するつもりだったが、そういう写真が皆無(笑)。K-7が超高感度に弱いのを理解しているからそういう写真がないのだ。

そこでPentax K20D、DA18-55mmF3.5-5.6AL、ISO3200、絞りF4(18mmで撮影しているので開放から半段絞っているだけ)のコマを掲載してみた。

Lightroom Ver4でデフォルト値から変更したのは以下の通り。

シャープの適用量, 50
ノイズ軽減 輝度, 40
ノイズ軽減 ディテール, 70

※最終的にAlienskinのExposureでオールドフォト風に加工している

等倍で見るとノイズリダクションを掛けているが、シャドー部はかなり濁った色合いになっているし、ピントの合っている部分(スヌーピーの鼻)は若干甘い描写になっている。でもLightroom上で1:2の大きさで表示すると、それらは全く気にならなくなる。

実際にプリントする際には明瞭度やコントラストを上げてメリハリを付けたり、シャープをもう少し強く効かせる事になろうが、この程度の風景ならK20D、DA18-55mmF3.5-5.6AL、ISO3200、絞りF4、そんな写真でも及第以上の像を結ぶ。

下は600万画素に縮小し、写真の中で一番ノイズが汚らしく出ている部分の等倍切り取りだ(左上)。これをパソコンから1メートルくらい離れて見れば、A3ノビのプリントを鑑賞しているのとおおよそ同じ見た目になると思う。

サンプル


K-7だともうちょっとノイズが乗ると思うが、上手くノイズリダクション処理を施せば、もしかするとこの風景ならISO3200で撮影しても大丈夫かもしれない。


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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんにちは
    スヌーピーが効いてますね。
    出来る限り荷物を小さくし、一家で夜逃げしたふうに見えます。

    昔 D300に18-200で写し、端を拡大したところ、大きく流れたため 即売却し、17-55にしました。安物買いは 結局損をしますね。
    僕はA4が主なので、ノイズは気にならないです。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    このビル、家財道具の大半は残ったままでした。一家夜逃げはまさに近く、何持てずに逃げるしかない、そんな災害だったようです(火事で死者も出た場所なんですよ)。

    18-200mmも以前ネタにしましたが、望遠域を使わない、18-135mmくらいだと思っていれば解像力はそこそこあります。端が流れるのはしょうがありませんが、これも恐らくA4くらいだと気にならないのでしょうね。安物買い、tamron18-50mmF2.8di、これはかなり前のレンズで、安物ですが、ピント精度に問題がなければ、今でも一流クラスのズームレンズだそうで、欲しいレンズの1本です。当時使っていたK20Dとピントの相性が悪く、半日で返品しちゃいましたが、K-5では相性が良いそうで。

    先日、Pentax純正の18-50mmF2.8を使ってきましたが、多分解像力に関してはTamronの方が上のような気がしましたね(笑)。

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