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Lightroomは写真検索機能に優れている

2012年06月25日 00:00

朽景

朽景

Canon EOS30D, EF-S17-55mmF2.8ISUSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。また複数枚の掲載の場合、写真上の左右をクリックすると画面が遷移します。



Lightroomは現像ソフトであるが、加えてデータベースと言う機能がある。だからこのデータベースをどう使いこなすかが鍵となる。とは言え、使い方は人それぞれでどれが正しい、誤りだとは一概には言えない。私も使いこなしているとは言えないが、せっかくなので拙い管理方法を書いていきたい。

一般的な現像ソフトは写真をフォルダ管理し、1つのフォルダを読み込んでそれをキャッシュに蓄えて2回目以降の表示を早くしているが、Lightroomは写真をフォルダ管理しない。写真を1枚1枚管理しているのだ。これの意味するところは、異なるフォルダどころか異なるドライブやハードディスクのデータも同じように扱えてしまう。

多くの人は判りやすいフォルダ名を付けて、それを参考に1枚の写真を探していると思う。勿論私もそうで、フォルダ名にはカメラ名、撮影年、撮影月日、撮影場所がサブフォルダを含めて判りやすい名称にしている。

例) h:/photo/K-5/2012/01-01-浅草

デジタルカメラを本格的に初めてまだ4年目だから撮影した記憶もまだ残っていてこのくらいのフォルダ管理でも、意図した写真をなんとか探し出す事が出来る。とは言え、行方不明になっている写真もある。

本ブログはネタが先に出来る事が多い。そのネタにマッチした写真を見つけるのだが、中には勘違いもあって、自分ではてっきりK20Dで撮影したと思っていたのに実際にはK10Dだったりすると、K20Dのフォルダしか探さないのでそりゃぁ見つかりはしない。

また何度も同じ場所に出掛けているといつの写真だったか覚えていない事もある。撮影枚数は少ないが、撮影回数はやたらに多いのが地元、月に1度は散歩写真しているから、余程印象に残った風景でない限り、いつの写真か忘れている。

行方不明の写真が出てきた場合、フォルダ管理であると1つ1つのフォルダを参照する事になり、これは効率が悪過ぎる。だからこそLightroomのデーターベースだ。

先に述べたようにLightroomのデータベースはフォルダ管理でなく、写真を1枚単位で管理しているので、大量の写真の管理、検索に優れている。少し前に今までに撮影したJPG、RAWを含めた全ての写真(10万枚)を1つのカタログとしてデータベースを作ったが、うちの環境では処理速度は落ちるものの、使えないレベルではなかった。

それも処理速度が落ちるのは実際の現像処理の時だけで、写真を検索するスピードはほぼ瞬時と言って良いだろう。10万枚から、、、

「Pentax K20D、DA17-70mmF4ALを利用し、焦点距離が17mm~36mmまで、さらにISO感度は1600以上で、絞りはF4からF8、撮影日が2011年で横位置で撮影したRAWファイル」

これを瞬時で見つける。ちなみにこれに該当する写真は10万枚中にたったの1枚だった(笑)。同じ事をフォルダ管理するタイプの現像ソフトは画像管理ソフト(ビューワー)で検索したら一体どれくらいの時間が掛かるだろうか?。

Photoshop CSシリーズに付属する画像管理ソフトであるBridgeも検索機能が優れている。機能としてはLightrommと全く同じ。フィルタリング、コレクション処理が利用出来る。しかし内部の管理方法が異なるのか、おおよそどの辺のフォルダに入っているか、見当を付けて探さないと無駄な時間を待つ事になり、流石に10万枚の1枚を探そうと思うとエライコッチャだ。

Lightroomの場合、写真を検索するには今述べたフィルターとコレクションを利用する。フィルターとは主にEXIFデータを元にフィルタリングを掛ける事で「カメラ項目でPentax K20Dを、レンズ項目でDA17-70mmを、焦点距離項目に17~36mmまでを複数選択し・・・」、とそんな感じでマウスでチェックして行くだけで10万枚からたったの1枚を瞬時に探し出してくれる。

しかしこのフィルタ、仕様で9個までしか設定出来ない。上の例だとファイル形式、カメラ、レンズ、焦点距離、絞り、ISO感度、絞り、日付、縦横比とギリギリの9つ、だからさらにシャッタースピードでもフィルタでふるい落としたいなんて時はお手上げだ。

でもその為にLightroomやBridgeにはコレクションと言う機能がある。コレクションとはデータベース(カタログ)からEXIFデータや任意のフィルタ操作をして得た結果を保存する機能だ。

予めカメラがK20Dだと判っていれば、K20Dで撮影された写真だけを保存したコレクションを作っておけばフィルタ項目が1つ減り、そこにシャッタースピードを加える事が出来る。多くの方はカメラによって写真を探す事が多いだろうから、予め撮影に使ったカメラ毎のコレクションを作っていればかなりのふるい落としが出来る。

このコレクションはフィルタ操作可能な項目は全て利用出来るので、普段良く行う検索(フィルタ操作)条件を保存しておけば非常に効率が高くなる。

「カタログ、フィルタ、コレクション」、どうもLightroomを使わない、使いこなせない人はこのような馴染みの無い言葉、機能の利用を強いられるから拒絶反応があるのかもしれない。

カタログは「カタログと言う名前のデータベース」
フィルタは「検索に使うタグ、キーワードを使って絞り込む為の作業」
コレクションは「検索結果を名前を付けて保存しているだけ」

だからコレクションはメモリの許す限り、何個でも作る事が出来る。いや、「コレクションを作れる」と書くから首を捻るのだから「検索結果はメモリの許す限り幾つでも保存出来る」と言い換えた方が良いだろう。

そしてコレクションの意味を理解しても、コレクションには(普通の)コレクション、スマートコレクション、クイックコレクションと3種類ある。私も当初理解できなかったが・・・。

(普通の)コレクション
 上述した通り、検索(フィルタリング)した結果を保存する機能なので、カタログに新たな写真を追加しても、追加した写真については無視される

スマートコレクション
 現時点のカタログからユーザーがフィルタリングした結果を保存するので、カタログに写真を追加、削除したら自動的に内容が更新される

クイックコレクション
 検索結果やフィルタリング結果を保存するのでなく、ユーザーが任意にチョイスしたコマの一時保管所。暫定的な写真のコレクション。

と言う事になる。だから通常はスマートコレクションを使う事が多いと思う。実際にこれを理解してからは(普通)のコレクションは一度も使った事がない。

クイックコレクションの用途としては、ブログに掲載する写真を見繕う際、暫定的に何枚かピックアップし、これをクイックコレクションに放り込んでいる。そうすれば翌日になって「あれっ?、昨日チェックした写真どれだっけか?」って事がなくなる訳だ。

スマートコレクションではカメラ別は当然として、本ブログで良くネタになるのが高感度ISO利用時の写真ノイズだからISO1600以上のコマを保管しており、ネタに利用出来る写真をすぐに見繕える。

また縦位置コレクション、横位置コレクション、スクエアコレクション、これは縦横比、それぞれ横位置写真、縦位置写真、スクエア(正方形)写真を検索し、保存したもの。

本ブログでスクエア写真に関するネタを書く事も多い。当然、掲載する写真はスクエアで、撮影した中でスクエアになるのはRicoh GX100、GXR、そしてOlympus E-P3。フォルダ管理されている現像ソフトや画像管理ソフトで任意の1枚を見繕うとすると、GX100、GXR、E-P3と3つのフォルダを行き来しなくちゃならない。

でもLightroomでスクエア写真だけを集めたコレクションを作っておけば、3つのカメラで撮影されたコマを一気に閲覧出来てしまう。

検索用のフィルターやコレクションはEXIFデータだけでなく、キーワードとしていわゆる言葉によるタグ付けも可能だ。カメラにGPS情報が無ければ撮影地は自分で補完するしかなく、それをキーワードとして登録しておけば撮影地による検索も可能だ。

しかし、1コマずつ細かな撮影地を入力するのは面倒だし、時には自分がどこで撮影しているのか判らない事だってあると思う。だから私は大まかな分類をしている。撮影が多いのは東京なので、その場合は23区名、もしくは市や村名(東京都にも村は存在する)。東京以外で撮影したものは都道府県名をキーワードとして登録している。

こうすればおおよその撮影は1日のうちで市町村、ましてや都道府県を跨って撮影する事がないので、フォルダの一括選択で複数枚のキーワードの登録が出来てしまう。

とにかくこの撮影地データがないと任意の1枚を探すのは困難だったりする。地元での撮影は、いつも同じような風景を撮っているし、撮影回数はダントツで多く、これをフォルダ毎に1つ1つ参照するのは流石に面倒。でも「地元」と言うキーワードを作っておけばその中から探すだけで良い。

また千葉県は毎年訪れる場所でおおよそ旅行毎に行き先を変えてはいるが、何しろ土地勘がないので、いつの千葉県への旅で撮った写真か判らない事が多い。これもフォルダを1つ1つチェックするよりも千葉への旅写真全てに「千葉県」とキーワードしておけば楽になる。

勿論、地元写真も旅先である千葉県写真も何千枚とあるので、ただコレクションしているだけでは簡単には任意の1枚を見つけるのは困難だが、コレクションの中からさらにカメラやレンズ、日付等のフィルタ処理を施してやればどんどんと不必要なデータが消えて行ってくれる。

フィルタ用のキーワード(タグのようなもの)は幾つも登録出来るので、本来なら1コマ1コマに対して被写体、風景を登録するべきだろう。

私の失敗はこれだった。Lightroomで写真を管理するようになったのは昨年からで、その時にすでに数万枚の写真があり、それを1つ1つキーワードを登録するのが面倒だったのでほとんど手を付けていない。

一番判りやすいのが猫。猫は日本中どこにでもいて、最低でも1度の撮影行で1枚は撮っているだろうから、ブログに「いつか撮ったあの不細工な猫を掲載したい」と思っても記憶が曖昧でそれを探し出せないでいる。

また廃墟写真。これも廃墟と登録しておくだけで簡単に探せるのにそれをやってこなかった。大規模な廃墟は記憶に鮮明に残っているから簡単に探し出せるが、道中ふと見つけた廃屋程度の写真ともなると脳味噌をフル回転させながら探し出すしかない。

このように明らかに主になる被写体が写っている写真に対しては面倒でも被写体と言うキーワードを登録するべきだろう。私なら「猫、自転車、階段、壁、廃墟、路地」、これくらいはキーワードとして登録しておけば良かったと後悔している。

「見事な壁の路地に廃屋敷があり、そこには美しく朽ちた外階段、階段下には植物で侵食された見事な自転車、その上に可愛い猫がいた」

このようなその時の気分によって主になる被写体が違ってくる風景では?。キーワードは幾つ登録しても構わないので、「猫、自転車、階段、壁、廃墟、路地」と全て打ち込めば良い。まぁそんな至れり尽くせりなゴージャスな風景は何年経っても記憶は鮮明だから、キーワード登録せずとも自力で見つけられる筈(笑)。

キーワードは記憶を補助する為のもの、そう考えれば1枚の写真に5つも6つも登録する必要はない。大まかな撮影地と主になる被写体を2つ、3つで十分だろう。幾ら検索機能に優れていてもそれを運用する人間がアンポンタンだったら意味がないのだから(笑)。

1枚の写真に対して沢山のキーワードをぶら下げなくちゃ写真を探し出せない、そう思い込んでいる人はきっとどんな事を試しても任意の1枚は見つけられないだろうし、写真を探す為と言う行為を忘れて、キーワードを登録する事に楽しみを得ちゃうような本末転倒した人物に違いない。

と言う事で、2週間くらい前から、この10万枚の写真を1枚1枚チェックし、キーワード登録をしているのだった。全て完了するのに何ヶ月掛かることやら・・・(笑)。でもそれをやっておけば、5年後、写真が20万枚になったとしても、任意の1枚を瞬時で探し出せるのだ。

本日の写真。これは廃墟ではなかったようだ。汚さからして操業していない工場とでも言おうか?。このまま10年経過したら廃墟と言えるかも?、と言う実に中途半端な被写体。こういう写真へのキーワードは難しい。

何に魅せられて撮影したか・・・。物として被写体としては「階段」、「壁」になるのだろうが、やはり朽ち方が気になったろうから、「朽景(きゅうけい)」なる造語を登録した方が後々便利な気がする。こうすれば良く被写体になる下町の古くてボロい民家もこれで検索出来ちゃう。

キーワードは階層を設定出来るので「朽景」と言う大分類の中に「廃墟」だの「路地」だの「階段」だの複数の中分類、小分類を登録しても良いかもしれない。

私の中では「廃墟」と「廃墟ではないけど経年による朽ちやボロい建物」ってのはイコールなのだ。だから「廃墟」と「朽景」を異なる分野として登録するよりも「朽景」として1つに纏めた方が判り易い。うーん、fc2のユーザータグも「廃墟系」でなく「朽景」にするべきかもしれない。


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